2019-08-26
職場体験学習 本校では、平成30年10月の中旬に2年生生徒を対象に、3日間の職場体験学習を実施し、33の事業所でお世話になりました。西京銀行(玖珂支店)様には2名の生徒を3日間受け入れていただきました。生徒達は、銀行の役割や仕事内容を学び、窓口、出納、営業活動等さまざまな仕事を模擬体験させていただきました。お札の数え方など、練習用のお札で何度も練習をしたり、チラシを折って袋に詰めたりなど、一人前の銀行員になるためには、たくさんの業務があることを知りました。
「いらっしゃいませ」・「ありがとうごさいました」等、明るい笑顔でさわやかな挨拶をして接客することや、礼儀、マナーについても学び、銀行という信用第一の職場では、特に守秘義務の遵守が大切であることや、一円でも金額が合わないときは合うまで確認すること等、責任の重い仕事だということも実感しました。
この度の職場体験学習で学んだことを、2年生50名全員が一人ひとりまとめて、参観日にポスターセッションという形で発表しました。職場の厳しさや、コミュニケーションの大切さなど、改めて自分自身の課題に気づき、将来に向けて考えるよいきっかけとなりました。(山口県立高森みどり中学校)
2016-06-05
総合的な学習の時間で環境問題について調査している5年生が、漁業協同組合王司支店のみなさんを講師にお招きして、海の環境を守る取組について学びました。
以前は、王司の浜にもたくさんのはまぐりやあさりがいたそうですが、現在は環境が悪くなりあまりとれなくなっています。漁協のみなさんは、はまぐりやあさりが住みやすい浜にするために、竹を立てたり、あさりの天敵であるツメタガイのたまごの駆除をしたりされています。今回の学習では、漁協のみなさんと一緒にツメタガイのたまごの駆除に取り組みました。干潮で水の引いた浜をトラクターで沖まで走り、たくさんのたまごを駆除することができました。活動を通して一度環境が悪くなると、元に戻すのに大変な努力が必要であることに気付くことができました。
来年の4月には、全校で貝掘りにいきます。子供たちは、はまぐりやあさりがたくさん採れることを期待しているようです。(下関市立王司小学校)
2014-10-20
5、6年生を対象として、シマヤの出前授業を2日間実施しました。
1日目は、まず「みそ」の歴史・種類・材料・作り方・効能等の講義を受け、その後、「みそ」の仕込み作業を行いました。講義の中で、「みそ」の種類について①米みそ②麦みそ③豆みその味比べをしたことにより、「みそ」への意識が高まりました。その後、「みそ」の仕込み作業として豆みそづくり体験を、次の手順で行いました。
①大豆を昔ながらの方法と器具を使う早い方法とで、つぶしてこうじと塩を混ぜる。
②つぶした大豆を、ねっておにぎりのようにまとめてたるに詰める。
③3ヶ月程度おいて発酵させる。みそづくり体験は、どの児童も興味津々で、楽しく初めての体験を終了することができました。
2日目は、3ヶ月後にできた「みそ」を使って調理実習を行いました。地域ボランティアの協力もいただいて5年生はみそ汁、6年生はさけのちゃんちゃん焼きをつくっておいしく試食することができました。5、6年生の児童は、伝統食である「みそ」は、かつては家々でつくっていたことを知り、自分たちの口に入るまでには手間も暇もかかるということを理解することにより、食への感謝の気持ちを育むことができました。みそづくりを通じて、食育の取組みとともに、食生活を見直す機会となりました。(周南市立湯野小学校)