周南地域(下松市・光市・周南市)
1 下松市立 久保小学校 | 久保幼稚園 |
総合的な学習:幼稚園児と交流しよう | |
その他 | |
総合的な学習の時間に、6年生児童が幼稚園児と交流しました。 交流するにあたり、まず、幼児の特性について調べ、幼稚園の先生方を前に発表する機会を設けました。その際、幼稚園の先生方からアドバイスをいただき、交流に向けてどんなことに気を付けたらよいかを考えることができました。 次は、調べたことをもとに交流会の計画を立てました。園児の思いを大切にすること、園児の目線で接することなど、園児のことを一番に考え、園児が喜んでくれる姿をイメージしながら活動の準備をしました。 交流会では、児童全員が生き生きと活動していました。日頃小さい子と接することのない児童も、進んで園児に声をかけたり、手をとって一緒に走ったりするなど、積極的に関わる姿が見られました。保育士をめざしている児童もおり、一層その思いを強くしていました。 交流を通して、園児一人ひとりを個人として尊重することの大切さに気づきました。また、園児と関わることの難しさを実感し、保育士の仕事に対する尊敬の気持ちをもつことができました。 |
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2 下松市立 公集小学校 | マックスバリュ 末武店 |
社会科:はたらく人とわたしたちのくらし | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習「はたらく人とわたしたちのくらし」で、校区内にあるマックスバリュ末武店に見学に行きました。 バックヤードには、マイナス22度の大きな冷凍庫があることや、魚をさばいたり肉をパックに詰めたりする部屋があることにとても驚いていました。子どもたちは、店員さんに仕事の内容を聞いたりお客さんになぜこのお店を選んだのかをインタビューをしたりしていました。お客さんのために様々な工夫をしていることを学びました。他のスーパーマーケットの様子を知りたいという子どももいました。 今度、スーパーマーケットに買い物に行った時には、今までとは違った見方ができることを期待しています。 |
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3 下松市立 花岡小学校 | 下松市消防本部 |
社会科:火事からくらしを守る | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習で、火事からくらしを守る仕事や消防署の施設について知るために、下松市消防本部を見学させていただきました。 実際に火事が起きた時の消防署の方の動きや様子を見せていただいたり、消防車・救急車の種類や車載道具について教えていただいたりしました。消防署の方がどの様な仕事をされているのかわかりやすく説明していただいたことで、児童が大変興味を持って積極的に質問し、多くのことを学ぶことができました。 私たちが毎日の生活を安全に送れるように、日々取り組んでおられる様子がよくわかりました。 |
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4 周南市立 遠石小学校 | 山口県東部ヤクルト販売株式会社 |
学級活動:ヤクルト ウン知育出前授業 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では、毎年、家庭と学校の連携を強化することや、親子で学ぶ機会を設定することで学習内容を深めることを目的に、「ふれあい参観日」を行っています。 2年生では、山口県東部ヤクルト販売株式会社に「ヤクルト ウン知育出前授業」をお願いし、親子で学びました。この出前授業は、「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマに、健康のために、正しい食習慣・生活習慣を身につけてもらうことを目指して実施しています。「消化管の仕組みとはたらき」や「うんちから学ぶ生活リズム」などのお話を聞いたり、親子で楽しく体操やゲームをしたりして、充実した時間を過ごすことができました。 実施後の保護者アンケートでは、「親子で楽しみながら勉強できる内容でよかったです」「子どもの生活に大切な内容でよかったです」「親子が一緒に活動できて楽しかったです」等、肯定的な感想を多くいただきました。 |
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5 周南市立 久米小学校 | NEXCO西日本中国支社周南高速道路事務所 |
高速道路の安全を守る仕事にふれる職場見学 | |
職場見学・就業体験 | |
本校の1年生児童が、11月中旬に校区内にあるNEXCO西日本中国支社周南高速道路事務所(徳山東IC)を訪れ、道路パトロールカーの中を見せていただいたり、道路維持作業車など高速道路で働く特殊車両の実演や乗車をさせていただいたりしました。 また、高速道路の安全を管理する様々な作業車両等も見学させていただきました。運転席等に乗せていただいたり、目の前で動くのを見せていただいたりして、児童は目新しい車両とのふれ合いに大喜びでした。普段見たこともない作業車両が、道路の安全を守るために活躍していることを知り、児童は様々な質問をしていましたが、一つ一つ丁寧に答えていただきました。 また、本校はこれまで、同事務所と共同制作壁画パネル掲示や共同地区清掃活動に取り組んできています。 |
1 周南市立 和田中学校 | 特別養護老人ホーム 福寿荘 |
総合的な学習の時間:3年福祉体験学習 | |
その他 | |
中学3年の総合の時間に、地元の福寿荘デイサービスセンターで福祉総合体験を行いました。午前中は職員さんから研修があり、研修の後は利用者の方々と進んで関わっていき、話を聞いたりしていました。食事の手伝いの後に昼休憩をとり、午後からは自分たちで考えて用意した、ペットボトルボーリングなどのレクリエーションゲームをして関わりを深めていきました。体験学習の最後には、肩たたき体験をした後に歌のプレゼントを贈りました。歌のプレゼントの後は、マッサージ体験を受けて、終わりとなりました。 この日だけでたくさんの体験をさせていただき、生徒たちには貴重な経験になったと思います。 |
1 下松工業高等学校 | Kビジョン 株式会社 |
インターンシップ | |
職場見学・就業体験 | |
本校の近所にあるKビジョン株式会社は昨年度に続き、インターンシップを受け入れてくださいました。体験したことは、テレビ番組の取材や収録、テレビ番組のテロップ作成、発声練習です。 テレビ番組は放送時間までに作らないといけないので、時間に追われています。社員の方はパソコンの扱いに慣れていて、中でもキーボードのタイピングが速く、生徒は驚いたようです。期限までに番組を作成させたことに生徒は感心し、時間を守ることは改めて大事なことだと感じたようです。 市の会議を取材して、市長や警察官の方とお話をし、楽しい時間を過ごしたようです。 今回のインターンシップは、人とのコミュニケーションの取り方を学び、体験したことがないことを経験して、働くことがどういうことか少し理解できたようです。 |
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2 下松高等学校 | 下松市古川町 武居歯科医院 院長 武居 良裕 様 |
歯科保健講話「健康な歯を守るために」 | |
講師や指導者として招聘 | |
歯の2大疾患である虫歯と歯周病についての一般知識と予防方法の講話と正しい歯磨き(ブラッシング)についての実演をしていただきました。 パワーポイントを使って写真や映像を投影しながらリラックスした雰囲気の中、大変わかりやすい講話でした。先生の熱弁により、もっと時間がほしいとおっしゃるほどでした。 歯科疾患の予防が適切な生活習慣の確立と疾病の早期発見及び早期治療に深く関わっていることを十分に理解することができました。 |
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3 華陵高等学校 | 下松警察署 |
交通安全講習会 | |
講師や指導者として招聘 | |
交通安全に対する意識の向上を図ることを目的として、全校生徒対象に交通安全講習会を開催しました。講師として下松警察署から2名の方々においでいただきました。 まず、自転車の状況確認・点検の仕方を教わりました。事故を自分から起こさないためにも、日頃からブレーキの点検やタイヤの空気量などを確認することが大事ということを再確認しました。次に、自動車には死角があることを学びました。実際に、生徒が自動車の運転席に乗り、サイドミラーやバックミラーからの死角を体験しました。自動車と自転車から見えている光景が違うことが分かり、死角の危険性を感じることができました。 登下校中の交通マナーについては、地域の方からも何度かご指摘をいただいており、この講習会を通して、交通マナーアップへの自覚を高めることができました。 |
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4 熊毛北高等学校 | アルク光店 |
企業とのコラボ商品の販売実習 | |
職場見学・就業体験 | |
山口県東部唯一の家庭に関する学科であるライフデザイン科を有する本校は、普通科も含め食物・飲食関係に進学・就職を希望する生徒が多数在籍しています。 3年生の課題研究の授業では、地産地消や健康をテーマに地域の食材を利用した新たな料理「熊北ブランド」に取り組んでいます。生徒一人ひとりが1年間かけて考案した、地域の特産品等を使用した創作料理の発表を試食会(ビュッフェ形式)として開催し、発表した料理が「熊北ブランド」として商品化されることにより、地域への貢献をめざしています。 今回考案した「いちごパン」「みかんパン」は、大変好評で商品化に結びつきました。それをアルク光井店に協力いただいて、販売することができました。 |
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5 光丘高等学校 | 株式会社フジマ |
職業別ガイダンスの講話 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では、1年次「産業社会と人間」の時間に、職業理解をテーマとして地域の事業所や官公庁から担当者を招へいして講演会を実施しています。 今年度、販売・サービス分野では、株式会社フジマの担当者が来校され、午後に2回の講話を実施しました。講話では、職業に関する話に加え、社会人としての心構えなど、自分の体験を交えた内容が盛り込まれており、生徒にとって大変有意義な時間となりました。就職をすることの大変さを理解するとともに、県内に就職をして将来を担っていくことの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。 本校は総合学科であり、生徒の進路希望も多岐にわたっています。今回のように、地域の事業所や官公庁との連携を推進しながら、職業や地域産業に関する理解を深めると同時に、生徒の進路選択に役立つ教育活動を継続していくつもりです。 |
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6 光高等学校 | 里の厨事業協同組合 |
「総合的な学習の時間」におけるフィールドワーク | |
その他 | |
本校2年次生の総合学習では、自分たちで設定した課題に向き合い、その課題解決を目指した活動を行っている。 建築デザインに興味を持った生徒たちは、光市でデザイン工学が役立っていると思われる建物について、夏休みにフィールドワークを行った。その訪問先の一つが「里の厨」である。建物のコンセプト、立地理由、立地を生かした活動についての取材を行った。 @地域の地産地消の促進、食農教育の推進及び観光強化を目的に立てられている。 A地価が安く、下松、徳山までの通勤の最短ルートとして多く利用されていることと、近くに伊藤博文記念館があり、観光で寄っていく人もいる。近隣では「いちご祭り」「ホタル祭り」などのイベントも開催される。 B光市の自然や農業、交通の特性をうまく活用し、地元の人を中心に広く利用されている。 職員の方から、上記の内容をご指導いただき、生徒たちは、光市ならではの特色、場所や文化を生かした建物のデザインを考えていけば、観光にもつながるのではないかと考えるようになった。その後、自分たちで『観光デザイン』というテーマを導き出し、現在の研究成果につながっている。 生徒たちは、今回のフィールドワークで今まで触れることのなかった分野に触れ、多くのことを学ぶことができたと述べている。また、職員の方の丁寧な説明により、テーマを明確にすることができたと職員の方へ感謝の意を示し、コミュニケーションの場の重要性も知ることができた。 |
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7 新南陽高等学校 | 地域医療支援病院徳山医師会病院 社会医療法人同仁会周南記念病院 |
インターンシップ:病院での看護体験 | |
職場見学・就業体験 | |
本校で展開する分野別のキャリア学習の一環として、2年次希望生徒によるインターンシップを毎年8月に実施していますが、今年度は周南市の徳山医師会病院と下松市の周南記念病院に看護実習をお願いし、それぞれ数名ずつ生徒を受け入れていただきました。実習内容として、シーツ替え・施設の見学・配膳手伝い・患者の入院前検査の見学・入浴見学などがありました。 実習終了後の感想には、「看護師に求められる力は『体力・忍耐力・観察力・コミュニケーション能力』である。そして看護師は人のために働き、人から必要とされる魅力的な職業である。」「看護師の仕事は大変な場面が多いと思ったが、充実感のある職場だと感じた。また、小児科や産婦人科を見学して助産師という仕事に興味を持ったので、志望校に合格するために勉強を頑張ろうと思った。」「自分の進路が明確になったので、インターンシップに参加して本当に良かった。」といった内容が見受けられました。 また、感想には、今後の進路学習として、コミュニケーション力や観察力、体力等、この分野に進むに当たり必要な能力をさらに調べたり身に付けたりすることをテーマに掲げているものも多くありました。参加生徒は、今回の実習をきっかけに、将来看護師として人の役に立ちたいという思いを強く抱いていました。 以上、わずか2日間の実習でしたが、参加した生徒にとっては貴重な経験であり、今後の進路決定に大いに役立ったと実感しています。 |
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8 徳山商工高等学校 | 周南市東消防署 |
就業・就学体験実習 | |
職場見学や就業体験 | |
本校では、キャリア教育の推進を一層図るために、「就業・就学体験実習」に取り組んでいる。9月の初旬に2年生全員が、多数の事業所・学校で体験実習を実施している。実習先の確保が課題であるが、「やまぐち教育応援団」に登録してある事業者を活用しながら対応している。 周南市東消防署では、2日間の就業体験を本校の生徒を対象に実施をしていただいた。各種訓練体験、訓練礼式及び体力錬成がおもな実習内容であった。生徒は、「命」を守るために「働く」ことはどのようなことかを学べるよい機会となった。生徒の適性・能力について考えさせ、生徒の「夢」を実現させるために学習意欲を喚起させる動機付けとなった。 |
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9 南陽工業高等学校 | 宇部興産株式会社 |
職場見学「県内企業見学セミナー」 | |
職場見学・就業体験 | |
本校では、キャリア教育の一環として「県内企業見学セミナー」を実施しています。県内の事業所を見学することで、製造業について理解を深めるとともに、事業所の方と意見交換を行うことで、将来の進路選択に役立てることを目的としています。 今年度は、機械システム科1年生(40名)が宇部興産株式会社を訪問しました。実際に工場内を見学して、専門授業で習う機械装置や加工法等について具体的なものを見ることで、生徒のより深い理解につなげることができた。また、企業において生産効率も大切であるが、何よりも安全が最優先されることを学んだ。地元企業において、日常生活に必要不可欠な素材や製品をつくっていくことが社会貢献につながるということも理解できました。 生徒にとって、県内企業の魅力を知ることができ、自己の進路について考える大変良い機会となりました。 |
1 徳山総合支援学校 | マックスバリュ 山田店 |
移動販売車を利用した買い物学習 | |
その他 | |
小学部では、校外歩行や町探検を兼ねて、地域のお店で買い物学習を行っています。 今年度は、これまで利用していたスーパーマーケットが閉店となったり、悪天候のため、校外に出られない日が続いたりということがあり、困っていました。 マックスバリュ山田店さんに、移動販売について相談したところ、担当者がすぐに対応してくださり、週1回、移動販売車が来校することになりました。 子どもたちが買える少額のお菓子をたくさん用意してくれます。また、事前に注文しておけば、調理実習で必要な品物も用意してくれます。 定期的に買い物学習ができるようになり、子どもたちは大喜びです。値札を確認して、所持金で買えるか考えたり、もう1つ買えるか計算したりしながら買い物を楽しんでいます。「今日はなにを買おうかな。」「次は○○を買いたいな。」「味噌と豆腐は、ぼくが買うよ。」など、元気な声が飛び交うようになりました。 本校児童生徒の特性も理解した上での販売員さんの対応にも感謝です。 |