総合的な学習の時間で環境問題について調査している5年生が、漁業協同組合王司支店のみなさんを講師にお招きして、海の環境を守る取組について学びました。
以前は、王司の浜にもたくさんのはまぐりやあさりがいたそうですが、現在は環境が悪くなりあまりとれなくなっています。漁協のみなさんは、はまぐりやあさりが住みやすい浜にするために、竹を立てたり、あさりの天敵であるツメタガイのたまごの駆除をしたりされています。今回の学習では、漁協のみなさんと一緒にツメタガイのたまごの駆除に取り組みました。干潮で水の引いた浜をトラクターで沖まで走り、たくさんのたまごを駆除することができました。活動を通して一度環境が悪くなると、元に戻すのに大変な努力が必要であることに気付くことができました。
来年の4月には、全校で貝掘りにいきます。子供たちは、はまぐりやあさりがたくさん採れることを期待しているようです。(下関市立王司小学校)