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周南地域(下松市・光市・周南市)

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小学校
 
1 下松市立 下松小学校  下松市消防本部
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

3年生は、11月に遠足を行いました。遠足は、社会科の学習「市の様子」と「火事からくらしを守る」と関連させ、近くの伝統ある建物(神社等)や公園をめぐるとともに、下松市消防本部の見学を行いました。

下松市消防本部では、火事や救急への対応の仕方について署員の方からお話を聞くだけでなく、消防署の施設や車両等を見学させていただきました。

車両の見学では、署にあるすべての車両を紹介され、車内の様子や車両の働き・仕組みなどを、実際に触らせていただきながら詳しく学ぶことができました。また、訓練の様子を披露していただいたことで、火事や救急に備えて日ごろから準備を怠らない、働く人々の努力や工夫を実感することができました。

 
2 下松市立 久保小学校 下松市消防本部
消防の仕事について知ろう
職場見学・就業体験
消防の仕事について知ろう

社会科の学習で、3年生児童44名が、下松市消防本部に行きました。消防士から1日の仕事について話を聞いたり、消防署の施設や消防車・救急車の見学をしたりしました。子どもたちは、事前に消防の役割について学習していましたが、実際に見て話を聞くことで、道具の役割や消防士の仕事についての理解を深めることができました。また、火事が起こったときだけでなく、日頃から様々な訓練や点検等を行っていることを知り、消防の仕事の大変さを感じていました。

今回の見学を通して、人々の暮らしを守る消防の仕事についての学習を深めるとともに、日頃から火事を起こさないように自分たちも気をつけたいという思いをもつことができました。

 
3 下松市立 公集小学校 あさひ製菓株式会社(菓子乃季 下松店)
もっと行きたいな町たんけん
職場見学・就業体験
もっと行きたいな町たんけん

2年生の児童が、グループの計画に沿って校区内の店や高等学校、公共施設に出かけ、人々と接したり発見したりしながら、町たんけんを行いました。

菓子乃季下松店では、子どもたちからの「ケーキは、何個ぐらいあるのですか」「材料は何種類ぐらい使うのですか」「お菓子を作るときはどんな道具を使うのですか」等の質問に丁寧に答えていただきました。また、店内も見学させていただきました。

自分たちの生活している町に関心をもち、地域で生活したり働いたりしている人々や様々な場所が、自分たちの生活に関わっていることに気付くことができました。

 
4 下松市立 花岡小学校 下松市栽培漁業センター
下松市栽培漁業センターの仕事
職場見学・就業体験
下松市栽培漁業センターの仕事

3年生の社会科では、農家の仕事、店で働く人などについて学習します。さらに、様々な仕事について興味関心をもてるように、地域にある下松市栽培漁業センターの仕事を見学することにしました。

下松市栽培漁業センターでは、栽培漁業や養殖、研究開発などが行われています。見学では、事業についての説明を聞き、ヒラメへの餌やりをさせていただきました。子どもたちは、地産地消の大切さや、自然環境を守りながら行われる栽培漁業や養殖について知ることができたようです。

今回の見学を通して、子ども達は、自分たちの住む下松市に「つくり育てる漁業」を先進的に実践している施設があることを理解しました。さらに、身の回りにある様々な仕事に興味関心をもつことができました。

 
5 下松市立 豊井小学校 日本資源流通株式会社 山口営業所
とよいクリーンプロジェクト 資源回収先の職場見学
職場見学・就業体験
とよいクリーンプロジェクト 資源回収先の職場見学

学校で集めている紙やアルミ缶・ペットボトルなどの資源を回収されている日本資源流通株式会社を見学させていただきました。

学校や地域で自分たちが回収している資源が、どのように分別され、どのように資源として再利用されていくのかを具体的に紹介していただきました。

自分たちが学習の一環として取り組んでいる資源の再利用について具体的に知ったばかりでなく、そこで働いている人々の苦労も分かりました。このことにより、自分たちの行っているリサイクル活動を見直すきっかけとなり、資源回収の活動への意識が高まりました。

資源回収で得た資金で障害をもつ方の作られた干支の土鈴を買って、12月に地域に住む一人暮らしのお年寄りの方へ配って歩き、地域貢献も含めた幅広い学習へと展開できました。

 
6 下松市立 中村小学校 ヤクルト・山口県東部ヤクルト販売株式会社 日産プリンス山口下松店
お店たんけんをしよう
職場見学・就業体験
お店たんけんをしよう

2年生が、生活科「お店たんけんをしよう」の学習で、ヤクルトと日産プリンスへ見学に行きました。

ヤクルトの見学では、市内で1日に4,000本もヤクルトが売れるため、1秒間に10本というスピードで製造することや、製造したものを大型冷蔵庫に保管して冷やすことなど、消費者のために質の高い商品を供給しようとする工夫について学ぶことができました。また、ヤクルトと氷を袋に入れ、テープで縛る体験をさせていただき、お店の人の仕事内容にふれることができました。

日産プリンスの見学では、車を購入したいと考えている人が選びやすいように多種多様な車を展示するだけでなく、音楽を流したり、芳香剤を置いたりするなど、サービスの向上に努めていることを知りました。また、店員への質問をとおして、人気のある車種や色、価格の決定方法等について知りました。

児童は、この見学を通して、店で働く方々が常に消費者の立場に立って様々な取組を進めていることを知り、その熱意や願いについても理解を深めることができました。

 
7 下松市 立東陽小学校 下松警察署
自転車教室
講師や指導者として招聘
自転車教室

自転車教室の実施に合わせて、下松警察署の方においでいただき、指導をしていただきました。自転車に乗る上で大切なことや自転車の点検の仕方など、安全に自転車に乗るために必要なことを丁寧に教えていただきました。

実技では、運動場に書いた模擬コースの上を自転車に乗って走る練習をしました。警察の方は、繰り返しの「安全確認」が大切であることを伝えてくださいました。子どもたちは、運転に集中するあまり、なかなか安全確認まで意識することが難しいようでした。また、真っ直ぐ乗ることが難しく蛇行してしまったり、車道に飛び出てしまったりする子もいました。

警察の方はその都度子どもたちに声を掛け、安全な運転の仕方を教えてくださいました。大切なことを繰り返し指導していただいたことで、子どもたちは安全に自転車に乗る心構えと、技術を学ぶことができました。

 
8 光市立 室積小学校 光ふるさと郷土館
発見!町へとびだそう
職場見学・就業体験
発見!町へとびだそう

生活科の学習で、室積地区内にある海商通りや室積コミュニティセンター周辺を散策しました。その中で、自分たちが調べてみたい店舗や公共施設を決め、グループに分かれて見学に行きました。

光ふるさと郷土館を見学先に選んだ子どもたちは、館内にある展示物を見たり、詳しい説明を受けたりしました。他の子どもたちに伝えたいことや初めて知ったこと、興味をもったことについて、メモをとりました。

昔の道具も使わせていただき、実際に脱穀や井戸水くみなどを体験しました。今とは違う道具に驚き、感動している姿が見られました。

学校で、新聞やポスターにまとめ、情報発信をしました。

 
9 光市立 島田小学校 光ふるさと郷土館
地域に残る昔のくらしの様子
職場見学・就業体験
地域に残る昔のくらしの様子

社会科の学習の一環で光ふるさと郷土館を見学し、昔の人たちがくらしの中で実際に使っていた道具を見せていただきました。

館内にある昔の道具の写真とメモらん付きのワークシートを持って見学した子どもたちは、興味を持って見学することができました。ワークシートに沿って、講師の方からの説明を聞くことができたので、聞いたこと・見てわかったことを子どもたちは熱心に書き留めることができました。道具を実際に操作して見せてくださったり、子どもたち自身に操作させてくださったり、模型で氷冷蔵庫内にあるものをわかりやすくしてあったり、今の道具と比べながら説明してくださったりで、とてもわかりやすかったです。

今回の見学を通して、子どもたちは昔のくらしや仕事について身近に感じることができました。

 
10 光市立 上島田小学校 イオン光店
スーパーマーケットの秘密を見つけよう
職場見学・就業体験
スーパーマーケットの秘密を見つけよう

社会科の学習の一環として、3年生が周防小の3年児童と一緒にスーパーマーケット「イオン」を見学しました。

バックヤードを見学して、商品がどのようにして運ばれてくるのかをよく理解することができました。また、商品の陳列や広告の工夫などをわかりやすく説明していただき、様々な仕事の工夫を発見しました。スーパーマーケットの秘密を見つけるために店員さんの話をよく聞いて、社会科学習に役立てようとたくさんのメモを取ることができました。

今回の見学を通して、買う人の立場を考えた様々なスーパーマーケットの工夫について学ぶことができました。

 
11 光市立 浅江小学校 下松市栽培漁業センター
働く人の思いを知ろう
職場見学・就業体験
働く人の思いを知ろう

5年生の社会科の学習と関連して、社会見学で下松市栽培漁業センターを訪問しました。

施設の概要や仕事の内容を丁寧に教えていただいたり、タッチングプールやえさやり体験等をさせていただいたりすることで、子どもたちは興味をもって学習をすることができました。

子どもたちからの質問にも、丁寧に答えていただき、漁業生産を安定させるための工夫や、働く人の仕事に対する思いなどを知ることができました。子どもたちは、栽培漁業センターが魚を育てている場所というだけでなく、「育て、放流する」活動を行うことで水産資源の回復に貢献しているということも知り、働く人の思いの深さに驚いていました。また、養殖技術の調査研究等も進めていることに関心をもつ子どもたちも多くいました。

見学を通して、栽培漁業の仕事の内容、働く人の思いなどを肌で感じることができ、大変貴重な体験となりました。

 
12 光市立 光井小学校 株式会社シマヤ
みそ作りについて
職場見学・就業体験
みそ作りについて

3年生が総合的な学習の時間で取り組んでいる「大豆のひみつ」について、お話していただきました。

「みそ」は主に大豆とコウジカビと塩でつくられること、これらを混ぜて1年ぐらい暗い所に置いておくことなど、様々な工夫・苦労について学ぶことができました。

今回の講座を通して、子どもたちは、毎日口にする身近な食材である「みそ」について改めて考え、作る過程について理解を深め、日々の食生活は多くの人に支えられていることや、自然の恵みに感謝する気持ちをもつきっかけとなりました。

 
13 光市立 三井小学校 イオン光店
お店を見学しよう
職場見学・就業体験
お店を見学しよう

社会科「店ではたらく人々の仕事」の学習で、イオン光店を見学しました。

お客さんにたくさん買ってもらうための工夫や施設を実際に見たり聞いたりすることで、教科書からは学ぶことができない仕事の様子を詳しく学ぶことができました。 特に、普段見ることができないバックヤードを見学できたことが、子どもたちの印象に残ったようでした。

今回の見学を通して、子どもたちは、店で働く方々の「買い物しやすさ、良い品物をたくさん売るための工夫」をしっかり理解するとともに、販売の仕事について興味・関心を高めることができました。

 
14 光市立 周防小学校 光ふるさと郷土館
昔のくらしを調べよう
職場見学・就業体験
昔のくらしを調べよう

3年生の社会科の学習で昔のくらしについて調べるために、光ふるさと郷土館を見学させていただきました。

今の子どもたちは、便利な道具に囲まれて、日々暮らしています。この光ふるさと郷土館では、日頃見ることがないたくさんの昔の道具にふれることができるので、現在使われている道具と比較をしながら「昔の人は、苦労して道具を使っていたんだな。」、「少しずつ生活が便利になっていったんだな。」等の感想をもつことができました。

興味深そうに見ていたのは、引き出しの奥に隠し引き出しがある船だんすです。桐でできているので海に落ちても引き出しが開かないような仕組みになっており、子どもたちは昔の人の知恵と工夫に驚いていました。

敷地内には井戸もあり、初めて手押しポンプを操作して水が出てきたときには、歓声を上げていました。

 
15 光市立 塩田小学校 里の厨事業協同組合
大きくなあれ わたしのやさい
職場見学・就業体験
大きくなあれ わたしのやさい

生活科の学習で、1・2年生が近隣の束荷小学校1・2年生、束荷幼稚園児と一緒に里の厨の畑でサツマイモと落花生の栽培体験をさせていただきました。

6月9日に里の厨に集合し、みんなで自己紹介をして活動を始めました。まず、里の厨の方にサツマイモのつるの植え方を教えていただき、1本ずつ丁寧に植え付けをしました。その後、用意してくださっていた落花生の種もまきました。収穫までの管理は里の厨でしていただきました。学校の教材園では、野菜を植え、栽培活動を行いました。

10月28日に再度集合し、収穫しました。里の厨の方から、サツマイモは手で丁寧に掘るよう教わり、友達と力を合わせながら掘りました。落花生の茎を引っ張ると根っこについたたくさんの実を収穫できました。土の中に実ができていたことに驚いていた子どももいました。

今回の体験を通して、地域の方に教わりながら野菜を育てる喜びや他校の児童や幼児と共に栽培活動をする楽しさを味わうことができました。

 
16 光市立 三輪小学校 (株)シーパーツ山口工場
世界に飛躍する日本の自動車産業
職場見学・就業体験
世界に飛躍する日本の自動車産業

社会見学で、シーパーツ山口工場を訪れました。 シーパーツ山口工場は、自動車の買い取り、リユース部品の国内・国外への販売を行っている工場です。

まず初めに、会社の概要をDVDで見ました。この工場では、車の部品を海外へリユースすることが主な仕事で、その相手国はほとんどが東南アジアやアフリカ方面であることが分かりました。次に、車を解体し、それぞれの部品ごとに仕分けする工程を見学しました。日本の製品はとても優秀なので、海外ではとても人気があるということを聞き、子ども達は驚いていました。最後に、大型機械で車を解体し、いろいろな部品に分ける様子を実演してくださいました。この大型機械を使うと、1台あたり10分程度で解体できるそうです。この解体作業を見ていた子ども達からは、「まるでロボットのようで、かっこいい。」という感想とともに真剣に解体作業を見ていました。

日本の自動車部品は優秀さだけでなく、環境のことを考えて一つの部品も無駄にせず、リユース・リサイクルする日本の「もったいない精神」が生かされていることを知る上でたいへんよい機会となりました。

 
17 光市立 岩田小学校 徳山工業高等専門学校
大和地区小中連携秋季研修大会におけるオンライン授業・協議会
講師や指導者として招聘
大和地区小中連携秋季研修大会におけるオンライン授業・協議会

令和2年9月30日、大和地区の小中連携秋季研修大会が本校にて、「コロナ禍におけるオンライン授業の可能性やそのあり方を探ること」「大和地区の小規模校との交流学習の場を工夫すること」を目的として行われました。

6年生では、算数科「表を使って考えよう」で、束荷小学校の児童1名がオンラインで本校の授業に参加しました。画面越しに自分の考えを発表し合い、2校の児童が考えを交流させながら課題を解決することができました。

4年生では、外国語活動“This is my favorite place.”で、タブレット端末を用いて学校のお気に入りの場所クイズを行い、紹介するという学習を行いました。タブレット端末を用いて校内の場所を映しながら生き生きと活動しました。

授業の様子は他校にもオンラインで参観していただき、授業後の研究協議もZoomで行いました。複雑な機械面でのサポートに徳山工業高等専門学校より2名の先生方にお越しいただきました。映像面、音声面、あらゆる場面において最新の知識と技能と機械を提供してくださり、本校職員にも親切・丁寧にご指導いただきました。

束荷小学校とのオンライン授業が可能となり、新たな学習のあり方を開拓でき、交流学習の工夫についても研修することができました。今後の教育の可能性が広がりました。

 
18 光市立 束荷小学校 伊藤公資料館
「伊藤公マイスター」を目指そう(政治家編)
職場見学・就業体験 講師や指導者として招聘
「伊藤公マイスター」を目指そう(政治家編)

5・6年生の総合的な学習の時間(束荷学)に、伊藤博文公の足跡について調べ、パンフレットを作成して観光客に発信することで「伊藤公マイスター」をめざすことをねらいとし、学習に取り組んでいます。伊藤公資料館を見学した後、伊藤公の業績を中心に、自分のテーマに沿って調べたことを参観日に紹介しました。

12月に、伊藤公資料館を見学し、資料展示の中から政治に関わる事柄を情報収集しました。また、館長さんより、「伊藤博文公学習帳」をもとに、伊藤公の生涯や業績について教えていただきました。

1月に、伊藤公資料館見学で学んだことや、自分のテーマに沿って調べたことの中間発表を行い、参観してくださった方から感想や意見をいただきました。今後、これらを整理してパンフレットに表し、観光客や地域の方に発信しました。

今回の学習を通して、児童は、伊藤博文公の足跡について知り、郷土の偉人としての誇りをもつことができたようです。また、実際に伊藤公資料館や生家を見学したことで郷土の歴史やよさに気付いたり、館長さんや地域の方と関わる中で、人々の温かさを感じたりすることもできました。児童にとって、大変貴重な体験となりました。

 
19 周南市立 徳山小学校 徳山有楽町郵便局
年賀状教室
講師や指導者として招聘
年賀状教室

2年生を対象にして、郵便局の方に来ていただき、年賀状の目的や書き方が分かる補助教材を使って年賀状の書き方教室を行いました。

はじめに、変わったかたちのポストや、海の中にあるポストなど、いろいろなポストの写真を見せていただきました。その後、宛名や通信面の書き方について具体的に教えていただきました。

お祝いの言葉には、文末に丸を付けないなど、多くの約束事も知ることができました。その中で、児童は、「もらった人が喜ぶ手紙を書くこと」について深く考えることができました。

 
20 周南市立 遠石小学校 周南市東消防署
火事からくらしを守る
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る

社会科「火事からくらしを守る」の学習で周南市東消防署を見学しました。

教科書や副読本で学んだことを確認するとともに、さらに多くの情報を得ることができました。

消防車や防火服等の説明を聞いたり、実際に出動のアナウンスを耳にしたりして、消防士の皆さんが強い思いで財産や命を守ってくださっていることを子ども達は肌で感じていました。消防士の皆さんは、たくさんの質問にも丁寧に答えてくださり、子ども達はとても喜んでいました。特に、消防士になろうと思ったわけや仕事に対する思いを熱く語ってくださり、人や町を守る大切な仕事であることについて、子ども達は理解を深めることができました。

 
21 周南市立 今宿小学校 周南市中央消防署
「くらしを守る」〜消防士の仕事のひみつを調べよう
講師や指導者として招聘
「くらしを守る」〜消防士の仕事のひみつを調べよう

周南市中央消防署は、本校の校区内に位置しており、本校では毎年、本単元の中で消防署の見学の時間を確保し、消防署内や訓練の様子を見学していました。しかし、今年度は感染症対策のため見学することが叶わなかったので、署員の方を学校にお招きし、3年生全体で、実際の仕事の様子などの話を聞く機会を設けました。特に消防車の出動の様子や訓練の様子を詳しく話してほしいことを事前に担当者にお願いしました。

当日は、周南市にある消防署の数や署員の人数などの組織の概要の説明のあと、消防署の方が準備された動画で、子どもたちは、実際の出動の様子や消防服への着替えの様子を見ることができました。動画であっても本物の消防士の方々の仕事の様子を見ることができ、そのきびきびとした動きに子どもたちは、消防士の方々が、日々人々の安全を守るために真剣に仕事に取り組んでいることに気付いたようでした。

後半の質疑応答では、これまでの教科書を使った学習で疑問に思っていたことや自分が詳しく知りたいことを自由に質問し、さらに学習を深めました。また、一人ひとり学んだことを「消防新聞」にまとめることができました。

 
22 周南市立 久米小学校 東ソー株式会社 南陽事業所
世界の人々の生活を豊かにする大きな工場〜何をつくっているの?〜
職場見学・就業体験
世界の人々の生活を豊かにする大きな工場〜何をつくっているの?〜

子どもたちは、自分たちの町が大好きです。もちろん東ソーの大きな工場があることも知っています。社会科の学習が深まっていくにつれ、海沿いの工業地帯は、一体何をつくっているのか、そして、どのような場面で自分たちの生活とかかわっているのかということに疑問が湧いてきました。そこで、3年生はバス遠足で東ソー株式会社を訪ねることになったのです。

本来なら、工場の中をグループに分かれるなどして学習を深める予定でしたが、今年度はバスで敷地内を回りながら説明してもらいました。主力製品となる「ビニル・チェーン」事業は、電解(苛性ソーダ・塩素)〜塩化ビニルモノマーといったクロル・アルカリ製品に加え、セメント、ポリエチレン、合成ゴム、スペシャルな製品などを生産していることを教えてもらいました。また、隣の工場の日本ポリウレタン工業と協力して「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業に力を入れていることも教えてもらいました。

南陽事業所は、日本だけでなく、アジアを見据えて事業展開していることに驚きました。世界の人々の生活環境をよりよくしようとして研究を重ねていることに感動しました。高い煙突、大きな工場と広い敷地、世界へ向かう工場が自分たちの町にあることに、子どもたちは、大きな誇りと夢を感じることができました。

次の日、子どもたちは、東ソーの製品を探したり絵を描いたりしました。

 
23 周南市立 菊川小学校 レノファ山口 菊川保育園 周南警察署(菊川駐在所)
働く大人に学ぶ
講師や指導者として招聘
働く大人に学ぶ

6年生の総合的な学習の時間のテーマは、「働く大人に学ぶ」です。様々な職業に就いている方々から、仕事の内容ややりがいなどの話をしていただき自分の今とこれからを考える時間としています。

今年は、登録事業所からはレノファ山口、菊川保育園、周南警察署(菊川駐在所)を、登録事業所以外からは動物園の飼育員、看護師、老人介護施設の介護福祉士等をお招きし、それぞれお話をうかがうことができました。

ご自分の職業について生き生きと話される姿を目の当たりにした児童は、自分も大人になって自分の仕事に誇りを持って働きたいと感じ、同時に今、身に付けておくべき力は何なのかを真剣に考えることが出来たようです。

後日、この学習のまとめとして発表会を開きました。お互いの発表を聞き合うことを通して、改めて自分の今とこれからを見つめ、「すてきな大人になる」という意識が高まりました。

 
24 周南市立 夜市小学校 山口県農業協同組合 周南西部営農センター
バケツ稲を使った農業体験学習
講師や指導者として招聘
バケツ稲を使った農業体験学習

本校は地域の協力を得ながら、全校で農業体験学習に取り組んでいます。5年生は社会科「米づくりのさかんな地域」、理科「植物の発芽と成長」と関連付けて、総合的な学習の時間にバケツを使った稲作に取り組みました。

教室で発芽させ10cm程度に生長した苗を、6月に山口県農業協同組合 周南西部営農センターの方に教わりながら、バケツに植え付けていきました。子どもたちは生長の様子を営農指導員さんに手紙で伝え、その都度御指導をいただきました。10月には割り箸や野球のボールを使って、稲の脱穀・籾摺り体験をしました。本校のバケツ稲もトビイロウンカの被害を受けましたが、心配した分収穫の喜びも大きかったようです。この2合の玄米は自分たちで炊いておいしくいただきました。

子どもたちはこれらの体験を通して、稲作など食料生産に関わる人々の苦労を知るとともに、その大切さを学ぶことができました。

 
25 周南市立 戸田小学校 積水ハウス株式会社 山口工場
わたしたちの生活と工業生産
職場見学・就業体験
わたしたちの生活と工業生産

社会科の学習で、積水ハウス株式会社山口工場の見学をしました。

施設内では、「災害に強い家づくり」のために、どのようにして家の部品が作られているかを見学しました。また、震度7の揺れを震度4に抑える免震装置を体験し、地震の怖さと積水ハウスの技術の高さを体感することができました。

今回の見学を通して、子供たちはどのようにして家の部品などの工業製品が作られているか、積水ハウスの方がどのような想いで仕事をしているかを学ぶことができました。

 
26 周南市立 湯野小学校 下松市栽培漁業センター
わたしたちの生活と食料生産 水産業のさかんな地域
講師や指導者として招聘
わたしたちの生活と食料生産 水産業のさかんな地域

5年生の社会科の学習において、下松市栽培漁業センターの方を講師に招いて、栽培漁業を中心とした水産業に関する授業を行いました。センターにおける魚介類を育て放流する活動の過程(種苗生産・中間育成・種苗放流)の説明を聞いたり、実際にカレイ、キジハタ、オニオコ等の稚魚を見せていただいたりしながら、地産地消や、地域に貢献しながらの「つくり・育てる漁業」について学ぶことができました。

 
27 周南市立 岐山小学校 エフエム山口
心の講演会「その言葉、届いていますか」
講師や指導者として招聘
心の講演会「その言葉、届いていますか」

ラジオのパーソナリティで有名な新井道子さんの講演を聞きました。周南市出身の新井さんの話を多くの方が聞きたいと思われていたので、地域の方や保護者も交えての大々的な講演会を予定していました。しかし、今年度は感染症予防対策として、規模を縮小して行わなくてはならず、高学年の児童と教職員に向けての講演会になりました。

講演の中で、新井さんは、同じ言葉でも言い方や表情などで相手に伝わる印象が違うことをわかりやすく話してくださいました。その違いを実演されたり、ボールを使って児童とキャッチボールをしたりするなど、笑いや感動あふれる講演で、児童たちは深く学んでいる様子でした。児童たちは、新井さんから、相手を理解して言葉のキャッチボールをすること、温かい言葉があふれるようにすることなどを学んだと振り返っていました。

代表の児童からお礼の言葉や花束を贈り、新井さんを拍手でお送りしました。

 
28 周南市立 沼城小学校 周南市北消防署北部出張所
消防署見学
職場見学・就業体験
消防署見学

社会科の学習で、消防署へ見学に行きました。署内や消防車・救急車、訓練など、たくさんのことを細かく教えていただきました。特に、放水訓練には大興奮。実演や事細かな説明で、色々なことを学びました。

子どもたちは、今回の見学を通して分かったことを新聞にまとめることで理解を深めるとともに、消防署で働く方たちの努力によって、自分たちのくらしが守られていることを実感することができました。

 
29 周南市立 周陽小学校 下松市栽培漁業センター
水産業のさかんな地域
講師や指導者として招聘
水産業のさかんな地域

5年生が社会科の学習の一環で、つくり育てる漁業について学びました。周南市や下松市で水揚げされる魚の種類や、水揚げされた魚がどのようなルートを経て店頭に並ぶのか、また、周南や下松の栽培漁業の実態について教えていただきました。

センターから実際に生きている稚魚を運んでいただき、児童は実物を見させていただきました。児童の興味関心が高まり、説明が大変わかりやすいものとなりました。また、クイズ形式で展開される場面もあり、より知識として残るものとなりました。

栽培漁業について、児童にとって身近な例を挙げながら説明していただき、より深く理解することができました。

この授業は、キャリア教育の一つとしても行われています。職員の方々がどのように仕事に向き合っておられることや、工夫や努力されていることをお聞きし、興味深く耳を傾けていました。

 
30 周南市立 桜木小学校 徳山桜木郵便局
年賀状を書こう
職場見学・就業体験
年賀状を書こう

子どもたちは、郵便局の方から説明を聞きながら、注文・支払い・受け取りなどの経験をすることができました。一つひとつの行動に緊張しながら取り組みました。おつりやレシート、年賀状などを受け取るときには時間がかかりましたが、郵便局の方が笑顔で応対してくださったので、子どもたちは安心して確実に行うことができました。  帰校してからは、お世話になった方に心をこめて年賀状を書きました。今回は、パソコンを使って作成することにも挑戦しました。子ども達は、できあがった年賀状をうれしそうに投函しました。

今回の学習を通して、郵便局の利用の仕方やお金の学習、さらには、年賀状の書き方などを体験を通して学ぶことができました。

 
31 周南市立 秋月小学校 周南 東消防署
火事からくらしを守る 〜消防署の人たちはどのような取組をしているのだろう〜
職場見学・就業体験
火事からくらしを守る 〜消防署の人たちはどのような取組をしているのだろう〜

社会科の「火事からくらしを守る」の単元で、消防署で働く人々の仕事の工夫について知るために、近くの消防署を見学させていただきました。

火事が起きて最も危険なことは煙を吸ってしまうことだということや、住宅用火災警報器が設置されるようになったこと、木造住宅が減ったことにより、火事は減ってきたということなどについて話してくださいました。また、もしもの時に備えて日々訓練をしておられることも伺うことができました。

グループ別に、それぞれ違う種類の消防車の説明を聞きました。実際に消防車の中を見せていただくことで、理解も深まりました。

児童の何気ない質問にも答えていただき、とても充実した学びの時間を過ごすことができました。

 
32 周南市立 鼓南小学校 山口県漁業協同組合 徳山市支店
トラフグ種苗放流体験
その他
トラフグ種苗放流体験

山口県漁業協同組合徳山市支店、周南市産業振興部水産課、地域の方と一緒にトラフグ種苗の放流をしました。

始めに海岸清掃を行いました。ペットボトルやビニール袋などたくさんのゴミを拾ってきれいな海岸にすることができました。その後、12cmから15cmのトラフグ種苗を2,000匹放流しました。「大きくなって帰ってきてね」とみんなで声をかけながら優しく放流していきました。

活動を通してふるさと鼓南にはトラフグ漁をする伝統があることを誇りに感じたり、今後も漁業を発展させようとしている人々の思いに気付いたりするよい機会になりました。

 
33 周南市立 富田東小学校 国立徳地青少年自然の家
野外活動体験学習
職場見学・就業体験
野外活動体験学習

新型コロナウイルス感染防止対策のため、1泊2日の予定を日帰りに短縮し、午前のみ半日日程でTAP(徳地アドベンチャープログラム)、オリエンテーリングに取り組みました。

半日日程のため、午前のTAPでは短い時間の中でよりよい集団づくりについて体験的に学ぶことができました。午後の大自然の中でのウォークラリーは班ごとに協力して楽しく活動できました。

 
34 周南市立 福川小学校 周南市西消防署
消防署のひみつを探ろう
職場見学・就業体験
消防署のひみつを探ろう

3年生社会科「火事からくらしを守る」の学習で周南市西消防署を見学し、消防署の設備や仕事内容について学びました。

消防署内を丁寧に案内していただいたので、どのような設備が何のためにあるのかを詳しく知ることができました。また、いろいろな種類の消防車や救急車を間近で見せていただき、子どもたちは、命を守るために様々な工夫がなされていることに驚いていました。子どもたちからの疑問や質問に対しても分かりやすく説明してくださり、学びを深めることができました。

今回の見学を通して、子どもたちは、消防署には人々のくらしを守るために様々な工夫や努力があることを理解し、自らの防災意識も高めることができました。

 
35 周南市立 和田小学校 東洋ボデー株式会社
ものづくりマイスターの働く事業所等見学交流会
職場見学・就業体験
ものづくりマイスターの働く事業所等見学交流会

ものづくりマイスターの働く事業所等見学交流会に申し込み、5年生の社会科の学習の一貫として、東洋ボデー株式会社を見学しました。主に事故車や破損車の車体の板金塗装を行っている会社で、社会科で自動車工業の塗装について学習していた児童は興味深く見学していました。

ものづくりマイスターの講義を受け、注文に合う塗料の色の作り方について聞きました。200種類以上の色をパソコンで調査し、組み合わせて、車体の色に少しでも近い状態を再現していて、青一色とっても、かなりの数の組み合わせがあったり、メーカーや車種によっても微妙に違いがあったりするので、丁寧な作業が必要になるそうです。機械でする作業も多いですが、最後は人間の目で確認をしているので、やはりどんな仕事も人間の力が必要なのだと改めて実感しました。

最後は金属の板にエアスプレーで塗装する体験をさせてもらいました。実際の塗装の難しさを、身をもって感じることができました。

 
36 周南市立福川南 小学校 山口ヤクルト販売株式会社 小郡
ウン知育教室
講師や指導者として招聘
ウン知育教室

学級活動の時間に、規則正しい生活について学びました。消化管の働きや、しくみについて学び、食事・排便のリズムを整え、元気に過ごすことの大切さを知りました。うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌の働きを子どもなりに理解することができました。最後には、腸の働きをよくする体操をし、頭も体も使って楽しく学ぶ時間を過ごすことができました。

 
37 周南市立 三丘小学校 ケアハウス三丘
三丘小子どもまちづくり塾(防災学習)
職場見学・就業体験
三丘小子どもまちづくり塾(防災学習)

5・6年生の総合的な学習の時間に、地域の施設ではどのような防災対策をしているのかを調べるために、ケアハウス三丘に見学に行きました。三丘地区は、一昨年度大きな水害に遭ったことで、避難所となる施設では、避難してきた人が安心して過ごせるような工夫がされています。

コロナ禍のため、施設内の各所には行けませんでしたが、食堂の部屋を利用して所長さんから説明を受けました。施設には、非常用の水や非常食が3日分あることや、寒さを防ぐための保温シートを用意していることなどの話があり、児童は感心しながらメモをとっていました。保温シートは実際に身に付けることもでき、児童からは、毛布を何枚か重ねたような温かさだったという感想が聞かれました。

他にも、停電への対策として蓄電池が必要だということ、災害が起こったら早めに避難することなど、貴重な話を聞くことができました。この体験学習を通して、地域の災害への対策についてより理解を深めることができました。

 
38 周南市立 勝間小学校 周南市連合婦人会熊毛支部
地域の人と一緒にサツマイモを育てよう 地域の人と一緒にお米を育てよう
講師や指導者として招聘
地域の人と一緒にサツマイモを育てよう 地域の人と一緒にお米を育てよう

勝間地区の田や畑を借りて、周南市連合婦人会熊毛支部の皆様と一緒に農業体験学習を行いました。

1年生は生活科の学習でサツマイモを育てました。入学して間もない頃、地域の方々にサツマイモの植え方を優しく教えてもらいました。秋になると、たくさんのサツマイモを収穫することができ、児童はとても喜んでいました。

5年生は総合的な学習の時間に米作りに挑戦しました。地域の皆様から苗の植え方や鎌の使い方、稲の束ね方などを丁寧に教えてもらい、秋になるとたくさんの米を収穫することができました。

新型コロナウイルス感染症の流行により、収穫したサツマイモや米を地域の方々と一緒にいただくことができませんでしたが、児童にとって地域の方々と一緒に交流しながら農業を体験する貴重な機会となりました。

 
39 周南市立 大河内小学校 下松市栽培漁業センター
楽しかったよ!体験学習
職場見学・就業体験
楽しかったよ!体験学習

9月25日、5年生が下松市にある水産振興基金協会下松市栽培漁業センターを訪問しました。

当日は、栽培漁業について詳しく教えていただいたり、ひらめのエサやり体験をしたり、タッチングプールを見学したりしました。帰るときには、おみやげにセンターで飼っていらっしゃる猫のしおりをいただき、みんな大喜びでした。

新型コロナウイルス感染症対策のため、楽しみにしていた宿泊学習は中止となってしまい、「何とか子どもたちの思い出に残る一日にしたい」と教職員が考えて計画した行事です。

宿泊こそできなかったものの、普段見慣れない魚の生態を知り、様々な人々の努力の上に魚食が成り立っていることを知ることができた、貴重な一日でした。

 
40 周南市立 八代小学校 鶴いこいの里交流センター
周南市八代鶴保護センターの見学
職場見学・就業体験
周南市八代鶴保護センターの見学

八代小学校の児童は、毎年、八代地域に渡来するナベヅルの観察を続けており、定期的に発行している「つる日記」にまとめ、その結果を地域の各家庭に配布したり、野鶴監視所に掲示したりしています。

見学にあたっては、「鶴いこいの里交流センター」におられ、長年ナベヅルの保護に取り組まれている職員の方々に施設や鶴保護センターでのナベヅルの様子について説明をしていただきました。分からないことや教えていただきたいことがある時は、「鶴いこいの里交流センター」を訪れて学習しています。

鹿児島県出水市から移送されたナベヅルが保護されている間は、周南市八代鶴保護センターを見学することはできませんが、昨シーズン、これまで移送されたナベヅルを全て放鳥したため、今回は見学することができました。八代に住んでいてもなかなか体験できない貴重な体験でした。

たくさんの監視カメラが設置されていること、ナベヅルがけがをしないための様々な工夫がされていることなど児童は多くのことを学ぶことができました。

また、日頃から「鶴いこいの里交流センター」の職員の方々は、ナベヅルの渡来に関する情報提供やナベヅルについての児童の疑問に丁寧に答えてくださるなど、本校の学習をサポートしてくださっています。

 
41 周南市立 鹿野小学校 福田果樹園
社会見学
職場見学・就業体験
社会見学

例年であれば、学年ごとに実施する社会見学ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため遠方へ行くことができず、また見学受け入れ企業も限られるため、3・4・5年生合同で社会見学を実施しました。今回は、「鹿野の再発見」をテーマに自分たちの住む地域にある様々な施設を見学して回りました。

中でも例年お世話になっている福田果樹園さんでは、今年度は袋かけや収穫の作業は行えませんでしたが、梨作りの過程や工夫、苦労についてお話しいただきました。手作業や重労働の多い梨作りですが、おいしい梨に育てるためには、愛情を込めて世話をすることが大切だと教えていただきました。

身近なところにあってよく知っているつもりでいた子どもたちでしたが、詳しくお話を聞くと改めて知ることが多く、驚いていました。子どもたちは、鹿野の施設やそこで働かれる方に触れ、鹿野の魅力を再発見し、ふるさとへの誇りと愛情を高めることが出来たのではないかと思います。

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中学校
 
1 下松市立 下松中学校 下松市消防本部 消防署
職場体験学習
職場見学・就業体験
職場体験学習

11月10日、11日の2日間にわたって本校2年生を対象とした職場体験学習を実施しました。本年度はコロナ禍にありながらも、下松市及び光市、周南市内の39箇所の事業所の協力を得て、135名の生徒が実際に就労体験をさせていただきました。「下松市消防本部消防署」では5名の生徒が体験活動を行いました。主な活動内容は、下松小学校で行われた避難訓練の見学や、防火服を着用しての放水訓練、人命救助のためのロープ渡りの訓練、救急車内の見学、救命講習(心肺蘇生法講習)など多岐にわたるものでした。

生徒は、実際に働くことの体験を通して、望ましい職業観や、社会生活における礼儀やマナーを理解し、働くことの意義や将来の夢や目標に向かって主体的に取り組む姿勢や態度を身に付けることができました。

 
2 下松市立 久保中学校 ヤマウチスポーツ、割烹こうもり和食処花水木、ひさゆくスポーツ、 下松警察署、下松市消防署、明屋書店下松店、 第二四恩幼稚園、マックスバリュ西日本(株)山田店、株式会社フジマのん太鮨下松店、 三矢キサコフラワーショップ、果子乃季下松店、 Kビジョン株式会社、ベーカリー神戸屋下松SA
プロフェッショナルに学ぶ
職場見学・就業体験
プロフェッショナルに学ぶ

総合的な学習の時間で、2年生が市内42事業所で職場体験学習を行いました。前年度より進路学習をスタートさせたことで、生徒の希望職業を早めに把握でき、事業所に依頼することができました。電話でのアポイントメント、事前訪問の実施など、生徒の活動場面を多く設け、3日間の体験実習を実施しました。課題解決学習の形式をとり、その成果を新聞形式で発表しました。

今年度は感染症拡大が心配されるなか、保護者の方からの多大な御理解と御協力の下、感染症対策を入念に行って実施しました。予定の日程を変更したにも関わらず、事業所の方々も快く引き受け、生徒の成長を支えてくださいました。生徒も、地域で働くプロフェッショナルの方々の熱い思いに触れることで、一人ひとりがたくましく成長することができました。この学習を通して学んだことを、「立志のつどい」へ、そして、生徒一人ひとりの未来へつなげていきたいと考えています。

 
3 下松市立 末武中学校 株式会社豆子郎
人を大切にするこころの経営
講師や指導者として招聘
人を大切にするこころの経営

末武中学校の2年生は、新型コロナウイルス感染予防のため、職場体験学習を中止し、職業講話を中心とするキャリア学習を行いました。その一環として、株式会社豆子カの代表取締役社長田原文栄さんをお招きして、職業講話を行いました。『人を大切にするこころの経営』と題して、豆子カができあがった歴史や、経営者の立場からのお話だけでなく、社会人として大切にしなければならないこと、そのために、中学生の今、意識して取り組むべきことなどについてお話をいただきました。「当たり前のことを当たり前にし続けることは,とても難しいことだが、それを黙々と続けていくことが成功につながる」ことや、「めざすべきゴールが目的であり、そこにつなぐ道となるのが目標である」こと、「物事についての受け止め方には人それぞれに癖があり、その受け止め方は本人しかコントロールできないこと。せっかくならポジティブに捉えた方がよい」ことなど、示唆に富んだお話をたくさんしていただきました。

この職業講話をはじめとするキャリア学習を通して、末武中学校2年生298名の生徒一人ひとりが自己を振り返り,将来を見据え、前向きに自分自身を向上させようとするよいきっかけとなりました。

 
4 光市立 光井中学校 Kビジョン、株式会社トクヤマ
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

新型コロナウィルスの影響で、本年度は通常の職場体験学習ができませんでした。それに代わる行事として、本校の2年生を対象として、「職業講話」という行事を企画しました。学校から地域コーディネーターの方にお願いして、地域在住の仕事や職業についてお話していただける方を紹介してもらい、8名の講師の方に学校へ来ていただきました。

生徒は7〜8人のグループで、自分が興味のある職種について3つ話を聞くという方法で行いました。講師の方には、事前に生徒からの質問を見ていただき、活動時に答えていただきました。

事後、活動の様子を学年通信でお知らせしたところ、保護者の方から、別の職業でまた「職業講話」を行ってほしいという要望をいただきました。

 
5 光市立 浅江中学校 国立大学法人山口大学
じぶんごと 〜 for myself 〜 (地域の実態を踏まえた防災への取組)
講師や指導者として招聘
じぶんごと 〜 for myself 〜 (地域の実態を踏まえた防災への取組)

本校は、西日本豪雨の際にグラウンドが水没するなどの「浸水害」に遭う経験をしています。そこで本校2学年は、災害の危険性や防災に関する正しい知識を身に付け、実践力を養うために

@防災に関する「学びの場」 A防災について「考える場」 B防災のことについて「表現する場」 C防災をテーマに「議論し深める場」

を設定し、計画的に学習を進めてきました。これらの取組を通して、災害発生時に自分のとるべき行動を的確に判断し、「じぶんごと」と捉えて行動できるよう、「防災対応能力」の育成を図ってきました。

山口大学には、@防災に関する「学びの場」として出前講座を実施していただき、災害に関する専門的な講義だけではなく、身近な場面設定を設けた「ワークショップ」を行っていただきました。生徒たちは、地域住民としての自分の役割を再認識するとともに、一人ひとりが災害発生時にとるべき行動に「気づき、考え、行動する」ための深い学びができました。

 
6 周南市立 鼓南中学校 防府市青少年科学館 ソラール
職場見学
職場見学・就業体験
職場見学

総合的な学習の時間で、職場見学をしました。企画展「へんしん!錯視立体展」の見学では、さまざまな錯視を体験し、目で見てモノのかたちを認識するときの脳の働きについて考えました。加えて、日常生活においても、ものの見方を変えることで新たな発見があったり、視野が広くなったりすることを体感しました。その他の展示の見学や体験的なコーナーの利用を通じて、科学への興味・関心を深めました。

初めてソラールを利用した生徒も多く、働いている方に質問をしたり、施設の様子をメモしたりする者もいました。職業への興味・関心も高まりました。

事後学習として、防府市青少年科学館ソラールのホームページ内の「おうちでやってみよう!サイエンス」の動画を生徒に紹介しました。家庭で視聴し、実際に実験をした生徒もいました。

 
7 周南市立 岐陽中学校 株式会社トクヤマ 東ソー株式会社
周南探訪 in 岐陽中
講師や指導者として招聘
周南探訪 in 岐陽中

総合的な学習の時間において「周南探訪 in 岐陽中」を行いました。例年は班でテーマに沿って周南市内各所を訪問していましたが、本年度はコロナ禍ということもあり、周南市内の事業所の方々に講師として来校いただきました。

生徒たちは農林水産業・工業・商業・観光・福祉の5分野から1つ選択し、周南市の課題や魅力について各分野3名の講師の話を聞きました。同じ分野でも人それぞれの話の内容が違ったり、いろいろな意見があったりと大変勉強になったようです。生徒たちは真剣に耳を傾け、どの業種も地域に根ざし、社会に貢献しているのだという実感を得ることができました。

この後、生徒は個人レポートを作成し、11月の文化祭にて掲示しました。

 
8 周南市立 住吉中学校 西京銀行
職場体験事前学習
講師や指導者として招聘
職場体験事前学習

実社会で活躍している社会人の方から直接話を聞くことにより、職業に対する理解を深め、職業と社会貢献や本年度から総合の学習の時間に取り組んでいるSDGsとの関連について関心を深めるよい機会となりました。

生徒たちは「銀行」の成り立ちや、業務など多くのことを学ぶことができました。特に、【融資】【金利】【利息】などの言葉には「何だろう?」と興味をもち、講話後に自身で調べ学習をする生徒もいました。また、西京銀行様の現状や組織については、詳しく説明していただき、知らない世界を感じることができたようです。

今回の講話を通して、生徒は、銀行と地域との関わり、地域へどのように貢献されているのかをしっかりと学ぶことができました。

 
9 周南市立 桜田中学校 東ソー株式会社 南陽事業所
職場体験学習・職場訪問学習
職場見学・就業体験
職場体験学習・職場訪問学習

2年生76名が、総合的な学習のキャリア教育の一環として、職場体験学習・職場訪問学習を全21事業所で行いました。そのうち2名が、東ソー株式会社南陽事業所を訪問し、取材活動と簡単な体験学習を行いました。

午前中は東ソーの業務内容の説明を受け、その後構内見学を行いました。その際、大量に生産される塩化ナトリウムの山を目の当たりにしました。説明を受けたことで、さまざまな製品が作られており、生活に密接な結びつきがあることを実感しました。

午後からは初任者研修施設で、新規採用者が受ける研修内容についての説明を受け、勤務する際に注意するべきことについて(巻き込み事故、静電気による火災予防、工場内を点検する際の落下防止等)を体験しました。

今回の訪問を通じて、生徒達は働くことの意義や大切さ、地域の企業がどのように自分達を始めとした社会とつながっているかを実感し、また、これからの生き方について見つめるきっかけとすることができました。

 
10 周南市立 須々万学校 周南警察署
薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」教室
講師や指導者として招聘
薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」教室

全校生徒を対象とした薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」教室を行いました。薬物乱用が心身に及ぼす悪影響や薬物乱用による幻覚・妄想・犯罪など、社会的にも大きな悪影響を及ぼすことを理解させ、薬物には決して手を出さない強い意志をもたせることを目的として、本校では毎年夏休み前に実施しています。

当日は、講師である警察職員の方から山口県の薬物乱用の実態をお話いただくとともに、DVD視聴による事例を通して生徒たちは薬物乱用の怖さを改めて感じることができました。

実施後の生徒たちの感想の中には、「少しぐらいなら…という安易な気持ちで手を出しては絶対ダメだ。」「薬物の依存性により、自分の意志では止めることができないことを知り、怖かった。」「強い意志をもって自分の人生を大切に歩んでいきたい。」などの感想が多く見られ、薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」教室の教育的効果が大きいことが分かりました。

 
11 周南市立 秋月中学校 KRY山口放送
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

年生の職業学習の一環として、KRY山口放送チーフディレクター佐々木聰様を講師としてお招きし、職業講話を行いました。佐々木さんは、ある老夫婦の生き方を長年にわたり取材され「ふたりの桃源郷」という番組をプロデュースされました。伝える職業で大切なことは、「物事をまっすぐに見つめ、素直に感じる心、共感できる心をもっていれば、見る人にもその心が伝わる」とおっしゃいました。生徒たちは、「知識を得たり、技術を磨いたりすることはできるが、心は代用できない大切なものである」と、佐々木さんのお話から仕事に対する熱意を感じとっていました。その後、グループ別による職業調べにも、職業講話の内容を生かし、文化祭で学習の成果を発表することができました。

 
12 周南市立 福川中学校 株式会社トクヤマ
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

2年生の総合的な学習の時間で、進路学習を実施しました。職業調べや自分の適性を知る事前学習を踏まえ、実際に職業に従事している方々のお話を聞く職業講話を実施しました。

株式会社トクヤマには、多くの従業員がそれぞれの部署で技能や技術を生かして働いておられることや、会社の様々な取組を知ることができました。また、中学生時代には、多くの知識を得ることや様々な体験を通して、自分の可能性を伸ばしていく必要があることを教えていただきました。

地元の製造業の企業であることから、生徒は関心をもって講話を聞き、将来の職業について考えを深めることができました。

 
13 周南市立 和田中学校 山口県警察周南警察署 和田駐在所
小中学校合同不審者対応避難訓練
その他
小中学校合同不審者対応避難訓練

不審者対応訓練で講師として、お世話になりました。児童生徒が不審者侵入時に適切に行動し、安全に避難行動ができたか、小中学校の教職員が連携を図りながら、児童生徒の安全を確保できる行動がとれたかについて講評していただきました。

教職員と児童生徒に日時を予告せずに実施するのは初めての試みでした。企画の段階から児童、生徒への配慮、教職員の不審者対応の注意点等を助言していただきました。訓練当日は、通報から現場到着、さらには不審者身柄確保にいたるまでをより真実味があるよう対処していただき、児童、生徒にとってより実効性のある訓練となりました。また、その後、訓練の様子の講評、不審者を判断する難しさや初期対応の重要性についても児童、生徒にわかりやすく説明をしていただきました。

訓練実施前から不審者が侵入した場合の対応を生徒や教職員が常にイメージしている様子が見られました。訓練の際も、生徒、教職員が臨機応変に行動し、より実効性のある訓練とすることができました。

 
14 周南市立 鹿野中学校 山口県文化連盟(周南文化協会)
感性を磨く〜本物の朗読・音楽にふれて〜
講師や指導者として招聘
感性を磨く〜本物の朗読・音楽にふれて〜

本校区では、 日ごろから 地域との関わりが深く、地域行事の運営にとって、中学生が重要な担い手となっていきましたが、それもままならない中、中学生に何か心に残る思い出を作っ てほしいという、地域の方々の温かな気持ちから実現したのが、周南文化協会の出前授業です。 内容の精選、文化協会への申込みを全て地域の方々が行ってくださいました。

当日は、文化協会から周南フィルハーモニー管弦楽団の6名の方々とフリーアナウンサーの北川かす美さんに御来校いただき、弦楽器の美しいハーモニーと豊かな表現による朗読のコラボレーションを鑑賞することができました。

今年度は、特に本物の文化にふれる機会が少ない状況であったため、本物の朗読・音楽にふれる 機会をお世話していただけたことは、大変有意義で、生徒たちの感性を磨く貴重なひとときとなりました。

<生徒の感想から>

※周南フィルハーモニーの皆さんの5つの弦楽器を組み合わせて奏でる音楽は本当に素敵で、自然に笑顔になるくらい心に響きました。

※初めて弦楽器の生演奏を聴きました。ビバルディの「春」を聴いたとき、鳥肌がたつほど感動しました。今まで朗読と音楽を一緒に聴くこともなかったので、とても新鮮でした。

※北川さんの朗読は、言葉の一つひとつに感情や思いが詰まっていて、詩や物語の情景が思わず頭の中に広がってきました。私たちが参加できる場面もあり、本当に楽しかったです。

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高等学校
 
1 光高等学校 レノファ山口FC
産業社会と人間
講師や指導者として招聘
産業社会と人間

1年次総合学科特有の科目である「産業社会と人間」の1コマです。レノファ山口のGM(ゼネラルマネージャー)である石原正康様をお招きして、講演を行っていただきました。石原様は、山口県の誇る「レノファ山口」で選手として活躍された後、現在では、GMとしてチーム運営に力を尽くしていらっしゃいます。

実施後のアンケートの中で、生徒たちは「主張力」「傾聴力」の大切さ、何気ない生活の中でもいろいろな人たちに支えられているということ、目標を達成するために必要なこと等、様々な感想を述べており、短い時間ではありましたが、多くのことに気づかされ、考えさせられた、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 
2 下松高等学校 下松市古川町 武居歯科医院 院長 武居 良裕 様
歯科保健講話「健康な歯を守るために」
講師や指導者として招聘
歯科保健講話「健康な歯を守るために」

本校の卒業生であり校医でもある歯科医師に、歯の2大疾患である虫歯と歯周病についての一般知識と予防方法の講話と正しい歯磨き(ブラッシング)についての実演もしていただきました。

日頃の新型コロナウイルス感染予防対策のフェイスガード、マスク、手袋を着用し、パワーポイントを使って写真や映像を投影しながらリラックスした雰囲気の中、大変わかりやすい講話でした。講話の後半には、共通テスト対策として英文読解の手法もお話しになりました。

先輩の母校愛と共に、歯科疾患の予防が適切な生活習慣の確立と疾病の早期発見及び早期治療に深く関わっていることを十分に理解することができました。

 
3 華陵高等学校 下松警察署
交通安全講習会
講師や指導者として招聘
交通安全講習会

交通安全に対する意識の向上を図ることを目的として、全校生徒対象に交通安全講習会を開催しました。講師として下松警察署から松橋様においでいただきました。

グラウンドで行う予定でしたが、降雨のため体育館に場所を移して講習をしていただきました。まず、標識の意味を説明していただきました。日頃からよく見ている標識でも、意味を理解していない生徒もおり、改めて標識の意味を学ぶことができました。

次に、自転車や自動車の空走距離・制動距離について話をうかがい、その後落ちてくるものさしをキャッチする体験をしました。スピードが速いとブレーキをかけても急には止まれないことや、人それぞれ反射神経は違うということを感じることができ、常に止まれるスピードで自転車を運転することの大切さを学びました。

この講習会を通して、交通マナーアップへの自覚を高めることができました。

 
4 下松工業高等学校 東ソー株式会社 南陽事業所
下工キャリアアップセミナー2020:中学校での出前授業
その他
下工キャリアアップセミナー2020:中学校での出前授業

本校では、毎年地元企業と中学校と連携し、企業の事業内容の紹介と本校のPRを兼ねて、日常の授業で行っている実習の一部を中学生に体験してもらう取組をしています。

地元企業から講師として東ソー株式会社南陽事業所にお勤めの本校の卒業生を2名派遣していただき、企業の紹介、社会人としての心構え、高校時代のエピソードをお話していただきました。

また、本校の生徒が講師となり、それぞれの工業科(4科)別にブースを設け、ものづくりの楽しさややりがい等を説明した後、中学生に焼き入れやゲーム、化学分析等の実演や体験をしていただきました。

参加した中学生からは「世界に誇れる企業が地元にある」「工業高校の学習内容が理解できた」「ものづくりの楽しさが伝わってきた」などの感想が寄せられました。

創立百周年を迎える令和3年度は、さらにバージョンアップして取り組みたいと思います。

 
5 熊毛北高等学校 学校法人YIC学院
「総合的な探究の時間」・「生活産業基礎」等における進路講話
講師や指導者として招聘
「総合的な探究の時間」・「生活産業基礎」等における進路講話

生徒のキャリア学習推進のために、YICグループから毎年多くの先生方に講師として来校していただいて、仕事の内容や資格取得、進路に向けての専門的な話について指導していただいています。

今年は13回来校していただき、「看護師」「トリマー」「ホテル」「メイク」「美容」「ブライダル」等の仕事について具体的に講義をしていただきました。また、「履歴書の書き方」「大学と専門学校の違い」「礼状の書き方」「企業への電話のかけ方」等について、間違えやすい部分に注意を促しながら、正しくかつ分かりやすく教えていただいています。

1・2年生にとっては、進路意識の向上を大いにはかり、自分の進路を具体的に定めていく一助になっています。3年生にとっては、進学試験・就職試験に向けて具体的な行動に結びつく内容で、社会人に一歩近づくための専門的な知識が身に付く時間となっています。

 
6 徳山高等学校 徳山北分校 周南警察署
職業人講話
講師や指導者として招聘
職業人講話

徳山北分校では生徒の望ましい勤労観・職業観の育成のため、地域の教育力を活用したキャリア教育を教育活動の柱と位置付け、様々な取組を行っています。

周南警察署は、各種イベントの開催や社会見学、学校等に出向いての防犯指導や交通安全指導等の活動を行ってくださいます。今回は、現役の警察官の方々の講話をとおして、働くことや仕事に対する責任感を学び、進路選択の参考にするとともに、生徒の自主的な進路探究活動の一助とするために来ていただきました。当日は、「東日本大震災で市民に寄り添い支援する警察の方々の活躍」「地域の治安を守る駐在さんのお仕事内容」「警察の仕事は救助・逮捕・防犯など市民の方々を守るために多岐にわたるやりがいのある仕事である」ことなどを伝えてくださりました。また、生徒からの数十個に及ぶ質問に一つひとつ丁寧に、時間が許す限り答えてくださいました。

(生徒感想抜粋)

・私たちのために地域の安全を守ってくれているすごい仕事だと思った。やりがいがあるからこそ、きつい仕事でも最後まであきらめずに成し遂げることができるのだと思いました。警察官の仕事に興味をもつことができました。

・仕事はお金を得たり、やりがいを見つけたりするためだと思っていたけれど、社会の役に立つことなどの周りの人たちのことも考えて働くこともあると思いました。

生徒は働くことについての責任感や人のために尽くすことの意義を理解し、進路に向けての意識を高めることができました。これからの学校生活や将来の社会生活に生かしてくれることと思います。今後も徳山北分校は生徒の進路意識や社会への対応力を高めるため、進路探究活動の一環として、地域の方々に協力していただいて、諸行事にも様々な体験活動を取り入れていきます。

 
7 徳山高等学校 鹿野分校 有限会社 鹿野ファーム
インターンシップ:食品加工の体験学習
職場見学・就業体験
インターンシップ:食品加工の体験学習

食品加工の体験学習として、ハム工房でソーセージやハムの包装から出刃包丁を使ったもも肉の加工、ソーセージの燻製づくりなどを体験させていただきました。

食品を扱うので、消毒や服装などの衛生管理が徹底されており、コロナ対策の参考になったようです。

もも肉の加工で余分な脂を取り除く作業が大変だったようです。

生徒は、将来の職業として食品加工も考えており、食に携わるものの大変さを再確認しました。

今回の体験を通じて職業の大変さに気付き、さらなる学習への意欲を高めることができました。

 
8 新南陽高等学校 西京銀行 周南支店
インターンシップ:金融リテラシーとファイナンシャルプランの理解
講師や指導者として招聘
インターンシップ:金融リテラシーとファイナンシャルプランの理解

本校では分野別キャリア学習の一環として、2年次希望生徒によるインターンシップを毎年実施しています。今年度は合計7分野のインターンシップのうち、地域経済の活性化やまちづくりに焦点化した地域経済研究分野の講師として西京銀行周南支店の行員の方をお招きし、高校生に必要な金融リテラシーや将来のライフプラン、ファイナンシャルプランに関する講義を行っていただきました。

実際の講義では、金融機関の種類、銀行の業務内容や役割といった基本事項から始まり、西京銀行の地域活性化・地方創生に関する多彩な取組、将来の各ライフイベントに関わる費用や資金の捻出方法と金融機関の関わりといった盛りだくさんのテーマを、それぞれ生徒に分かりやすく紹介されました。

授業で扱う金融に関する単元は、毎年その内容理解を苦手とする生徒が多く指導方法に苦慮する分野の一つでした。本日の講義はその職種に日々携わっておられる方から直接お話を伺える機会だったので、実生活に直結する内容ばかりで、受講していて時間の経過を感じさせない刺激的なひとときだったように感じました。

以上、3日間の実習のうち、西京銀行にお願いした金融講座はわずか2時間と短いものでしたが、参加した生徒の感想からはとても有意義なお話を数々伺うことができて、来年度の大学進学を検討するにあたり、学部選択に大いに役立ったという内容が多数見受けられました。

今回の学習活動を今後の進路研究に生かしていきたいと考えています。

 
9 徳山商工高等学校 山口大学
高大連携授業:「マーケティング」授業の指導
講師や指導者として招聘
高大連携授業:「マーケティング」授業の指導

山口大学経済学部の准教授と学生6名をお招きし「マーケティング」の授業をしていただきました。

商業科2年生の総合ビジネス科と情報ビジネス科に分かれ学生3名ずつに講義していただきました。

テーマは「ブランド」です。高校での授業でも触れる内容ではありますが、より深く、具体的な事例を挙げながらの説明で、生徒もより興味をもちながら授業を聞くことができました。

授業の前半は講義形式で行われ、後半は、グループに分かれて活動を行いました。グループでの話し合いの時には、大学生から個々に指導を受け、スムーズに話し合いを進めることができました。

50分間という限られた時間ではありましたが、普段とは一味違う授業を受けることができ、生徒にとっては貴重な体験となりました。

また、マーケティングの内容だけでなく、「大学」での授業を体験し、生徒にとっては自らの進路を考える良い機会になりました。

なお、9月にはオンラインでの高大連携授業を実施していただいたり、その他山口大学大学院の教授や准教授の先生をお招きし講演もしていただいたりしています。

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特別支援学校
 
1 周南総合支援学校 Kビジョン株式会社
OriHimeを使った校外学習
職場見学・就業体験
OriHimeを使った校外学習

12月16日に、本校小学部3〜5年生が、分身ロボットOriHimeを通してのKビジョンへの校外学習を実施しました。

分身ロボットOriHimeは、Kビジョンに置き、児童は校内にいたままタブレットを通して、遠隔操作で会社と繋がる、という形での校外学習でした。ロボットがスタッフの方からお話を伺ったり、会社内を見学したりしながら、アナウンサーの方やテレビ局内がモニター画面に映し出されると、興味津々の様子で見入っていました。

画面を通してのやりとりでしたが、スタッフの方が、丁寧にわかりやすく伝えてくださったことで、児童の興味・関心が高まり、貴重な学習の機会となりました。

 
2 徳山総合支援学校 社会福祉法人 鹿野福祉会 ふれあい作業所 鹿音
現場実習:高齢者介護施設での職業実習
職場見学・就業体験
現場実習:高齢者介護施設での職業実習

高等部では、卒業後の進路選択のための重要な取組として現場実習を行っています。11月9日から12月4日にわたり、ふれあい作業所鹿音に4名の生徒を受け入れていただきました。

生徒たちは、この実習を通して、学校で学ぶ知識と実際の社会で求められる力とを結びつけて考え、働く場面で必要な作業能力や意欲・態度、コミュニケーション能力の大切さについて学ぶことができました。

実習後の生徒たちの感想文には、「初めての現場実習で緊張することがあったが、指示された作業に対して一生懸命に取り組むことができた」「利用者の方に自分から話しかけるなどコミュニケーションをとることができて良い経験になった」という記述がありました。

今まで学んできたことを生かしながら実習に臨みましたが、初めてのことで分からないことや失敗することもありました。実習後、今回の反省点や課題を少しずつでも改善できるよう、普段の生活の中でも意識して様々な活動に積極的に取り組む様子が見られるようになりました。

今回の現場実習は、生徒たちにとってそれぞれの課題を見つけ、その改善に向けて自らの意識を高め、卒業後の進路や生活について考えを深める大変貴重な機会となりました。

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