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柳井地域(柳井市・周防大島町・上関町・田布施町・平生町)

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小学校
 
1 柳井市立 日積小学校 あいさいの里
日積の野菜を知ろう
職場見学・就業体験
日積の野菜を知ろう

3・4年生が、総合的な学習の時間「日積の野菜を知ろう」で、あいさいの里の方の指導を受けながら、キャベツの苗植えと収穫を体験しました。

9月、あいさいの里の農園にキャベツの苗を植えました。指導者から、苗と苗との間隔を開けること、等間隔でまっすぐに植えること、植えた後は根付くように軽く押さえること等の注意事項を聞いて、子どもたちは30cmに切った竹の棒を使って間隔を取り、1本1本、丁寧に植えていきました。

11月、あいさいの里の農園でキャベツの収穫体験をしました。切り方の説明を受け、一玉が10kgを超えるキャベツを収穫しました。おいしいキャベツの見分け方や、いろいろな品種があることを聞いて感心していました。自分たちが植えた苗が、あいさいの里のお世話により、緑が濃く大きく育っていることに感謝の気持ちをもつことができました。

児童は、地元の特産品野菜の一つであるキャベツの苗植えと収穫体験を通して、野菜を作る大変さを知り収穫の喜びを味わうことができました。また、野菜作りを通して、あいさいの里の方の地域を元気にしようという思いを知ることができました。

 
2 柳井市立 柳井小学校 あさひ製菓株式会社 (有)木阪賞文堂 (有)山中
「ちびっこ屋台」の運営をしよう
講師や指導者として招聘
「ちびっこ屋台」の運営をしよう

毎年11月23日に開催される柳井まつりにおいて、6年生児童が「ちびっこ屋台」を出店しています。今年度はコロナ禍のため柳井まつりが中止となりましたが、参観日に実施することで児童は屋台実習に取り組むことができました。この屋台実習に向けて、計6回の出前授業をしていただきました。

第1回授業では商売の基本について、第2回授業では仕入れの仕方について、その後は屋台準備作業として、店舗レイアウトやPOP作成、包装、接客、お金の受け渡しの仕方などについて、丁寧に教えていただきました。

児童は教わったことをもとに、会計・包装・接客などの準備を行いました。自分たちが扱う商品について調べ、アイデアを出し合いながら準備物を作ったり、宣伝や接客の練習をしたりして当日を迎えました。

10月17日の「ちびっこ屋台」実習では、クラスごとに花、柳井特産品、お菓子の販売をしました。仕入れ・準備から片付けまで自分たちの力でやり遂げることができ、児童の表情は、協力し合って一つのものを作り上げてきた達成感で溢れていました。

最後に決算、反省会、報告会をしました。夏休み前から、ちびっこ屋台の決算まで、長い間、大変お世話になりました。働くことの楽しさや厳しさ、そして、お金の大切さについても学ぶことのできた有意義な体験学習となりました。

 
3 柳井市立 柳東小学校  KDDI(au)
KDDI情報モラル教室(スマホ・ケータイ安全教室)
講師や指導者として招聘
KDDI情報モラル教室(スマホ・ケータイ安全教室)

学級活動の一環で、スマホ・ケータイの危険と安全な使い方について、ズームを使って学習を行いました。

小学校中・高学年に起こりやすいトラブル事例について、「怖さ」を実感できる動画を視聴しました。1本目はSNS上の文字コミュニケーションの難しさや、そこから生まれる誤解をきっかけとしたいじめ。2本目はゲーム依存と課金トラブル。3本目はオンライゲームを通じて知らない人と出会う危険性。動画を視聴した後、子どもたちは「何がいけなかったのか」をグループで話し合い、発表しました。

今回の学習を通してトラブルを回避するための方法や万一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法をしっかりと学ぶことができました。

 
4 柳井市立 柳北小学校 政田自然農園
自然薯の植え付け・収穫体験
講師や指導者として招聘
自然薯の植え付け・収穫体験

本校6年生児童7名は、「総合的な学習の時間」(ほくほく)に、柳井市の名産の一つである自然薯栽培に取り組みました。本校校区内には自然薯栽培で有名な政田自然農園があり、年度当初から政田さんに指導をしていただきながら、クレバーパイプを使って学校の農園で自然薯を栽培しました。

みその歴史、種類、材料、作り方の講義の後、実際にみそ仕込み作業を以下の手順で行いました。

5月には、これまでの自然薯栽培の歴史や自然薯の特徴について学習し、やり方を教えていただきながら実際に植え付けを行いました。その後、児童は自然薯が無事に大きく育つことを願ってイノシシよけのネットを設置し、成長の様子を観察してきました。

そして、12月に収穫しました。収穫した自然薯の重さを量ると1sを超えるものもあり、児童はとても驚いていました。収穫した自然薯は、家庭科の学習で考えた料理を作るために家庭に持ち帰りました。

「自然薯栽培は柳北小学校だからこそできる活動だ」と感じた児童もおり、地域のよさや魅力を感じられるすばらしい体験ができました。

 
5 柳井市立 新庄小学校 マックスバリュ柳井新庄店
はたらく人とわたしたちのくらし 〜店ではたらく人〜
職場見学・就業体験
はたらく人とわたしたちのくらし 〜店ではたらく人〜

3年生が、社会科の学習で、校区内にある「マックスバリュ柳井新庄店」の店舗を見学しました。

子どもたちは、店内だけでなく、バックヤードでの野菜の梱包作業など、普段は見られない場所での仕事を見学させていただきました。従業員の方の働く様子を間近で見ることで、安全で新鮮な食料品を売り場に出す努力などに気付くことができました。また、店舗内では、お客さんのニーズに合わせた販売の工夫がされていることを知ることができました。

今回の見学を通して、子どもたちは、日頃は見ることのできない販売する側の様々な工夫や努力に気づくとともに、店ではたらく人たちの思いをしっかり理解することができました。

 
6 柳井市立 余田小学校 マックスバリュ柳井新庄店
スーパーマーケットを見学して、働く人たちのくふうを見つけよう
職場見学・就業体験
スーパーマーケットを見学して、働く人たちのくふうを見つけよう

3年生社会科「はたらく人とわたしたちのくらし」の学習で身近なスーパーマーケットの店内見学をさせていただきました。売り場での販売方法の工夫や、バックヤードの商品準備の様子も学習することができました。

特に、普段入ることのできないバックヤードの見学では、大型冷蔵庫・冷凍庫、食肉加工室などを実際に案内・説明していただき、児童は目を輝かせて学習していました。

この社会見学を通して、これまで何気なく利用していたスーパーマーケットで働く人たちが、買い物客のことを考えて様々な努力や工夫をしておられることに気付くことができました。

 
7 柳井市立 伊陸小学校 マックスバリュ柳井新庄店
はたらく人から学ぼう
職場見学・就業体験
はたらく人から学ぼう

1〜3年生が市内にあるスーパーマーケット「マックスバリュ新庄店」の見学をさせていただきました。

お店では、働いておられる方がどんな工夫をしているのか、お客さんのためにどのようなことを心がけているのかなどについてお話をうかがいました。

また、普段は見ることのできないお店の裏側を見学させていただき、野菜を切る様子や肉を包装する様子を実演していただいたり、冷蔵庫や冷凍庫の温度を体感したりしました。

子どもたちにとって、働くことについて考えるキャリア教育の一環としてもよい学習の機会となりました。

 
8 柳井市立 柳井南小学校 マックスバリュ柳井新庄店
働く人と私たちのくらし
職場見学・就業体験
働く人と私たちのくらし

3年生の社会科単元「働く人と私たちのくらし」の学習として、最寄りのマックスバリュさんで職場見学をしました。

子どもたちが、スーパーマーケットについて疑問に思ったことや聞いてみたいことなどを質問し、店長さんがそれらに丁寧に答えてくださいました。また、日頃入ることのできないバックヤードも見学させていただきました。子どもたちは、肉がパック詰めにされている様子を見て、普段自分たちが食べている食材が、どのように処理をされ、棚に並べられているかを知ることができ、とても良い学習になりました。さらに、直接働いている方から、お客さんに商品を買ってもらうための工夫やレジで気を付けておられることなどを聞くこともできました。

見学したことを新聞にまとめることで、スーパーマーケットは、お客さんに商品を売るだけでなく、食べるスペースを設けたり、商品のリクエストができるカードを用意したりと、「人々にやさしい店」をめざしていろいろな工夫をされていることがわかりました。今回の見学を通して、子どもたちは、たくさんの人たちが自分たちの暮らしを支えていることに気付くことができました。

 
9 柳井市立 大畠小学校 柳井警察署
くらしを守る
職場見学・就業体験
くらしを守る

社会科の学習で、3年生8名が柳井警察署を訪問しました。

施設の中でDVDを視聴しながら、警察の組織にはいろいろな部署があり、役割分担してさまざまな仕事をしていることなどを説明していただきました。

その後は、外に出て、パトカーや事故処理車に乗せていただいたり、説明をしていただいたり、また様々な質問に答えていただいたりしました。

活動の足場を地域に置くことで、普段自分たちの生活を守るために働いてくれている警察署の方の仕事について、教科書で学んだことを実感したり、さらに広く深く理解したりする機会となりました。

 
10 周防大島町立 久賀小学校 ながや菓子工房
町探検
職場見学・就業体験
町探検

2年生が生活科「町探検」の学習で、ながや菓子工房を訪問しました。この学習では、久賀の町にどんなところがあるか探検したり、興味・関心をもったところへ見学に行って調べたりして、郷土を大切に思う気持ちを養うことをねらいとしました。

町探検で見学する場所を決めるとき、子どもたちから「ながや菓子工房」へ行きたいという声が多く上がりました。ながや菓子工房は、子どもたちの大好きなケーキやクッキーなどを売っているお店で、日頃から気になっているお店のようでした。ながや菓子工房に子どもたちの気持ちを伝えて見学をお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、お店の外からの見学となりました。外からでも、実際にお店の方がケーキ作りやお菓子作りをしている様子を見ることができ、子どもたちにとって大変貴重な経験となりました。

ながや菓子工房の見学を通して、子どもたちは、「ケーキを売っている人だけでなく、ほかにもいろんな人が働いていました。」、「毎日手作りされていることにびっくりしました。」、「季節によって、売られてあるケーキがちがうことがわかりました。」など、様々なことを学ぶことができました。ながや菓子工房のおかげで、町探検の学習が充実し、子どもたちは久賀の町がさらに好きになったようでした。

 
11 周防大島町立 三蒲小学校 なぎさ水族館
地域の達人を探せ〜なぎさ水族館の達人〜
職場見学・就業体験
地域の達人を探せ〜なぎさ水族館の達人〜

5・6年生の総合的な学習の時間に、町内にある「なぎさ水族館」を見学しました。なぎさ水族館は、日本で唯一の全天候型体験タッチングプールがある地域密着型水族館です。

児童は、低学年の社会見学で体験活動をしていますが、今回は、水族館の仕事内容や運営上の工夫・苦労などを実際に見聞き、体験しました。そして社会にはいろいろな役割があることやその大切さ、将来の夢や目標に向かってあきらめずに努力することの大切さが分かりました。

児童は、施設の方に水族館の仕事についての疑問点や、喜びや苦労などについて積極的に質問したり、タッチングプール内の生き物へのエサやりをしたりすることを通して、水族館のことについて理解を深めることができました。また、周辺に生息する「ニホンアワサンゴ」の今年度起こった大量死や、その保護・飼育状況を知り、より良い環境づくりについても関心を高めることができました。

 
12 周防大島町立 明新小学校 ふれ愛どうぶつ村
動物とふれあおう
その他
動物とふれあおう

9月30日に大島地区の特別支援学級の児童が集まって、合同学習を行いました。他校の児童との交流を通して、コミュニケーション能力の向上を図り、仲良く楽しむことを目標として、ふれあい動物村に行かせていただきました。

羊のえさやり、子犬たちとの触れ合い、乗馬体験など、これまで体験したことのない貴重な体験をするとともに、他校の児童とも自然と会話が弾んで仲良くすることができました。

動物たちと仲良くする方法やえさの好みなど、子どもたちの疑問についても詳しくお答えいただきました。

 
13 周防大島町立 沖浦小学校 周防大島町B&G海洋センター
カヌー教室
講師や指導者として招聘
カヌー教室

大島地区の小学校3校合同の取組として、カヌー教室を行いました。

B&G海洋センターに集合し、まずは海浜清掃を行いました。その後、指導者から日程と乗り方、こぎ方の説明を受けました。カヌーを準備し湾内で練習をした後、無人島へ向かってスタートしました。無人島へ全員無事に到着して、無人島の散策をしました。しばらく散策を楽しんだ後、艇庫に向かって再スタートしました。ゴールした人からカヌーを上げ、カヌーを洗浄した後、後片付けを行いました。

この体験を通して、カヌーの安全な操船を学んだ他にも、ふるさと大島の海を大切にしていくこと、海辺の安全対策の必要性等、多くのことを学ぶことができました。

 
14 周防大島町立 油田小学校 デイサービスセンター 油田苑
高齢者の方々とのふれあい
職場見学・就業体験
高齢者の方々とのふれあい

11月に5・6年生3名が、地元の「デイサービスセンター 油田苑」を訪問し、利用者のみなさんとふれあいました。まず、自己紹介をしました。次に、素読の発表と「大島音頭」の太鼓演奏を3人で行いました。大好評でした。その後、一人一芸を発表しました。手品や絵画、あやとりやクイズで大いに盛り上がりました。最後に利用者のみなさんと一緒にトランプゲームをしました。とても楽しくゲームができました。ふれあいが深まるとともに、子どもたちの優しさ・思いやりの心も培うことができました。

油田小学校は、令和2年度末に閉校します。また油田苑も閉所となります。これまで何年も交流を続けてきて、今回が最後の訪問でした。しかし、充実した交流内容で、児童にも利用のみなさんにも思い出に残る意義深いふれあい活動となりました。

 
15 周防大島町立 森野小学校 宮本常一記念館(周防大島文化交流センター)
地域の偉大な先人 宮本常一についての学び
職場見学・就業体験
地域の偉大な先人 宮本常一についての学び

学校の近くに記念館があるというメリットを生かして、周防大島町出身の偉大な先人であり、希有な民俗学者でもある宮本常一氏の業績について3・4年生が毎年学習しています。

決まった給料もない中、民俗学に生涯を捧げ日本全国を自分の足で旅をし、現地の人から直接話を聞いたり多種多様な資料を集めたりしている宮本常一氏の思いを収集された大量の展示物のから読みとろうと子どもたちは、真剣に学習をしています。

売り場では、入り口付近に旬の野菜を並べて季節感が感じられるようにしていることや案内表示があること、商品が整然と並べられていること、通路に十分な幅があること、また、生鮮食品コーナーでは温度や衛生管理に気を配っていること等、安心して買い物ができるようにするための工夫等について学ぶことができました。

学習している内容は、収集した物の名前や使い方だけではありません。宮本常一氏が、差別に苦しむ人々からの話を聞き、その人たちの生活に向き合う姿を通して、差別は許されないことであることも学習しています。

深い愛情で様々な人々と接し、記録を残すことの大切さを宮本常一から学んでいる本校の子どもたちが、学んだことを自分のキャリアの中に生かし、心の豊かな大人に成長していけるようにこれからも学習を継続していきたいと考えています。

 
16 周防大島町立 城山小学校 なぎさ水族館
周防大島の海に住む生き物を知ろう
職場見学・就業体験
周防大島の海に住む生き物を知ろう

周防大島町東和地区の1・2年生が、町内にあるなぎさ水族館の見学をしました。なぎさ水族館は、旧東和町近海の水生動植物の水族館で、タッチングプールでは、水生動植物のサメ、ヒトデ、ナマコなどに直接触れることができます。今回の見学では、タッチングプールで水生動植物に触れる体験だけでなく、えさやりの体験も行いました。子どもたちは、えさのやり方やプールのどんなところに生き物がいるかを教えてもらいながら、楽しそうにえさやりをしていました。

今回の見学を通して、子どもたちは、周防大島町近海にはさまざまな生き物が住んでいるということを知ることができました。また、海の中に住んでいる小さな生き物の命も大切にしていきたいという気持ちをもつことができました。

 
17 周防大島町立 島中小学校 下松市栽培漁業センター
水産業のさかんな地域
職場見学・就業体験
水産業のさかんな地域

水産業についての学習の発展として、漁業に関わる職場見学を実施しました。下松市栽培漁業センターを訪問させていただき、「つくり育てる漁業」についての説明と飼育しているヒラメの餌やり体験を行いました。

安定した漁獲量を得るための栽培漁業について、稚魚を育てる意味や具体的な作業内容を教えていただきました。親から生まれた卵をかえす「種苗生産」や餌をとる能力が備わるまで育てる「中間育成」について話を聞き、児童たちはその仕事の重要性とご苦労を知ることができました。同時に、放流された魚が自然で育つ上で、環境が大きくかかわることを知り、環境保全についても考えることができました。また、実際の作業場見学と餌やり作業を体験させていただくことで理解を深めることができました。

今回の見学を通して、栽培漁業の仕組みと共に「地産地消」を進める地域に密着した漁業施設について理解することができ、その後の学習に生かすことができました。

 
18 田布施町立 田布施西小学校 田布施町立田布施図書館
図書かんのことを聞いてみよう
職場見学・就業体験
図書かんのことを聞いてみよう

2年生の生活科の学習の一環・発展として、実施しています。本町立の図書館に伺い、利用者が気持ちよく使えるように工夫されているところを知ったり、自分たちの疑問を質問してそれに答えていただくことを経験したりすることを主な目的としています。

事前に見学のねらいを伝え、承諾を受けてから、日程等を調整しました。事前学習で出た疑問を、図書館の方へ事前にお知らせして当日に答えていただけるようにしました。当日は、図書館職員の方々のご配慮があって計画通りに実施でき、ねらいを達成することができました。児童は、初めて知ることや驚くことがたくさんあり、楽しく学習することができたようです。事後には、図書館の学習のまとめに生かすことができました。

実際に見たり触ったり話を聞いたりする経験はとても楽しく、教室ではできない貴重な学習ができたと感じる有意義な時間でした。

 
19 田布施町立 麻郷小学校 山口県漁業協同組合田布施支店
タッチングバケツ
職場見学・就業体験
タッチングバケツ

総合的な学習の時間の一環として、田布施町の良さを見つけようと町内巡りをしました。その第一弾として、麻里府漁港を訪問しました。

麻里府漁港では、季節に合わせてたくさんの魚が水揚げされます。サメやカブトガニ、エイ、アナゴ、かになど、いろいろな種類の魚を安全に処理していただいた上で、児童に触らせていただきました。児童は、歓声を上げながらいろいろな魚に触っていました。また、不思議なことや分からないことなどを漁師の皆さんに質問していました。

今回の訪問で、児童は普段見慣れない魚に興味をもったり、魚が苦手だと言いながらも勇気を出して触れるようになったりと貴重な体験をさせていただきました。また、数名の児童は、麻里府漁港の訪問から田布施町の良さを見いだし、総合的な学習の発表テーマにしていました。

 
20 平生町立 佐賀小学校 公益財団法人 下松市水産振興基金協会 下松市栽培漁業センター
魚をとりながら保つ取組
職場見学・就業体験
魚をとりながら保つ取組

例年5年生の社会科の学習の一環として、社会見学を実施している。今年度は、4月15日にリニューアルオープンした下松市栽培漁業センターを社会見学の目的地とし、見学させていただきました。

佐賀小学校は、海がすぐ近くにあり、校区には漁業協同組合や漁港もあるため、児童は水産業のことをある程度理解していましたが、今回の見学では、さらに詳しく、栽培漁業の仕組や山口県の水産業の課題などについて知ることができました。 児童は、第3生物飼育棟の見学やタッチングプールでの体験、笠戸ひらめの餌やり体験などを通して、栽培漁業について学びました。笠戸湾近くで「ひらめ」の漁獲量が増えていることや漁業者の高齢化という課題についても知り、山口県の水産業の未来について考えていくこともできました。

今回の栽培漁業センターの見学は、水産業のことに理解を深めるだけでなく、ふるさと佐賀の海にも関心をもつ機会となりました。

 
21 平生町立 平生小学校 平生町役場
みんなでつかう町のしせつ
職場見学・就業体験
みんなでつかう町のしせつ

2年生は生活科の学習で地域の公共施設を訪れる町探検を行いました。グループに分かれて、郵便局、幹部交番、図書館、バスセンター、町役場を訪問し、それぞれの施設が町のためにどんな働きをしているのか、どんな願いをもって仕事をしているのかなどを取材しました。

平生町役場では、町議会議場や各課を巡り、それぞれの課がどんな仕事をしているのかを分かりやすく説明してくださいました。また、町長さんや副町長さんも出て来られ、言葉をかけてくださった流れで、町長・副町長の仕事についても簡単にお話してくださり、子どもたちは大喜びでした。また、役場の中でたくさんの地域の人にも出会い、いろんな人が役場を利用していることも知ることができました。

今回の見学を終えて、子どもたちは、住みよいまちづくりのために役場の人々が頑張っていることを知ることができ、初めて知ったことや感想を「町探検新聞」にまとめました。

 
22 上関町立 上関小学校 Kビジョン株式会社
情報をつくり伝える
職場見学・就業体験
情報をつくり伝える

社会科の学習「情報をつくり伝える」の一貫として5年生は、下松市のKビジョン株式会社を見学させていただきました。下松・光・熊毛地区を中心にしたまちのケーブルテレビ会社です。インターネット事業による地域の情報化にも取り組んでおられました。地域のニュースや話題、イベント、議会中継など多数の番組を自主制作されているので、上関小学校も今年に入って何度か、学校行事などで取材を受けており、児童たちにもなじみの深いテレビ局での見学でした。

建物の中では、最初にニュース報道スタジオを見学しました。キャスターが実際に座る席に座り、テレビ画像で自分の姿を見たとたん、児童たちは何度も大きな歓声をあげていました。編集室など建物内を見学した後、撮影機器、特にいろいろな種類のカメラを実際に持たせていただき、その重さと高額な機材であることに児童たちは驚いていました。最後に、この日の見学が、翌朝に実際に放送されるということで、代表2名がインタビューを受けました。日頃なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。

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中学校
 
1 柳井市立 柳井中学校 あいさいの里
農業体験
職場見学・就業体験
農業体験

今年度の職場体験学習では、日積にある「あいさいの里」で3日間の農業体験をさせていただきました。毎年、5〜6名の生徒がお世話になっています。主に、屋外の作業でしたが、感染リスクを考えながら手指の消毒、マスク着用をしつつ、体験させていただきました。 

初日は、天候にも恵まれたため、屋外でセル苗用の土入れ作業をさせていただきました。生徒達は各作業を交代しながら体験し、命を育てる「農業」とは何かを自問自答しながら活動しているようでした。2日目は、ビニールハウスで育てられているアスパラガスの周りの草とりに根気よく取り組みました。単純作業とはいえ、毎日の作業量の多さから、その「大変さ」について身をもって実感しているようでした。

この3日間の農業体験から、子どもたちは日本の食を支える「農業」の大変さと「労働」の重みを自然の中で感じたようでした。学校では学べない、貴重な体験学習をさせていただきました。

 
2 柳井市立 柳井西中学校 柳井市立図書館 マックスバリュ柳井新庄店
仕事に学ぶ
職場見学・就業体験
仕事に学ぶ

2年生の総合的な学習の時間では、地域社会を支える職業に着目した学習を行いました。地域の様々な事業所で実際に体験実習を行うことを通して、地域社会が多くの仕事で成り立っていることを理解するとともに、働くことの喜びや苦労などについて体験しました。1年生では身近な職業調べを行い、2年生では職業講話を実施し、事業所から講師を招聘し仕事で得る喜びや苦労を語っていただき、職業体験につなげてきました。

2日間の実習期間、生徒は一生懸命活動に取り組み、仕事に必要な知識・技能・態度を理解するとともに、働くことの楽しさや喜びを味わうことができました。

この学習を通して日頃私たちが暮らしている街の中で様々な職種の人々が働き、それらの人々によって地域社会が成り立っていることを認識することができました。

 
3 柳井市立 大畠中学校 周防大島町立東和図書館
うずしお協育ネット・うずしおわが町先生・(高橋竹山流津軽三味線竹希会のぞみ)
実技や部活等の補助
音楽授業の指導補助(三味線の指導)

本校は備品として10丁程度の三味線を管理しています。この度、これらの和楽器を使用した音楽の授業を企画し、協育ネットの担当者さんに相談しました。早速、地域の三味線学習団体と連絡がとれ、授業実施に向けての動きが始まりました。

【楽器の準備・修理】 数年間放置してあった三味線はあちこちに傷みが見られ、修理が必要でした。しかし、専門店での修理には大変な費用がかかるということでした。そこで、地域の三味線指導者をお招きし、教えを請いながらコーディネーター・教職員と共に応急修理を行い、使用に耐えうる状態にしました。

【授業の実施】 授業は3年生12人のクラスで実施しました。初めて触れる楽器であることから、4名の指導者を招聘し、手厚い指導をしていただきました。丁寧な指導のため、はじめは自信なさげに触っていた生徒たちも、見る見るうちに上達をし、授業の仕上げには「さくら」を合奏できるまでになりました。

【実施を通して】 生徒たちの新たな興味を喚起できたことに加え、この授業を契機に次年度文化祭での三味線演奏にも話が及び、また新たな団体が学校教育に関わっていただけるプラットフォームが構築できたように思います。

 
4 周防大島町立 大島中学校 国立大学法人山口大学
職業講話
講師や指導者として招聘
職業講話

総合的な学習の時間の一環として、本校では2年生生徒を対象に、様々な職種・事業所から講師をお招きし、職業講話を行いました。山口大学からは教育学部より岡村吉永教授にお越しいただき、大学の様子や中学校での学び方、教育という仕事の役割などについて、詳しく話してくださいました。

この度の職業講話で学んだことを、2年生全員が一人ひとりまとめて、文化祭で展示しました。生徒たちは、学校での学びが、将来につながっていることを実感することができたようです。改めて今の自分の学びに向かう姿を振り返り、将来について考えるよいきっかけとなりました。

 
5 周防大島町立 東和中学校 周防大島文化交流センター(宮本常一記念館)
ふるさと探究学習〜ふるさと周防大島の未来について〜
講師や指導者として招聘
ふるさと探究学習〜ふるさと周防大島の未来について〜

1年生が総合的な学習の時間に、周防大島町出身の民俗学者宮本常一氏の学習手法を学ぶとともに、ふるさと周防大島の未来について考える学習を実施しました。学習を深めるために、宮本常一記念館へ行き、学芸員さんから説明を聞いたり、展示品を見学したりしました。また、学芸員さんには、講師として来校いただき、宮本常一氏について授業をしていただきました。その後、学習の成果を文化祭で展示・発表をしました。学習を通して、宮本常一氏の学習手法への理解が深まるとともに、周防大島の未来について様々な視点から考えることができました。

 
6 周防大島町立 安下庄中学校 周防大島町B&G海洋センター
カヌー体験学習
講師や指導者として招聘
カヌー体験学習

9月、周防大島町B&G海洋センターで、1年生を対象としたカヌー体験学習を実施しました。

はじめに、海岸清掃を行いました。予想以上に漂着ゴミの量が多く、大変驚きました。その後、1キロ離れた無人島を目指してカヌーを漕いでいきました。生徒全員が1人乗りのカヌーに挑戦しました。1人乗りのカヌーはバランスをとるのが難しいため、漕ぐことができるか不安に感じていた生徒もいましたが、インストラクターの方に丁寧に教えていただき、全員が往復2キロの行程を漕ぐことができました。

今回の学習で、自分たちの住む周防大島町の大自然の中でスポーツに親しむとともに、海岸清掃を通じて海をきれいに保つ努力をすることの大切さや海の安全管理について学ぶことができました。

 
7 上関町立 上関中学校 踊堂保育園
ふるさとチャレンジ学習
職場見学・就業体験
ふるさとチャレンジ学習

2年生が10月6日から8日の3日間、総合的な学習の時間で、職場体験をさせていただきました。

踊堂保育園では、中学生が園児に絵本の読み聞かせをしたり、絵を描いたりしました。また、消防車見学の引率をしたり、誕生会でのカレーを園児と一緒につくったりするなど、多くの体験活動を行いました。

自由遊びでは、自分の得意な運動を生かした活動で、園児を楽しませることができたことに、保育の喜びとやりがいを感じていました。一方で、園児への注意の仕方や集団全体の様子を気に掛けることの難しさを知ることができました。また、職場の方々の、常に周りを見て素早く動いているところ、園児の質問に対して分かりやすい言葉で丁寧に答えているところなど、多くの点を自分も見習いたいという感想をもちました。

中学生にとって充実した3日間になりました。

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高等学校
 
1 柳井高等学校 カワノ工業株式会社、株式会社フジマ、(株)ヤナイ園芸、(有)金井石油店
地域人材とのディスカッション
講師や指導者として招聘
地域人材とのディスカッション

9月17日、「やまぐち教育応援団」登録の4事業所を含む地域人材20人を講師として、高校生(2年次生)が「柳井地域をより魅力ある場所にするために」をテーマに、20グループに分かれての意見交換会を行いました。

生徒は、生活する中で「こういうものがあると便利ではないか」「こうすることで地域が元気になるのではないか」と感じていることを「地域の課題」として挙げ、解決策とともに講師に提案しました。

生徒は、「子どもの発達と保育」を選択している者も多く、保育に関する基本的な知識や技能は習得していますが、自分に保育の仕事ができるのかと不安になった時もあったと思います。しかし、実習をするうちに子どもの純真さや素直さに触れ、不安や迷いは自然と消えていき、将来は保育士になりたいという気持ちを強めたようです。また、保育園の方から、「保育士は、子どもの成長をサポートする大切な仕事である。子ども一人ひとりの健康管理をしなければいけない。」といったお話を伺い、保育士として働く上で、身に付けなくてはならないスキル、態度も学ぶことができました。

講師の方々は、御自身の経験等を踏まえ、生徒の提案の実現可能性や、地域のために高校生ができること等を熱心に語ってくださいました。生徒には「考えが甘かった」「もっと調べておけばよかった」という内省とともに、「企業は自分たち高校生の発想力や発信力を必要としていることを知った」「今あるもので何ができるかを考え、視野を広げていきたい」という、地域の担い手としての意識の高まりがありました。

この意見交換を通じて、生徒の地域への理解と愛情を深めることができた一方で、「探究的な学習方法の習得」「小中高連携」等の課題が見えました。今後はこうした課題の改善に取り組み、より有意義なキャリア教育の場にしていく必要があると考えています。

 
2 柳井商工高等学校 トヨタカローラ山口株式会社 柳井店  
インターンシップ:自動車販売店での就業体験
職場見学・就業体験
インターンシップ:自動車販売店での就業体験

12月16日〜18日の4日間、ビジネス情報科2年59名が、柳井市の企業を中心に23事業所に協力をいただき、無事終了することができました。

トヨタカローラ山口柳井店では、2名の生徒を受け入れていただき、事務作業や接客、車の整備など幅広くカーディーラーの仕事を体験させていただきました。特に自動車のタイヤに空気を入れ空気圧を測定する作業には神経を使ったようで、交通安全は運転している時だけではなく、このような仕事によって守られているのだと気付かされたとの感想がありました。

接客の仕事では、事前にビジネスマナーについて学習をしましたが、生徒同士で練習するのと、お客様を前に挨拶をするのでは緊張感が違い、小さな声しかでませんでしたが、事業所の方のサポートもあり、回を重ねるごと自信がつき、上手くできるようになったようです。

多くの生徒が中学校で職場体験をしておりますが、その頃と比べ、社会に出る実感が増し、より多くの気付きや自分の課題を知るきっかけになったようでした。

 
3 熊毛南高等学校 国立大学法人山口大学
大学説明会・大学訪問
講師や指導者として招聘
大学説明会・大学訪問

12月14日に本校1・2年生を対象に大学説明会を行いました。生徒は自分の進路に応じて希望する講座を受講しました。国立大学法人山口大学からは国際総合学部、教育学部から講師をお招きしました。(国際総合学部はオンラインで実施)

12月18日に1年生は山口大学吉田キャンパスを訪問しました。最初に大学会館大ホールで大学概要説明がありました。生徒は4日前の大学説明会で大学についての知識を深めていたため、大学での研究内容や大学生活についての話を興味深く聞いていました。

その後、興味のある学部に分かれ、学部別見学を行いました。国際総合学部では途中から英語での質疑応答となり、一瞬生徒は戸惑いを見せたものの、頑張って会話をしようとする姿は印象的でした。

今回の大学説明会・大学訪問で、生徒は自分の大学生活をイメージすることができ、進路意識の高揚や学習意欲向上につなげました。

 
4 田布施農工高等学校 大晃機械工業株式会社
WEBによる工場見学
職場見学・就業体験
WEBによる工場見学

毎年、機械制御科1年生は県内企業にバスで訪問し、工場見学を行っています。今年度は新型コロナウイルス感染症対策をとり、企業と調整の上WEBにて工場見学を行いました。

初めてのことなのでどのような形になるのか不安でしたが、企業の採用担当者の創意工夫を凝らした企画、進行により、とてもわかりやすい工場見学になりました。

質疑応答もリアルタイムに行うことができました。

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特別支援学校
 
1 田布施総合支援学校
さつき園、株式会社イズミゆめタウン柳井、株式会社イズミゆめタウン新南陽
ヤナイ園芸、株式会社藤麻水産、岩国国際観光ホテル株式会社
特定非営利活動法人3びきのこぶた、マックスバリュ浅江店
マックスバリュ柳井店、マックスバリュ山田店
社会福祉法人鹿野福祉会、あさひ製菓株式会社
現場実習
職場見学・就業体験

主に、一般事業所をめざす生徒の職場体験の機会として、上記事業所に御協力をいただいて現場実習として実施をしました。

上記事業所の中には、長年にわたり現場実習に御協力を得て、本校卒業生を複数名雇用いただいている事業所もあり、卒業生の追指導などでも連携を図ることで、事業所とも良好な関係を構築できています。

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