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下関地域(下関市)

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小学校
 
1 下関市立 関西小学校 下関市消防局:火消鯨
社会科:防災学習(4年)(下関市消防局:火消鯨)
職場見学・就業体験
社会科:防災学習(4年)(下関市消防局:火消鯨)

社会科の学習で、下関市消防局の防災学習館「火消鯨」(ひけしくじら)を見学しました。「火消鯨」は学校から徒歩で25分ほどの場所にあります。「火消鯨」では、まず「防災シアター」で大画面に映された映像を見ながら楽しく防災について学びました。次に、消火体験(画像添付)をしました。火事の場面が映し出された大スクリーンに向かって自分で消火器を操作して水をかけました。最後に、煙避難体験をしました。実際の火事の現場のように、中は真っ暗で煙が充満しており、はらはらどきどきしながら、避難経路を探しました。今回の見学を通して、子供たちの防災意識が高まりました。具体的な対応の仕方を学んだので、万が一の時いかせるとよいと思います。

 
2 下関市立 王喜小学校   社会福祉法人 緑樹会(グループホーム 王喜の郷)
総合的な学習の時間:お年寄りと交流を深めよう
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:お年寄りと交流を深めよう

4年生は毎年、高齢者ケアハウス「王喜の郷」を訪問しています。お年寄りとのふれ合いによって、本校の教育目標の一つ「やさしい心」の育成を図っています。

今年度も4回訪問しました。訪問時の活動内容は、子供たちが考えました。歌や手遊び、お手玉、おはじき、あやとりなどの昔遊び、各班でボーリング、魚釣り、輪投げ、はてなボックスなどの遊び、塗り絵やメッセージ交換他を行い、利用者の皆さんと楽しいひと時を過ごしました。訪問を重ねる度に、皆さんの笑顔が増え、子供たちはもっと元気になってほしいと願っていました。また子供たちは、気軽に話すことができるようになり、自然と手を握ってサポートしたり、笑顔を交わしたりしていました。子供たちの心の成長は、学校や学級生活にも現れ、友達への思いやりの言動が増えてきました。

また、施設管理員さんをお招きし、認知症に関わるお話をしていただき、認知症や高齢者への理解と地域での声かけや見守りなど地域ケアサポーターとしての役割も学びました。

これからも地域に積極的に出かけ、学校生活を発信すると共に、地域の人と様々な交流をし、みんなに元気を与えることができる取組を行っていきたいと思います。

 
3 下関市立 長府小学校 マツダ株式会社 防府工場
社会科:「工業生産のしくみ」〜自動車工場〜
職場見学・就業体験
社会科:「工業生産のしくみ」〜自動車工場〜

本学校の5年生は社会科での学習として、マツダ防府工場へ見学に行きました。既習にて自動車の生産工程を理解していましたが、実際製造のラインを見学することで部品の精密さや、自動化に伴うロボットの導入など、最先端の技術を確認することができました。

国産車と輸出車の違いに着目して、海外でもマツダの車が多く流通していることを知りました。また、車種の名前の由来や一番売れている車をクイズ形式で教えてもらい、楽しい工場見学ができました。

なにより塗装工程が見られたことで、着色の仕方を学び、製品として完璧に磨きあげる必要性を理解することができました。パンフレットを見ながら、一つひとつの部門が正確に作業をすることで、円滑な組み立てが行われることを学びながら、時間を守ること、仕事に集中すること、みんなと協力することの大切さを実感しました。

 
4 下関市立 豊浦小学校 JA下関 長府支所
総合的な学習の時間:「大好き!とよらいも」
講師や指導者として招聘
総合的な学習の時間:「大好き!とよらいも」

JA長府支所の方に来ていただき、サツマイモの植え方、育て方、収穫の仕方を教えていただきました。JAの方にお世話の仕方を習ったこともあり、秋にはたくさんのおいしいサツマイモができました。

収穫の際には、イモ掘りの仕方のアドバイスもいただきました。サツマイモを傷つけないように周りの土をのけていき、上手にほることができました。大きなサツマイモが顔を出したときには「やった−!」という声が次々に聞こえてきました。あまりの大きさに、自分達ではなかなか掘れないイモもありました。収穫したイモは乾かし、袋詰めして、とよら祭〈PTA主催行事〉で大切に販売しました。たくさんの人に買ってもらうために、ポスターやメッセージカード、おいしく食べるためのレシピも作りました。

今回の学習を通して、子供たちは、地域にいらっしゃるプロにアドバイスをいただくことで、ものを育てることの難しさや大変さ、また収穫の喜びを感じることができました。

 
5 下関市立 神玉小学校 山口県済生会豊浦病院
学級活動:「感染症の予防について学んだよ」
講師や指導者として招聘
学級活動「感染症の予防について学んだよ」

インフルエンザ等が流行する前の11月に、山口県済生会豊浦病院の看護師の方々に来ていただき、感染症を予防するための指導を受けました。

1・2年生の児童は看護師の方に、風邪とインフルエンザの違いや、インフルエンザにかかったときの対処法などを教えていただきました。

児童は、手洗いの重要さを学んだ後、実際に手洗いをして機械に手を通し、どれくらいきれいになったのかを確かめました。洗い残しで汚れが残った部分は、光って見えました。それを見た子供たちからは、「すごーい!!」と声があがっていました。手がきれいになるまで一生懸命洗う姿が見られました。

指導後の児童は、手や指を念入りに洗うようになり、爪の長さも意識するようになりました。その意識が続くようにし、インフルエンザ等の感染症の拡大防止等に努めていきたいです。

 
6 下関市立 吉母小学校 下関市北消防署
避難訓練:火災訓練時の消防車見学と放水体験
実技や部活等の補助
避難訓練:火災訓練時の消防車見学と放水体験

下関市北消防署の方々を講師に招き、火災避難訓練を行いました。訓練の様子について講評をいただき、防火・防災についてお話していただきました。

避難訓練の後、消防ポンプ車の見学をさせていただきました。ポンプ車の中の様子や道具を見せていただくとともにその働きについて教えていただいたり、防火服を着てホースを持たせてもらったりしました。その後、地域の消防団の方々にもお手伝いいただき、全員放水体験を行いました。消防署の方々や地域の方々がいち早く消火にあたるための努力や工夫、苦労について知ることができました。

今回の体験を通して子供たちは、防火・防災についてより一層の関心と理解を深めるとともに、消防署と地区消防団が連携して地域を守ってくださっていることに気付くことができました。また、社会のために働く人々の姿に尊敬や憧れの気持ちをもつことができました。

 
7 下関市立 蓋井小学校 山口県漁業協同組合 蓋井島支店
体育科:グラウンドゴルフ
実技や部活等の補助
体育科:グラウンドゴルフ

漁協の方や地域の方に参加していただいて、グラウンドゴルフを行いました。

児童と大人で混成のグループを作り、コースを回る中で、打ち方やどこを狙うか等、アドバイスをもらいながら活動しました。様々な年代の方と関わりをもつこともでき、和やかな雰囲気でグラウンドゴルフを楽しむことができました。

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中学校
 
1 下関市立 名陵中学校 東京第一ホテル下関
職場体験学習
職場見学・就業体験
職場体験学習

総合的な学習の時間の一環として、2年生が職場体験学習を行いました。その中で2名の生徒が地元の東京第一ホテル下関でお世話になりました。

宿泊客としてホテルを利用するだけでは知ることができない、ベッドメイクや客室清掃などを体験させていただくことで、“働く”ということには常に“責任”がともなうこと、また、責任をもって仕事をやり遂げれば、それが“やりがい”となることなどを学ぶことができました。

生徒たちはこの体験を新聞にまとめ、文化祭で発表しました。

今後は、このことをそれぞれの進路選択やこれからの人生に生かしてくれるものと思います。

 
2 下関市立 木屋川中学校 株式会社 クロスポイント小月
総合的な学習:「平成30年度 職場体験学習(2年生)」
職場見学・就業体験
総合的な学習:「平成30年度 職場体験学習(2年生)」

キャリア教育学習の一貫として、生徒一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てること等を目的に、2学年による「職場体験学習」を実施しました。2年生25名が、地域の各事業所に分かれ、5月31日〜6月1日の2日間、受け入れていただきました。

紹介するクロスポイント小月では、接客の基本である、「あいさつの大切さ」や「声の出し方」をはじめ、どの分野でも大切にしなくてはいけない礼儀をまず学びました。

給油中の短時間に車の窓ガラスを拭く作業でも、ただきれいに拭くだけではなく、どこからどのように仕上げていくときれいになるか、またお客様の車を傷つけないようにどの位置から拭いていくかなど教わる中で仕事に対する意識のもち方の基本を学ぶことができました。

体験学習後のまとめ学習では、今回体験させていただいた仕事の内容を紹介する新聞を作成して、文化祭で示しました。「働くこと」について学ぶことができ、大変充実した職業体験となりました。

 
3 下関市立 内日中学校 サンデン交通株式会社 新下関営業所
総合的な学習の時間:サンデン交通株式会社での職場体験学習
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:サンデン交通株式会社での職場体験学習

本校では2学年の夏休みに職場体験学習を行っています。将来はバスの運転手になりたいと考えている男子生徒からの強い希望があり、サンデン交通株式会社に受け入れをお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

2日間の実習では、バス内にある器具の操作、バスの点検、アルコールの検知などの体験をしたり、また、整備や洗車の見学をしたりしました。

タイヤ点検の体験では、パンクやネジの緩みがないかを音で判断することに驚き、また、難しさを感じたようです。

今回の体験で、安全点検がとても大切なこと、また、人の命を預かる大変な仕事だが、お客さんの「ありがとう」の一言が働く意欲につながることなど教えていただき、とても意義深い経験となったようです。

 
4 下関中等教育学校 アルク彦島店(卸売・小売業)
2回生職場体験学習:食料品販売店での販売・棚卸業務
職場見学・就業体験
2回生職場体験学習:食料品販売店での販売・棚卸業務

本校では6年間を見通して人間力を養成する「海峡学(総合的な学習の時間)」があり、2回生(中学2年生)で職場体験を実施し、医療や公共機関、サービス業など、様々な業種の事業所にて職業に関する学習を通したキャリア意識の向上を図っています。

今回、2名の生徒が「アルク彦島店」での活動に参加しました。参加した生徒は身近なサービス業の仕事について興味があり、事前に事業所や食品業界について調べたり、社会人としての礼儀やマナーを学んだりして、職場体験にのぞみました。

当日は、写真のように商品の陳列作業や野菜の袋詰め、値段の貼り直し、店舗清掃などを行いました。日頃お客として利用しているときには気づかないような仕事に関わらせていただいたことで、販売する側の視点で仕事をイメージすることができたようです。また、指導していただいた社員の方からのアドバイスは生徒の心に響いたようで、将来の夢に向けて真剣に考える良い機会になりました。

今回の職場体験は、生徒にとって就労に対する意識を大きく変え、自分の将来や職業観について改めて考える大変貴重な機会になりました。

 
5 下関市立 長成中学校 長府警察署
特別活動:薬物乱用防止教室
講師や指導者として招聘
特別活動:薬物乱用防止教室

7月11日、長府警察署から講師をお招きし、薬物乱用防止教室を実施しました。薬物を所持すること自体が犯罪であり、薬物を使用することによって、自分の体や精神に甚大なダメージを受けることなどを具体的な例を挙げながら、分かりやすく説明をしていただきました。また、薬物がネットを通じて流通していることが紹介され、薬物の危険が身近に迫っていることも生徒にしっかりと伝わったと思います。

生徒の感想は、「薬物を乱用することの恐ろしさを改めて知ることができた。」「薬物を使用することは、自分の体や精神に大きなダメージを受けるだけではなく、家族や周囲の人を不幸にしてしまう。」などでした。薬物の恐ろしさを理解し、絶対に使用しないという決意が感じられる感想でした。

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高等学校
 
1 西市高等学校 サンマート 豊田店
インターンシップ:小売店での職場体験
職場見学・就業体験
インターンシップ:小売店での職場体験

本校では、毎年夏休みを利用して、2学年全員を対象に、インターンシップを実施しており、受け入れ可能施設を探す際には、やまぐち教育応援団のサイトを利用して検索しています。

しかし豊田町近辺には、教育応援団への登録企業が多くないため、毎年受け入れてくださっている企業にお願いするケースも多いです。

今年は、2学年の目標として「インターンシップの成功」を掲げ、年度当初から学年を挙げて準備をしてきました。その結果、取り組み状況が良好で、各事業所からお褒めの言葉を多く頂戴することができ、生徒たちの大きな自信につながりました。

この生徒は、スーパーマーケットへの就職を視野に入れており、3日間の体験は将来の職業選択に役立てることができました。

 
2 長府高等学校 下関市立美術館
インターンシップ
職場見学・就業体験
インターンシップ

総合学科である本校では、キャリア教育の一環として、1年次の11月に3日間、全員を対象としたインターンシップを実施しています。体験活動を通して自分の興味を広げると共に、自分の進路を見つめるきっかけとなりました。

「やまぐち教育応援団」に登録されている「下関市立美術館」には、3名の生徒が実習に伺いました。生徒たちは、大きな彫刻作品の清掃に苦労したり、わかりやすい案内板を作るためのアイデアを出し実際に案内板の設置をしたりするなど、さまざまな活動に参加させていただきました。その中で、来館されるお客様への心遣いを学び、施設が居心地がよいのは当たり前ではなく、職員の方々の思いに支えられているのだと実感して帰ってきました。

2学期の終業式の日に「CHOFUタイム発表会」を開き、それぞれの学年の代表が「産業社会と人間」「総合的な学習の時間」で行ってきたことを発表しました。事後指導の一環として、1年生も代表6名がインターンシップで学んだことやこれからの目標について話しました。それぞれの生徒たちにとって、将来の目標を見つめ直すとともに、その実現のために今の自分に必要な課題を発見する、貴重な経験となりました。

 
3 下関商業高等学校 西中国信用金庫(本店)
インターンシップ:金融機関での職場体験
職場見学・就業体験

本校では、2年生の夏休みに「総合的な学習の時間」の一環として、就職希望者にインターンシップを実施しています。西中国信用金庫には毎年本校の生徒が入庫しており、西信に入ることを目標に入学する生徒もいます。金融機関は商業高校で学んだ資格や知識が活かされる 職場であり、また目標に立てやすい職種でもあります。

生徒たちは、静かな雰囲気の中で、てきぱきと窓口業務をこなす行員の姿に憧れと共に、是非この職場で働きたいと意思を固めた生徒もいました。

西中国信用金庫の方たちには、3日間も受け入れていただき大変感謝しております。生徒たちにとって、この職場体験は自分たちの将来を見据える大変貴重な機会となっています。

 
4 田部高等学校 アイルモータースクール
交通安全教室
講師や指導者として招聘
交通安全教室 

アイルモータースクールから講師をお招きし、3年生を対象とした交通安全教室を視聴覚教室で行いました。運転者が陥りやすい走行中の錯覚や、距離感についても、実際の路上で撮影された動画を使っての説得力のある内容でした。

自動車は便利な道具ではありますが、事故を起こした場合、被害者本人や家族の人生、自分自身の人生すら変えてしまう危険な道具でもあるということに、誰もが気付かされたと思います。

近い将来に免許を取得し、ドライバーになる3学年にとって、道路交通法を守ることの大切さや、運転に伴う責任の重さを考えさせられる講義でした。

 
5 下関西高等学校 国立大学法人山口大学
出前講義
講師や指導者として招聘
出前講義

10月19日(金)、2学年生徒を対象にした出前講義が、分野別の10講座から2講座ずつ選択受講する形で実施されました。普段の授業とは一味違った講義の数々に、どの生徒も集中して聞き入っていました。なお、本校からも多くの生徒が進学する山口大学からは、教育、理、医学3分野の講師にお越しいただきました。

この出前講義は、生徒がもともと興味を持つ内容について深く学ぶだけでなく、これまであまり知らなかった学問分野について知ることで、進路選択の幅を広げるという意味も込められています。生徒からも「進路を決める上でとても参考になった」など、前向きな意見が数多く聞かれました。

 
6 下関南高等学校 アイルモータースクール下関
交通安全教室(山口県の交通事故の現状とシミュレーターを使った自転車の安全指導)
講師や指導者として招聘
交通安全教室(山口県の交通事故の現状とシミュレーターを使った自転車の安全指導)

毎年行っている全校生徒対象の交通安全教室を、一昨年度もお願いしたアイルモータースクール下関様に、今年もお願いしたところ快く引き受けていただきました。

まず、山口県内と下関市内の交通事故の発生件数や交通法規を、クイズを交えながら教えていただきました。

次に、2名の生徒にシミュレーターを使った自転車の正しいルールや乗り方をご指導いただきました。普段何気なく行っている自転車の乗り方が、思った以上に危険をはらんでおり、正しい使い方をしないと加害者にもなりえるということを実感的に学ぶことができた。

最後に、実際に交通事故にあわれた方の関係者の手紙を朗読していただき、生徒は神妙な顔をしながら事故にあった際は自分自身だけでなく周囲も悲しませる結果になると気づくことができたようです。

今回の交通安全教室では、交通事故というものは身近に潜んでいることや、事故は誰でも被害者や加害者になる可能性を秘めていることを再認識するとともに、事故にあった際の周囲に与える影響を学ぶことができ、生徒にとって大変貴重な機会となりました。

 
7 下関商業高等学校 定時制 独立行政法人国立病院機構関門医療センター
性教育講演会の講師として
講師や指導者として招聘
性教育講演会の講師として

専門的な知識と豊富な御経験にもとづき、一つの命が誕生するまでの過程や性感染症について御講演いただきました。

産婦人科医ならではの興味深いお話とともに具体的なデータをお示しいただいたことで、生徒の理解度も非常に高いものとなりました。

生徒一人ひとりが性に対する考えや学びを深める貴重な機会となり、生徒の生涯にわたる健康への支援として充実した講演となりました。

 
8 下関工科高等学校 学校法人 福岡保健学院 下関看護リハビリテーション学校
運動部活動の障害や故障、けがを減少させるための取り組み
実技や部活等の補助
運動部活動の障害や故障、けがを減少させるための取り組み

学校法人 福岡保健学院 下関看護リハビリテーション学校は、理学療法士・看護師を目指す専門学校です。患者さんに信頼される医療のエキスパート、地域医療の一翼を担うスペシャリストの育成を目指しておられます。「学びはそのやさしさを”強く”する!」をモットーに様々な支援活動を行っておられます。

そこで、下関工科高等学校の運動部活動において、障害や故障、けが等を少なくするために、どのようなウォーミングアップが必要か、関節の柔軟性を高める正しいストレッチとは、激しいトレーニングと休養のバランス、栄養学を取り入れた食事で体を強く改造するために必要な事、クールダウンの重要性等について、連携を取りながらアドバイスをいただいています。

生徒はたいへん信頼していて相談もしやすいと好評です。

まだまだ始まったばかりの取り組みですが、障害や故障、けがの予防につながる取り組みを成功させたいと思っています。

 
9 豊北・下関北高等学校 特別養護老人ホーム「白滝荘」
高齢者福祉施設での介護実習
その他
高齢者福祉施設での介護実習

3年生の選択科目「生活と福祉」の授業で、選択している生徒16人を2つのグループに分けて交替で、毎週水曜日の5・6時間目に、やまぐち教育応援団に登録されている特別養護老人ホーム「白滝荘」で介護実習をさせていただきました。本実習は、高齢者の福祉についての理解を深め、生徒のコミュニケーション能力を高めるため、数年前から継続して実施しているものです。

生徒の中には祖父母と同居している者もいますが、介護を必要とする高齢者、寝たきりの高齢者、認知症の高齢者と接するのは初めてという生徒が大半です。そのため、生徒は高齢者に対してどのように接すればよいのか、どのようにして意思疎通を図ればよいのか、緊張し戸惑い、何も出来ないまま過ごすこともありました。しかし、昼食後のレクリエーション時間に歌を一緒に歌い、体操やゲームなどを一緒に行うことで、介護のポイントを学び、回数を重ねるごとに楽しく談笑する光景が見られるようになりました。実習の最後には、反省会を行いましたが、生徒からは、「目線を合わせて、ゆっくり大きな声で、耳元で話すことが大切だと学んだ」、「その人に合った介護があることを知った」、「実際に関わっていくと、コミュニケーションは難しかった」「今後、曾祖母とのふれあいに生かしたい」といった感想を聞くことが出来ました。また、職員の方からは、「ゲームを考え一緒に楽しむなど、たくさんのことを学んだと思うので、今後に生かして欲しい」とアドバイスをいただきました。

本実習を通じて生徒は、高齢者の現状と課題について理解し、また高齢者介護に関する基礎的な知識や技能を習得することが出来ました。将来の社会的・職業的自立に向け、大変貴重な経験になったことと思います。

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特別支援学校
 
1 豊浦総合支援学校  はまゆう園
はまゆう園での産業現場等における実習
職場見学・就業体験
はまゆう園での産業現場等における実習

社会での就労体験をとおして、自分の適性や適職、さらに将来の進路を深く考える機会にするため2週間の現場実習を行った。

生徒は、担任、進路担当者及び保護者と話し合い希望の実習先を決定した。その際に、やまぐち教育応援団で受け入れ先を検索し検討した。

実習が有意義になるよう事前打ち合わせを行い、準備をした。期間中は実習日誌を記録し実習先と家庭との連絡や毎日の反省を行った。また、実習日誌は、終了後に、ポートフォリオによる自己評価としても活用した。実習先へのお礼状書きや実習報告会を行い、実習の振り返りを行った。

今回の現場実習は、生徒にとって、実際の現場の厳しさを知るとともに、自分の課題や適性を発見し、将来の進路につなげるための大変貴重な機会となった。

 
2 下関総合支援学校  株式会社 三宅商事
山口県障害者技能競技大会(ビルクリーニング部門)研修
講師や指導者として招聘
山口県障害者技能競技大会(ビルクリーニング部門)研修

10月に行われる山口県障害者技能競技大会(アビリンピック)に向けて、ビルクリーニングの実技指導をしていただける事業所をやまぐち教育応援団で検索し、(株)三宅商事にお願いしたところ、受け入れていただきました。

普段、学校で練習している中で、ビルクリーニングについて疑問に思っていたことや、技術をよりレベルアップする方法などを丁寧に教えていただきました。

研修を受けたことで生徒は自信を持って競技大会に臨むことができ、結果は一人が金賞、もう一人が努力賞でした。

生徒は今回の研修で、しっかりと準備することや、繰り返し練習することの大切さを学び、いかに効率よく丁寧に作業することが重要であるかを学ぶことができました。

 
3 下関南総合支援学校 下関市中央消防署
火災避難訓練実施
その他
火災避難訓練実施

7月12日(木)3校時に、火災を想定した避難訓練を実施しました。西日本豪雨による復旧活動が続いている中ではありましたが、下関市中央消防署より3名の隊員を派遣していただき、避難時の様子や火災時の注意点など、ご指導をしていただきました。また、教職員の役割分担や幼児児童生徒の事前確認・事前指導の成果もあり滞りなく終えることができました。

最後に、消火器や消火栓の操作方法及び体験など、消防署職員の方から丁寧にご指導していただき、一人ひとりしっかり大切なことを教わることができました。

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