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下関地域(下関市)

小学校へ  中学校へ  高等学校・中等教育学校へ  特別支援学校へ


小学校
 
1 下関市立 養治小学校 赤間神宮
歴史探訪をしよう!
講師や指導者として招聘
歴史探訪をしよう!

3、4年生の総合的な学習の時間で下関の歴史を学んでいく一環で、学校の周りにある史跡の歴史探訪をしました。その際に、「赤間神宮」を見学させていただきました。

下関市立歴史博物館の学芸員さんと一緒に、赤間神宮を訪れ、なぜ、赤間神宮ができたのか、いつ建築されたのか、名前の由来などについて詳しく解説していただきました。また、見学先で疑問に思ったことを質問し、学習を深めていく時間も確保することもできました。

今回の学習を通して、子どもたちは学んだことをグループに分かれてまとめていき、成果を発表する機会を作りました。学んだことをまとめて整理していく中で、改めて学校の周りに貴重な史跡があることに気付き、さらに学びを深めていきたいという思いをもつことができました。

 
2 下関市立 文関小学校   マックスバリュ上田中店
スーパーマーケットでの職場見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケットでの職場見学

3年生が近隣のスーパーマーケット「マックスバリュ上田中店」の見学をさせていただきました。

お店では、店内を自由に見学させていただいたり、店員さんにお話を聞いたりしました。

子どもたちは、お店の方々が、お客さんにたくさん買っていただけるように、様々な努力や工夫をされているということを、学ぶことができました。

 
3 下関市立 名池小学校 マックスバリュ宮田町店
スーパーマーケット見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケット見学

社会科の学習で、3年生全員でスーパーマーケットを見学しました。そこでは、バックヤードにある事務所や冷蔵室、精肉コーナーなどを見せていただきました。値段のポップ作りや野菜を包装する道具など、日頃は見る機会のないものも見せていただきながら学ぶことができました。また、座学として、食育のお話をしていただきました。野菜の料理は、1日に握りこぶし程度の量を5個分食べなければならいことを知り、今後は野菜をもっと食べようという意識が高まったようです。

今回の見学を通して、子どもたちは、スーパーマーケットには、いろいろな仕事があり、それをみんなで役割分担しながら行っていることや、たくさんの人にお買い物に来てもらうために、様々な工夫をしていることを実感できたようです。

 
4 下関市立 王江小学校 下関市中央消防署
避難訓練
講師や指導者として招聘
避難訓練

令和3年2月2日、火災を想定した避難訓練を実施しました。掃除時間での火災発生、事前の告知なしで行いました。掃除場所であることに加え、児童は縦割り班での掃除のため学年や場所が異なり、そこから速やかに避難させることが重要です。高学年児童が下級生をうまくリードして避難させる場面もあり、王江小学校の日常での縦割りでのつながりが効果的であることもよくわかりました。

消防署の方からの指導講話では、火事の恐ろしさや逃げる時の注意事項などの説明を受け、命を守るためにできることを学ぶことができました。消防車の見学は、今回できませんでしたが例年は見学させていただいていて、装備など貴重な物を見学することができます。

また、消火器の使い方を児童や教職員が体験し、いざという時に初期消火を速やかに行うことができると感じました。

 
5 下関市立 桜山小学校 国立山口徳地青少年自然の家
宿泊学習
職場見学・就業体験
宿泊学習

5年生が宿泊学習を行いました。本校の校区は下関市の中心に位置し、自然と触れ合う機会にあまり恵まれていません。今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止のため、1泊2日に活動期間を短縮することになりましたが、2日間、徳地の自然を満喫することができました。

1日目に行った和紙づくりでは、作り方の説明を聞き、グループで協力しながら和紙づくりに挑戦しました。活動に困っている仲間がいたら、進んで手伝いをする子どもの姿が見られるなど、互いに助け合いながら作品を仕上げていました。

2日目に行ったTAPでは、2つのグループに分かれ、様々なグループワークを通して仲間を信頼する心や、心をひとつに活動することの心地よさを体験することができました。

他にも、星の学習などの活動を行った子どもたちは、国立山口徳地青少年自然の家の職員の方々や仲間とのふれあいの中で、「自立・協力・奉仕」の心を学ぶことができました。

 
6 下関市立 生野小学校 山口県農業協同組合 下関統括本部
カブをひっぱれプロジェクト(武久カブ)
講師や指導者として招聘
カブをひっぱれプロジェクト(武久カブ)

毎年、3年生の総合的な学習の時間に地域学習での地域人材や資源の活用と、JAの食農教育の「農作業体験・農教育への取組の促進」とを合わせて、JA幡生支所の方を外部講師として、「武久カブ」を育てる学習に取り組んでいます。「武久カブ」とは、明治初期に「天王寺カブ」と言われていたものを武久地区の土壌に合うように選抜・改良したものです。小型で純白で柔らかく甘みが強いのが特徴の武久地区の伝統野菜で、地元の歴史的な存在に触れるということでも貴重な機会となっています。

9月21日に、武久カブの成り立ちや特徴、栽培の仕方の説明を聞いた後、班ごとに、種をまきました。児童は質問したり、作業の手順を尋ねたりするなどして、楽しそうに学習を進めていました。10月20日には、武久カブの育ち具合の確認と間引きを行いました。児童は、間引きのこつを熱心に聞き、間引きのポイントに準じて見定め、間引きをしていました。12月6日に、収穫をしました。本年度は、どの実もよく育っていて、立派なカブができていました。

児童は、班で協力して種まきをし、育て、収穫した武久カブを前に、達成感と満足感を得ることができました。同時に、本校ならではの地域資源と専門知識を有する地域人材を活用したことで、より探求的な学習の機会となりました。

 
7 下関市立 本村小学校 マックスバリュ 東大和店
スーパーマーケットでの職場見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケットでの職場見学

3年生の社会科の学習「はたらく人とわたしたちのくらし」で、14人の児童が、近くのスーパーマーケットの見学をさせていただきました。

お店では、働いておられる方がお客さんのためにどんな工夫をしているのか、また、どのようなことを心がけているのかなどについて、タブレットで資料収集したり、お店の方にインタビューをしたりしながら意欲的に学習ができました。普段見ることができないバックヤードや、大型魚の解体などの見学もでき、次への学習課題につながる見学となりました。

 
8 下関市立 西山小学校 下関西消防署
避難訓練
講師や指導者として招聘
避難訓練

避難訓練で避難場所に避難した後、下関西消防署の方にお話をしていただきました。

避難するときには、「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「もどらない」ということを守るということ、日頃から家族の人と避難場所や避難経路を確かめておくこと等、自分の身を守る方法を指導していただきました。

今回の指導を通して、子どもたちは、地域に自分たちを助けてくれる方や見守ってくださる方がいらっしゃること、避難するために大切なことがあることをしっかり理解することができました。

 
9 下関市立 江浦小学校 下関市西消防署
救急法講習会
講師や指導者として招聘
救急法講習会

2学期に実施する水泳学習や児童の学校生活における命をおびやかす様々な事故等に対応するため、下関西消防署2名の方を講師とし、8月24日に救急法講習会を実施しました。

講習会では、新型コロナウイルス感染症対策を行うため、ソーシャルディスタンスを十分に取り、1人に1体のダミー人形を用意していただく等の対策を行っていただき、実技中心で実施しました。また、暑さの中、集中した講習会となるよう指導者2名の方がユーモアを交えながら実際に起こりうる学校での事故を想定した話をしてくださいました。また、本校に設置してあるAEDの機器の説明も詳しく御指導していただきました。

最後にいざという時に迅速かつ適切に対応できるように実際の水難事故及び学校内での事故を想定した、チームで取り組む演習を実施し、救急法の理解を深めました。

 
10 下関市立 角倉小学校 下関警察署 
6年生 総合的な学習の時間「職業講話」
講師や指導者として招聘
6年生 総合的な学習の時間「職業講話」

様々な職業の方に、職業講話をしていただき、お話をうかがいました。子どもたちはこれまでに、世の中にどのような仕事があるか調べたり、将来のことについて考えたりしました。しかし、調べ学習では学べないこともあります。そこで、実際に働いている方にやりがいや苦労などのお話をうかがい、インタビューも行いました。

職業講話では、下関警察署南交番の警察官の方からお話をうかがいました。お話の中では、市民のみなさんに「ありがとう」と感謝されることに喜びを感じられることや、難しい事件を解決することで充実感を感じられることなどをうかがうことができました。また、覚悟も必要であり、困難の前から逃げられない苦しさもあるということをうかがいました。小学生のうちに、人の話を聞くことや、広い視野をもちスポーツや勉強を広く頑張っておくこと、相手の立場に立って考えることができるよう、友達を大切にすることなど多くのアドバイスをいただきました。

今回の学習を通して、子どもたちは、将来について深く考えることができ、これからの学校生活を頑張っていこうという意欲をもつことができました。

 
11 下関市立 向井小学校 下関農業協同組合
思いを米(こめ)て、向井産こしひかり
講師や指導者として招聘
思いを米(こめ)て、向井産こしひかり

向井小のある彦島には田が一つもなく、児童は、稲作を見ながらの季節の移り変わりを知りません。そこで、下関農業協同組合の方々に長期間にかけて指導をいただきながら、稲作(バケツ稲)の体験を行いました。「土づくり」「苗植え」「水の管理」「害虫対策」「稲刈り」「脱穀」「もみすり」「精米」と、わたしたちの主食である米が、どのようにしてできるのかを実体験を通して知ることができました。

活動を通して、米作りにはたくさんの行程があり、手間がかかり大変なことを学びました。また、「自分でお米を作った」「自分で作った米を食べた」という感動を味わうこともできました。

下関農業協同組合の方々には、何度も来校し的確な指導・助言をいただいたり、稲の成長の観察・管理に来てくださったり、苗・肥料の提供、害鳥対策ネット・精米道具の準備などをしてくださったりと、たいへんお世話になり、充実した学習となりました。

 
12 下関市立 小月小学校 アルク小月店
地域のお店に聞いてみよう
職場見学・就業体験

3年社会科の学習で、地域のお店であるアルク小月店を見学する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。

そのかわり、担任がお店を訪問し、店内を撮影させていただきました。また、お店に関する仕事の内容や努力・工夫等の児童の質問について、1つ1つに回答していただきました。そして、写真や動画、児童の質問に対する回答を学習で活用しました。お店のことやお客さんにたくさん来ていただくための工夫や努力等、様々なことを知ることができて、児童の理解が深まりました。

コロナ禍でお忙しい中、御丁寧な対応をしていただき、アルク小月店の皆様に感謝しております。ありがとうございました。

 
13 下関市立 王司小学校 山口県漁業協同組合 王司支店
海浜学習 〜あさりが採れる環境を守ろう〜
講師や指導者として招聘
海浜学習 〜あさりが採れる環境を守ろう〜

王司小学校の校区には、潮干狩りのできる遠浅の海岸があります。近年環境の悪化もあり、貝の数も減ってきていますが、王司漁協のみなさんの御好意で、毎年全校児童が潮干狩りを体験させていただいています。

潮干狩りの前に、漁協の皆さんと一緒に海岸清掃をしました。子どもたちは少しでもあさりやはまぐりが増えるように願いながら一生懸命ごみを拾いました。貝を探しながらきれいな海を守っていくことの大切さを学ぶことができました。来年度はもっとたくさんの貝がとれるよう、自分たちができることをしていきたいと思った子どもたちもいたようです。

この海浜学習をきっかけに、5年生は環境問題に関心をもって「総合的な学習の時間」に取り組みました。

 
14 下関市立 豊浦小学校 国立山口徳地青少年自然の家
宿泊学習
職場見学・就業体験
宿泊学習

新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、集団での活動・集団生活がこれまで通りにいかない中、施設の方々の工夫・配慮をいただきながらTAP(徳地アドベンチャープログラム)をはじめ、多くの体験活動をすることができました。

TAP(徳地アドベンチャープログラム)では、グループ活動を通して、他者とのコミュニケーションを図り、協力することの意義を学んだり体験したりすることができました。普段の学校生活では得られない達成感や充実感を仲間と共に味わいました。

また、2泊3日、自分の家を離れて集団で生活する中で、新しい生活様式についても体験的に学ぶことができました。

 
15 下関市立 勝山小学校 下関市社会福祉協議会(ふれあい福祉講座)
盲導犬ユーザーの方の生活を知ろう
実技や部活等の補助
盲導犬ユーザーの方の生活を知ろう

盲導犬ユーザーの方が盲導犬と共に来校して、目の不自由な方がどのように生活されているか、とても分かりやすく話していただきました。

盲導犬に出会った時にしてはいけない事柄とその理由、盲導犬になるための訓練とその賢さについて興味深く教えていただきました。点字ブロックの実物を提示して、一緒に歩く様子を見せていただきました。また、仕事中とそれ以外を使い分けて家の中では家族同様、愛情たっぷりに過ごしていることも話してくださいました。困っていることとしては、道路を横断する際が危険なため、近くの人から「今は赤(青)ですよ。」と声をかけてもらうと助かると伝えてくださいました。

下関市の盲導犬の数は少ないが、目の不自由な方はたくさんおられるため、周りの人のちょっとした気遣いでみんなが気持ちよく暮らしていけることを学びました。子どもたちは真剣に話を聞き、たくさんの質問をして、目の不自由な方の困っていることや、自分たちにできそうなことについてしっかりと考えることができたようです。

 
16 下関市立 川中小学校 山口県農業協同組合川中支所、下関西部営農センター
ぐんぐんそだて みんなのやさい(サツマイモへん)
講師や指導者として招聘
ぐんぐんそだて みんなのやさい(サツマイモへん)

生活科の学習で、2年生が近所の畑を借りてサツマイモを育てました。指導に来てくださったのは山口県農業協同組合川中支所長さん、下関西部営農センターの指導推進課長さんに地域の農家の皆さんでした。

6月に苗を植えました。当日は早朝から畑の畝を作ったり、雑草がはびこらないようにマルチを敷いたりしてくださいました。また、子どもたちの中に入って指導しながら一緒に苗を植えてくださいました。それから11月の収穫まで、2年生は毎日畑に行っては水をやったり雑草を抜いたりと畑の世話を頑張りました。その間、時期を見計らって追肥や防虫の仕方を教えに来てくださいました。11月の収穫の時にも、早朝から子どもたちが掘りやすいように、蔓や葉を除きマルチを剥ぎ、土をほぐしてくださいました。堀り方の手本を示されると鈴なりのサツマイモが現れ、子どもたちは大興奮でした。勇んで畑に入ってたくさんのサツマイモを収穫することができました。

この活動を通して、子どもたちは、農作物を作る苦労や喜びとともに、自分たちはたくさんの地域の大人に大切に見守られ、育ててもらっているのだという自己肯定感や、感謝の気持ちをもつことができました。

 
17 下関市立 安岡小学校 下関市消防防災学習館「火消鯨」
消防署見学と体験活動
職場見学・就業体験
消防署見学と体験活動

10月中旬に3年生の社会科学習の一環として、下関市消防防災学習館「火消鯨」へ行き職場見学と体験学習を経験させていただきました。

まず、実際に署内を見学させていただきました。消防士さんの説明を聞きながら、消防車や消防服などを見て子どもたちは、その迫力に圧倒されました。「消防士の服はこんなに重たいんだ」「消防車には、たくさんの道具が用意してあるんだ」などの声が聞こえました。重い装備をしながらも、懸命に消火活動を行う消防士さんの大変さなども感じている様子でした。

次に、訓練用水消火器を使用して、初期消火の実際を体験しました。子どもたちは、消火器を持ち楽しく学習していました。

学習を通して消防について幅広く学習し、正しい知識や対処方法を身に付け、万が一に備えることの大切さに気付きました。火事や災害から私たちの命を守るために、消防士の皆さんは、日々訓練や体力づくりに励んでいることがよく分かりました。

 
18 下関市立 吉見小学校 JR西日本下関
JR踏切安全教室
講師や指導者として招聘
JR踏切安全教室

本校は、校門の前を山陰本線が通っていて、複数の踏切が通学路にあります。そのため、毎年JR下関の方に来ていただき、「JR踏切安全教室」を新1年生対象に実施しています。昨年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止としていましたので、今年度は、昨年実施できなかった学年と合わせて、1、2年生に対して4月26日に行いました。

指導していただいた内容は、踏切の安全な渡り方や緊急時の対応についてでした。ビデオを視聴し学んだ後は、実際に渡る練習もしました。また、もし遮断機が下りた場合の対応として、非常ボタンの取り扱いについても教わることができました。その後、クイズを通して学習したことを振り返りました。

本校の多くの児童が通学路として利用する踏切の安全な渡り方を学ぶことで、交通安全に対する意識も高まりました。加えて、マスコットキャラクターのストッピー君の参加やキャラクター入りの記念品をいただき、低学年の児童にとって充実した学びの場となりました。

 
19 下関市立 蓋井小学校 下関地区租税教育推進協議会 下関税務署
税の仕組みや役割について学ぼう
講師や指導者として招聘
税の仕組みや役割について学ぼう

社会科の時間に、下関市税務署の方を講師に招聘し、税についての学習を行いました。税の使われ方や役割、種類などは小学生にとっては少々難しい内容です。しかし、税務署の方が、分かりやすいテキストやクイズなどを使いながら、丁寧に教えてくださいました。

児童は、1時間の学習を通して、楽しみながら税についての理解を深めることができていました。特に、「もしも税金がなかったら・・・」ということをテーマにしたアニメを見た後には、児童から「税金が、こんなにも身近にあるものだとは知らなかった。」「私たちが納めるべき税金が、どんなところに使われているのかがくわしく分かってよかった。」といった声が聞こえてきました。

税の仕組みや役割について理解を深めるだけでなく、社会と地域の結びつきについても気付くことができました。

 
20 下関市立 王喜小学校 山口県漁業協同組合 王喜支店
王喜の漁業について学ぼう!
講師や指導者として招聘
王喜の漁業について学ぼう!

7月2日に、王喜漁協の方に来ていただき、王喜の漁業について学びました。

最初に、漁具や網を使った漁法の解説をしていただきました。次に、子ども達からの質問に答えていただきました。「王喜で一番とれる魚は何ですか?」「漁師さんの1日のスケジュールを教えてください」という具体的質問から、「地球温暖化は、漁に影響がありますか?」「海には、本当にプラスティックゴミがあるんですか?」など環境問題に関わるような質問までたくさん出ました。その後、王喜の海で獲れたウナギやタコ、ガザミ、フグ、カブトガニなどを見たり触ったりさせていただきました。最後に運動場で投網体験をさせていただきました。めったにできない貴重な体験でした。

総合的な学習の時間で進める地域の学習や社会科で2学期に学習する漁業について、知識と興味・関心を蓄積することができました。今回の体験学習を通して,子ども達は,地域の産業について知見を広めることができ、地域に対する愛着と誇りをより一層もつことができました。

 
21 下関市立 内日小学校 山口県農業協同組合 勝山支所
米作り体験(全児童)
職場見学・就業体験
米作り体験(全児童)

本校では、毎年地域の基幹産業を知る一環として、JA山口県勝山支所や地域の方に御指導いただき、米作り体験(田植え・稲刈り・はぜかけ・脱穀)を実施しています。

例年は、3、4年生で、「お米ができるまで」と題して、JA山口県勝山支所の方に食農教育を実施していただきますが、今年は諸事情で実施できませんでした。昨年はトビイロウンカの影響が深刻でしたが、今年は被害を受けることなく70kgのお米を収穫することができました。収穫量の一部は地域のまちづくり協議会に届け、来年度の小中地域合同の運動会のときに使っていただく予定です。

子どもたちは様々な体験をとおしてお世話になった方を11月末に学校に招き、「ありがとうの会」を開催して感謝の気持ちを伝えました。

 
22 下関市立 山の田小学校 下関消防署
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

3年生の社会科「火事からくらしを守る」の学習で、下関市消防局の消防防災学習館「火消鯨」(ひけしくじら)に見学に行きました。

「火消鯨」では、まず消防車について間近で説明を聞きました。どんな設備があるか実際に目で確かめながら、命を助けるための仕事の工夫を知ることができました。さらに「防災シアター」で大画面に映された映像を見ながら楽しくわかりやすく防災について学ぶことができました。その後、消火器を使った模擬消火訓練を体験しました。説明を受けた通りの消火器の正しい操作方法で、目の前の映像の中の火を消火し、実際はもっと大変だということを感じていました。

今回の見学を通して、子どもたちは、消防・防災についてより一層の関心と理解を深めるとともに、地域の安全・安心を守るために働く人々の姿に尊敬と感謝の気持ちをもつことができました。また、自分ができることへの学びへとつなげることもできました。

 
23 下関市立 川中西小学校 下関唐戸市場
「わたしのまち みんなのまち」、「はたらく人とわたしたちのくらし」
職場見学・就業体験、講師や指導者として招聘
「わたしのまち みんなのまち」、「はたらく人とわたしたちのくらし」

社会科で、下関市のことや働く人について学習するため、本校の3年生が唐戸市場を見学しました。

唐戸市場では、講師の方から市場についてお話を伺ったり、施設内や働く人の様子を見学したりしました。子どもたちは「下関はフグが有名だけれど、フグだけでなく他の海産物も有名であること」や、「お客さんが持ち帰りやすいように魚が加工されていること」「海外のお客さんでも分かりやすいように外国語表記がされていること」といった市場の工夫などにも気づくことができ、多くのことを学習することができました。更に、施設には屋上もあり、そこから関門海峡を行き交う船や海峡ゆめタワーなど周囲の観光施設・文化財も見渡すことができ、子どもたちからは歓声が上がりました。

今回の見学を通して、子どもたちは、ふるさとの魅力を発見することができました。

 
24 下関市立 垢田小学校 ローソン下関垢田町一丁目店
町たんけん2
職場見学・就業体験
町たんけん2

生活科「町たんけん2」の学習で、2年生がローソン垢田町一丁目店を見学させていただきました。

普段は入ることのできないカウンター後ろを見学させていただき、揚げものを揚げるときに使うフライヤーの使い方を教えていただきました。ローソンの人気商品『からあげくん』の作り方や、そのポイントなどをお話いただき、子どもたちも興味津々でした。

コンビニでの人気商品や、期間限定や新商品などの取り扱いなど、お客さんにより購入していただくための取組や接客時に気をつけていることなど、丁寧に御説明いただきました。商品の入れ替え頻度は高いようで、行く度に新しい商品を購入することができることに、とても驚いていました。

今回の見学を通して、普段買い物で利用する場所にはそれを支える人がおり、様々な努力をされていることが子どもたちにもよく分かったようです。

 
25 下関市立 長府小学校 豊田梨協同出荷組合
長府っ子食育教室 下関の特産品「豊田町の梨作り」
講師や指導者として招聘
長府っ子食育教室 下関の特産品「豊田町の梨作り」

本校では、毎年全学年対象に長府っ子食育教室を行っています。内容は、低中高の2学年毎に決め、各種団体等に御協力いただき、各学年1時間設定で行いました。今回3、4年生は、豊田梨共同出荷組合の方を講師に招き、新型コロナウイルス感染症対策のため間隔を取り体育館で梨作りについてのお話を聞きました。

梨ができ、出荷されるまでの仕事について、花粉付けや摘果・袋掛けなど様々な仕事があることを教えていただきました。さらに、袋掛けは実の成長に伴って大きさが違う袋を掛け替えること、昔に比べて袋が改良され作業がしやすくなったこと等を聞いて、作業の大変さに驚いていました。また、防蛾灯や選果場の選別機等技術の進歩にも驚いていました。

おいしい梨を作るために一番大切なことは、農園へ多く足を運び草刈りをすることだとまとめられました。「月に1回、できれば2回農園へ行き、草刈りをすることで梨に多くの栄養をやることができる。」と聞き、子どもたちは、梨作りの大変さと梨への愛情を感じ、食物を大切にしようという思いを改めて感じることができました。地元下関の方・梨作りのお話なので子どもたちはより興味をもって聞き入ることができました。

 
26 下関市立 一の宮小学校 豊田梨共同出荷組合
梨農家さんの出前授業 「豊田からおいしいナシがみんなのところに届くまで」
講師や指導者として招聘
梨農家さんの出前授業 「豊田からおいしいナシがみんなのところに届くまで」

社会科の学習で、梨の栽培をしておられる豊田町の梨農家さんと農林事務所の方に来ていただき、梨作りについてお話を伺いました。当日、台風が迫る大変な状況だったので、「台風が来ていますが、農園は大丈夫ですか。」と梨農家さんに伺うと、「子どもたちに教える方が大切だから」との返事がありました。梨農家さんが、出前授業で子どもたちに梨作りのことを知ってもらうことをとても大事に考えていらっしゃることがよくわかりました。

梨農家さんのお話に加え、1年間の梨栽培の様子や選果場の動画も見せていただいたので、「わたしたちの下関」の内容がよくわかりました。「防蛾灯」などの難しい言葉も、画像や映像を見ながら説明していただいたので、しっかりと理解することができました。また、実際に梨を作っている方の話だからこそ、1年間を通じておいしい梨を作るためのさまざまな工夫やご苦労をされているというのがしっかりと子どもたちにも伝わりました。

その後も、子どもたちから「昨日は○○という品種を食べたよ。」「昨日の梨農家さんが作った梨かな。」と家で梨を食べる度に報告がありました。今回の出前授業を通して、子どもたちは、梨作りに携わる多くの人たちの思いに気持ちを馳せ、感謝して食べようという気持ちをもてたようです。

 
27 下関市立 豊東小学校 ヤクルト出前講座「ウン知育」
健康に関する参観日 学活「ウン知育」
講師や指導者として招聘
健康に関する参観日 学活「ウン知育」

2年生児童と保護者を対象に、健康に関する参観日で、出前授業を行っていただいきました。「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマに、健康のために、正しい食習慣・生活習慣を身につけてもらうことをめざして実施しました。うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌の働きを解説し、良いうんちを出すための生活習慣について分かりやすく教えていただきました。子ども達は小腸の長さ(6mくらい)にとても驚いていました。最後は、みんなで曲に合わせて、腸の動きをよくする体操を教えていただき、楽しく活動することができました。

参観日に合わせたので、保護者にも聞いていただくことができ、正しい食習慣や生活習慣について意識してもらうよい機会となりました。

 
28 下関市立 岡枝小学校 下関市消防局
見て聞いて体験して納得、災害から人々を守る工夫
職場見学・就業体験
見て聞いて体験して納得、災害から人々を守る工夫

3、4年生49名が、社会見学で、下関消防局防災学習館火消鯨へ行きました。

まず、ずらっと並んだ消防車、救急車を間近で見ながら、説明を受けました。消防車の種類によって、水を貯めるもの、はしごやホースを積んでいるもの、広報するものと役割が違うことがわかりました。また、どんな思いで消防の仕事をしておられるか聞くことができました。

次に、消火器の使い方の説明を受け、「ピン、ポン、パン」で水を出し、画面上の火を消す体験をしました。実際に消火器を使うことで、ピンの抜き方、ホースの外し方などを知ることができました。

そして、煙が充満した部屋を通り抜ける体験をしたことで、煙があると周囲が見えにくくなり方向もわかりにくくなること、下の方には煙があまり広がっていないことなどがわかりました。

 
29 下関市立 西市小学校 豊田梨共同出荷組合
はたらく人とわたしたちの仕事「豊田梨をつくる仕事」
職場見学・就業体験
はたらく人とわたしたちの仕事「豊田梨をつくる仕事」

社会科の学習で、本校3年生13人は、地元の特産物である豊田梨をつくる仕事について学習しました。4、5、8月の各月下旬に豊田町内の梨園を見学し、様々な体験をするとともに、収穫した梨がどこに集められ、どこに出荷されるのか調べるために、豊田梨選果場を訪問しました。

見学した梨園では、大小2種類の袋かけを体験し、また、8月下旬には大きく実った梨を実際に収穫し、自分で皮をむいて試食しました。さらに、選果場では、大きさ別に仕分し箱詰めする人たちの様子を見学し、メモを取ったり質問したりして学びを深めました。

地元の各事業所等と関わり、1年間を通じて豊田梨をつくる仕事について学ぶことができました。学習を通して、そこで働く人たちの苦労や様々な工夫、おいしい梨を食べてもらいたいという願いなどを間近で感じ、そして知ることができました。

 
30 下関市立 豊田下小学校 豊田梨共同出荷組合
職場体験をしよう
職場見学・就業体験
職場体験をしよう

総合的な学習の時間に、3年生(7名)が豊田梨共同出荷組合で職場見学を行いました。梨の搬入、選別、詰め込み、搬出等、主な仕事を見学しました。まずは、準備してきた質問をし、関係者にお答えいただきました。また、見学中に生じた疑問についても、丁寧に教えていただきました。

日光をよく当てることや水分をしっかり与えることなどの梨生産者の梨作りの工夫や、天候不良への対応、そして感染症対策についてなどの苦労についても詳しく説明をしてくださいました。土作りから花粉付け、摘花、袋かけなど地道な仕事ですが、どれも美味しい豊田梨をつくるためにとても大切なことだと気づいたようです。

今回の現地での学習で、梨生産者さんが、豊田梨をお客さんに美味しく食べて欲しいという思いで丁寧に選果場の仕事をされていること、そのためにお客さんからは見えない様々な仕事に取り組んでいることを学ぶことができました。現地で作業を見ながら、直接お話を聞くことで、「仕事」の大変さについて考えることができた、とても有意義な体験になりました。

 
31 下関市立 川棚小学校 ブルーライン交通株式会社
川棚小校区のすてきな人やすてきな施設
職場見学・就業体験
川棚小校区のすてきな人やすてきな施設

生活科の学習で、2年生の子どもたちがブルーライン交通株式会社を見学しました。

子どもたちは、大きなバスを見て興味津々でした。まず、ブルーライン交通の方から、お客さんの安全を守るために運転手さんがしていることや、お客さんの安全を守るためのバスの秘密を教えていただきました。次は、待ちに待った乗車体験。整理券をとったり、ブザーを押したり、一人ひとりがお客さんになりきり、とても楽しい体験をさせていただきました。乗車体験の後には、バスの大きなエンジンを見せていただいたり、点検の時に降りる穴のようなところも見せていただいたりしました。

今回の見学を通して、子どもたちは、地域に住む人々の安全な移動を助けてくれるバスがあること、また、バスの運行に携わり、地域の安全を見守ってくれる多くの人々がいらっしゃることを理解することができました。

 
32 下関市立 小串小学校 下関市 小串公民館
海釣り体験(小串公民館主催)
講師や指導者として招聘
海釣り体験(小串公民館主催)

10月7日、8日の2日間は、お天気にも恵まれた爽快な小串の岸壁で、全校の児童たちは海釣り体験をすることができました。

公民館の方々をはじめ、地域の方々との交流を楽しみながら、竹竿で魚釣りを楽しみました。大漁とはいきませんでしたが、小さな魚でも釣れた時は、児童たちの歓声が上がっていました。釣れた魚は、お土産として家に持って帰りました。小串小学校でしかできない体験でした。

この体験を提供してくださる、小串の公民館の方々や地域の方々に感謝です。

 
33 下関市立 宇賀小学校 豊浦西消防署
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

3年生が、社会科「火事からくらしを守る」の学習で、豊浦西消防署を見学させていただきました。

消防車や救急車の装備について詳しく説明を受けたり、実際に放水体験をさせていただいたりして、火事からくらしを守る仕組みについて理解を深めました。

男子は実際の防火服を着用させていただき、キャリア教育にもつながる貴重な経験となりました。

 
34 下関市立 豊北小学校 神玉・田耕・粟野・阿川・滝部・角島公民館、角島漁業センター、豊北生涯学習センター
7年間で7つの地域をめぐる遠足
その他
7年間で7つの地域をめぐる遠足

「学校が統合して子どもの声が聞こえなくなった」「年に1回ぐらい子どもの声が聞きたい」という地域の方の声をきっかけに、学校運営協議会で協議を重ね、2年間かけて準備を進めていきました。

各地区の公民館に協力していただき、遠足当日のボランティアを募集し、遠足コースの下見を行いました。「ここでこんな話をしてあげよう」「こんな体験はできんかねえ」など、たくさんのアイデアをいただきながら、計画を深めていきました。

遠足当日、各地域を訪れ、1年生は昔遊び、2年生は登山と砂浜遊び、3年生は磯遊び、4年生は川遊び、5年生は角島大橋渡橋、6年生は史跡探訪やハロウィンランタンづくりを行いました。公民館長を始め、総勢70名以上のボランティアの方々が協力してくださり、安全を確保しつつ、子どもたちが地域とふれあい、地域に元気を届けるすてきな時間を過ごすことができました。

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中学校
 
1 下関市立 向洋中学校 株式会社ナラブン、下関市立美術館、下関警察署
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

本年度も感染症の影響で職場体験学習が実施できませんでしたが、市内の事業所に依頼し職業講話を行いました。感染症の状況により対面実施がかなわないものについてZOOMを活用しました。

【生徒の感想】

○何事も「意識して」取り組むことで、いつもと違った角度で考えることができるという話に「自分も今度から意識して行動してみよう」という気持ちになりました。また、「目標となる人を見つける」というお話も心に残りました。目標となる人は必ず身近にいるからという言葉に元気をもらいました。営業の種類や向いている人、気をつけていることなど詳しく教えていただき、嬉しかったです。

○美術館で働く人は、やはり美術品に関しての豊富な知識が必要なんだなと思いました。展示品は学芸員の方が他の美術館から借りたり、画家の人から買ったりしてトラックで運んだりしているということがわかりました。学芸員さんは直接絵や他の作品に触れることができ、作品についても伝えられる魅力的なお仕事だと思いました。

○警察学校を卒業後はまず交番勤務だということを初めて知りました。また、様々な部門やたくさんの仕事内容があることを知り、地域のためにいろいろなことをしてくれていることがとてもありがたいです。2人1組で声を掛け合いながらパトロールをしていることを 初めて知ってとてもすごいなと思いました。

 
2 下関市立 内日中学校 下関市立内日公民館
輪飾りづくり教室
講師や指導者として招聘
輪飾りづくり教室

総合的な学習の時間で、内日公民館主催の地域ふれあい学習を全校生徒対象に実施していただきました。

地域の方を講師に、内日地域で昔から作られている輪飾りづくりを材料の餅わらをしめ縄にするところから教えていただきました。最初は、要領を得なかった子どもたちですが、講師の方たちの分かりやすい御指導と入念に準備していただいたことで、生徒全員が輪飾りのベースとなる三つ組みのしめ縄を作ることができました。また、「ウラジロ」「ユズリハ」「ダイダイ」「みかん」を飾る意味を教えていただいたことで、輪飾りに込められた人々の願いや思いを知ることができました。

今回、伝統的な文化を学ぶ活動を通して、貴重な伝統を守り伝えてくださる方がおられることのありがたさや自分たち中学生の健やかな成長を願って一緒に輪飾りを作ってくださる地域の人々の温かさを実感することができました。

 
3 下関市立 垢田中学校 独立行政法人国立病院機構関門医療センター
キャリアセミナー
講師や指導者として招聘
キャリアセミナー

令和4年2月6日総合的な学習の時間に、下関市内の6つの事業所から講師をお招きし、身近な社会人からの具体的な仕事上の体験談などを聞きました。

各事業所の話を聞くことにより、生徒は働くことの意義や目的、仕事内容への理解を深め、職業についての視野を広げることができました。また、自分の将来について考える良い機会になりました。

 
4 下関市立 菊川中学校 菊川スポーツクラブ
職場訪問と体験教室
講師や指導者として招聘
職場訪問と体験教室

令和3年11月8日に2年生のキャリア教育の一環として、職場訪問を行いました。働くことの意義や仕事をする上で大切にしていることなどの質問に丁寧に答えていただき、生徒の職業観を深めることができました。

また、本校では月1回、菊川スポーツクラブで行われる体験活動に希望者が参加しており、ダンスやモルック、バスケットボールなどさまざまな競技を専門の方に御指導いただいています。学校の授業や部活動ではできない競技もあり、生徒は毎回楽しんで参加しています。これからもこの体験活動に積極的に参加し、健康な体づくりと地域の方々との交流を通して、心身ともに大きく成長してほしいと思います。

 
5 下関市立 豊北中学校 豊浦西消防署豊北出張所
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

豊北中学校では、3月5日1年生を対象に職業講話を行いました。豊北中学校出身の消防士を講師としてお招きして、お話をしていただきました。講師の方のお話を聞き、生徒の職業観や勤労観を培い、将来の進路選択の能力を育むことをねらいとしています。

講師の方の講話では、仕事の内容・就職の動機・就職に必要な資格や適正・仕事を通じての喜びや生きがいや苦労、そして中学生に身に付けてほしいことや心構えについて話をしていただきました。

職業講話を通して、生徒たちは働くことの大切さを感じ、職業選択について真剣に考えることができました。また、生徒たちは中学生として今身に付けることを認識することができました。その後、講師の方にお礼状を書くことによって、感謝の気持ちを表現するとともにこれからの自分の目標を確認することができました。

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高等学校
 
1 山口農業高等学校 西市分校 株式会社シグナレックス
県内職場見学
職場見学・就業体験
県内職場見学

令和2年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で実施できませんでしたが、本校では毎年6月中旬に「キャリア教育の日」を設け、学校内外で進路学習を行っています。令和3年度は、午前中に企業見学を実施し、午後からは海峡メッセで行われる「ふるさと山口企業合同就職フェア」に参加する計画でしたが、就職フェアが中止になったため、午前中の企業見学のみ実施することとなりました。

見学先は、美祢市にある株式会社シグナレックスです。この会社はファーストフードやコンビニエンスストアなどの看板を製作している会社で、西市高校の先輩も多く活躍しています。

大型バスで到着すると、ウェルカムボードで迎えていただき、2班に分かれて、会社説明のDVDを視聴後、看板制作の現場の見学を行いました。生徒達は、よく街中で見かける看板が作られている様子を間近で見学できて、興奮している様子でした。

久々の校外学習ということで、生徒達の期待も大きかったようです。また実際の製造現場を見学し、担当の方々や先輩から説明を聞くことで、産業現場の緊張感等を味わうとともに、県内企業の魅力を知ることができるなど、自己の進路について考える、大変よい機会となりました。

 
2 田部高等学校 アイルモータースクール
交通安全教室
講師や指導者として招聘
交通安全教室

生徒の交通安全指導のため、地元にあり、なおかつ卒業間近の3年生が多く自動車教習に通う、アイルモータースクールに依頼し、講師を派遣してもらいました。

1、2年生対象の交通安全教室で、自転車に乗る際に気を付けなければならない点に関する講義が体育館で行われました。

講義の内容は、「1.自転車のルール」「2.事故が起きたら」「3.もしもに備えて」で、実際に車のドライブレコーダーに記録された自転車事故の映像を見ながら、どこに危険な場所があるのか、どう回避すればよいか、加害者にも被害者にもならないための運転とはなど、KYT(危険予測トレーニング)の方法も活用しながら、進められました。

生徒は、日頃の交通安全に関する認識の甘さを反省しつつ、将来は自動車などの運転に安全に取り組みたいと意識することができました。

 
3 長府高等学校 山口日産自動車株式会社新下関支店
インターンシップ:カーディーラーでの職業体験
職場見学・就業体験
インターンシップ:カーディーラーでの職業体験

本校は総合学科としてキャリア教育を重視しており、毎年11月に1年次生全員を対象とした3日間のインターンシップを実施しています。続くコロナ禍の中ではありましたが、今年度も、122名を51の事業所に受け入れていただくことができました。その中で、「接客・営業・事務」を体験できる就業体験先を「やまぐち教育応援団」で検索し、山口日産自動車株式会社に引き受けていただきました。

インターンシップ先として生徒を受け入れていただいた山口日産自動車株式会社新下関店には、接客や事務関係の進路を考えている4名の生徒がお世話になりました。生徒たちは、朝礼からはじまり、店舗内見学・接客マナー実習・カタログ注文・備品注文・洗車体験・試乗体験・点検及び整備見学・Pop作成・経理処理等さまざまなことを体験させていただきました。このような体験の中で、新たな発見をし、仕事に対する関心や意欲を高め、仕事に必要な技術や技能について知り、働くことの意義や厳しさについて理解を深めました。インターンシップ後の生徒の感想には「お客様を大切にするとはどういうことかを学んだ。」「どんな仕事でも笑顔が大切であることを教えていただいた。」「初めて営業という仕事を体験して、多くのことを学ぶことができ、充実した良い経験となった。」「自動車の点検や整備という仕事を近くで見て、繊細な作業であることを知り感動した。」「将来の進路を考える上で参考になった。」と書いてありました。

お忙しい中、受け入れに御協力いただき、生徒の御指導に携わってくださった山口日産自動車株式会社新下関店の全てのスタッフの皆様に感謝します。ありがとうございました。

 
4 下関南高等学校 下関市立美術館
下関市立美術館/山口県立下関南高等学校連携企画 山口県立下関南高等学校翠ヶ丘同窓会協賛 『野村佐紀子 講演会』
講師や指導者として招聘
『野村佐紀子 講演会』 

令和4年2月11日から3月27日まで、下関市立美術館において、野村佐紀子写真展「海」が開催されます。野村さんがふるさと下関で大規模な個展を開催するのは今回が初めてです。この個展開催に合わせて、本校と下関市立美術館が連携し、野村さんの母校である本校で講演会を開催しました。開催にあたり、本校の同窓会にも全面的に支援していただきました。

講演会は、令和3年12月13日、本校の合同教室で開催しました。本校の1年生、教職員、同窓生あわせて約150人が参加しました。下関市立美術館の学芸員が、高校時代の思い出や写真家になったきっかけ、作品や仕事に関すること等多岐にわたって質問し、それに野村さんが答えていく形で進められました。また、あらかじめ生徒から募集していた写真作品に対して野村さんから感想やコメントをいただくなど、生徒との交流もあり、終始和やかな雰囲気でした。

生徒たちは、野村さんの「『好き』という気持ちと飛び込む覚悟があればあとはまっすぐ進むだけ。」という自己の在り方・生き方に大きな感銘を受け、進路選択における意思決定の参考になったようです。

 
5 下関北高等学校 山口県漁業協同組合
豊浦支店・矢玉支店
和久支店・粟野支店
(女性部員の皆様)
豊北地区魚食普及推進協議会「魚料理実習」
講師や指導者として招聘
豊北地区魚食普及推進協議会「魚料理実習」

毎年、豊北地区魚食普及推進協議会の御好意で、魚食の啓発・地産地消の推進展開のため、旬の魚を提供していただき、漁協女性部の御指導により魚料理実習を行っています。今年度は、「地域探究T」を選択している2年生と「地域探究U」を選択している3年生を対象に、11月18日、12月9日と12月16日の3回に分けて、地元産の魚を使った調理実習を実施しました。

協議会の皆様からは、新鮮な特牛イカとアジを提供していただき、アジ・イカのさばき方を教えていただきました。アジはウロコを取り、エラや内臓も取り除き、腹開きにします。また、イカは胴の中に親指を入れ、ワタと胴をゆっくりはがし、エンペラと足を持ち、足の部分をワタごと引き抜きます。次に、胴の皮をキッチンペーパーでむき、足の付け根の部分で足とワタを切り離し、目の部分に切り込みを入れて硬いくちばしと目玉を取り除きました。そして、下処理したアジとイカを使って、アジのひらき(一夜干し)と特牛イカのパエリアに挑戦しました。

アジやイカの下処理をするのが初めてで、おぼつかない手つきの生徒もいましたが、協議会の皆様から丁寧に御指導いただき、立派な料理が完成しました。できあがった料理は、協議会の皆様と生徒、教職員で美味しくいただきました。実習を通して、魚の調理方法を学ぶことができましたが、同時に、豊北町の伝統的な産業である漁業についての理解も深まりました。

 
6 下関双葉高等学校 株式会社安成工務店(代表取締役 安成信次氏)
進路講演会
講師や指導者として招聘
進路講演会

本校では、ハローワークや地元企業の方などをお招きし、年に数回「進路講演会」を開催しています。

働くことに関する基礎知識を学び、進路について改めて考える機会とするためです。

今回は、株式会社安成工務店代表取締役安成信次氏に講師として来校していただき、「働くことの意義」「正社員とパート・アルバイトとの違い」「社会人に求められる能力・意識」「高校生活で身に付けておいてほしいこと」等をテーマに、昼間部・夜間部2回にわたり、御講演をいただきました。

講演後の生徒の感想

「自分はマイナスな考えになりがちだったけれど、講演を聞いて、やりたいことはやればいいんだと勇気をもらえました。残り少なくなった高校生活の中で、やりたいことを1つや2つは絶対に見つけ努力したいと思います。」(昼間部2年女子)

「お話の中の「可能性は無限である」という言葉に心を動かされました。自分は教師になるのが夢ですが、今の自分では叶えるのは難しいと思っていました。しかし、自分のことを才能がないと決めつけずに、できるところまでやってみようと思います。」(夜間部2年男子)

安成氏の御講演は、生徒たちにとってとても温かいもので、前を向いて努力することの大切さを教えていただきました。これからの自分自身の進路について考える大変貴重な機会となりました。

 
7 下関工科高等学校 下関北消防署、下関警察署
地域と連携した防災総合訓練
職場見学・就業体験
地域と連携した防災総合訓練

下関北消防署の方を講師として、下関警察署、安岡自治会連合会、下関市立安岡中学校と本校生徒が連携し、M7.0の地震発生によりライフラインの寸断、建物崩壊を想定した総合訓練を実施しました。

訓練の概要は、(1)避難訓練(地震発生)(2)講演会(学校防災アドバイザー)(避難者受付訓練及び避難所開設訓練(4)救急法(AED取扱い訓練、応急担架作成)(5)水素ガスエネルギーの活用(6)炊き出し訓練(非常食の配布)です。

今回の防災訓練は、地域や関係機関と連携し避難だけでなく、救急法や応急担架作成、避難所設営など、学校で行う避難訓練より高度な内容の訓練に参加することで、参加した生徒は貴重な体験と、防災意識の一層の高まりを感じることができました。

近年は、地球温暖化の影響により、身近な地域でも毎年のように自然災害が発生しています。災害が発生した場合、避難後の対応など高校生の活動に期待がかかることが予想される。今後は、学校で実施する避難訓練や防災教室等においても内容の見直しや充実を図り、救急法や応急担架の作成、災害発生時のボランティア等を含めた取組を推進していく予定です。

 
8 下関工科高等学校 定時制 やまぐち県酪乳業株式会社
やまぐち県酪での職場見学
職場見学・就業体験

本校では進路指導の一環として、マッチングの促進のために応募前職場見学を実施しています。実施の際には生徒の希望に応じて職場を選定し、事業所に見学を依頼します。今回見学させていただいた職場については、生徒、保護者との面談により希望を聞き取り、決定をしました。

「やまぐち県酪」様の見学では、最初に人事担当者様との面談がありました。そこでは会社が県内最大の乳業メーカーとして地域の人々の豊かで健康的な食生活を支えていること、安全、安心な商品を消費者に提供するために徹底した品質管理を行っていることなどについて説明を受けました。生徒の方からも仕事内容について質問をすることで、より詳しい説明を受けることができました。

面談の後は工場を見学しました。工場見学では、生乳が工場に搬入され商品として出荷されるまでに多くの工程があることや消費者に安全、安心な商品を届けるためには徹底した品質管理、衛生管理が欠かせないということを学びました。作業の多くは機械化されていますが職場では挨拶や、報告、連絡、相談などのコミュニケーションが大切であるということを担当の方から説明を受けました。さらに担当の方は、会社では仕事に対して向上心をもてる人材を求めているということもおっしゃっていました。

今回の職場見学を通して、社会人として求められる力について学びを深めるとともに、地元企業の魅力やよさを理解することができました。また生徒が主体的に自らの進路について考える貴重な機会ともなりました。

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特別支援学校
 
1 下関南総合支援学校 サンデン交通株式会社 新下関営業所
視覚障害のある児童生徒が路線バスの見学
職場見学・就業体験
視覚障害のある児童生徒が路線バスの見学

視覚障害のある児童生徒が身近な路線バスの構造について理解し、今後のバス利用につなげることを目的として、新下関営業所の石原車庫で路線バスを触察等で確認する体験をしました。児童生徒7名が、ノンステップバス、ワンステップバス、ツーステップバスを自由に手で触るなどして、バスの外観や内部の段差や座席位置、ボタンの位置等を確認しました。

職員の方が児童生徒の質問に分かりやすく説明していただき、実際に停車ボタンを押した時の音やICカード読み取り装置にカードをかざした時の音を確かめたり、バスの行先を確認するために、停留所でバスの乗車ドア近くに装備されているインターフォンを使用して運転手の方に質問したりする体験もさせていただきました。

児童生徒は、実際に運行している3種類の路線バスが、車種によって段差や、座席やボタン位置が違うことや、新型コロナウイルス感染症への対応など、丁寧な説明を受けゆっくり時間をかけて知ることができ大変感動していました。また、今後、実際に運行している路線バスに乗車する時、どのようなことを身に付ける必要があるか知ることができ、大変貴重な体験となりました。

バスの構造を知るだけでなく職員の方との交流が、視覚障害のある児童生徒にとって、将来、大切な移動手段となる路線バスを利用する不安がなくなり、希望に変わる機会となりました。

 
2 豊浦総合支援学校 YMA山口ミュージックアカデミー
子どものための文化芸術鑑賞
その他
子どものための文化芸術鑑賞

本校の児童生徒を対象に、声楽や器楽の生の演奏を体験するために、やまぐち教育応援団でもあるYMA山口ミュージックアカデミーの4名の皆様に来校していただきました。

児童生徒は、日頃演奏家による生の演奏を聞く機会が少ないこともあり、期待を膨らませて開演を待ちました。演奏前には、大きな音が苦手な児童生徒もいるかもしれないという事で、「大きな音が出ますよ」と予告してくださいました。そのおかげで、児童生徒も安心して演奏を鑑賞することができたようです。

演奏では、ピアノと声楽による「オーソレミオ」やトランペットによる「アイーダ」など、児童生徒がどこかで聞いたことのあるような曲を選定していただきました。また、「きらきらぼし」の曲で楽器演奏の体験もプログラムに含めていただきました。約50分の演奏会は、あっという間に過ぎたように感じられました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止にも十分配慮をしていただきました。演奏も学部ごとに計3公演を行ってくださいました。新型コロナにより行事等が中止等される中、久しぶりにこのような行事を実施することができ、児童生徒も充実した時間を過ごすことができました。

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