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下関地域(下関市)

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小学校
 
1 下関市立 養治小学校 下関市中央消防署
防火服の着替え・放水の実演
講師や指導者として招聘
防火服の着替え・放水の実演

下関市中央消防署の方を講師に招き、火災避難訓練を行いました。予告無しの訓練でしたが、児童は落ち着いて避難することができました。消防署の方に避難の様子について講評をいただき、防火・防災についてお話ししていただきました。

避難訓練の後、火事の連絡を受けて、素早く防火服に着替える様子や、消防ポンプ車を使っての放水の様子を見せていただきました。消防署で働く人々が、早く消火にあたるための努力や工夫、苦労について知ることができました。

今回の体験・見学を通して子どもたちは、防火についてより一層の関心と理解を深めるとともに、消防署として地域を守ってくださっていることに気付くことができました。

 
2 下関市立 文関小学校   マックスバリュ上田中店
スーパーマーケットでの職場見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケットでの職場見学

3年生が近隣のスーパーマーケット「マックスバリュ上田中店」の見学をさせていただきました。

お店では、店内を自由に見学させていただいたり、店員さんにお話を聞いたりしました。

子どもたちは、お店の方々が、お客さんにたくさん買っていただけるように、様々な努力や工夫をされているということを、学ぶことができました。

 
3 下関市立 名池小学校 マックスバリュ 宮田店
職場見学・食育学習
職場見学・就業体験
職場見学・食育学習

3年生40名が、マックスバリュ宮田店を見学させていただきました。マックスバリュさんが力を入れておられる「食育」について、店舗内スペースで講師の方から楽しく学びました。赤・緑・黄色の栄養素の食材分けはゲーム形式で教えてもらい、子どもたちもしっかり理解できたようです。また1日に摂るべき野菜は、グー(げんこつ)5つ分、果物は2つ分と、わかりやすく教えてもらいました。

その後、バックヤードや店内の見学をしました。働いておられる方の手際の良さやお店のつくりの工夫に、子どもたちはびっくりしたり、感動したりしていました。

今回の見学を通してスーパーマーケットは、ただ商品の販売をするだけではなく、食に関する啓発活動を行っていることや、働いている人やお店のつくりもいろいろな工夫がされていることを学ぶことができました。

 
4 下関市立 王江小学校 国立山口徳地青少年自然の家
宿泊学習
職場見学・就業体験
宿泊学習

オリエンテーリングは、地図を頼りにグループで友達と協力しながらポストを探しに徳地の自然の中を探索しました。

キャンドルの集いは、静かな雰囲気の中一人ひとりが自分を振り返ることができました。スタンツは、事前に練習し、本番でも堂々と披露できて楽しい時間を過ごすことができました。

野外炊事では焼きそばを作り、協力して作ることや後片付けを最後までやり遂げる大切さを学びました。

小小連携教育を行っている名池小と同じグループを作って、活動の中で協力する機会をもつことができ、多くの友達とふれあう経験ができました。

 
5 下関市立 桜山小学校 国立山口徳地青少年自然の家
宿泊学習
職場見学・就業体験
宿泊学習

5年生が宿泊学習を行いました。

本校の校区は下関市の中心部に位置し、自然とふれあう機会にあまり恵まれていません。今年度は新型コロナウイルス対応のため、1泊2日に活動期間を短縮することになりましたが、2日間、徳地の自然を満喫することができました。

1日目に行ったTAPでは、2つのグループに分かれ、様々なグループワークを通して仲間を信頼する心や心を一つに活動することの心地よさを体験することができました。

2日目には、焼板細工に挑戦しました。火起こしや焼板の加工など、初めての経験に戸惑いながらも、世界にひとつだけの焼板細工を作ろうと一生懸命取り組みました。自分の作品が仕上がった子どもは、自ら進んで後片付けを始めるなど、自分のことだけでなく周りのことを考えて行動する姿も見られました。

他にも、キャンドルの集い、オリエンテーリングなどの活動を体験した子どもたちは、様々なふれあいの中で「自律・協力・奉仕」の心を学ぶことができました。

 
6 下関市立 生野小学校 JA山口県幡生支所
カブをひっぱれプロジェクト
講師や指導者として招聘
カブをひっぱれプロジェクト

3年生の総合的な学習の時間で、JA山口県幡生支所や地域の方に御協力をいただきながら、地域に伝わる伝統野菜『武久カブ』の栽培に取り組みました。

9月24日に武久カブの特徴や育て方について話を聞き、種まきをしました。その後、3年生児童は水やりや草取りをしながらカブの成長を観察・記録していきました。地域の方には何度も学校に足を運んでいただき、間引き、施肥などは児童と一緒に作業していただきました。12月4日には収穫をしました。元気な葉に比べて実は小さかったものの、土の中から出てきた真っ白なカブを見る児童の目はとても輝いていました。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学校ではカブを調理して食べることはできませんでしたが、各家庭に喜んで持ち帰りました。後日児童が地域の方やJAの方にお礼の手紙を書いて届けました。児童は、地域の伝統野菜に興味をもち、栽培の難しさや楽しさを感じ、地域の方の温かさにふれることができました。

 
7 下関市立 本村小学校 マックスバリュ 東大和店
スーパーマーケットでの職場見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケットでの職場見学

3年生11名が、スーパーマーケットの見学をさせていただきました。 お店では、働いておられる方がどんな工夫をしているのか、お客さんのためにどのようなことを心がけているのかなどについて、普段見ることができないバックヤードの見学を通して、興味深く調べたり、学んだりすることができました。

 
8 下関市立 西山小学校 長府警察署
交通安全(自転車)教室(4年生)
講師や指導者として招聘
交通安全(自転車)教室(4年生)

4年生を対象とした交通安全教室(自転車の実技指導を中心)とし、警察の方に指導者として来ていただきました。はじめに「交通安全」についての講話を行い、次に「自転車の乗り方の実技講習」を3時間目と4時間目に実施しました。

本校では毎年この講習会を受けると、4年生は、校区内の道路で安全に気を付けながら自転車に乗ることができるという決まりになっています。

4年生は、講話に真剣に耳を傾け、自転車の点検についてはこれからも気を付けてやりたいと事後の感想にも書いていました。本校では、3年生以下の児童は、毎年のこの交通教室を受けるまでは、道路で自転車に乗ることはできないということを守っています。

 
9 下関市立 江浦小学校 下関市西消防署
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

3年生の社会科の学習で、「火事からくらしを守る」の学習をより深く学ぶために下関市西消防署を見学させていただきました。

交通事故や火事が起きた時などの119番通報があった時、消防署での対応や動きを説明してくださいました。実際見学時に119番通報があり、救急車が出動する様子を見学することができ、 いつ何があっても対応できる準備をされていることを学びました。それから、火事の時に身につける防火服や高いビルも消火できるはしご車等のことを詳しく説明していただきました。また、「津波・大規模風水害対策車」が県内唯一配備されていることを初めて知ることができました。

今回の学習を通して、消防署の方々が私たちの命や毎日の生活を守るために、日々緊張感をもって取り組んでおられる様子がよく分かりました。

 
10 下関市立 角倉小学校 アルク彦島店 
スーパーマーケットの学習
その他
スーパーマーケットの学習

アルク彦島店には、毎年3年生の社会科の学習でお世話になっています。例年であれば、児童が直接見学に行って商品の販売の工夫やどんな仕事があるのか、働いている人たちはどんな気持ちでどんな工夫をしているのかなどを直接確かめたり、インタビューをしたりして学習を深めることに御協力いただいていました。

しかし、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、児童が直接見学するのは控え、担任教師が児童が聞きたいことを代わりにインタビューしたり、店の中の様子を見学し写真に撮らせていただいたりしました。

児童は、何度も利用したことがある校区内の店なのでとても興味をもち、社会科の教科書にある事例と比べながら意欲的に学習を進めることができました。家族と訪れたときのことを思い出したり、学習後に買い物に行ったときに確かめたりと地元ならではの学習の深まりを実感することができました。

大変なときに学習に御協力いただき大変感謝をしています。来年度は、ぜひ直接見学ができたらと願っています。

 
11 下関市立 向井小学校 下関農業協同組合
向井産コシヒカリ
講師や指導者として招聘
向井産コシヒカリ

下関彦島地区には、田んぼがありません。向井小の児童は、日常、田を見ながらの季節の移り変わりを知らず、稲作の様子を見かける機会がありません。そこで、下関農業協同組合の方々に長期間にかけて指導をいただきながら、稲作(バケツ稲)の体験を行い、お米がどのようにしてできるのか学習しました。

バケツ稲の「土づくり」「苗植え」「稲の世話」「害虫・鳥対策」「脱穀」「もみすり」「精米」の活動を通して、成長過程の観察を行うだけでなく、米作りは手間がかかることや農作業の流れを知ることができました。また、「自分で米を作った」「自分で作った米を食べた」という感動を味わうこともできました。

下関農業協同組合の方々には、何度も来校し的確な指導・助言をいただき、成長の観察・管理、苗・肥料の提供、害鳥対策ネット・鎌・精米道具の準備などもしてくださり、大変充実した学習を行うことができました。

 
12 下関市立 豊浦小学校 長府警察署
不審者から身を守ろう!
講師や指導者として招聘
不審者から身を守ろう!

教職員が児童の安全確保・避難誘導等、初期対応の仕方を習得するとともに、児童自らが状況を把握し、冷静・無言・迅速に被害を避けるための行動の仕方について理解を深めることを目的として訓練を行いました。

訓練は、2校時終了後の中休みの時間に行いました。児童には予め避難訓練があることを知らせ、非常時における避難の仕方や心構え(放送は立ち止まって黙って聞く、危険箇所から遠ざかるように避難する等)について事前指導をした上で休み時間を迎えました。

不審者役として長府警察署生活安全課の方に御協力をいただき、併せて校内テレビ放送による防犯教室も実施していただきました。

今回の避難訓練を通して、教職員は不審者に対峙した際の声のかけ方や児童の安全な避難誘導の仕方について、児童は登下校時等に不審者に出会った際の行動の仕方(いかない・のらない・おおごえをだす・すぐにげる・しらせる)について学ぶことができました。

 
13 下関市立 勝山小学校 下関市北消防署 勝山出張所
くらしを守る〜火事からくらしを守る〜
職場見学・就業体験
くらしを守る〜火事からくらしを守る〜

社会科の学習で、3年生が消防署を見学させていただきました。

はしご車やポンプ車等の消防自動車を見せていただき、その役割や設備について分かりやすく説明していただきました。また、防火服やヘルメット等も間近に見ることができました。児童は興味津々に見聞きし、たくさんの質問をしていました。

消防士の仕事や訓練、市内で発生する火事の件数や火事の原因等についても説明していただき、児童は、消防の仕事の大切さを実感することができました。

消防署の方から直接話を聞いたり見学したりすることを通して、児童は、くらしの安全を守るための消防の仕事についてより関心を深め、しっかりと学ぶことができました。自分たちの安全が、こうした人々の支えによって守られていることを実感できる有意義な学習となりました。

 
14 下関市立 川中小学校 JA山口県下関統括本部支所
大根大作戦
講師や指導者として招聘
大根大作戦

本校では、毎年、3年生の総合的な学習の時間の「大根大作戦」の単元に、JA山口県(下関)の方と地域の方をお招きし、大根の植え方や収穫の仕方を教えてもらっています。

8月のまだ暑い日に種植えを行いました。JAの方に、植える種の数や穴の深さを教えてもらい、みんなで大根が大きく育つことを願って植えました。その後、児童で当番を決め、収穫の日まで水やりや草取りをしました。害虫が発生した時は、一匹一匹素手で除去し、改めて農家の方の苦労が分かったようでした。

12月の大根堀りでは、大根を1人1本ずつ収穫しました。大根は大きく、力を入れてもなかなか抜けないものもありました。抜いた大根は家に持って帰り、料理して食べさせました。「自分が世話をした大根はおいしかった」と子どもたちは話していました。また、給食室にも持って行き、調理員さんに料理をしてもらって全校で食べました。例年は、JAの方と地域の方と「収穫を感謝する会」を開いていたのですが、今年は残念ながら見送りました。

今回の活動を通して、食育の観点からも大変有意義な学習となりました。

 
15 下関市立 安岡小学校 アルク安岡店
スーパーマーケットの見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケットの見学

11月中旬に3年生の社会科学習の一環として、「アルク安岡店」を職場見学させていただきました。地元のスーパーマーケットということで、買い物を経験したことのある児童も多く、「ここに○○コーナーがある。」「このおかずおいしいよ。」などの声が聞こえました。

店内では、グループに分かれて見学しました。事前学習で学んだスーパーの工夫について実際に目で確かめることができました。野菜や果物の並べ方の工夫、お客様へのサービス、季節の旬の商品があるコーナーの設置、冷凍・冷蔵物の温度管理など、多くの工夫を見付けてメモを取りました。

その後、店長さんからお話を聞くことができました。広告を出すタイミング、商品の種類や数、働く人の人数や勤務時間などを話していただきました。児童からの多くの質問にも丁寧に答えていただきました。

今回の見学を通して地元に根ざした店、お客様に喜ばれる店をめざすために、様々な工夫をしていることがよく分かりました。見学後の学習では、見学したことや質問したことなどを報告文にまとめました。

 
16 下関市立 吉見小学校 下関農業協同組合吉見支所
秋をたのしもう〜サツマイモをそだてよう〜
講師や指導者として招聘
秋をたのしもう〜サツマイモをそだてよう〜

本校では、毎年JA下関吉見支所の方や地域の方にサポートしていただきながら1・2年生が芋植え、芋掘りなどの体験を実施しています

今年度は、6月10日に畑を借りて、芋植え体験をしました。事前にボランティアの方が畝や苗をおくための溝を用意してくださいました。JAの方から苗の置き方や土のかけ方の指導を受け、苗を一人ずつ配っていただきました。自分が植える場所に間隔をとりながら移動し、ボランティアの方のアドバイスを聞きながら次々と植えていきました。

芋掘りは10月30日に行いました。芋植えの時と同じようにJAの方やボランティアの方たちに準備や指導をしていただきました。まず、芋の収穫の仕方を指導していただき畑の中に1列になって入って行きました。掘り始めると次々にサツマイモがでてきてきました。事前に掘りやすいように土をほぐしていただいたおかげで、児童の力でも簡単に収穫できました。掘った芋は、家庭に持ち帰り、おいしくいただきました。

芋植えから収穫、2年生は生活科の時間にふかし芋にして食べるなど一年を通しての体験活動で、豊かな自然とふれあうことができました。そして、自分たちが育てた作物を食することで、食育においても大変有意義な活動となりました。また、地域の方に児童や学校について知っていただくよい機会にもなりました。

 
17 下関市立 蓋井小学校 山口県漁業協同組合 蓋井島支店
新聞を作ろう
職場見学・就業体験
新聞を作ろう

4年生の国語科の「新聞を作ろう」という単元の中で、自分たちの生活の身近にある漁業協同組合蓋井島支店にインタビューに行き、分かったことを新聞にまとめました。

インタビューの際には、児童が考えた質問に対して分かりやすく回答していただくだけでなく、漁業協同組合が児童の生活にどのように関わっているのかを資料を基に詳しく教えてくださいました。

児童は、インタビュー活動を通して、「自分達が生まれた時から身近にある漁協がどんな仕事をしているか知りませんでした。でも、インタビューをしてみると、自分達の島の生活をいろんなことで支えてくれているんだなと思いました。」というような感想をもち、郷土への理解を深めることにも繋がりました。作り終えた後には、感謝状とともに、漁業協同組合蓋井島支店に新聞をお届けしました。

 
18 下関市立 吉田小学校 豊田ホタルの里ミュージアム
海岸の砂のひみつをさぐれ(1〜3年)
職場見学・就業体験
海岸の砂のひみつをさぐれ(1〜3年)

1〜3年生の社会見学で、豊田ホタルの里ミュージアムを見学させていただきました。

下関市の主な海岸の砂の標本づくりを通して、普段、何気なく見たり触ったりしている砂の粒が、色によって性質や運ばれた時期、波の状態などが違うことを知ることができました。子供たちは様々な手作りの展示に触れ、自由研究をしていく上での参考になりました。

また、著名な学芸員の方のお話を聞くこともでき、地元の自然の素晴らしさに改めて気づき、さらに興味をもつことができました。

今回の見学を通して、実際に実物に触れることで、子供たちの砂に対する興味・感心の度合いがとても上がりました。学校でも砂場で形を作って遊ぶことが非常に多くなりました。

 
19 下関市立 王喜小学校 山口県漁業協同組合 王喜支店
王喜の漁業について学ぼう!
講師や指導者として招聘
王喜の漁業について学ぼう!

7月2日に、王喜漁協の方に来ていただき、王喜の漁業について学びました。

最初に、漁具や網を使った漁法の解説をしていただきました。

次に、子どもたちからの質問に答えていただきました。「王喜で一番とれる魚は何ですか?」「漁師さんの1日のスケジュールを教えてください。」という具体的質問から、「地球温暖化は,漁に影響がありますか?」「海には、本当にプラスティックゴミがあるんですか?」など環境問題に関わるような質問までたくさん出ました。

その後、王喜の海で獲れたウナギやタコ、ガザミフグ、カブトガニなどを水槽に入れ、見たり触ったりさせていただきました。

最後に運動場で投網体験をさせていただきました。めったにできない貴重な体験でした。

総合的な学習で進める地域の学習や社会科で2学期に学習する漁業について、知識と興味・関心を蓄積することができました。

今回の体験学習を通して、子どもたちは、地域の産業について知見を広めることができ、地域に対する愛着と誇りをより一層もつことができました。

 
20 下関市立 内日小学校 山口県農業協同組合 勝山支所
米作り体験(全児童)
職場見学・就業体験
米作り体験(全児童)

本校では、毎年地域の基幹産業を知る一環として、JA山口県勝山支所や地域の方に御指導いただき、米作り体験(田植え・稲刈り・はぜかけ・脱穀)を実施しています。

また、3・4年生は、「お米ができるまで」と題して、JA山口県勝山支所の方に食農教育を実施していただきました。稲作作業の機械化や環境にやさしい農薬散布等について学びました。

今年はトビイロウンカの影響が深刻でしたが、学校田はあまり被害を受けることなく60kgのお米を収穫することができました。収穫量の半分は地域のまちづくり協議会に届け、来年度の小中地域合同の運動会のときに使っていただく予定です。子供たちは様々な体験をとおして、JAをはじめ地域の方との交流を深め、感謝の気持ちをもつことができました。

 
21 下関市立 山の田小学校 下関消防署
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

3年生の社会科「火事からくらしを守る」の学習で、下関市消防局の消防防災学習館「火消鯨」(ひけしくじら)に見学にいきました。

「火消鯨」では、まず消防車について間近で説明を聞きました。どんな設備があるか実際に目で確かめながら、命を助けるための仕事の工夫を知ることができました。さらに「防災シアター」で大画面に映された映像を見ながら楽しくわかりやすく防災について学ぶことができました。

その後、消火器を使った模擬消火訓練を体験しました。説明を受けた通りの消火器の正しい操作方法で、目の前の映像の中の火を消火し、実際はもっと大変だということを感じていました。

今回の見学を通して、子どもたちは、消防・防災についてより一層の関心と理解を深めるとともに、地域の安全・安心を守るために働く人々の姿に尊敬と感謝の気持ちをもつことができました。また、自分ができることへの学びへとつなげることもできました。

 
22 下関市立 垢田小学校 豊田梨共同出荷組合
農家の仕事「豊田なしのおいしさのひみつ」
講師や指導者として招聘
農家の仕事「豊田なしのおいしさのひみつ」

社会科の「農家の仕事」で、豊田のなし作りについて学習するために、豊田梨共同出荷組合の方による出前授業を行いました。

講師の観光部長さんのお話では、1年間の仕事の様子や出荷までの流れなどについて、スライドを使って詳しく説明していただきました。また、「豊田なしのおいしさのひみつ」についても、農家の人がどんな工夫や努力をしているのか、丁寧に教えていただき、教科書で学んだことの理解をより深めることができました。後半は、子どもたちの質問に答えていただき、授業の中で抱いていた疑問についてたくさん質問し、インタビューの練習にもなりました。

今回の出前授業を通して、子どもたちは、農家の人たちが、おいしい農産物を消費者に届けるためにさまざまな工夫や努力をされていることを知ることができました。生産者の思いにも触れることができ、農家の仕事に興味をもった子も多くいました。

 
23 下関市立 長府小学校 JA山口県 下関統括本部 安岡支所 「安岡ひまわりレディース」
食育教室「私と農業」
講師や指導者として招聘
食育教室「私と農業」

長府小学校では、全学年を対象に「食育教室」を行っています。今年度3・4年生の食育教室は「安岡ひまわりレディース」に講師を依頼し、「私と農業」をテーマに話をしていただきました。

「安岡ひまわりレディース」の方は、安岡でネギを中心に作られています。店頭に並べる売り物のネギを持参し見せてくださったり、発育日数によって極小ネギ、小ネギ、中ネギ、白ネギなど、種類が変わることを教えていただいたりしました。児童は、発育日数を変えることで見た目が全然違うネギになることや、白ネギの白い部分は土をかけることで白くしていることを知り、とても驚くとともにネギや農業に興味をもつことができました。

他にも、大豆、ニンジンなど数種類のたねを見せていただき、大豆のたねはカラスなどに食べられないように青い色をつけていることを知り、農家の方の工夫や努力に感嘆の声が上がっていました。

「生きていること、毎日食べられることは当たり前ではない。『ありがとう』という感謝の心をもって日々頑張っている。」と話され、児童は食を大切にする思いや農業への関心を深めていました。

 
24 下関市立 一の宮小学校 下関唐戸魚市場株式会社
魚の市場を調べに行こう
職場見学・就業体験
魚の市場を調べに行こう

社会科で、働く人の様子や、仕事と生活のつながりについて調べました。下関市の漁業についての学習を深めるために、唐戸市場を見学させていただきました。

市場内の店舗部分では、いけすにたくさんの魚が泳ぐ様子や、様々な魚が寿司や汁などに調理され、販売されている様子などを見学しました。市場の様子や活気に直接触れることで、下関市が漁業の盛んなまちであることを実感でき、学習の理解を深めることができました。

研修室では、職員の方から、市場についての説明を聞くことができました。市場の開く時刻や取り扱われている魚の種類、誰もが訪れることのできる市場であることなどを、丁寧に教えて頂きました。質問にも答えて頂いたので、児童は、市場の様子ばかりでなく、興味・関心のある内容についても知ることができました。

唐戸市場の見学を通して、下関市の漁業について学習することができました。活気ある様子を実感を伴って理解したことで、下関市のよさについて感じることができ、郷土についての愛着が深まったと考えています。

 
25 下関市立 熊野小学校 下関市消防局 下関市消防防災学習館「火消鯨」
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

社会科「火事からくらしを守る」の学習で、下関市消防局 下関消防防災学習館「火消鯨」に職場体験・就業見学に行きました。消防局では、実際に消防車や救急車を見せていただき、消防車の種類やそれぞれの役割について学びました。消防士さんたちが2交代制で働いているという話や消防服に早く着替えるための工夫などを真剣に聞いて、熱心にメモをとることができました。また、消火器を使う時の合い言葉「ピン・ポン・パン」を教えていただき、合い言葉を言いながら一人ひとりが消火体験をしました。

もしもの時はいつやってくるか分からない、その時に備えて、各自「消防・防災」についての関心と理解を深めました。また、地域の安全・安心を守るために働く消防士さんたちの姿に尊敬と憧れの気持ちを抱くことができました。

 
26 下関市立 豊東小学校 ヤクルト
健康に関する参観日 学級活動「ウン知育」
講師や指導者として招聘
健康に関する参観日 学級活動「ウン知育」

8月の健康に関する参観日で、2年生児童と保護者対象に出前授業を行っていただきました。「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマに、健康のために、正しい食習慣・生活習慣を身につけてもらうことをめざして実施しました。うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌の働きを解説し、良いうんちを出すための生活習慣について分かりやすく教えていただきました。

最後は、みんなで曲に合わせて、腸の動きをよくする体操を教えていただき、子どもたちは喜んでいました。

参観日に合わせたので、保護者にも聞いていただくことができ、正しい食習慣や生活習慣について意識してもらうよい機会となりました。

 
27 下関市立 楢崎小学校 株式会社丸喜 バリューハウス菊川店
スーパーマーケット見学
職場見学・就業体験
スーパーマーケット見学

社会科「はたらく人とわたしたちのくらし」という学習で、3年生が「まるき」へ見学に行きました。事前に、商品の並べ方や惣菜をつくる時間帯を工夫していること、お客さんに来てもらうために広告やポイントカード等を活用していることなどを、教科書で学習しました。そして、学習して疑問に感じたことを、スーパーマーケットで働いている人に質問することにしました。

いよいよスーパーマーケットの見学です。まず、店長さんに商品の配置等で工夫していることについて説明をしていただきました。児童は、家の人と普段買い物に行くときには気づかない細かい点にも気付き、疑問に感じたことを質問していました。その後、商品の産地を調べたり、店の裏側を見せていただいたりしました。児童は、店の裏側に段ボールがたくさんあることに驚いていました。

店の中は涼しくしてあること、肉はミンチや細切れなど色々な形で売っていること、目玉商品を店の入り口に並べていることなど、様々なことを学ぶことができました。

 
28 下関市立 豊田中小学校 豊田梨共同出荷組合
梨選果場の仕事
職場見学・就業体験
梨選果場の仕事

社会科の学習で、3年生の児童が西市小学校と合同で、梨選果場を見学しました。

もぎたての梨が次から次へと選果場に運ばれてくるところから、出荷するまでの作業の工程を見せていただきました。

手際よく袋をはぎ取り、さらに大きさ別に選別する様子に児童はびっくりしていました。また、機械で糖度を計り、機械が等級別に分けていくことを知りました。そして、最後に箱詰めするのは、人の手による作業でした。丁寧に扱っている姿を見て、働く人の心の中まで想像することができました。

見学後は、梨づくりの仕事について、スライドで分かりやすくお話をしていただいただけでなく、2つの品種の梨の味比べもさせていただきました。さらに、組合長さんに疑問に思ったことを尋ねたり、見学した感想を伝えたりしました。

児童は、仕事の内容だけでなく、選果場で働く人の姿や梨の扱い方の様子までよく観察していました。見学したことを各自「新聞」にまとめ、互いに紹介し合いました。そして、その後の学習内容を紹介したお礼の手紙を書きました。学習を通して、梨園での仕事だけでなく、出荷までの仕事の内容や仕組みを知り、学びが深まったとともに、地元の産業に誇りをもつことができました。

 
29 下関市立 西市小学校 豊田梨共同出荷組合
はたらく人とわたしたちの仕事「豊田梨をつくる仕事」
職場見学・就業体験
はたらく人とわたしたちの仕事「豊田梨をつくる仕事」

社会科の学習で、本校の3年生12名と来年度統合が予定されている豊田中小の3年生3名との交流学習を兼ねて、豊田梨をつくる仕事について学習しました。5月、6月、9月と3回にわたって豊田町内の梨園を見学しました。そして、収穫した梨がどこに集められどこへ出荷されるのかを調べるために、豊田梨選果場を訪問しました。次々とベルトコンベアーに乗せられ大きさごとに仕分けされる梨、畳まれた段ボールを一瞬で組み立てる機械、暑い中真剣に作業を続けられている方々の様子を間近に見ることができました。場内の見学後、豊田梨出荷組合の方の梨栽培についてのプレゼンテーションを受け、疑問に感じていることを質問しました。そして、採れたての豊田梨の試食をさせていただきました。

今回の見学を通して、子どもたちは、梨が大きさや形状によって分けられること、段ボールに緩衝材を入れて梨を大事に運ぼうとしていること、傷のついた梨はジュースや焼き肉のたれ用に使われること、山口県内だけでなく九州・広島方面へも出荷されることなどを知ることができました。そして、豊田梨の栽培から出荷まで多くの人の手間がかかり、おいしい梨を食べてもらいたいという願いが込められていることに気付くことができました。

 
30 下関市立 小串小学校 小串警察署
自転車交通安全教室
講師や指導者として招聘
自転車交通安全教室

6月23日、小串警察署のご協力により、3・4年生を対象とした自転車教室を行いました。

子どもたちは、自転車のハンドル・サドルやブレーキの点検をした後、運動場の練習コースを自分の自転車に乗って何度も回りました。自転車も自動車と同じ仲間なので、車道の左端を通ります。「右足を地面に着けないように気をつけて!」と注意されながら、一旦停止と左右の安全確認を何度も行っていました。

今回の自転車教室を通して、3・4年生の子どもたちは、自転車の正しい点検の仕方と道路での安全な自転車の乗り方を理解することができました。

 
31 下関市立 宇賀小学校 豊浦西消防署
ブラインド式避難訓練(火災対応)
講師や指導者として招聘
ブラインド式避難訓練(火災対応)

火災対応の避難訓練をブラインド方式で実施しました。避難の仕方や初期消火の方法などを豊浦西消防署の署員の方にうかがいました。

実際に水消火器を使って一人ずつ順番に操作を体験することで、災害対応の意識を高めることができました。

消防自動車の構造も詳しく説明していただき、3年生の社会科の学習「火事からくらしを守る」と時期が重なり大変参考になりました。また、防火服やヘルメットなども装着させていただき、キャリア教育の面からも全校児童が有意義な時間を過ごすことができました。

 
32 下関市立 豊北小学校 神玉・田耕・粟野・阿川公民館
角島漁業センター
豊北生涯学習センター
お助けゆうびん先生
その他
お助けゆうびん先生

コロナ禍の中、児童の学習を保証するため、各地域の公民館をキーステーションとして、子どもたちと課題やメッセージの受け渡しを行いました。

まず、教員が火・木曜日に課題を各公民館に届け、児童の行った課題を受け取ります。それを添削し、新しい課題と共に次の火・木曜日に、また各公民館に届けます。少しでも子供たちの励みになればと、返却する課題には、児童へのメッセージや課題解決へのアドバイスを添えました。

各公民館でも、提出場所に掲示物やメッセージを添えてくださったり、児童一人ひとりに声をかけてくださったりして、児童の意欲が継続するように協力してくださいました。

地域の皆さんのおかげで、教員と児童は会えない期間があったにもかかわらず、学校再開をした時に、お互いの距離をあまり感じず、よいスタートが切れました。公民館が、学校と児童を結びつけるキーステーションとなり、心の絆まで育み、コロナ禍の中、とても温かい場となりました。

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中学校
 
1 下関市立 菊川中学校 豊浦東消防署 菊川出張所
菊川中学校救命・防災教室
講師や指導者として招聘
菊川中学校救命・防災教室

12月8日・9日に菊川ふれあい会館アブニールにて、2年生71名が救命・防災教室を実施しました。今年は新型コロナ感染症予防対策のため、2クラスに分かれての講習となり、一人ひとりに丁寧に指導していただきました。

この教室の目的は、緊急時には自分が「助ける人」になり得るという自覚をもち、そのための知識・技能を身に付けることができるようにすることです。災害や救急時の対応、心肺蘇生法の流れ、胸骨圧迫やAEDの実技、包帯法など救急法の基本を教えていただき、「救命講習修了証」が交付されました。

本校では、昨年講習を受けた3年生が、友達がけがをした時に迅速かつ的確に対応したということがありました。これからもこの経験を生かし、自分の命や他者の命を大切にして、安全・安心な学校生活を送っていきたいと思います。

 
2 下関市立 豊田中学校 国立山口徳地青少年自然の家
講師 西田 聡 氏
講師 上野 剛 氏
AFPY出前講座の実施
講師や指導者として招聘
AFPY出前講座の実施

2年生2クラス合同(42名)で5・6校時によい人間関係づくりの構築を目的としてAFPY出前講座を実施しました。

新型コロナウィルス感染症対策のため、ふれあっての活動ではなく、ソーシャルディスタンスを保っての活動となりました。8等分のカードの情報を伝え合う活動や、ボールをシートで運ぶ活動を通して次第に自然に距離がうまっていき、活動できるようになっていきました。

 
3 下関市立 豊洋中学校 山口県済生会豊浦病院
職場体験学習
職場見学・就業体験

今年度はコロナウィルス感染症のため、職場体験学習実施は断念せざるを得ないと思っておりましたが、豊浦町内の事業所の方々の御協力により、行うことができました。生徒を受け入れてくださり、貴重な就業体験の場を提供してくださるとともにいろいろな御指導をしていただきました事業所の方々には、たいへん感謝しております。

将来医療関係の仕事に就きたいと考えている本校の2名の女生徒は、山口県済生会豊浦病院で看護師の就業体験をさせていただきました。体験内容には血圧・体温測定、リハビリの補助、ストレッチャー体験などがありました。

生徒の感想としては、次のようなものがありました。「担当の人はとても優しく細かく作業の手順などを教えてくださりありがたかったです。」「最初、現場の作業は簡単だと思っていましたが、実際は細かくたいへんなものできつかったです。」「たいへんな作業でしたが、最後までやり遂げることができ、充実感を味わい自信を深めることができました。」「とても貴重な体験をさせていただきました。とても充実した楽しい2日間でした。」

このように、この生徒は仕事の厳しさと楽しさの両面を実体験し、働くことの意義を学ぶことができたと思います。また、この体験学習を、今後の学校生活や進路選択及び将来の社会生活に生かすことができることと思います。

 
4 下関市立 豊北中学校 加藤味噌醤油醸造場
職場体験学習
職場見学・就業体験
職場体験学習

豊北中学校では、職場体験学習を11月10日から12日までの3日間、16の事業所に分かれて実施しました。その中で、加藤味噌醤油醸造場では、生徒1名が体験学習を行いました。

加藤味噌醤油醸造場では、味噌や醤油を作っています。工場見学の後、味噌や醤油のパッケージにラベルを貼ったり、醤油をボトルに入れたりする作業の他、返却された醤油瓶の洗浄や、醤油を搾った後に残る醤油粕の処理などにも関わることができ、製造だけでなく、その後の取組や処理の仕方についても学ぶことができました。

生徒は、体験を通して、味噌や醤油作りには多くの手間がかけられており、それが品質を保つことにつながっていることを学ぶことができたようです。また、味噌は温度を一定に保った環境で作られていることや、醤油は半年に一度、樽を開けて中身を全部かきまぜることで発酵を促していることなどもわかり、地元で愛されている味噌や醤油がどのように製造されているか詳しく知る機会となりました。

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高等学校
 
1 田部高等学校 アイルモータースクール
交通安全教室
講師や指導者として招聘
交通安全教室

生徒の交通安全指導のため、地元であり、なおかつ卒業間近の3年生が多く自動車教習に通う、アイルモータースクールに依頼し、講師を派遣してもらいました。

1・2年生対象の交通安全教室で、特に、安全な自転車の乗り方についての講義が体育館で行われました。

その中で、実際の高校生の自転車通学の映像を見ながら、どこに危険な場所があるのか、どう回避すればよいか、加害者にならないための運転とはなど、KYT(危険予測トレーニング)の方法も活用しながら、進められました。

生徒は、日頃の交通安全に関する認識の甘さを反省しつつ、将来は自動車などの運転に安全に取り組みたいと意識することができました。

 
2 長府高等学校 住吉工業株式会社
インターンシップ
職場見学・就業体験
インターンシップ

本校は総合学科としてキャリア教育を重視しており、その一環で、1年次の11月に3日間、全員を対象としたインターンシップを実施しています。

今年度は、48事業所に受け入れていただき、本校生徒の多種多様な進路希望にあわせた実習をすることができました。そのうち、12か所は「やまぐち教育応援団」に登録されている事業所に受け入れをお願いしました。コロナ禍の折、実施すべきか悩みましたが、健康観察・マスク着用・三密回避等できる限りの対策を行い、無事終了することができました。

「やまぐち教育応援団」に登録されている「住吉工業株式会社」には、2名の生徒がお世話になりました。生徒たちは、建築・建設関係の進路を考えており、朝礼・現場見学・実習・実施後のディスカッション・レポート作成等を経験して、新たな発見もあり、仕事に対する関心が高まり、進路選択の大きな参考材料になったようです。

今回のインターンシップは、働くことへの関心・意欲の高まりや働くことの厳しさ・意義の理解などを高め、将来の目標実現のために必要な課題を発見する、貴重な経験となりました。

 
3 下関西高等学校 株式会社山口銀行
キャリアセミナー(社会人講話)
講師や指導者として招聘
キャリアセミナー(社会人講話)

11月6日、1学年生徒を対象にしたキャリアセミナー(社会人講話)が、分野別の12講座から2講座ずつ選択受講する形で実施されました。普段の授業とは一味違った講話の数々に、どの生徒も集中して聞き入っていました。なお、地元下関市を代表する企業である山口銀行からも、講師としてお招きしました。

このキャリアセミナーは、生徒がもともと興味をもつ職業について深く学ぶだけでなく、これまであまり知らなかった職業分野について知ることで、進路選択の幅を広げるという意味も込められています。生徒からも「進路を決める上でとても参考になった」など、前向きな意見が数多く聞かれました。

 
4 下関南高等学校 下関市中央消防署
心肺蘇生法及びAEDの使用に関する講習会
講師や指導者として招聘
心肺蘇生法及びAEDの使用に関する講習会 

1年次を2クラスごとに分けて、新型コロナウィルス感染症の感染防止対策を行いながら、体育館で各1時間の講習会を実施した。

生徒が、心肺蘇生法をしっかり身に付けるとともに、AEDの正しい使い方を専門家から学ぶことにより、緊急時に落ちついて速やかな対応ができることが今後期待されます。

特に、心肺蘇生法の定着を図るため、説明と実践に時間をかけました。特に胸骨圧迫については、実践を3度にわたって行うことにより、生徒はしっかり身に付けることができたと思われます。

 
5 下関北高等学校 山口県漁業協同組合
豊浦支店・矢玉支店
和久支店・粟野支店
(女性部員の皆様)
豊北地区魚食普及推進協議会「魚料理実習」
講師や指導者として招聘
豊北地区魚食普及推進協議会「魚料理実習」

毎年、豊北地区魚食普及推進協議会の御好意で、魚食の啓発・地産地消の推進展開のため、旬の魚を提供していただき、漁協女性部の御指導により魚料理実習を行っています。今年度は、「地域探究T」を選択している2年生と「地域探究U」を選択している3年生を対象に、12月10日と12月17日の2回に分けて、地元産の魚を使った調理実習を実施しました。

協議会の皆様からは、新鮮なアジと特牛イカを提供していただき、アジ・イカのさばき方を教えていただきました。アジはウロコを取り、エラや内臓も取り除き、腹開きにします。また、イカは胴の中に親指を入れ、ワタと胴をゆっくりはがし、エンペラと足を持ち、足の部分をワタごと引き抜きます。次に、胴の皮をキッチンペーパーでむき、足の付け根の部分で足とワタを切り離し、目の部分に切り込みを入れて硬いくちばしと目玉を取り除きました。そして、下処理したアジとイカを使って、今年は、アジのひらき(一夜干し)と特牛イカのパエリアに挑戦しました。

アジやイカの下処理をするのが初めてで、おぼつかない手つきの生徒もいましたが、協議会の皆様から丁寧に御指導していただき、立派な料理が完成しました。できあがった料理は、協議会の皆様と生徒、教職員で美味しくいただきました。実習を通して、魚の調理方法を学ぶことができましたが、同時に、豊北町の伝統的な産業である漁業についての理解も深まりました。

 
6 下関商業高等学校 定時制 下関警察署
情報モラル教室
講師や指導者として招聘
情報モラル教室

下関警察署から講師を招聘し、全校生徒を対象にした「情報モラル教室」を実施しました。

「サイバー犯罪の被害に遭わないために」というテーマで、不正アクセスやインターネットショッピング、さらにはコンピュータ・ウイルス等による被害の様々な事例とその対処方法を学びました。

生徒は、身近な事例を通して、日頃から気軽に利用しているSNSやインターネットが、わずかな判断の誤りにより、大きなトラブルに発展する可能性があることを認識しました。

情報化社会における情報リテラシーを育む上で、非常に有意義な学習となりました。

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特別支援学校
 
1 豊浦総合支援学校 やまぐち県酪株式会社
高等部現場実習:やまぐち県酪で職業体験
職場見学・就業体験
高等部現場実習:やまぐち県酪で職業体験

「やまぐち県酪株式会社」に、今年度第1回の現場実習先として受け入れを承諾していただきました。

本生徒(高等部2年病弱クラス:準ずる課程の生徒)は、一般就労(障害者枠)を視野に入れており、通勤にも便利な菊川町での就職を考えています。様々な職種にチャレンジし、本人の適性を見極めている段階です。

週11時間ある作業学習(農園芸班、手工芸班、メンテナンス班)で挨拶⇒「報告・連絡・相談」の習慣付けを行い、企業での現場実習で励行できるか見極めをしていただける良い機会でした。環境が変わると、できていたことができなくなることもあり、大きな学びとなりました。

やまぐち県酪さんの、衛生に対する徹底ぶりを生徒が目の当たりにし、飲食に関連する仕事の心構え等についても大いに勉強させていただきました。

今回の実習で、報・連・相の際の声の大きさや、体調管理の重要さ等、生徒にとっては明確な課題が見つかり大きな収穫がありました。

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