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厚狭地域(宇部市・美祢市・山陽小野田市)

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小学校
 
1 宇部市立 東岐波小学校 宇部地区租税教室推進協議会(宇部県税事務所)
6年社会科:租税教室
講師や指導者として招聘
6年社会科:租税教室

宇部県税事務所より2名の講師の先生をお招きして、「租税教室」を行いました。

始めに、どの建物に税が使われているかについて、クイズに取り組みました。主に「公共施設」には税金が使われていることを教えていただきました。次に、DVD「マリンとヤマトの不思議な日曜日」を視聴し、もしもこの世に税金がなかったら、わたしたちの暮らしがとても不便なものになることを実感しました。最後に、税が身近なところで役立っていることを学びました。学校教育やごみの処理費用、わたしたちの安全な暮らしを守る警察や消防等の活動にも、税金が欠かせないことが分かりました。

学習後、児童から「今回、税金のことを学習して、税金が暮らしにとても役立っていることが分かりました。」「日ごろ、何気なく使っているものも、税金で作られていることを知り、税金の大切さが分かりました。」「大人になったら、ちゃんと税金を払っていきたいです。」などといった感想が聞かれました。

租税教室を通して、わたしたちの安全・安心な暮らしが税によって支えられていることを学ぶことができました。

 
2 宇部市立 上宇部小学校 山口県酪農乳業協会
畜産ふれあい体験学習「モーモースクール」
講師や指導者として招聘
畜産ふれあい体験学習「モーモースクール」

今年度、本校では、「つながる食育推進事業」という文部科学省の事業を受け、食育の推進・充実に努めています。10月23日(水)に、1年生を対象に畜産ふれあい体験学習を行いました。

「ブラッシングしたり、心臓の音を聞いたりする子牛とのふれあい」や「乳搾り体験」、「牛乳と生クリームからバターづくり体験」をしました。子どもたちは牛に触って「あったかいね、ふわふわしてた、心臓がゴクゴクといってたよ、バターは牛乳の味がしておいしかった、腕がつかれた」など感想を言い合っていました。

直接、牛に触れあったり、バターづくりをしたりすることを通して、命の大切さや食べ物に関する感謝の気持ちが生まれていると感じました。

 
3 宇部市立 岬小学校 マツダ株式会社 防府工場
5年 社会 自動車をつくる工業
職場見学・就業体験
5年 社会 自動車をつくる工業

5年生の社会見学で、「マツダ」防府工場に行き、工場の方の説明を受けながら自動車製造の見学をしました。

工場の敷地の広さや働いている人の人数、車ができるまでの工程以外に、リユース・リサイクルの推進について、明確な数値目標を掲げ、人と環境にやさしい、クリーンな工場をめざしていることもわかりました。また、危険な作業はロボットがしていることや工場内に設置してあるランプで危険を知らせる仕組み、周りの環境に配慮するための工場の配置や計画的に木を植えていることも知ることができました。特にロボットが作業をしている工程は興味深かったです。

児童は、見学を通して、工場が自然との調和を図りながら、また、地球環境や労働環境に配慮しながら「高品質」と「高生産性」を実現させた「ひとにやさしい自動車工場」であることを知り、単に製造に終わらない奥深さに新たな視点をもつことができました。

 
4 宇部市立 神原小学校 宇部蒲鉾株式会社
社会科:わたしたちのくらしと工場の仕事
職場見学・就業体験
社会科:わたしたちのくらしと工場の仕事

3年生の社会科「わたしたちのくらしと工場の仕事」で、本市にある宇部蒲鉾株式会社を見学させていただいた。

今回の見学に向けて、かまぼこ工場では、どのようにしてかまぼこをつくっているのか、そこで働いている人々がどのような工夫をしているのか等について事前に学習を行った。児童は実際に工場でかまぼこが作られている様子や働く人々がどのような思いでかまぼこをつくっているのか、見たり聞いたりしたいことをまとめて見学当日を迎えた。

工場では、原料である魚の仕入れのことや製造工程について丁寧に説明をしていただき、児童は学習したことと比較しながら見学することができた。また、働く人々が安心・安全でおいしい製品をつくるために、一つひとつの工程を確実・丁寧に行っていることがわかった。

今回の「かまぼこ工場」と「かまぼこ歴史館」の見学を通して、児童は食文化とそれを支える人々の思いや工夫についても学ぶことができた。宇部市には他にも多種多様な工場があるので、児童の学びへの関心を高める有意義な見学であった。

 
5 宇部市立 二俣瀬小学校 豊生苑
豊生苑の方との交流会
その他
豊生苑の方との交流会

3〜6年生の児童が総合的な学習の時間で、豊生苑の方との交流学習を行っています。毎年、児童との交流を楽しみにしておられ、今年度は11月29日(金)に実施しました。

活動の内容は、お出迎え・自己紹介・4〜6年生による樽太鼓演奏、そして、一緒に折り紙を使ってのボード作りと最後に全員合唱「もみじ」を歌いました。児童たちは、苑の方に喜んでいただこうと準備や練習を重ね、当日を迎えました。

当日は、樽太鼓の力強い演奏やきれいな歌声に、苑の方々は聴き入ってくださっていました。おり紙を折るときには、児童と楽しくお話をされる場面が見られ、心温まる一時が流れて、職員の方も一緒に楽しんでくださったようです。

たくさんのお年寄りの方とふれ合うことによって、思いやりのある優しい子どもたちが育っています。

 
6 宇部市立 常盤小学校 エネックス株式会社
総合的な学習:火育教室
講師や指導者として招聘
総合的な学習:火育教室

火の学習の一環として、5年生73人が「火育教室」を受けました。

子どもたちは、「火の歴史」についてのDVDを見ました。クイズから、火は人が暮らしていく中でとても重要なエネルギーであることを楽しく学ぶことができました。その後、火起こしを体験しました。子どもたちは、ひもと棒を使い一生懸命火を起こしていました。火がついたときには、歓声が上がるほど楽しく火の起こし方を学ぶことができました。火を起こす難しさや火を維持する大切さを知ることができました。

子どもたちは、「火を起こすことは難しかったけど、楽しかった。貴重な体験ができた。」と述べるなど、火を身近に感じ、火の大切さに気づかせることができました。

 
7 山陽小野田市立 有帆小学校 山陽小野田市林業振興研究会
社会科:森林体験学習〜シイタケの駒打ち〜
講師や指導者として招聘
社会科:森林体験学習〜シイタケの駒打ち〜

シイタケの駒打ちを通して、山の再生、水源涵養機能、生物多様性の確保といった観点から、森林・林業への理解を図ることを目的に、4年生が森林体験学習を行いました。

はじめに、「森林の働き 林業について学ぼう」のテーマのもと、“緑のダム”とも称される、森林のもつ水源涵養機能、豊かな栄養、多様性の維持といった働きについて話を聞きました。その後、山陽小野田市林業振興研究会の会員の手ほどきを受けながら、長さ約1メートルのクヌギの木に電動ドリルで穴を開け、シイタケの菌が詰まった種駒を木づちで打ち込みました。そして、木には自分の名前を書いたプレートを貼り、体育館裏の半陰になる場所に積み上げました。

今回の学習を通して、森林の働きを知ることができ、「家の柱も何十年も経った木なのだろうか。」と興味をもっていました。シイタケは2年後の現4年生が6年生の時に収穫できるそうで、子どもたちは楽しみにしています。

 
8 美祢市立 伊佐小学校  山口県農業協同組合
総合的な学習:ごぼう堀り体験学習
職場見学・就業体験
総合的な学習:ごぼう堀り体験学習

毎年、地域学習「伊佐学」として、総合的な学習の時間に3年生が「ごぼう堀り」を体験しています。地域の特産品の生産について調べる学習のひとつとして、美祢市内のごぼう農家(山口県農業協同組合)にご協力いただき、子どもたちが畑に入って実際にごぼうを掘り、収穫する作業をさせていただきました。収穫作業が終わった後、生産者の方にごぼうを育てる喜びや工夫について子どもたちからたくさんの質問が出ました。一つ一つの質問に分かりやすく、丁寧に答えていただき、生産者の苦労や喜びを知ることが出来、満足した様子で帰校しました。

体験学習をまとめた文章や生産者の方へのお礼の手紙には、感謝の気持ちだけでなく、ふるさとへの誇りや感動が綴られており、体験学習の成果を実感しました。また、掘ったごぼうを家庭に持ち帰り調理してもらって食したようです。五感を働かせて地域の特産品について学習できる機会を今後も大切にしていきたいと考えています。

 
9 美祢市立 秋芳桂花小学校 株式会社 シマヤ
家庭科:みそづくり体験出前授業〜手作りみそで家族のためにみそ汁を作ろう〜
講師や指導者として招聘
家庭科:みそづくり体験出前授業〜手作りみそで家族のためにみそ汁を作ろう〜

5年生の家庭科では、2学期にごはんとみそ汁を作る学習があります。そこで、みそ汁作りに向けて児童の意欲をより高めるため、実際にみそを作る体験をすることにしました。今年度は、学級PTA活動も兼ね、親子でみそ作り体験をすることができました。

講義の中では、「みそ」が人々の知恵によって生み出され、今日まで伝えられてきた日本の伝統的な食文化であることを教えていただきました。また、これまで「みそ」というひとくくりの見方しかしていなかった子どもたちが、「豆みそ」・「米みそ」・「麦みそ」の味比べを通して、いろいろな種類があることや素材を生かした味の違いを知り、「みそ」への関心を高めることができました。

親子で一緒に仕込んだみそは、2学期のみそ汁作りに活用するとともに、家族のためのみそ汁作りへと実践化を図ることにもつながりました。伝統的な食文化を継承していくためには、本物に触れる体験は大変意義深いと感じました。

 
10 美祢市立 大田小学校 社会福祉法人 山口県社会福祉協議会
総合的な学習の時間:福祉って何?〜福祉体験活動〜
講師や指導者として招聘
総合的な学習の時間:福祉って何?〜福祉体験活動〜

2学期の総合的な学習の時間に、社会福祉協議会の方々を講師としてお招きして、福祉体験活動をしました。

講師の方に「福祉とはみんなが幸せになること」というお話をしていただき、次に、「点字体験」と「車いす体験」を2日間にわたり行いました。

『点字体験』11月18日(月)
まず、点字での表記の仕方、点字版の使い方の説明を聞きました。次に、様々な文字を打ちながら濁音、撥音、促音、長音の表現の仕方を習いました。最後に、今日習ったことを活かして、自分だけの名刺を作る活動をしました。

『車いす体験』11月19日(火)
車椅子に乗り、利用者の大変さやブレーキの大切さを学びました。特に、校地内の砂利道や段差を昇り降りする際の操作はとてもきつかったです。また、補助者として、安心・安全にリードする大変さも貴重な体験でした。

今回の体験を通して、点字版や車いすの正しい使い方を知っておくことが役に立つことがわかりました。また、道具はなくても、声をかけることで安心が生まれ、トラブルも少なくなり、みんなが幸せに生活できることを学びました。今後も「誰もが幸せになるために相手意識をもって」福祉に関わることを考えていきたいと思います。

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中学校
 
1 宇部市立 西岐波中学校 イシダ動物病院
2年総合的な学習の時間:職場体験学習
職場見学・就業体験
2年総合的な学習の時間:職場体験学習

8月7日(水)、8日(木)の2日間、2年生男子2名、女子2名がイシダ動物病院で職場体験をさせていただきました。

1日目は動物病院の仕事内容の確認やあらゆる動物に対応するための学ぶ姿勢を中心に実習しました。

2日目は1日目の実習とあわせて、診察やトリミングの見学や片付けの手伝いなどの作業をしました。また、診察中に犬の心音を聴いたり、小動物の標本をルーペで観察したりする体験もしました。

今回の体験を通して、命を守ることの厳しさ・大切さを実感することができ、それが動物病院のスタッフの方々の細やかな作業や心遣いによって支えられているということを学ぶことができました。

 
2 宇部市立 常盤中学校 栄工建設株式会社
総合的な学習の時間:職場体験
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:職場体験

本校では、中学2年生全員に、2日間の職場体験学習を行っています。栄工建設には、男子1名女子2名を受け入れていただき、貴重な体験をさせていただきました。

体験内容は、コンピュータのソフトを使って実際に自分の家を設計してみようという興味深い体験や、建設中の作業現場に連れて行ってもらい、家が建つプロセスを間近で見学するなど、盛りだくさんでした。生徒たちはこの体験をとおして、仕事の厳しさとやりがいを学び、また、実際の職場で様々な方々と接することで、言葉遣いや礼儀の大切さを学び、将来職業に就くときの心構えをもつことができました。

職場体験後のアンケートでは、栄工建設より、生徒たちは高い興味関心をもち、真剣に体験に取り組み、大変意義のある体験なので、また、このような機会があれば、生徒の受け入れを行いたいと回答をいただきました。栄工建設には、丁寧に且つ非常に優しく、親身にご指導していただき、心より感謝しています。

 
3 宇部市立 神原中学校 株式会社豆子郎
「和菓子」販売店での職業体験
職場見学・就業体験
「和菓子」販売店での職業体験

豆子郎琴芝店に2名の生徒の職場体験を引き受けていただきました。

店内の清掃、装飾(生花)、商品づめ、接客などひととおりの業務を体験させていただきました。

体験を通して生徒たちは、豆子郎は山口県にしかないブランド品を扱っているお店としての品格の高さを感じていました。店内には行き届いた清掃、生花、BGM、香りなどお客様に楽しんでいただける努力がたくさんなされていることを知り驚いていました。

お茶の出し方や商品の包装など繊細な接客術も教えていただき、これからの自分の生活に役立つことをたくさん学ぶことが出来ました。

 
4 宇部市立 楠中学校 有限会社みつや・トロアメゾン
職場体験学習
職場見学・就業体験
職場体験学習

本校では、令和元年9月25日(水)、26日(木)、2年生生徒を対象に2日間の職場体験学習を実施し、20の事業所でお世話になり、様々な体験をさせていただきました。事前学習として『宇部商ビジネスマナー講座』を受講し、社会人としての礼儀やマナーを学んで臨みました。トロアメゾン様には3名の生徒を2日間受け入れていただきました。生徒たちは、接客・包装など実際の仕事を手伝わせていただき、働くことの厳しさやあいさつの重要性などを実感し、将来、社会人として働く自分の姿をイメージすることができたと思います。

この度の職場体験学習で学んだことを、2年生50名全員が『職場体験個人レポート』として学習のまとめを行いました。それぞれの事業所で緊張や慣れない仕事でかなり疲れたとは思いますが、実際に社会に出て『働いた』という経験は、大きな自信となったと思います。また、職場の厳しさや、コミュニケーションの大切さなど、改めて自分自身の課題に気付き、将来に向けて考えるよいきっかけとなりました。

 
5 美祢市立 秋芳中学校 秋吉台自然動物公園サファリランド
命を守る仕事を体験して
職場見学・就業体験
命を守る仕事を体験して

秋芳中学校の2年生は5月に2日間の職場体験を行い、22名が22カ所で仕事の尊さを学びました。秋吉台サファリランドでは、ケージの掃除や餌作りなどを体験させていただきました。サファリランドではお客さんに動物を見せるので、すっきりした環境を作る必要があり、動物にとっても健康を守る上で掃除は大切な仕事です。

動物によっては、お客さんが餌やり体験をすることができるので、十分な量を準備しておきます。動物が食べやすい大きさや形に切っておかないといけないので、そこが一番大変な作業でした。

飼育員さんがサファリランドでお仕事をされていく中で、一番つらいのは動物の死だそうです。弱りかけた子や治療をした子などを含めて、最後までしっかり看取るということが大切だそうです。職場体験を通して感じたことは、動物が健康でいられるのはやはり飼育委員さんの努力があるからだということです。動物が好きだからというだけでなく、命を守ることの責任感があること、忍耐強さや体力が必要だと感じました。

 
6 美祢市立 美東中学校 秋吉台自然動物公園サファリランド
総合的な学習の時間:職場体験学習(第2学年)
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:職場体験学習(第2学年)

5月8日(水)、9日(木)の2日間、2年生30名全員が職場体験学習を実施し、「秋吉台サファリランド」には、1名がお世話になりました。「秋吉台サファリランド」は西日本最大のサファリ施設で自動車などからの見学施設とふれあい施設等があります。

今回は小動物や馬など、ふれあい施設にいる動物への世話を主に体験しました。写真は動物舎の下に敷き詰める籾殻を袋に詰める作業です。多くの動物がいるため、籾殻が舞う倉庫の中で、たくさんの袋詰めをします。また、袋いっぱいに詰めるため、かなりの重さになります。そして、それを決められた場所に運びます。大変な作業を女性のスタッフの方が一人でされています。

生き物を扱う仕事は、自分が担当している動物のお世話や健康管理をするために、体調が悪くても出勤しなければなりません。生き物に関する愛情や専門知識だけではなく、体力や自己管理能力も必要だということが分かりました。

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高等学校
 
1 宇部工業高等学校 宇部興産株式会社
就業体験(インターンシップ)
職場見学・就業体験
就業体験(インターンシップ)

本校では、キャリア教育の一環として、1年生全員が総合的な探究の時間に事前指導、安全教育の指導を受けた後、「やまぐち教育応援団」に登録してある地元事業者等を活用しながら、2月に1週間の就業体験(インターンシップ)を実施しています。

生徒にとって、とても貴重な体験であり、地域の事業所や販売店等で実践的な知識や技術・技能に触れる事により、望ましい勤労観・職業観を育成し、主体的に進路を選択する意欲や態度を養っています。

宇部興産株式会社は、日本の大手総合化学メーカーであり、化学を中心に、建築資材、機械の各分野で事業を展開されています。デジタル家電、自動車部品、医薬品など身近なものから、社会インフラ、最先端の航空宇宙分野まで製品・技術が活用されています。写真は、インターシップ中での作業の様子です。ここでの各種作業の体験を通して、責任感やコミュニケーション能力の大切さなど多くのことを学ぶことができました。

 
2 宇部高等学校 山口大学医学部
先端医学体験学習セミナー
職場見学・就業体験
先端医学体験学習セミナー

10月15日(火)と17日(木)、山口大学医学部で先端医学体験学習セミナーを実施し、医学科に14人、保健学科に11人の生徒が参加しました。

セミナーに参加した生徒は、医学科では医学科生とともに解剖学、生理学、免疫学などの専門分野ごとの実験・実習を行う「自己開発コース」の授業を体験しました。保健学科では、講義と実験・実習を体験しました。

生徒たちは、医療分野についての講義や研究に触れたことで、先端医学に対する興味関心が高まりました。

 
3 宇部商業高等学校   西日本自動車学校
交通安全教室:自転車と自動車の事故事例の実演や体験
講師や指導者として招聘
交通安全教室:自転車と自動車の事故事例の実演や体験

7月16日(火)に西日本自動車学校から講師をお招きして、「交通安全教室」を実施しました。実際に起きた交通事故の映像による説明や学校周辺で起こりうる交通事故についての説明がありました。その後、自転車でイヤホンをつけた状態での走行や傘さし運転等の実演もありました。

生徒は、今までの人生で交通事故に遭遇した経験がほとんどなく、初めは、「自分は大丈夫」という安易な考えを持っているようでした。しかし、交通安全教室を受けた後、生徒は自転車や歩行者の予想外の動きに驚き、自分の注意力の低さを痛感したようでした。今までは歩行者や自転車からの視点でしか交通を考えることができませんでしたが、自動車からの視点も考えて危険を予測するきっかけになったようです。この交通安全教室は、生徒にとって、危険な行動を再確認し、危険予測を高める大変貴重な機会となりました。

現在、多くの3年生は自動車学校へ通っています。生徒は、今回の交通安全教室で学んだことで、将来自動車を運転するときに、より一層他者を思いやる判断や行動ができると思います。この気持ちを忘れずに安全第一で運転してもらいたいと思います。

 
4 宇部西高等学校 株式会社三宅商事(山口市)、
マツダ株式会社 防府工場(防府市)、
マリアージュ下関・独立行政法人国立病院機構関門医療センター(下関市)
企業見学
職場見学・就業体験
企業見学

本校では1年生の「産業社会と人間」の授業の一環として、9月に「企業学校見学」を実施しています。本年度も生徒の進路希望調査のアンケートに沿って、4つのグループに分かれて学校や事業所を訪問しました。その中で「株式会社三宅商事」、「マツダ株式会社 防府工場」、「マリアージュ下関」、「独立行政法人国立病院機構関門医療センター」の4社を訪問しました。

1学期の時点で考えていた自分の希望進路に近い職種の企業を見学させていただくことで、進路選択の参考にできました。いずれの企業においても、職場内の環境はもちろん、その先にいるお客様に喜ばれる商品の開発や、サービスの提供を大切にされていること等、数多くのことを学ぶことができました。また、仕事内容の奥の深さを強く実感することができました。

10月に行われた1学年全体の発表会では、それぞれが持ち寄った見学メモを活用して原稿を作成し、パワーポイントでの発表報告を行いました。生徒にとって、今後の進路を考える上でよい体験になりました。

 
5 宇部中央高等学校 国立大学法人山口大学
「出張講義」大学・短期大学との連携 ― 今年度開始した「総合的な探究の時間」―
講師や指導者として招聘
「出張講義」大学・短期大学との連携 ― 今年度開始した「総合的な探究の時間」―

11月6日(水)、1年次の総合的な探究の時間で、生徒自らの興味関心に応じて研究するテーマについて、大学・短期大学の先生方による講義、指導・助言が行われました。生徒たちのテーマは、ルービックキューブ、英語による和食の紹介、高齢者の孤独、トレーニング後の栄養など興味関心に応じて設定されました。生徒たちは事前に質問事項をお知らせして、どの講座も内容が濃いものとなり、生徒たちの眼は輝いていました。今後、研究が深まっていくことでしょう。

 
6 厚狭高等学校 地域開発室
洋食講習、作品展示及び開発商品の試食・販売
講師や指導者として招聘
洋食講習、作品展示及び開発商品の試食・販売

総合家庭科2年生の「フードデザイン」の授業で、「洋食講習」の講師として地域開発室の方に毎年お世話になっています。講習では調理技術の習得だけでなく、調理師としての心構えや仕事内容等をプロの職人から伺うことで、生徒の進路選及びや学習に向かう意欲の向上につながっています。

このほかにも地域の交流施設において、インターンシップ等での生徒受け入れや、施設内において本校総合家庭科の作品の展示やレストランにおける本校総合家庭科生徒考案のランチメニューの提供など様々な場面で御協力をいただいています。また、本校家庭クラブの生徒が開発した「厚狭ごはんのお友」の試食・販売会でも施設内スペースの提供や購入をはじめとしたご協力をいただきました。

 
7 小野田工業高等学校 英工建設株式会社
インターンシップ:建築現場での職業体験
職場見学・就業体験
インターンシップ:建築現場での職業体験

建設会社において、建物の設計を行うためのCADの基本操作や、実際の現場での作業を行いました。

生徒は、CADの図面を見ながら、家を建てるために、クリアしないといけない問題と、工夫することが多く、作業を合わせて考えると、大なり小なりものづくりの大変さを実感したようでした。

翌日、実際の建築現場へ行き、大工さんと一緒に作業をさせてもらいました。夏の暑い中で大変なうえに天候にも左右される作業と聞いて驚いていました。いろいろと話を聞かせてもらって、大工さんの「家を作ることが誇らしい」という言葉に感銘を受けたようでした。

また、社会人として働くうえで、コミュニケーションの大切さや、正確な報告、経験を重ね知識をつけることで臨機応変な対応ができるといったことも教えてもらい、「大人になるのは、社会人としての自覚と仕事の誇りをもったとき」という言葉をいただき、働く事の大変さや、自分の未熟さ、考えの甘さを感じてくれたようでした。

今回の集合体験を通して、働くこと、社会人として自立していくことの大変さを教わり、先の進路選択に向けて、真剣に考えていくきっかけとなる貴重な体験となりました。

 
8 小野田高等学校 全日制 学校法人信望愛学園高千帆小百合幼稚園
幼稚園での保育実習
その他
幼稚園での保育実習

12月上旬の4日間、本校近隣の高千帆小百合幼稚園において、1年生全員(140名)が保育体験実習を行いました。この実習は家庭科の授業の一環として、数年前から毎年実施されているもので、「家庭基礎」の単元である「子どもの発達と保育」の学習を踏まえ、各クラスで班に分かれ、生徒自らが園児との遊びを企画し、保育案を立て実施しました。「折り紙」、「ドッジボール」、「尻尾取りゲーム」、「ボーリングゲーム」、「絵本読み聞かせ」、「フルーツバスケット」「魚釣り」「かるた」「長縄跳び」などを実施し、園児たちもとても楽しそうな笑顔をしていました。長縄跳びは、幼稚園からの希望があって、急遽、生徒が長縄のデモンストレーションを行いました。次々飛んでいく生徒を見て、園児さんが、拍手喝さいする場面もありました。

生徒の感想には、「中学校の時に保育実習に行ったときは、先生方が決めた内容でやったけど、今回は、自分たちで一から考えたので、とても大変だった。」「いつもの速さで話していると『話すのが速い』と言われてしまい、子どもたちと話すときは、ゆっくり話さないといけないことが分かった。」「子どもたちは、幼いと思っていたけど、案外、僕たちと同じように他人を思いやる心や我慢する心があることが分かった。」などがありました。後日生徒たちは手作りの年初めのグリーティングカードを製作し、幼稚園の各クラスに飾ってもらいました。カードには保育実習のお礼が子どもたちにも分かるひらがなで丁寧に書いてあり、またカードにも様々なかわいらしい装飾が施されていました。

保育の学習は、発達段階などについての単なる知識だけを習得しても、本当の理解にはならず、実習による体験的な学習が非常に効果的です。この実習は生徒たちにとって、日頃学校では学べないことを学ぶことができる非常に意義のある機会となりました。

 
9 小野田高等学校 定時制 小野田赤十字病院 (有)トラステック
事業所訪問
職場見学・就業体験
事業所訪問

業種の異なる県内の優れた企業等の見学を通じて様々な職業に触れ、職業観・勤労観を養うとともに、県内企業への理解を深めることを目的として、令和元年9月初旬、近隣の2つの事業所(@小野田赤十字病院:医療機関 A(有)トラステック:情報関連:主にホームページ作成)を訪問した。

それぞれの事業所では、事業の内容についての説明、事業所内見学、および質疑応答が行われた。希望をもとに選んだ興味関心の高い事業所であったため、生徒は集中して臨むことができた。 

質疑応答においては、仕事の内容に対する質問にとどまらず、仕事をする(続ける)ために必要な人間性や資質についても質問があった。各事業所の担当者から、誠実なこと、コミュニケーション能力、センス、根性、ポジティブということが大切であると回答があった。

この度の事業所訪問は、進路選択に悩む本校生徒にとって、とても参考になる学習であり、進路実現をめざす意欲が大いに高まった。

 
10 美祢青嶺高等学校 美祢市消防本部
インターンシップ:就業体験
職場見学・就業体験
インターンシップ:就業体験

毎年、2年生を対象に「体験型インターンシップ」を実施しています。美祢市消防本部は毎年多くの生徒を受け入れていただいてます。

生徒は、自分の進路の一つとして考えており、将来人の命や困っている人を助ける仕事に就きたいと思っています。体験を通して、想像以上に激務で責任のある仕事であると感じています。

この体験を通して、これからの進路実現のために残りの高校生活をどのように過ごすかを考える良い経験となったようです。

今回の就業体験は、訓練を通し責任感ややりがいといったことを実際の現場で経験することにより、生徒にとって自分の課題を発見し、自分の活動を見つめ直す大変貴重な経験となりました。

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特別支援学校
 
1 宇部総合支援学校 中学部  積水ハウス株式会社 山口工場
「すごいな」「かっこいい」から始まるキャリア教育と防災教育
職場見学・就業体験
「すごいな」「かっこいい」から始まるキャリア教育と防災教育

キャリア教育や日常生活に結び付く学びのある見学先等を探していたところ、社員の方からの紹介により本事業所のことを知りました。そして、校内で検討を行う際「やまぐち教育応援団」に登録してあることによりとてもスムーズに決定に至りました。

本事業者での見学や体験を通して、生徒たちに身に付けてほしいもの、感じてほしいものは次のようなことでした。それは、ものづくりの楽しさやすばらしさを体感すること、学びつづけることや働きつづけることの大切さについての意識の芽生えを育むこと、そして日常生活に生かすことができる学びを体感することです。

そのために、大きく3つの見学、体験をさせていただきました。
@住まいについて知ること(積水ハウスの取り組み等について)
A住まいづくりを見て学ぶこと(製造工場及びリサイクル工場見学)
B防災について考えること(地震体験や減災への取り組みについて)

これらにより、生徒たちから「すごかった」という感想があふれました。それは、ものづくりの技術のすばらしさを感じたこと、働く人たちから働くことの尊さを感じたこと、そして地震体験等から非日常を感じたことからだと思います。

このように本事業所での見学や体験は、普段の生活や将来を見据えて学校生活を送るきっかけになったと期待できるものでした。

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