防府地域(防府市・山口市)
1 山口市立 宮野小学校 | ウエスタまるき 山口宮野店 |
はたらく人とわたしたちのくらし 店ではたらく人 | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習の一環(校外学習)として、3年生児童85人が スーパーマーケットで働く人々の様子や工夫を調べるために、訪問させていただきました。 売り場では、買い物客がすぐに見て分かる表示物をつくっておられたり、年齢層に合わせて品物の配列を考えたりされている等、様々な工夫を知ることができました。また、バックヤードも見学させていただき、買い物客から見えない所でも、懸命に働かれている人がいることを、実感をもって学ぶことができました。さらに、買い物客が気持ちよく買い物をすることができるように、店員がそれぞれの場所で努力されていることについてお話ししていただきました。 今回の見学を通して、スーパーマーケットで働く人々の努力や工夫を具体的に学ぶことができました。 このことを生かして、社会科の学習内容の理解をより一層深めていきたいと考えています。 |
|
2 山口市立 大殿小学校 | 社会福祉法人 山口市社会福祉協議会(鋳銭司支部) |
ホタルを中核としたふるさと活動 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校区を流れる一の坂川に生息する天然記念物ゲンジボタルの保護増殖活動を通して、学校と地域との交流を図り、地域に根ざした教育を推進しています。また、本活動を各教科・道徳・特別活動の発展および実践の場としてとらえ、環境教育推進の一助としています。大殿ホタルを守る会の方々には、ホタルの生態を教えていただいたり、放流の準備をしていただいたりなど、毎年お世話になっています。 (1)人工飼育への協力 ・ゲンジボタルのえさであるカワニナの採取 ・ゲンジボタルの幼虫の放流 (2)環境に対する意識を高め、豊かな表現力を育てる活動 ・「ホタルの夕べ」での作品の展示 ・「ホタル放流の集い」での作文発表 |
|
3 山口市立 白石小学校 | 総合病院 山口赤十字病院 |
防災講習会 | |
講師や指導者として招聘 | |
5年生の総合的な学習の時間に、日本赤十字山口支部から講師をお招きし、子どもたちの防災意識を高めることを目的に、防災講習会を実施しました。 まず、DVD「地震はどうやって起こるの?」を視聴し、地震が起きた時に気を付けることや、地震への備えについて講話を聞きました。「安全な場所」「危ない場所」「危ない物」について、日常から考え行動することが大切であることを学びました。また、地震が起きた時には、感染症に気を付けて避難しなくてはいけないことも教えていただきました。 併せて、平成28年に起きた熊本地震についても話してくださいました。実際に熊本への災害派遣に携わられた経験に基づき、その時の様子について写真を提示されながら伝えてくださいました。経験談をとおして、自分の身を守るためにはどうすればよいのか、子どもたちが真剣に考える有意義な時間となりました。 防災講習会を受けて、後日、子どもたちは大判用紙に学習したことをまとめました。「自分の命は自分で守る」というテーマで、インターネット等を活用して調べ学習を行い、避難所での感染症予防のために必要な物や非常食、高齢者や乳幼児がいる時にはそれぞれに必要な防災グッズがあること等について、まとめたことを友達に伝えることができました。 |
|
4 山口市立 湯田小学校 | 山口市中央消防署 |
火事からくらしを守る | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習で、山口中央消防署に見学に行きました。火事発生の情報がどのようにして消防署に伝わってくるのかが分かりました。わたしたちの安全がどのようにして守られているのかよく分かりました。 実際に火事が発生した場合、隊員の方々がどのように出動するのかを見せていただきました。通報からわずか1分ほどで準備完了し出動しており、その素早さと正確さに感心しました。 消火活動に使う消防車や負傷者を病院まで運ぶ救急車の説明を聞いたり、装備を見せてもらったりしました。消火活動や救助活動のための特別な車なので、いろいろな装備があり、普段目にする車との違いに、とても驚きました。 高いところの火を消すためのはしご車に乗る体験もさせてもらいました。乗ってみると、下から見るよりとても高く感じ、こんなに高いところでの活動は大変だろうなと思いました。 |
|
5 山口市立 良城小学校 | レノファ山口FC |
「レノファ応援フラッグ」を作って、レノファを応援しよう! | |
講師や指導者として招聘 | |
3年生の総合的な学習の時間「地域に学ぼう!地域に貢献しよう!」で、レノファ山口FCの選手と事務局の方をゲストティーチャーとしてお招きし、「レノファ応援フラッグづくり」に挑戦しました。 プロのサッカー選手の試合に懸ける意気込みや日頃のトレーニングで大切にしていることなど、普段は聞くことができないようなお話を伺えることに感動しながら、世界に一つだけの応援フラッグを完成させました。 2月の開幕戦には、全児童を御招待いただきました。世界に一つだけの応援フラッグを手に大きな声で選手の名前を叫ぶ子どもたちの目は、ふるさとに対する自信と誇りに輝いていました。 |
|
6 山口市立 大歳小学校 | 秋吉台サファリランド |
いきものとなかよし | |
職場見学・就業体験 | |
終日雨が降り、とても残念な1日となりましたが、今年度初めての校外学習に子どもたちは大喜びでした。雨の中、秋吉台サファリランドの動物たちは予想以上に活発に動いており、ライオンやトラが迫力満点で歩く姿は暑い日には見ることができないものだったかもしれません。キリンを見上げて、その背の高さに圧倒されている子どももいました。動物とのふれあいコーナーでは、ひよこや犬にふれたり、モルモットに餌をやったりすることができてとてもうれしそうでした。最初は恐る恐る手を伸ばしていた子どもたちでしたが、徐々に慣れてくると、「かわいい!」、「もっと抱っこしたい!」という歓声がたくさん聞かれ、生き生きとした表情で動物とふれあっていました。 秋吉台サファリランドでの体験を通して、子どもたちは動物にも自分と同じように命があり、「生きているんだ。」という実感をもつことができたと思います。また、動物とのふれあいを介して友達ともたくさん楽しい思い出を作ることができました。 |
|
7 山口市立 平川小学校 | JA山口中央 平川支所 |
JAの方々との米作り体験 | |
職場見学・就業体験 | |
米は私たちにとって最も身近な食物であり、社会科でも米作りについて学習をするのですが、子どもたちは、実際に、どこで、どのように作られているのか、また、作り手の方の思いはどのようなものなのかを知る機会がなかなかありません。そこで、平川小学校では、5年生が『田んぼから学ぼう』と題して、JAに窓口になっていただき、平川地域の農家の方々と交流し、米作りの苦労や工夫を実感することをねらいとして、総合的な学習の時間に米作り体験に取り組んでいます。 今年度も、JA主催のバケツ稲づくりに取り組みました。実際の田んぼでの米作り体験と並行して行うことにより、一粒の種もみから稲が成長し、収穫した米を食べるところまでのプロセスを体験でき、稲作の理解に繋がりました。 コロナ禍や天候不良のため、例年行っていた平川育苗センターの見学(5月)や田植え体験(6月)は、残念ながら中止になってしまいましたが、田んぼには何度も通い、JAの方に植えていただいた稲が、日に日に成長し、穂が実り、色づいていく様子をしっかりと観察しました。 そして10月、全員で稲刈りを行いました。ほとんどの児童にとって、鎌で稲を刈るのは初めての経験でしたが、JAの方に稲の刈り方を教えていただきながら、挑戦しました。ここでもたくさんの地域の方々に手伝っていただき、無事に稲刈りを終えることができました。最後には、落ち穂拾いを行い、八十八の手間をかけたお米を大事に集めました。 収穫後は、すり鉢とボールを使って、籾すりをしました。作業後、籾殻と玄米を選別するのにとても苦労したようで、子どもたちは米づくりに関わる苦労を実感するとともに、機器の利便性にも気づき、現代の農業が昔に比べ、より効率的に作業できるようになっていることを知ることができました。 米作り体験後は、疑問が生じたことを課題とした調査・探求活動に取り組みました。また、お世話になった方々へのお礼の在り方についても、現在検討中です。これらの学習を通して、地域の方々や5年生の仲間と交流し、米作りの苦労や工夫、農家の方々の願いを実感することができました。 |
|
8 山口市立 陶小学校 | 山口ミュージックアカデミー |
陶地区人権学習推進大会・陶小学校人権教育研修会「世界が一つになるコンサート」 | |
講師や指導者として招聘 | |
山口ミュージックアカデミーの皆さんにお越しいただき、「世界が一つになるコンサート」を開いていただきました。コロナ禍で来日が叶わなかった海外のメンバーの方にはビデオ出演をしていただきながら、心に響く演奏を聴かせていただきました。 演奏の途中には、音楽の道に進まれたきっかけやヨーロッパを中心に活動されている現在の思い、海外生活の経験をもとにした人権についてのお話なども聞かせていただきました。 また、音楽を交えたクイズや、ハープを弾かせていただけるサプライズもあり、子どもたちは最後まで楽しみながら音楽の世界に浸っていました。 |
|
9 山口市立 名田島小学校 | 名田島農産 |
米作り体験活動 | |
職場見学・就業体験 | |
名田島地域は学校の周辺に広々とした田が広がっています。名田島の子どもたちはその田の間を毎日登校しています。しかし今こうして米作りが盛んになっているのも先人たちの苦労があってこそです。 そこで、名田島農産及地域の皆さんの協力を得て、毎年5年生が5月の苗作りから6月の田植え、11月の稲刈り、はぜかけ、脱穀まで行っています。 ぬかるんだ田に入っての手作業での田植え、鎌を使っての稲刈り、今は珍しくなったはぜかけなどを行います。 子どもたちが米作りを行うのは、名田島農産にとっては農繁期でもあり、大変だとは思いますが、毎年快く支援や協力をしてくださっています。そのおかげで、子どもたちは米作り体験を通して、ふるさとのよさを感じ取っています。地域の方も子どもたちと一緒に作業をすることを喜んでくださっています。 |
|
10 山口市立 二島小学校 | 山口市南消防署 秋穂出張所 |
火災発生時における避難訓練及び消火器による消火訓練 | |
講師や指導者として招聘 | |
12月4日の2校時、山口市南消防署秋穂出張所の方々を講師に招き、火災避難訓練を実施しました。理科室からの出火に対して教員が初期消火を行い、緊急避難の放送を聞いて子どもたちは学年ごとにまとまって速やかに運動場に避難をすることができました。集合後、避難の様子についての講評と、防火・防災についてお話していただきました。 その後、水消火器を使って教員と児童代表が消火訓練を行い最後に、消防ポンプ車の見学をさせていただきました。ポンプ車の中の様子や道具を見せていただくとともにその働きについて教えていただきました。 今回の避難訓練を通して、子どもたちは安全な避難の仕方を再確認することができました。また、消火器のしくみを知ることによって、火災予防の意識を高めることができました。 |
|
11 山口市立 嘉川小学校 | 山口南消防署 |
消防署の見学 | |
職場見学・就業体験 | |
3年生の社会見学で、消防署で働く人々の仕事を調べに山口南消防署に見学に行きました。 ポンプ車や化学消防車、救急車などにあるさまざまな救急対応、火災対応の装備や 消防署内の施設や設備を見たり、そこで常に火災や事故に素早く対応し、現場に到着する消防署の方々の工夫や努力の様子にふれたりすることができ、とても意義深い見学となりました。児童にとっては、はしご車に乗り込んで、地上から十数メートルの高さまで上昇し安全ベルトなどの高所での安全対策を実感したり、防火ヘルメットをはじめとする装具の重さ、放水体験で放水の勢いの強さを驚きをもって体感したりと印象深い体験の連続でした。 見学後、消防署をはじめ、社会のために働く人々についてしっかりと学習のまとめができました。 |
|
12 山口市立 興進小学校 | 山口県警察本部 |
社会見学に行こう(3年生) | |
職場見学・就業体験 | |
社会見学で、山口県警察本部に行きました。7人ずつ2班に分かれて通信指令室、交通管制センター、記者会見室を見学しました。 通信指令室では、24時間勤務で、110番通報を受けて、パトカーなどにすばやく指示を出す作業が同時に行われていることを知りました。交通管制センターでは、山口県内の渋滞の様子を管理し、信号が変わるまでの長さを変えていることを初めて知り、びっくりしました。記者会見室では、警察の仕事を細かく紹介した映画を見せていただきました。 人々が安全に、安心して暮らせるように警察官の方々がいろいろなところで仕事をされていることがよく分かりました。 |
|
13 山口市立 佐山小学校 | 佐山地域交流センター(佐山地域づくり協議会) |
地域といっしょになった地域防災学習 | |
講師や指導者として招聘 | |
佐山地域交流センター内にある地域づくり協議会の協力を得て、佐山自主防災会國吉会長を講師にお招きして、4年生が防災学習を行いました。 佐山地域は東に瀬戸内海、西に山地があるため、高潮や土砂災害が起こる可能性が高いことを知り、そのような自然災害にどのように備えたらよいかということを地域の方と一緒に考えました。 また、自主防災会5名の方に劇と紙芝居で「自分の命を守るための行動」について、とても分かりやすく教えていただきました。 佐山地域は自主防災組織がしっかりしており、地域の実情にあった学習ができ、避難場所等もはっきりと子どもたちに伝わったことがとてもよかったと感じています。 今年度は、3月11日に佐山地区自主防災会と連携して、地震・津波に対応するための避難訓練を行うことも予定しています。 |
|
14 山口市立 鋳銭司小学校 | 積水ハウス株式会社 山口工場 |
生活を豊かにするプログラミング | |
職場見学・就業体験 | |
鋳銭司小学校では、プログラミング教育に力を入れています。6年生の学習として、「みらプロ」に応募し、家造りの工夫やプログラミングの活用について、工場見学を通して学ばせていただきました。 最初は、現在の家造りの工夫について、基礎や壁、窓、柱などの工夫について教わった後、実際の建物の中から、設計の工夫について見つけながら考えました。最後に、未来の家造りについて動画を見せていただき、プログラミングの活用についても考えることができました。 見学したことを生かし、2学期の総合的な学習の時間で「生活を豊かにするプログラミング」について考える単元とし、保護者や地域の方々へ発表することができました。 |
|
15 山口市立 仁保小学校 | 山口中央消防署 |
消防署の人はどんな仕事をしているのか見学しよう | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の見学で、山口中央消防署へ行きました。 消防署の方は、施設や道具について丁寧に説明をしてくださいました。消防署の中にあるホースや機械の動かし方や救急車の設備を見せていただき、実際にどのようなものがあるのかよく分かったようです。通信指令室の様子や高台カメラの映像を見せていただきました。また、はしご車を30mの高さまで伸ばしていただき、子どもたち一人一人乗ることができました。子どもたちは、乗る体験をすることで高所での仕事の大変さを知ることができたようです。 今回の見学で子どもたちは、自分たちの身の回りの仕事や工夫を理解することができました。いろいろな人たちのおかげで命が守られていることを感じたようです。 |
|
16 山口市立 小鯖小学校 | 山口トヨタ自動車株式会社 本社 |
ようこそ先輩 | |
講師や指導者として招聘 | |
4年生は、総合的な学習の時間に、山口トヨタ自動車のエンジニアの方に講師として来ていただきました。地域住民の中からいろいろな職業の方をお招きし、お話を聞いたり、仕事の一端を体験したりしました。 このときは、好きなことをとことんつきつめて自分の仕事にできた幸せや、仕事への誇り、責任を語ってくださいました。また珍しい工具や部品の扱い方、動かし方なども教わり、物作りの楽しさも体験できました。 学習したことは、「二分の一成人式」で発表することになっています。 |
|
17 山口市立 大内小学校 | 防府市青少年科学館ソラール |
5年生社会見学 | |
職場見学・就業体験 | |
5年生が社会見学で防府市青少年科学館ソラールを見学しました。 最初に、サイエンスショーを見ました。液体窒素でお花やタオル等いろいろな物を凍らせる実験にクイズ形式で参加しました。凍るか凍らないかを考え、楽しく液体窒素について学ぶことができました。また、実験の最後に空気砲をしてくださり、子どもたちは大喜びしていました。その後、企画展や常設展示を見ました。企画展では、太陽と惑星についての説明を聞き、太陽や惑星の大きさ、光の速さなどについてたくさん学ぶことができました。 今回の見学を通して、子どもたちは科学について楽しく学ぶことができ、科学への興味や関心を高めることができました。 |
|
18 山口市立 小郡小学校 | 日本赤十字社山口県支部 |
人権教育講演会:「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」 | |
講師や指導者として招聘 | |
人権教育参観日に実施した人権教育講演会に、5・6年生の子どもたちと事前に申し込みいただいた保護者・学校運営協議会委員の約30名が参加しました。 講師にお招きした日本赤十字社山口県支部の方から、新型コロナウイルスにふりまわされないために大切なことについてお話を聞きました。新型コロナウイルスには、「病気」「不安」「差別」の3つの顔(感染)があることを、スライドを使って分かりやすくお話してくださいました。 子どもたちからは、いろいろな知識や情報に基づいた質問がたくさん出されました。今回の講演会を通して、子どもたちは、新型コロナウイルスについての正しい知識をしっかり理解し、感染症に係る「病気」「不安」「差別」の負のつながりを断つことの大切さを深く感じ取ることができました。 |
|
19 山口市立 上郷小学校 | 秋吉台サファリランド |
社会見学で餌やり体験 | |
職場見学・就業体験 | |
社会見学で「サファリランド」を見学させていただきました。 その中で小動物やカンガルー、象などへの餌やりの様子を見せていただいたり、餌やり体験をさせていただいたりしました。 |
|
20 山口市立 小郡南小学校 | 山口農業協同組合中央会 |
米づくりのさかんな地域 米について調べよう | |
講師や指導者として招聘 | |
社会科の学習で、米作りの盛んな地域やお米の流通経路、収穫を高めるための工夫(品種改良)などについて学習しました。その後、総合的な学習の時間において、学校の近くにある田を借りて、田植えをしたり、稲刈をしたりする稲作体験を行いました。地域の方や農業協同組合の方に植え方や鎌の使い方などを教えていただき、たくさんのお米を収穫することができました。 今回の体験を通して、稲作農家の苦労や願いなどをしっかりと理解することができました。 |
|
21 山口市立 秋穂小学校 | 防府市青少年科学館 ソラール |
科学を体験しよう | |
職場見学・就業体験 | |
5年生24名全員で、社会見学でサイエンスショーと常設展示の体験をさせていただきました。 サイエンスショーでは液体窒素の実験をさせていただきました。講師の方のスライドを基に予想を立てて実際に目の前で検証していくことで、児童は科学に対する楽しさや不思議さを実感することができました。 常設展示では様々な法則や目の錯覚などを体験することができました。予想通りにいかなかったり、目の錯覚を楽しんだり、機会や仕組みに興味を持ったりと、児童一人ひとりが様々な視点で科学を身近に感じることができたようです。 今回の見学を通して、子どもたちは身の回りにある科学の力への視野を広げることができ、今後の学習につなげることができました。 |
|
22 山口市立 阿知須小学校 | JA山口 |
地域のことをよく知ろう 〜寒漬けを作ろう〜 | |
講師や指導者として招聘 | |
社会科の学習から発展させて、阿知須地域に伝わるものやことについて、テーマごとに子どもたちは調べました。 その中で、古くからこの地域で作られている「寒漬け」に興味をもった子どもたちは、その作り方を詳しく知りたいという思いをもち、地域の人々を招いて、寒漬けの作り方や歴史について教えてもらいました。原料となる大根もJAの方に教えてもらいながら、栽培しました。 今後は、その大根を収穫して、寒漬けを漬ける体験をしながら、伝統を受け継ぐ地域の人々の素晴らしさや郷土のよさについて考えていきます。 |
|
23 山口市立 井関小学校 | 山口市消防本部 |
しょうぼうしょの仕事 | |
職場見学・就業体験 | |
3年生の社会見学で消防署に見学に行きました。通信指令室にいつ電話がかかってくるかもしれないという緊張感の中、仕事をされていることの大変さに気づきました。 火事が起こったときに火を消すための消防車も見せていただきました。いろいろな状況にも対応できるように消防車にも種類があることが分かりました。その中のはしご車に実際に乗せてもらい、高さ20mまであがりました。高さに恐怖を感じるとともに消防署の方々が火事を消すために体を鍛えたり、交代で働いたり、わたしたちのくらしを守ってくださっていることに改めて感謝の気持ちをもちました。 |
|
24 山口市立 中央小学校 | 山口市中央消防署徳地出張所 |
消防署見学 | |
職場見学・就業体験 | |
3年生が社会科の学習で、消防の仕事について詳しく学ぶため中央消防署徳地出張所を見学しました。消防車や救急車の内部を見せてもらうことができ、初めて見る驚きもあって思わず声を出す子もいました。また、装備品や仕組み等についての説明や質問の回答を聞きながら、子どもたちは熱心にメモを取っていました。いざという時に備えて、自分たちが住んでいる地域の安心安全のために、日々訓練を重ねてくださっていることにも感謝の気持ちをもつことができたようでした。 |
|
25 山口市立 島地小学校 | 国立山口徳地青少年自然の家 |
徳地地区連合小学校自然体験学習 | |
その他 | |
徳地地区5校の5年生15名が、自然体験学習を行いました。 午前中は、「仲間と協力して挑戦しよう」をテーマに、TAP(徳地アドベンチャープログラム)を行いました。普段ふれあうことのない学校の児童同士でしたが、ミッションクリアのために互いに声を掛け合い、次第に仲間意識が芽生えてきました。 午後はウォークラリーを行いました。午前中の活動で打ち解けた仲間同士、出発前に探索するルートを話し合い、お互い知恵を出し合いながら野山を駆け回りました。 コロナ禍の中で、密接・密集を避けることに配慮しながらの活動でしたが、互いに考えを出し合い、声を掛け合うことで、5校の友だちとの関係は、これまで以上に親密になりました。 |
|
26 山口市立 串小学校 | 山口中央消防署徳地出張所 |
火事から守る 将来の仕事のためにやるべきこと | |
職場見学・就業体験 | |
3年生は、社会科の『火事から守る』の学習で、山口中央消防署徳地出張所を見学しました。徳地出張所の中を見学しながら、消防士さんの1日の仕事内容を説明してもらいました。子どもたちは、消防車や救急車にある道具や機材の多さや消防士さんの出動の早さに、酸素ボンベの重さなどに驚いていました。また、消火訓練では、本物の消防車を使用させてもらって放水し、訓練を終えることができました 不審者役の方の迫力ある演技で緊迫した雰囲気になり、怖い思いをしているところへ警察犬が登場。不審者が落としていった帽子を警察犬が嗅ぎ分け追跡する姿を見せてもらいました。また、犯人の臭いを嗅ぎ分ける姿も見せてもらいました。子どもたちがいつも見ている犬の姿ではなく、仕事として働いている犬の姿に感激していました。 5年生は、総合的な学習の時間の『キャリア教育』として、消防士さんにインタビューしました。準備の大切さ、点検の大切さ、整理整頓の大切さ、期限を守ることの大切さ等についての話を聞いて、日頃の学校生活と大きく繋がっていることを理解していました。 |
|
27 山口市立 八坂小学校 | 徳地ふるさと資源活用協会「南大門」 |
徳地のじまんを見つけよう | |
職場見学・就業体験 | |
3・4年生児童の総合的な学習の時間で、徳地の特産品を販売する南大門を見学させていただきました。 南大門は、徳地地域の魅力の発信拠点として、木の温もりを感じられる店内で特産品を多く扱っています。子どもたちは、生産者・出品者の名前がバーコードに印字されることや、徳地の特産品がお米、栗、松茸、地酒、竹細工など多岐にわたることに驚いていました。 今回の見学を通して、子どもたちは、徳地の特産品が新鮮・安心・安全であることや種類が豊富で魅力的であり、南大門がその魅力を発信する役割を担っていることを学んでいました。 |
|
28 山口市立 柚野木小学校 | 山口県中央森林組合(旧阿東町森林組合) |
森林体験学習 〜製材の様子〜 | |
職場見学・就業体験 | |
10月13日に森林体験を行いました。 山口県中央森林組合では、木材を製材する様子を見学しました。大きな丸太が次々に製材されていく様子は迫力満点。次の工程のカンナがけでは、透かしてみると向こうが見えるほど薄く削られ、表面の滑らかな板になって様子に、子どもたちも驚きと感動を覚えました。最後に、ふるさと徳地について学習する中で知った「滑松(なめらまつ)」の本物に出会い、その大きさと美しさに直接触れることができました。 |
|
29 山口市立 生雲小学校 | 山口阿東森林組合 |
森林体験学習 | |
講師や指導者として招聘 | |
山口阿東森林組合の方を招いて、5年生が森林体験を行いました。 学習の前半では、生雲で杉の苗木を作っておられる方の山に行きました。そこで、杉の苗木の育て方や、杉の種類、山口県の森林の割合や、森林が防災に役立っている話などを聞きました。そして、実際に杉の苗を鉢に植える体験をしました。 学習の後半では、学校に戻り、木材や竹を使って本立てや器を作ったり、のこぎりで丸太を切ったりする体験をしました。子どもたちは、慣れない手つきでのこぎりや金槌を使い、森林組合の方々に手伝っていただきながら作品を仕上げていました。 森林について楽しみながら学ぶことができました。 |
|
30 山口市立 さくら小学校 | 阿東森林組合 |
阿東のすごい!を見つけよう〜間伐体験・木工体験〜 | |
職場見学・就業体験 | |
3・4年生の総合学習の時間に間伐したり本立てを作ったりしました。 1回目は山に入って森林の役割を学び実際に間伐体験をしました。その後場所を移動して森林組合で木材の加工について学習しました。 2回目は木の種類や特徴についての説明を聞いた後木材を使って本立てを作りました。のこぎりや釘打ちは初めて体験する児童も多く、森林組合の方の支援を受けながら完成させることができました。 山に囲まれた阿東では、保護者が林業に携わっている児童も何人かおり、林業は身近な職業です。今回のような体験は地域の素晴らしさを実感するとともに、将来の職業について考えるキャリア教育に繋がると思います。 |
|
31 山口市立 徳佐小学校 | 山口阿東消防署 |
消防署見学 | |
職場見学・就業体験 | |
社会科で学習した「火事からくらしを守る」に関して、実際に山口阿東消防署を見学させていただきました。 消防署の中のではトレーニングルームや仮眠室等を見せていただきました。子どもたちは、消防士の方々が毎日トレーニングを行い、仮眠室でいつでも出動できるように備えていることを学びました。その後、実物の消防車を見ながら、消防車の中身について説明していただきました。子どもたちは、実際に消防服を着せていただき、着るのも動くのも大変な服なのだと実感することができました。 警察犬が、警察ではなく一般の家庭で世話をしてもらっていることを知り、犬が好きな児童にとっては「自分も警察犬にかかわることができる仕事をしてみたい」という思いを持つことができました。 今回の見学を通して、子どもたちは、現場で働く消防士が人を助けるために、常に努力していることを理解することができました。また、消防士という仕事に対する理解を深めることで、自分ができる防災に対する取り組みについて考えることができるようになりました。 |
|
32 防府市立 富海小学校 | 防府市青少年科学館 ソラール |
ソラール出前講座 | |
講師や指導者として招聘 | |
理科・生活科の授業の一環として、また8月授業期間中の特別授業として、ソラール科学教室を実施しました。 高学年の科学教室では、磁石を使ったマジックや工作をしました。また、低学年の科学教室では、水を使ったマジックや工作を行いました。いずれの学年の子どもたちも、身近な素材で新たな発見ができることを肌で体感することができました。「家でも同じような工作をしてみたい」という声も聴こえました。新型コロナウイルス感染症の影響で、8月も授業がある状況の中で、心のリフレッシュにもつながったと思います。子どもたちの笑顔が印象的でした。 |
|
33 防府市立 牟礼小学校 | 防府地区租税教育推進協議会 |
税金って? 難しそうだから主税君(ちからくん)と一緒にクイズで学んでみよう | |
講師や指導者として招聘 | |
防府税務署の方を講師としてお迎えし、6年生が税金の学習をしました。子どもたちにとって大切かつ難解な「税金」の知識をクイズ形式で楽しく学ばせていただきました。公立学校の児童生徒1人あたりに使われる国・県・市町の教育費の負担額が、小学生では約88万円/年、小学1年生から高校3年の教育費として1人あたり約1,140万円が税金でまかなわれていることを知りました。子ども1人が学び育つために、そんなにお金がかかっていることにびっくりしていました。今年の牟礼小6年生=68人が高校まで学習して卒業すると、約8億円の税金が使われることになります。8億円では、「鬼滅の刃23巻セット」が73,000セット買えることを知り、感嘆の声を上げていました。 DVD視聴や1億円レプリカの持ち上げ体験などもあり、子どもたちにとっては体験しながら楽しく理解できる時間となりました。 |
|
34 防府市立 牟礼南小学校 | 防府市消防本部 |
火事からくらしを守る | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習「火事からくらしを守る」で、消防署で働く人の仕事について学びました。学習と関連して、3年生全員で「防府市消防本部」へ社会見学で訪問させていただきました。 消防本部では、2つのグループに分かれ、外にある設備を教えてもらうことと、中にある設備を教えてもらうことになり、途中で交代をしました。担当の方の説明を受けながら、消防車や救急車の中の設備等、詳しく説明してもらいました。また、通信指令室や仮眠室など、日ごろ見ることができない場所等を詳しく見学させていただきました。児童にとっては、授業で学習したことを実際に目にすることがでました。また、自分たちの安全のためにたくさんの職員の方々が日々頑張っておられることを知る機会となり、大きな驚きと感動があったようです。 今回の見学を通して、児童は消防署の職員さんの仕事の種類、チームワーク、働くことの意義や尊さをしっかりと理解することができました。 |
|
35 防府市立 勝間小学校 | 防府市消防本部 |
消防署を見学しよう | |
職場見学・就業体験 | |
消防車のはしごを30mのばし、その優れた機動性などを間近で見せていただきました。また、署内の施設や実際の消火活動で活躍する車両を案内してもらいながら、その特徴や機器の使い方などについて話を聞き、子どもたちは一生懸命メモを取っていました。 工作機械やボンベを抱えさせてもらったり救急車に乗せてもらったりするなど、初めての体験を通して、消防の仕事に興味を深めていく子どもたちの姿が見られました。隊員の方が24時間体制で寝泊まりされる部屋や、大事に備えて体を鍛えるための施設なども印象に残ったようでした。 子どもたちは、訓練のための訓練ではなく、非常事態に備えて日々努力されている隊員の方々の仕事ぶりを学びました。「実際にやってみたい」「消防士になりたい」と思った子もたくさん見られました。 |
|
36 防府市立 華浦小学校 | 防府市立図書館 |
校外学習で図書館見学 | |
職場見学・就業体験 | |
防府市立図書館の見学をさせていただきました。 まずは、図書館についての説明です。「図書館ってどんな所?」「どんなことができるの?」「注意することって何?」などの説明から、本の種類や探し方、そして本の借り方・返し方について説明していただきました。 館内の見学では、おはなし会や映画会などを行っている「鑑賞室」を見たり、普段は入ることのできない「書庫」を見たりしました。「書庫」では、本のためのエレベーターや、電動書架(電気で動く本棚)などを見ることができ、子どもたちも驚いた様子でした。 他にも、見る人の目の高さに合わせた棚があったり、大きな字の本が並べてあったりなど、図書館ではいろいろな人への配慮がなされていることを知りました。 |
|
37 防府市立 新田小学校 | 防府市消防本部 |
火事からくらしを守る | |
職場見学・就業体験 | |
3年生社会科では、わたしたちのくらしが、多くの人々に支えられていることを学んでいます。その一環として「防府市消防本部」を見学させていただきました。 はしご車や救急車などの説明や司令室から出動命令が出される仕組みなどのいろいろな種類の業務について丁寧にお話いただきましたが、その中で「命の大切さ」についてのお話が特に印象に残りました。『隊員は一つ一つの動作に声をかけ合い安全点検をします。それは仲間の命を守るため。隊員は常に訓練をして消防技術を高めています。それは自分の命を守るため。隊員は力を合わせて24時間働いています。それは市民の命を守るため。』子どもたちは興味深く話を聞くことができました。 見学の最後に放水訓練の様子を実際に目の前で実践してくださり、わたしたちのくらしは消防署の方々に守られている安心感を得ると同時に、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになりました。 |
|
38 防府市立 向島小学校 | 山口県漁業協同組合 向島支店 |
向島一周クルーズ | |
職場見学・就業体験 | |
山口県漁業協同組合向島支店と地元の漁師さんのご協力で、「私たちの住む向島を船で一周しよう」という「向島クルーズ」が実現しました。 当日は天候も良く、波も穏やかで絶好のクルーズ日和でした。ライフジャケットを身に着け、3艘の船に分かれて乗船。漁協や湾岸管理事務所の方々の協力で、島と本土を結ぶ旋回方式の可動橋である錦橋を特別に可動していただきました。次に島の裏側にまわると、赤い鳥居が見えてきました。「立岩稲荷」です。海のすぐそばに建つ大きな赤鳥居を見た子どもたちは大興奮でした。 今回の活動を通して、子どもたちは自分たちが住む地域の自然や、産業、文化を学ぶことができました。またそこに携わる多くの人達との交流を深める貴重な経験をすることができました。 |
|
39 防府市立 中関小学校 | 防府市消防本部 |
火事からくらしを守るしごと | |
職場見学・就業体験 | |
3年生が、わたしたちの暮らしの安全を守っている仕事の様子を見学しに、消防署に出かけました。 サイレンを鳴らし走っている消防車や救急車を見かけることはあっても、本物をこんなに間近に見ることは初めてです。ホースやいろいろな道具を見せてもらったり、訓練の様子を聞かせてもらったり、はしご車の高さを見上げたり、どの体験も驚きの連続でした。 子どもたちは、改めて、安全を守る仕事の大切さ、大変さに気付けたようです。 |
|
40 防府市立 西浦小学校 | アルク中関店 |
地元と共にあるスーパーマーケットの見学 | |
職場見学・就業体験 | |
10月5日に3年生19名と引率者2名で、地元のスーパーマーケットであるアルク中関店に行きました。見学の目的は、社会科の学習として、「スーパーマーケットの仕事や働く人たちの努力や工夫について学びを深める」ことです。 アルク中関店の店長様より、日常にされている仕事について説明を受けました。バックヤードに案内され、仕入れた物の保管、生鮮食料品を店頭に出す前のラッピング作業、総菜の調理などを近くで見せていただきました。最後に、質疑応答の時間をいただきました。子どもたちからは、仕入れの仕方、商品選択、値段決めなど、教科書の内容だけでは分からない部分の質問が多く出ましたが、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。 見学を通して、子どもたちは商品が店頭に並ぶ前にどれだけの労力が必要になるのか、お客さんが気持ちよく買い物ができるようにどれだけたくさんの工夫があるのかなどを知ることができました。 |
|
41 防府市立 佐波小学校 | 一馬本店 |
しょう油博士になろう | |
講師や指導者として招聘 | |
3年生の総合的な学習で、地域で昔から醤油づくりを営んでいる一馬本店さんを講師として迎え、伝統的な技法と新しい技術を織り交ぜながら商品開発に取り組む姿勢を、実際の醤油づくり体験もしながら学びました。 子どもたちは、昔は海外にも工場があり、多くの職人が働いていたこと、そして防府で作られた醤油が多くの人々に愛されていたことを知って驚くと同時に郷土の誇りとして感じていました。 また、実際に作られている醤油を味見し、用途によって味が違っていることに驚いていました。同じ大豆を使うのに、味噌とはまるで違う醤油ができることにも興味を持ち、講師の先生に質問していました。 何よりも、醤油がカビを利用していることにびっくりし、伝統的な発酵技術の素晴らしさに気づくことのできる体験となりました。 |
|
42 防府市立 小野小学校 | 積水ハウス株式会社 山口工場 |
社会見学 | |
職場見学・就業体験 | |
5年生の社会見学で積水ハウス山口工場を訪問しました。見学の目的は「身近な家が工場でどのように造られているのかを見学することで、国民生活を支える重要な役割を果たしていること、工業製品と国民生活との繋がり、そこで働いている人々の努力と工夫等に気付くことができるようにする。」ということです。 はじめに、「会社の概要」「この工場で実際に作っている物」「会社が社会貢献として取り組んでいること」について説明を受けました。配付してもらった資料を見ながら、担当の方から分かりやすく説明をしていただいたので、しっかりと理解することができました。また、児童の質問にも丁寧に答えていただきました。 その後、工場内に移動し、お客さんの多様な注文に対応するための実物の外壁(パネル)の模型を見せていただきながら説明をしていただきました。さらに鉄骨の家や木造の家を作るための部品の実物を見ながら説明をしていただいたり、部品製造をしている作業所を見学したりしました。最後に、児童全員が地震摸擬体験をさせていただきました。 見学を通して、たくさんの外壁模型や材料が流れていく長いラインがあること、人とロボットが分担しながら部品を作っていること、災害に遭っても壊れない家造りをするための研究をしていることについて学び、お客さんの思いを大切にするために、また災害に負けない家を作るために、工場が、日々、工夫と努力を重ねているということに気付くことができました。 |
|
43 防府市立 右田小学校 | 国立山口徳地青少年自然の家 |
宿泊学習を成功させよう | |
職場見学・就業体験 | |
総合的な学習の時間「宿泊学習を成功させよう」で、山口徳地青少年自然の家に1泊2日の日程で宿泊学習を行いました。事前学習では、徳地の自然や新型コロナウイルス感染症の予防について調べ、集団生活についての意欲と関心を高めました。また、施設内で行われている感染症対策を知り、それを守ることを通して、公共施設で働いておられる方々の細かな配慮に対して感謝の気持ちをもつことができました。 1日目の夜にはキャンドルのつどいを行いました。家族と離れて生活すること、また家族からの手紙を読むことを通して、家族からどんなに愛されているかを知り、また家族への感謝の気持ちを強くもつことができたようです。 また、2日目には各グループに分かれて徳地アドベンチャー教育プログラム(TAP)に取り組みました。ぶつかることや折り合いをつける経験を通して、友だちと協力して一つの課題を達成するためには、意見を出し合ったり、とにかく挑戦してみたりすることが大事なのだということを学びました。また、難しい課題にもチャレンジすることやそれが達成できたときの充実感を味わうことを通して、クラスの一員であるという所属感も味わうことができました。 徳地の豊かな自然にふれ、家庭から一歩離れて生活するという今回の学習を通して、家族や友だち、さらに自分自身を大切に感じることができました。新型コロナウイルス感染症の対策をしながら、たくさんの子どもたちが当初のめあてを達成するために施設を利用し、活動内容を保障できるように様々な場面でご配慮をいただき、ありがたく感じました。 |
|
44 防府市立 大道小学校 | 山口県警察本部 |
事故や事件からくらしを守る | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の「事件事故からくらしを守る」の事前学習として、山口県警察本部で職場見学をしました。 まず、通信指令室で実際の110番通報を受理する様子を見学させていただきました。110番通報を受理しておられる様子を実際に見て、受理している時の緊迫した様子を肌で感じることができました。次に、交通管制センターの様子を見学しました。モニターに映し出されたリアルタイムの交通状況を見ながら仕事をされている様子を見て、「とても集中して仕事をしていてすごい」という子どもたちの声が聞こえてきました。見学場所のそばには、実物大の信号機の赤や青のパネル(県内で実際に使われていたもの)があり、子どもたちは自分の顔の大きさと比べて「うわぁ、大きい」と驚いていました。 最後にロビーで職員の方に警察官の仕事の大変さやどのようなことを考えて仕事をしておられるか質問する機会がありました。話の中で県民の安心安全を守る使命感や警察官になられるきっかけを聞くことができました。仕事の様子だけでなく、そこで働く方たちの思いや願いも聞くことができ、社会科の事前学習として、とても充実した見学になりました。 |
1 山口市立 宮野中学校 | 船方農場 |
やまぐち未来のしごとフェスタ | |
職場見学・就業体験 | |
今年度は、新型コロナウイルス感染症の予防対策のため、職場体験学習が実施できなかったので、11月26日に開催された「やまぐち未来のしごとフェスタ」に参加しました。 42の企業・団体が各ブースで「仕事体験」を中心とした様々な取組を紹介してくださいました。その中の一つ、「船方農場」のブースでは、乳牛、肉牛の生産から乳製品、肉加工品の製造、宅配、カフェなど、船方農場で日々行われているいろいろな仕事を、映像を通して知ることができました。 生徒たちは、普段口にしている乳製品や肉加工品がどのような経緯で作られているのかを知ることができ、そこに携わる人たちの思いや苦労について考えることができました。 |
|
2 山口市立 白石中学校 | 山口警察署 |
薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室 | |
講師や指導者として招聘 | |
全校生徒を対象とした「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室」を実施しました。例年は体育館に全校生徒が集まり、講師の方のお話を聞くという形態で行っていますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、校内放送を通じてのリモート形式で行いました。 講師の方には、写真や再現ドラマの映像等を用いて、薬物の種類や心身への影響、また社会に与える影響などについて、分かりやすく説明していただきました。さらに、怪しい誘いには乗らないことや、毅然とした態度で断る、大人に相談するなど、具体的な対処法についても教えていただきました。 生徒たちは各教室で講師の方の映像を見て、熱心にメモをとりながら講演を聞きました。薬物の問題は自分には無関係のことと捉えている生徒が多かったのですが、県内でも薬物の摘発等が発生していることを知り、決して他人事ではないということを実感していました。そして、薬物の恐ろしさを知るとともに、薬物に絶対に関わってはいけないという思いをさらに強くすることができました。 |
|
3 山口市立 鴻南中学校 | 山口警察署 維新公園交番 |
働く人から学ぶ会 | |
講師や指導者として招聘 | |
「働く人から学ぶ会」と題して、山口県で働く方をお招きし、お話をいただきました。 生徒は職業に対する興味・関心から、2名の方の講話を聞きました。仕事のやりがいや様々な経験、その仕事に就くための方法など、講師の方の経験に基づく講話を聞くことで、将来就きたい仕事が決まっている生徒はもちろん、まだ将来の仕事について漠然と考えている生徒にとっても、自分の将来を考える非常に有意義な時間になりました。また、会の司会進行やお礼の言葉、講師の方を教室まで案内する、といっためったにできない経験ができたことも、よい学びになりました。 |
|
4 山口市立 仁保中学校 | 山口中央消防署 大内出張所 |
AED体験学習・講習会 | |
講師や指導者として招聘 | |
仁保中学校では、毎年AED講習会を開いて一次救命処置の方法を学んでいます。今年は山口中央消防署大内出張所の救急法指導員の方に来ていただき、1年生、2年生、保護者(希望者)、教職員が指導を受け、AEDの使い方と心肺蘇生の方法を学びました。人形を用いて、@傷病者の反応の確認、A周囲に助けを求め、救急車の手配とAEDの確保、B呼吸の確認、C胸骨圧迫(圧迫の位置、深さやリズム)DAED(電源投入、電極パッドの貼り付け、電気ショック)の順で救命処置を体験しました。 2年生は昨年度も同様の体験をしていますが、「1年経ったら忘れていたところもあったけれども、もう一度体験できて思い出せました。」と感想を書いている生徒がいました。胸骨圧迫のリズムをメトロノームを使って確認しましたが、1分間に100〜120回の早さを保つことは予想以上に大変で、2分程度続けると息が切れるような感覚がし、周りの人と交代して続けることの大切さを実感しました。 |
|
5 山口市立 平川中学校 | 山口県理容美容学園 山口理容美容専修学校 |
学習発表会 文化の部 地域ブース「ヘアメイク」講座 | |
講師や指導者として招聘 | |
学習発表会(文化の部)の地域ブースで山口理容美容専修学校から2名の講師をお迎えし、ヘアメイク講座を開催しました。 各学年1回ずつの3回の講座を開設し、25名程度の生徒が40分の講座の中で、理美容についての知識を学び、マネキンを使って髪の三つ編みに挑戦しました。生徒は初めに教えていただいた基本のやり方を応用し、終盤はそれぞれ個性を発揮したヘアメイクに挑戦していました。 生徒も見学していた保護者も日頃経験できない学習に興味をもち、大好評でした。 |
|
6 山口市立 小郡中学校 | 国立大学法人山口大学 |
小郡中学校で勉強をやろう会(学力向上教室) | |
講師や指導者として招聘 | |
10月17日に、講師として近隣にある山口大学及び山口学芸大学の将来教員をめざしている学生や地域の方々、学習塾の講師、小学校教諭などを招いた「小郡中学校で勉強をやろう会(学力向上教室)」を実施しました。参加者は生徒や小学生が100人以上、講師は50人となり、充実した時間となりました。参加した生徒のアンケートから、93.8%の参加者が「この学習会に満足した」と回答し、参加生徒からは「とても分かりやすく教えてもらえて、勉強に集中することができた」、「自分ひとりで考えるよりも丁寧に寄り添って教えてもらえて、理解が深まった」という声が多く聞かれるなど、大成功のうちに終えることができました。次回からは、小中連携を図るために、小郡中学校区の小学校6年生を対象とした学習会を計画しており、この取組をさらに拡げていくとともに地域に根付かせていきたいと考えています。 |
|
7 山口市立 徳地中学校 |
徳地ふるさと資源活用協会「南大門」
特別養護老人ホーム とくぢ苑 |
働く人に学ぶ会 | |
講師や指導者として招聘 | |
徳地地域の方から、職業観や勤労観に関わる講話を聴くことを通して、生徒の望ましい職業観や勤労観の形成を図り、生徒が地域の良さを知る機会とすることを目的に実施しています。 (生徒の感想) ・以前は、お客さんは地域の人が多かったのに、今では、徳地の外からお客さんが来ていると聞いて驚きました。話の中で一番心に残った言葉は、「自分が楽しまないとその仕事は長続きしない」です。自分が楽しむことが大切なんだなと思いました。 ・私たちのために仕事の時間を削ってまでお話をしてくださり、ありがとうございました。利用者のことを第一に考えて、食事やイベント、生活リズムをしっかり工夫されている、とてもよいところだと思いました。 |
|
8 山口市立 阿東中学校 | 山口市消防本部阿東消防署 |
消防署での職場体験学習 | |
職場見学・就業体験 | |
2年生の職場体験学習として、8月26日から28日までの3日間、「山口市消防本部阿東消防署」で、1名の生徒が体験学習をさせていただきました。実際に消防服を着て、消火訓練や救急救命の仕事を体験したり、垂れ下がったロープを持って、腕力で高い所まで登ったり貴重な体験をさせていただきました。 今回の職場体験学習を通して、仕事の大変さや楽しさ、仕事に対する責任やコミュニケーションの大切さなどたくさんのことを学んだと思います。また、地域の方が、体験学習を快く受け入れてくださったことに心から感謝申し上げます。 (生徒の感想) 僕は職場体験で、消防士の方がいざという時のために、日頃から体を鍛えておられることや、常に冷静さを失わず仕事に向き合うことの大切さを学びました。 |
|
9 防府市立 富海小中学校 | アルク |
キャリア学習(インタビュー) | |
職場見学・就業体験 | |
将来の自分の生き方を考えるためのキャリア学習の一環として職場体験学習を計画していましたが、コロナ禍で事業所での体験はできなくなりました。そこで総合的な学習の時間では、生徒が本当にやってみたい仕事をする上で大切なことや大変なこと等を課題仮説として立てました。それらを自分で選んだ事業所に電話でインタビューし回答していただくことで、「将来働く自分」をイメージし、今何をするべきかを学ばせていただきました。 実際にアルクさんにインタビューした生徒は、11月26日に行われた「やまぐち未来の仕事フェスタ」に参加し、そこでも出展されていたアルクさんの話に熱心に耳を傾けていました。商品開発する際の手順や視点も具体的にお話ししていただき、自分たちがふるさとのよさを生かした商品を作るにはどうしたら良いだろうかと、新たな問いも生まれてきました。 |
|
10 防府市立 牟礼中学校 | 株式会社 豆子郎 |
職業講話 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では、例年、総合的な学習の時間に2年生が職場体験学習を実施しています。しかし今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で実施できませんでしたので、株式会社 豆子郎の代表取締役社長 田原 文栄 様を講師としてお招きし、職業講話を開催いたしました。 講話では、株式会社 豆子郎の創業理念、経営理念、なぜ企業には経営理念が必要なのか、未来へ向けてのビジョン、など多岐に渡る話題について中学生にもわかりやすいように易しい言葉でお話しいただき、生徒たちにとって貴重な経験になりました。 今回の職業講話では、講師の方のお話から、自分らしく生きることの大切さや社会に貢献することの意義などについて考える機会を得ることができ、自らの進路選択に向け、意欲的に進路学習に取り組もうとする態度を育むことができました。 |
|
11 防府市立 桑山中学校 |
株式会社ぷらざFM FMわっしょい
ベラ美容室 防府市消防本部 山口県社会福祉協議会 |
働く人に学ぶ会 | |
講師や指導者として招聘 | |
総合的な学習の時間に、4名の講師の先生方を招き、職業について15分程の講話(仕事の具体的な内容、仕事を選んだ理由、仕事をしてのやりがいや苦労したこと等)を伺い、その後で5分程度の質疑応答の時間をいただきました。当日は授業参観日も兼ねており、親子で将来の夢の実現や職業について考えるよいきっかけになりました。 今回の「働く人に学ぶ会」をとおして、生徒たちは、自らが就職するために必要なことや人としての資質についての理解を深めることができました。目的が明確になったことにより、今の自分の生活や自分自身について正すべきことを率直に認め、「夢を叶える」具体的な人生設計を立てることができました。同時に、仕事をされている方々や家族への感謝も深まり、実り多い会となりました。 |
|
12 防府市立 華陽中学校 | 積水ハウス株式会社 山口工場 など |
やまぐち未来のしごとフェスタ | |
職場見学・就業体験 | |
2年生が、総合的な学習の時間を利用し、山口市で開催された「やまぐち未来のしごとフェスタ」に参加しました。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、個別の事業所を訪問する職場体験ではなく、山口市主催の企業・団体が集まる会場にて体験活動を行いました。 積水ハウス株式会社山口工場のブースでは、実際に釘打ちをしたり、柱の組み合わせや強度の体験をしたりしました。精巧な家づくりや、もの作りの大変さや楽しさなどを実感することができました。 その他にも、放送局や文房具作り、保育体験など多様な職種の体験をしながら、働くことの意義ややりがい、苦労する点などを感じることができ、大変有意義な活動になりました。 |
|
13 防府市立 華西中学校 | 防府消防署 南出張所 |
働く人に学ぶ会 | |
講師や指導者として招聘 | |
総合的な学習の時間に、職業人を招いて行った「働く人に学ぶ会」で、2年生を対象に、消防士の仕事について講話をしていただきました。 講話では、職業選択の理由や仕事内容、苦労話、仕事のやりがい等を紹介していただきました。お話の中で、生徒達と同じ中学生の頃から自分の得意分野を生かした職業として消防士になろうと考えていたことや、厳しい仕事ではあっても充実した職場であることを紹介していただきました。また、スライドや写真を活用して、地域との関わりや訓練の様子等も説明をしていただき、実際の仕事の雰囲気を身近に感じることができたようです。 今回の学習を通して、子どもたちは、自分自身の進路について改めて考えるきっかけとするとともに、職業人の仕事に対する思いを理解することができました。 |
|
14 防府市立 佐波中学校 | 防府市消防本部 |
救急救命講座 | |
実技や部活等の補助 | |
(1)救急救命の場面に遭遇しても落ち着いて行動できるように、心肺停止への適切な対応及びAEDの正しい使い方を知識として習得し、バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)として自他の生命を尊重する気持ちを養う (2)周囲の人を呼ぶことの大切さを知り、協力することの価値を学ぶ (3)親子で救急救命について話し合う機会をもつきっかけとすることを目的として、2年生97名を対象に実施しました。 また、3密を防ぐために、生徒を6会場に分け、各会場に2名ずつの救急救命隊員及び消防隊員の方に担当していただき、(1)心肺蘇生法とAEDの使用法 (2)心肺停止の正しい知識と対処法 について経験させてもらいました。防府市消防本部からは総勢12名の隊員の方に協力をいただき、実りの多い時間になりました。 |
|
15 防府市立 小野中学校 | ふるさと牧場 |
小野っ子体験学習 | |
職場見学・就業体験 | |
2年生の総合的な学習の時間に、ふるさと牧場で体験学習を行わせていただきました。同じ小野地域で暮らしていながら、初めて訪問する生徒も多く、自然が豊かな素晴らしい環境に感動していました。 午前は代表者の方から循環型農業やその必要性についてのお話を伺い、これからの農業について考えるきっかけとなりました。その後、草の種類などを教わりながら、牧場を散策しました。午後は野芝の植え替えやひのきの皮むきを体験させていただきました。足場が不安定な山の斜面での作業は、想像以上に難しく、時間もかかりましたが、できたときの達成感は大きかったようです。 今回の体験を通して、自然を生かして牛を育て、ともに生きていくことに喜びや誇りをもっていらっしゃるお姿に感銘を受けたようです。今後の進路を考えるうえで、貴重な体験となりました。 |
|
16 防府市立 右田中学校 |
ユアーズバリュー 右田店 株式会社ぷらざFM(FMわっしょい)
マツダ(株)防府工場 株式会社クラカズコミュニケーションズ のん太鮨防府店 山口県立総合医療センター |
ワークフォーラム | |
講師や指導者として招聘 | |
2月13日に中学2年生を対象にワークフォーラムを開催しました。やまぐち教育応援団から6名を含む様々な職業に携わる12名の方々を学校にお招きして、仕事に就いた動機、また仕事をしていての苦労や喜びを直接聞く貴重な体験をしました。 それにより生徒が自分の生き方や将来を色々と考えることができました。また、社会人としてのマナーの大切さや勤労の尊さ・大変さを理解し、保護者への感謝の気持ちをもつようになりました。 |
|
17 防府市立 大道中学校 |
山口県防府警察署生活安全課
防府市消防署南出張所 |
避難訓練(不審者対応・地震火災訓練)での講師招聘 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では例年避難訓練において、地域の警察署員や消防署員の方々をお招きし、危険をいかに回避するかについて専門的な視点からお話しをしていただいています。 コロナ禍のため、不審者対応訓練については放送によるご指導でした。校内においてだけでなく、登下校中においても「い・か・の・お・す・し」を心がけることが大切であり、何か事件があったときはすぐに警察に通報するようにと強くご助言くださいました。本校で不審者らしき人物が実際に現れたという事件が発生した時も、おかげで迅速に対応することができ、生徒を守ることができました。 地震火災避難訓練はブラインド方式で行い、実施日や時間、火災発生場所を生徒に伝えず、いかに自分で考えて行動できるかを訓練しました。署員の方からは、効果的な避難の方法や、消火の仕方を教えていただきました。 両機関とも、計画の段階から関わってくださり、地域に密着した防災教育としても、効果的に「やまぐち教育応援団」を活用することができたと思います。 |
1 防府高等学校 佐波分校 | 山口市徳地地域交流センター |
「交通プロジェクト」への参画 | |
その他 | |
防府高校佐波分校は今年度、山口市の徳地地域づくり協議会が取り組む「交通プロジェクト」に、全校生徒52名全員で参画しました。協議会事務局長の小松さんや山口観光コンベンション協会徳地支部長の池田さんから出前授業をいただいて地域の実情を聞くうちに、高校生の視点から防長バスの待合室を利用しやすくするための3つのアイデアが出てきました。@座りやすいベンチを作る A草木染めの座布団を作る B待合室を和紙で素敵に飾る これらの高校生のアイデアに対して徳地地域づくり協議会は「ゆめ工房」「あさむらいちご園」「千々松和紙工房」「徳地和紙ワークス」の各事業所を紹介、山口市交通政策課から話を聞いた防長交通本社からも「地域に愛される営業所として待合室が生まれ変わることを楽しみにしています。」というコメントをいただき事業が本格化しました。 実際のベンチの制作や待合室への和紙作品の取り付けにあたっては、交通プロジェクトの皆さんとの共同作業となり、世代を越えた交流の輪が広がった。生徒たちのユニバーサルデザインを地元の元大工さんが匠の技で見事に実現してくださった手作りのベンチ、ブルーベリーや玉葱など徳地産の農作物を使った草木染めの座布団、生徒たち自身の手で紙を漉き装飾を施した山口市無形文化財徳地和紙による待合室のリニューアルは、県央のほぼ全てのマスコミが取材に来るなど大きな話題となりました。 |
|
2 防府高等学校 | 国立大学法人 山口大学 |
大学説明会 | |
講師や指導者として招聘 | |
8月24日から8月28日の5日間、放課後を利用して1・2年生希望者を対象に、大学説明会を開催しました。感染症対策に重点を置いて少人数での開催ではありましたが、逆に質問もしやすく、大学を身近に感じられる説明会となりました。 山口大学からは医学部、国際総合科学部、農学部、教育学部から4人の講師をお招きし、学部学科の特色や入学試験について説明していただきました。説明会のあとは懇談会が開かれ、より詳しいお話を伺うことができました。防府高校では毎年行われている説明会ですが、今年度は特に新型コロナウイルス感染症の影響で各大学のオープンキャンパスが中止される中で、大学の様子を知る大変貴重な機会となりました。 参加した生徒からは、「教授の専門分野の話を聞き、自分の好きなことを楽しそうに話している姿を見て、自分も将来、自分が面白いと思うことを研究したいと思った。」「県内の大学で自分の興味のある学部はないと思ってよく調べていなかったが、留学など自分の望む期間や環境でできそうだということがわかった。」「他の大学、学部ももっと調べてみようと思った。」などの感想があり、生徒一人ひとりが改めて自身の未来を見つめ直している様子がうかがえました。 |
|
3 防府商工高等学校 | 株式会社 丸久 |
タブレット端末を活用した授業実践 | |
講師や指導者として招聘 | |
株式会社丸久 人事能力開発部指導役の黒川様に講師を依頼して、科目「商品開発」の授業において、本校商業科の3年生を対象とした授業を実践しました。 「商品の販売戦略」をテーマに、山口県から貸与されたタブレット端末と遠隔会議システムを利用して、リモート形式による講義・ワークショップを実施することで、生徒はSociety5.0に対応するために必要とされる情報活用能力や、マーケティングに関する実践的な知識・技術を身に付けることができました。 |
|
4 山口高等学校 徳佐分校 | 徳佐りんご観光協会・徳佐りんご組合 |
地域産業を活用したインターンシップ(6次産業インターンシップ) | |
職場見学・就業体験 | |
本校では1年生を対象に、キャリア教育の一環として5月と10月に地域の基幹産業である農業、とりわけ特産品の徳佐りんごの生産・加工・流通活動への就業体験(インターンシップ)を実施しています。(令和2年度は新型コロナウィルス感染予防のため、10月のみの実施) この就業体験は、高校生に求められる職業観・勤労観の育成を図り、自己の進路選択に主体的に取り組む意欲と態度を育てることを目的としています。 徳佐りんご観光協会・徳佐りんご組合を通じて、徳佐地区のりんご農園に本校生徒を受け入れていただいています。本年度は1年生11名が、3農園で就業体験を行ないました。 実習内容は、シート敷き作業や葉摘み作業等の農業体験活動と食品加工活動(りんごジュースやアップルパイ等の食品加工)を行いました。 生徒にとって、徳佐りんごに興味・関心を高め、地域産業への愛着を深める貴重な機会になりました。 |
|
5 山口中央高等学校 | 山口警察署 |
薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室 交通安全教室 | |
講師や指導者として招聘 | |
9月18日山口警察署から講師をお招きし、1年生を対象に「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室」を開催しました。危険ドラッグや覚醒剤などの薬物や、医療用薬品の誤った使用による危険性について、動画や具体的な事例を用いて分かりやすく講義していただきました。また、県内の状況や違法薬物の誘惑や誘いの手口、それを断る方法などを具体的に学ぶことができました。 また最近は、薬物についてもSNSトラブルが関係していたり、誤った情報を鵜呑みにした結果、他人を傷つけたりする事案が発生しているそうで、情報リテラシーを身に付けることの大切さも強調され、生徒たちはみんな話に聴き入っていました。 10月16日には同じく1年生を対象に交通安全教室を開催しました。生徒はDVDの視聴や自転車の実演を通して、危険予測の重要性、交通ルールや事故発生時にすべきことを確認し、また乗車前の点検の大切さや、ながら運転の危険性を再認識しました。学んだことを生かし、交通ルール・マナーを守り、通学時だけでなく普段から交通安全に配慮して生活するよう気持ちを新たにしていました。 |
|
6 西京高等学校 | (株)レノファ山口FC |
地域活性化に向けた協働活動プラン(案)発表会 | |
講師や指導者として招聘 | |
3年生商業科「課題研究(商品開発班)」では(株)レノファ山口FCの協力を得て、地域活性化に向けての取組を行っています。 この授業は令和元年度から継続して実施しています。令和元年度は「レノファ応援企画(グルメ編)」で商品開発を行い、完成したホットドッグをホームゲームで販売しました。令和2年度は新たに任命されたコミュニティ・スクール推進員の金田賢治様のコーディネイトにより、「レノファ山口応援企画(イベント編)」の発表会を実施することができました。 自分たちが考えたイベント企画がレノファ山口に納得していただけるように心を込めて発表することができました。 6グループの発表後にレノファ山口、金田様から講評をいただきました。生徒たちは企画を考案することの楽しさと難しさを味わうことができました。 この活動は来年も引き続き実施していく予定です。地元企業と連携して地域活性化のために貢献していきたいと考えています。 |
|
7 山口農業高等学校 | 特別養護老人ホーム温泉ホーム日吉台 |
インターンシップ〜地域への理解を深め、働くことの意味や意義を考える〜 | |
職場見学 | |
令和2年度県内企業見学セミナー事業として選定しました。 コロナ禍のため、特別養護老人ホームの施設の一部を見学しました。その後、福祉施設で働くことの心構えと福祉施設関連の職種(介護福祉士、看護師、管理栄養士、調理師)の仕事内容について、1日の流れをもとに講義をしていただきました。また、介護ロボットや介護スーツの実演や体験もさせていただきました。 事後指導として、記録用紙に、見学内容をまとめ、見学して思ったことや感じたことなどをクラスで発表し合いました。「日吉台では一人の高齢者の方に多くの人が関わっており、たくさんの作業が行われていることを知ることができてよかったです。人の介護や看護がどれだけ大変で重要であるかが分かりました。」等の感想もあり、医療や福祉の仕事に携わるための心構えや職場での連携の重要性などに気付くことができたと思います。 実際に働いている方からの言葉はこれから職業選択をする生徒の心を動かす良い機会になり、生徒の進路選択の一助にすることができました。 |
1 防府総合支援学校 | 有限会社 岡部園芸 |
イオンタウン防府花壇づくり | |
職場見学・就業体験 | |
中学部作業学習サービス班のメンバーで、イオンタウン防府の駐車場入口付近にある花壇づくりに行きました。 岡部園芸の皆さんに苗や球根の植え方を教わりながら、ビオラやチューリップを植えました。あらかじめ準備をしていただき、優しく丁寧に植え方を教えてくださったおかげで、生徒たちは戸惑うことなく植え付けることができました。最後には生徒手作りの学校名が入った立札を花壇に備え付けて頂きました。これから花が美しく咲き誇り、多くの人に楽しんで頂けたらうれしいです。 こちらの花壇の整備は令和元年度より始まった活動ですが、令和2年度は春に活動できなかったため、今回のみの活動となりました。初めて花壇づくりに行った生徒がほとんどで、作業の後にとても満足そうに花壇を眺めていました。とても良い経験ができ感謝しています。 |
|
2 山口南総合支援学校 | サンマート秋穂店 |
スーパーマーケットでの就業体験 | |
職場見学・就業体験 | |
高等部産業科2・3年生は卒業後の一般就労をめざして、「流通サービス」の授業で商品の流通から販売に関する学習をしています。その一環として就業体験を行い、商品の販売の仕組みや陳列、接客に関する基本的な態度などについて学習しています。 生徒はエプロンを身に付け、決められた売り場スペースの商品の前出しを行いました。店長様からは「お店ではまず元気な挨拶が大切です」というお話を伺い、接客業における挨拶の大切さを改めて感じる体験となりました。近くのお客様には、「おはようございます」、「いらっしゃいませ」と挨拶をしました。恥ずかしくてなかなか声が出せない生徒もいましたが、一生懸命に取り組みました。 体験後の学習では、「商品がきれいに並んでいるとお客様が気持ちよく買い物ができる」、「商品が見付けやすいが大切である」、「挨拶をしながら作業をするのは難しいが気持ちよく感じた」などの感想がありました。 今回の就業体験を通して学習したことや感じたことは、生徒にとって、貴重な経験となりました。また、どのような職種にも共通して大切な、「働く態度」について学ぶ機会になったことに、感謝したいと思います。 |
|
3 山口総合支援学校 |
株式会社丸久 アルク葵店
アルク山口店 アルク防府店 |
産業現場等における実習 | |
職場見学・就業体験 | |
株式会社 丸久には、これまでも多くの店舗で実習生を多数受け入れていただいています。2年生の体験的な実習から、就労をめざした見極めの実習まで、様々な形態の実習を受け入れていただいています。 アルク葵店では、スーパーの仕事に興味のあった3年生の実習を受け入れていただきました。その実習により、スーパーでの就労をめざすようになり、実習を重ねました。実習をした生徒は、実習を重ねるたびに仕事のスピードも速くなり、自信にあふれた表情に変わってきました。本人の成長を感じてくださり、的確なアドバイスをいただけるので、本人の就労意欲がどんどん高まっているのだと思います。 |