周南地域(下松市・光市・周南市)
1 下松市立 下松小学校 | 下松市消防本部 |
社会科:第4学年 下松市消防本部見学 | |
職場見学・就業体験 | |
社会科の学習で、地域の安全を守る消防署で働く人たちの仕事内容や工夫、苦労を知り、今後の生活に役立てることをねらいとして、消防本部を見学しました。 消防本部では、普段はなかなか見ることのできない実践的な救助訓練を見せていただきました。また、設備や装備などをわかりやすく説明していただきました。特に、通信司令室では、119番通報がどのように伝わるのか、詳しく説明していただきました。 子どもたちは、消防隊員の着替えの早さに驚いていました。また、消防車や救急車の装備を興味深く観察していました。市民の安全を守る様々な工夫や取組を実感することができたようです。 |
|
2 下松市立 豊井小学校 | 日本資源流通株式会社 山口営業所 |
総合的な学習の時間:資源回収先の職場見学 | |
職場見学・就業体験 | |
学校で集めている紙やアルミ缶・ペットボトルなどの資源を回収していただいている日本資源流通株式会社を見学させていただきました。 自分たちが学校や地域を通して回収している資源が、どのように分別され、どのように資源として再利用されていくのか具体的に紹介していただきました。 自分たちが学習の一環として取り組んでいる資源の再利用について具体的に知ったばかりでなく、そこで働いている人々の苦労が分かりました。このことにより自分たちの行っているリサイクル活動を見直すきっかけとなり、資源回収の活動への意識が高まりました。 資源回収で得た資金で障害がある方の作られた干支の土鈴を買って、学校田でとれたお餅と一緒に12月に地域に住む一人暮らしのお年寄りの方へ配って歩き、地域貢献も含めた幅広い学習へと展開できました。 |
|
3 下松市立 東陽小学校 | マックスバリュ 山田店 |
スーパーマーケットの工夫を知ろう | |
職場見学・就業体験 | |
スーパーマーケットで働く人々が、「買い物のしやすさ、よい品物をたくさん売る」ために行っている工夫を理解し、地域の人々への販売の仕事の様子について興味・関心を深めることを目的に、マックスバリュ山田店を訪ねました。 売り場には、さまざまな商品が、数多くきれいに並べてあり、品物を選びやすく、買いやすい工夫を見付けることができました。 また、売り場の方々が、店内できびきびと働いておられる様子を見たり、バックヤードで商品の準備をされている様子を見たりして、スーパーマーケットでの仕事の様子に大きな関心をもったようで、店長さんにたくさんの質問をしていました。 |
|
4 光市立 束荷小学校 | 伊藤公資料館 |
生活科:発見!町へとびだそう
束荷学(総合的な学習の時間):伊藤公について調べよう |
|
職場見学・就業体験 | |
1・2年生は生活科の学習、3年生以上は、束荷学(総合的な学習の時間)で、伊藤公資料館の館内資料を見学しました。1・2年生は、束荷には、「伊藤博文」という偉人がいたということを知りました。また、資料館の敷地内にある公園を散策し、春を感じていました。見学後、5年生は、束荷学を通して伊藤公について学び、伊藤公の足跡を束荷に残すことの大切さに気づきました。5年生は伊藤公資料館の清掃活動も行いました。 伊藤公資料館には、伊藤公が身に付けていた衣服や、装飾品があり、その当時としては、豪華なものであることから、初代内閣総理大臣を務めた人であることを、子どもたちは理解していました。また、館内には、伊藤公の歴史マンガもあるので、子どもたちが興味深く学ぶことができていました。 今回の見学を通して、子どもたちは、束荷地域には、日本の礎を築いた偉人がいたことを改めて知ることができました。 |
|
5 周南市立 大河内小学校 | イオン光店 |
社会科:スーパーマーケットの見学 | |
職場見学・就業体験 | |
3年生が社会科の学習で、イオン光店の売り場やバックヤード・リサイクルスペースや太陽光発電の設備等の見学をさせていただきました。 自分たちがいつも買い物をする売り場だけでなく、日頃は、見ることができない倉庫やパック詰め・調理をするバックヤードを見学することで、スーパーマーケットで働いておられる方の仕事の様子や、商品を売るための工夫を知ることができたようです。 また、イオン光店では、ペットボトルや牛乳パック等のリサイクルをするためのスペースを設けたり、店内で使用する電気の一部を太陽光発電で賄ったりしていて、環境にも配慮していることを知ることもできました。 |
|
6 周南市立 鹿野小学校 | 山口県森林組合連合会 周南森林組合 |
総合的な学習の時間:「豊鹿里の森」で伐採見学 | |
職場見学・就業体験 | |
10月22日、総合的な学習の時間に、周南市鹿野のせせらぎ・豊鹿里パーク内にある「豊鹿里の森」で、4・5年生が伐採見学などを行いました。 「山は、手入れをしないと荒れる。」というお話の後、周南森林組合の方々が操作するチェーンソー、グラップル、ハーベスターと呼ばれる機械を使った伐採作業を見学しました。まっすぐ立っている木を倒したり、同じ長さに切ったり、枝を落としたりと、森では、機械が人間の10〜20倍もの仕事を簡単に行っていることが分かりました。 また、根元近くに切れ目を入れた木を、縄を使って倒す伐採体験も行いました。児童は、綱引きのように1列に並んで、高さ約15メートルのヒノキを引き倒し、歓声を上げていました。 これらの体験活動を通して、森林の大切さを学び、緑化活動への関心を高めることができました。 |
|
7 下松市立 米川小学校 | 下松市消防本部 |
火災避難訓練 | |
講師や指導者として招聘 | |
12月に実施した火災を想定した避難訓練で、下松市消防本部の消防隊員を指導者に迎えて、避難の仕方や消火器の扱い方について指導していただいたり、火災が発生した際に煙からどのように身を守ればよいかについて教えていただいたりしました。 本校は全校児童11名で「米川小少年消防クラブ」を組織しており、火災予防の呼びかけや防火標語づくりを行っています。当日は、地域住民の参加もあり、前半は校内で火災が発生したという想定での避難訓練や消火器の使い方を学び、後半は煙体験を行いました。煙が充満した室内でいかに自分の身を守りながら避難すればよいのか、体験を通してしっかりと学ぶことができました。訓練の後にはスクールガードリーダーや地域で活動している婦人消防クラブの方からもアドバイスをいただきました。万一の火災に備えておくことや日頃から防火に対する意識を高めておくことの重要性をあらためて知ることができました。 今回の訓練を通して、子どもたちは、火災から自分や周囲の人の命を守るために必要なことをしっかりと理解するとともに、地域には自分たちの安全を守ってくださる方がいらっしゃることを実感することができました。 |
|
8 光市立 三井小学校 | 山口県東部ヤクルト販売株式会社 |
体育科:うん知育教室 | |
講師や指導者として招聘 | |
体育科の保健学習「毎日の生活と健康」の単元に関連して、山口県東部ヤクルト販売株式会社の管理栄養士さんに来ていただきました。 ウンチの状態から、食べ物の栄養を吸収する腸の大切さ、腸に住み着く乳酸菌の働きまで解説していただき、いいウンチを出すための生活習慣について分かりやすく教えていただきました。 子どもたちは、マイナスのイメージであった排便が健康のバロメーターで大切なものであると正しく認識することができ、これからの健康生活における、よい排泄習慣の確立に大いに役立たせることができました。 |
|
9 光市立 岩田小学校 | 株式会社シマヤ |
味噌作り教室 | |
講師や指導者として招聘 | |
3年生が、総合的な学習の時間に、親子ふれあい活動も兼ねて、株式会社シマヤの方を招聘して「味噌作り教室」を行いました。 まず味噌についての説明を聞いた後、クイズに答える中で必要な知識を身に付けました。 次に親子で、味噌作りの体験を行いました。ゆでた大豆をミキサーでつぶしたり、麹菌を混ぜたりする活動は初めての経験で、親子共々真剣なまなざしで取り組んでいました。 最後に、出来上がった味噌を丸いかたまりにし、樽に詰めました。 作った味噌は一旦シマヤの方に持って帰っていただき、発酵し食べることができるようになった時点で学校に届けて頂きました。 3年生の児童は、国語の教材で「すがたを変える大豆」を学習していたこともあり、味噌の作り方や栄養価についても興味を持って取り組んでいました。また、出来上がった味噌を喜んで家に持ち帰り、親子で味噌汁を作ったなどと、とても喜んでいました。日頃できない貴重な体験をすることができました。 |
|
10 周南市立 久米小学校 | 山口放送株式会社 |
夢みることはできること | |
講師や指導者として招聘 | |
6年生児童が、10月中旬に本校出身の先輩でもある山口放送の竹重雅則アナウンサーに、将来の自分の夢を持ち続け、それに向けて努力することの大切さを語っていただきました。アナウンサーとして活躍しておられる実況放送の様子や放送局内の様子などを映像も使って、わかりやすくお話いただきました。アナウンサーという夢を実現するために、自分のしてきたことなど具体的なお話もいただきました。また、放送原稿を的確に読み伝えるシミュレーションを体験する機会もあり、児童は興味をもって楽しく聴くことができました。 この講演を通して、多くの人々にさまざまな情報を映像や音声で伝える放送の重要な役割やその責任について感じることができ、大変有意義な機会となりました。講演後、報道関係の仕事に一層興味を持ち始めた児童も数名ありました。 |
|
11 周南市立 湯野小学校 | 山口ヤクルト販売株式会社 |
「ウン知育教室」 | |
講師や指導者として招聘 | |
PTA研修の活動で、ヤクルトの講師を招いて「ウン知育教室」を行いました。この出前授業は、「早ね、早おき、朝ごはん、朝うんち」をテーマに、ヤクルトの従業員が講師となって、健康のために、正しい食習慣・生活習慣を身につけてもらおうと各地で行われているものです。 授業では、うんちの状態から、食べ物の栄養素を吸収する腸の大切さ、腸における乳酸菌の働きを解説し、良いうんちを出すための生活習慣についてわかりやすく教えていただきました。人間の体の中の小腸や大腸の模型を使って説明があり、小腸の模型を取り出し、実際にのばすことで子ども達はその長さに驚いていました。最後に、腸の活動が活発になるようなダンスを教えていただき、子ども達は楽しく踊っていました。 全校児童とその保護者が参加したこの授業は、あらためて規則正しい生活の大切さを親子一緒に学ぶことができました。 |
|
12 周南市立 三丘小学校 | 株式会社シマヤ |
生活科「みそ不思議発見出前講座」 | |
講師や指導者として招聘 | |
1・2年生が保護者と一緒にみそづくりを体験しました。講師の方から、みその種類や材料、効能、作り方の説明がありました。米みそ・麦みそ・豆みその味比べをしたりクイズ形式の問題を解いたりして、みそについての知識や興味を深めました。その後、みその仕込み作業に入りました。児童は、(大豆を)つぶして(塩とこうじを入れて)こねて丸めてポンの作業が楽しくて、夢中で取り組んでいました。3ヶ月間発酵させてできあがる「みそ」を楽しみに講座が終了しました。 みそづくりを通して、みその文化、発酵の不思議、食への興味関心の深まりとともに、食に対する感謝の気持ちを育てていきたいと思います。 |
|
13 下松市立 久保小学校 | 社会福祉法人 山口県社会福祉協議会 |
総合的な学習の時間:みんなにやさしい町 | |
実技や部活等の補助 | |
3年生の総合的な学習の時間「みんなにやさしい町」の学習で、社会福祉協議会の方を招き、子どもたちは、車いすとアイマスクの体験をしました。 この体験を通して、車いすに乗った時やアイマスクをして廊下や階段を歩いた時、どのようなことに困っておられるかなど、子どもたちは体の不自由な方の思いを知ることができました。また、住みよい町にするために自分達にどんなことができるかを話し合いました。 学習のまとめとして、「みんなにやさしい町」というテーマに即してポスターにまとめ、お互いに情報を共有することができました。 |
1 下松市立 久保中学校 | 株式会社 ヤマウチスポーツ |
総合的な学習の時間:職場体験学習 | |
職場見学・就業体験 | |
2年生の総合的な学習の時間の一環として、37の事業所に分かれ「職場体験学習」を行いました。2日間貴重な体験をさせていただくことで、仕事のやりがいを感じ、そこで働く人の思いを知ることができました。 ヤマウチスポーツさんでは、スポーツ用品店の仕事として、商品の販売促進だけではなく、テニスコートの整備などを体験させていただきました。思いもしなかった仕事に驚くと同時に、自分たちの生活が多くの方々によって支えられていることに気づくことができました。 体験後は、職場体験学習で学んだ事を新聞にまとめました。 |
|
2 光市立 室積中学校 | 光ふるさと郷土館 |
総合的な学習の時間:三世代交流学習〜地域のスペシャリストに学ぶ〜 | |
職場見学・就業体験 | |
総合的な学習の時間で三世代交流学習をしました。三世代交流学習は、陶芸、囲碁、お菓子作りなど10種類程度の講座を設け、全校生徒が希望の講座を受講します。 その中に「室積港町文化」という講座を設け、自分たちが生まれ育った地域について、調査・インタビューを行いました。 光ふるさと郷土館は、江戸時代に室積に寄港していた北前船に関する資料や醤油の醸造道具などの展示を通じて、当時の人々の生活や文化を紹介しています。 生徒たちは、事前に調べたいことや知りたいことを課題として設定し、展示された資料に目を通すだけではなく、郷土館の方にインタビューや質問をして学習を深めました。 今回の学習を通して、室積の「よさ」や「課題」を探求することができました。また、地域の方から学ぶことで、地域とのつながりを深めることができました。 |
|
3 光市立 光井中学校 | アルク光井店 |
スーパーでの職場体験 | |
職場見学・就業体験 | |
キャリア学習の一環として2年生を対象に職場体験学習を行っています。アルク光井店では、本校生徒2名を受け入れていただき、スーパーの仕事を体験させていただきました。 仕事の内容について説明を受けた後、挨拶をして売り場に入りました。ここでは、従業員全員が、売り場に入る際に必ず挨拶をするそうです。 最初に野菜の袋詰めの作業を行いました。同じような重さに分けるのが難しかったようです。次に、商品を陳列しました。お客さんに商品を見えやすく、また、商品を手にとってみたくなるよう考えて陳列しました。また、店内を見てまわり、乱れている所があれば、並びかえる作業をこまめに行いました。 この体験を通して、挨拶や商品の管理や陳列など、お客さんのことを第一に考えて工夫や努力を重ねられている働く授業員の方々の姿に触れることができました。 |
|
4 光市立 島田中学校 | 光地区消防組合中央消防署 |
総合的な学習の時間:2年生職業体験 安全に係わる仕事 | |
職場見学・就業体験 | |
2年生126名が総合的な学習で、9月25・26日の2日間職場体験を行い、「働くことの意義とは何か」を探究しました。「安全に係わる仕事」をテーマとした3人が光地区消防組合中央消防署で職場体験を実施しました。まず最初に、消防車両の点検と整備の説明を受けました。次に防火着を試着し、放水体験を行いました。最後に防災センターで、救命講習を受け人工呼吸の技術を身に付けました。 今回の体験を通して、「命を守る仕事」の責任の重さと使命感の強さを感じ、「働くことの意義」について考える機会となりました。 |
|
5 周南市立 福川中学校 | トヨタカローラ山口株式会社 徳山店 |
総合的な学習の時間:職場体験学習 | |
職場見学・就業体験 | |
11月14日から16日の3日間、2年生の総合的な学習の時間の職場体験学習で、3名の生徒が就業体験をさせていただきました。 体験では、朝の挨拶や清掃活動から、自動車の点検、整備の体験等、幅広い体験をさせていただきました。体験中は生徒1人に対して1名から2名の方が指導についていただき、安全に配慮していただくとともに、大変丁寧な指導をしていただきました。生徒の中には、自動車関連の仕事に就きたいと考えている生徒もおり、自分の夢に向かっての第一歩となったようです。 今回の体験を通して、生徒たちは、仕事の意義や楽しさについて学ぶと同時に、自分の将来の仕事について考えるきっかけとなりました。また、地域の事業所で職場体験をすることで、地域の方々の温かさや期待を感じとったようです。 |
|
6 周南市立 岐陽中学校 | 河原幼稚園 |
家庭科:保育実習 | |
その他 | |
中学3年生家庭科の学習で、保育実習を行いました。幼児への関心を深め、保護者として思いやりの心をもって子どもたちに関わることと、自分なりの観察の視点に沿って、幼児を観察し整理することができることを目的に実習を行いました。 生徒たちは、年長・年中・年少のクラス別に分かれて実習を行いました。年少・年中クラスでは、幼稚園の先生方のサポートを受けながら、「何でもバスケット」や「フルーツバスケット」「粘土遊び」などの活動を幼児たちと一緒に行いました。生徒たちは、最初は、幼児たちにどのように接していけばよいのか戸惑っていました。しかし、幼稚園の先生方の話し方を参考にし、幼児に笑顔で話しかけると笑顔で返してくるなど、幼児との接し方を学んだようです。 今回の学習を通して、生徒たちは、幼児と接するときには、しゃがんだり座ったりしながら目線を同じにして話しかけることや、幼児の気持ちに寄り添い、笑顔で接することの大切さを学びました。 |
|
7 周南市立 菊川中学校 | 周南市立菊川幼稚園 |
幼稚園で幼児に読みきかせとおもちゃづくり | |
その他 | |
家庭科の授業で幼児の発達や遊びについて学習しました。その中から学んだことを実際に幼稚園に行き一緒に遊んだり絵本の読みきかせを行ったりしました。発達段階に合った接し方を実際に学ぶことができました。 その後の幼稚園・保育園ボランティア活動や地域でのイベントの手伝いでも幼児や小学生と接することがありその経験が生かされています。 |
1 下松工業高等学校 全日制 | 社会福祉法人愛育会 平田保育園 |
保育園実習 | |
職場見学・就業体験 | |
毎年、3年生が近隣の保育園で実習を行っています。はじめは緊張感があり、園児達と打ち解けるか不安もあったようですが、すぐに不安は解消され楽しいひとときを過ごしました。 生徒は、園児と一緒に遊び、絵本の読み聞かせや昼食の介助の体験を通して育児の大変さを学ぶと共に、親への感謝の気持ちはもちろん先生方の苦労を理解し、将来の子育ての意識付けに大いに役立っています。 普段の学校での授業とは違った貴重な体験ができ、生徒の感想の多くが「楽しかった」「将来に役立てたい」など、保育園実習の目標を達成できた貴重な機会となりました。 |
|
2 熊毛北高等学校 | あさひ製菓株式会社 |
インターンシップ、進路ガイダンス、県内企業見学セミナー | |
職場見学・就業体験 | |
山口県東部唯一の家庭に関する学科であるライフデザイン科を有する本校は、普通科も含め食物・飲食関係に進学・就職を希望する生徒が多数在籍しています。 7・8月に2年生全員が取り組むインターンシップでは多くの生徒が食物・飲食産業で就業体験学習を行っており、今年度も多くの事業所にご協力いただきました。「あさひ製菓」株式会社には、毎年生徒を受け入れていただいています。また、3年生対称の進路ガイダンスにも講師を派遣していただいています。さらに、県内企業見学セミナーでも施設見学や講話もお願いしました。 インターンシップで生徒は、製造、販売、接客と様々な業務を体験し、「挨拶と笑顔」「コミュニケーション」「周囲への気配り・思いやり」「仕事の厳しさ」そして「健康・体力・気力」が必要なことを学びました。感想の中に「自分に足りないことと、これから身に付けていかなければいけないことが分かった」とあり、将来の社会的・職業的自立に向けて今何をするべきか考えるよい機会となりました。 |
|
3 新南陽高等学校 |
地域医療支援病院オープンシステム徳山医師会病院
社会医療法人同仁会周南記念病院 |
インターンシップ:病院での看護体験 | |
職場見学・就業体験 | |
本校で展開する分野別のキャリア学習の一環として、2年次希望生徒によるインターンシップを毎年8月に実施していますが、今年度は周南市の徳山医師会病院と下松市の周南記念病院に看護実習をお願いし、それぞれ数名ずつ生徒を受け入れていただきました。実習内容として、シーツ替え・施設の見学・配膳手伝い・患者の入院前検査の見学・入浴見学などがありました。 さて、参加生徒が実習終了後に提出した感想には、「看護師に求められる力は『精神の強さ・行動力・観察力』であり、看護師は人のために働き、人から必要とされる魅力的な職業である。」「看護師の父親の影響で同じ道に進みたいと思っていた自分は、父親から聞いていた仕事内容が思っていた通りのものだったり少し違っていたりと、実際にやってみないとわからない気づきが数多くあり、とても有意義だった。」「自分の進路が明確になったので、インターンシップに参加して本当に良かった。」といった内容が見受けられました。 その他、感想には今後の進路学習として、コミュニケーション力や観察力、体力等、この分野に進むにあたり必要な能力をさらに調べたり身につけたりすることをテーマに掲げている者も多く目立ちました。加えて今回の実習をきっかけに、人は誰でも体が不自由になり人の助けが必要になるので、自分は将来看護師として人の役に立ちたいという思いをほとんどの者が強く抱いたように感じました。 以上、わずか2日間の実習でしたが、参加した生徒にとっては貴重な経験であり、今後の進路決定に大いに役立ったと実感しています。 |
|
4 徳山商工高等学校 | 周南市東消防署 |
就業・就学体験実習 | |
職場見学や就業体験 | |
本校では、キャリア教育の推進を一層図るために、「就業・就学体験実習」に取り組んでいます。9月の初旬に2年生全員が、多数の事業所・学校で体験実習を実施しています。実習先の確保が課題ですが、「やまぐち教育応援団」に登録してある事業者を活用しながら対応しています。 周南市東消防署では、2日間の就業体験を本校の生徒を対象に実施をしていただきました。各種訓練体験、訓練礼式及び体力錬成がおもな実習内容でした。生徒は、「命」を守るために「働く」ことはどのようなことかを学べるよい機会となりました。生徒の適性・能力について考えさせ、生徒の「夢」を実現させるために学習意欲を喚起させる動機付けとなりました。 |
|
5 南陽工業高等学校 | 宇部興産株式会社 |
職場見学「県内企業見学セミナー」 | |
職場見学・就業体験 | |
本校では、キャリア教育の一環として、「県内企業見学セミナー」を実施しています。県内の事業所を見学することで、製造業について理解を深めるとともに、事業所の方と意見交換を行うことで、将来の進路選択に役立てることを目的としています。 今年度は、機械システム科・応用化学科1年生(80名)が宇部興産株式会社を訪問しました。実際に工場等を見学することによって、専門教科で習う機械装置や加工法について、具体的なものを学び、深い理解に結び付けることができました。また、様々な場面で安全が最優先されていることを知ることができました。生活に身近な素材をつくる産業をとおし、地元企業に就職することが社会貢献につながることを理解しました。 生徒にとって、県内企業の魅力を知ることができ、自己の進路について考える大変良い機会となりました。 |
|
6 光高等学校 定時制 | 光警察署 |
交通安全教室 | |
講師や指導者として招聘 | |
例年実施している交通安全教室に、光警察署から講師をお招きしました。 「交通標識の種類と意味」や、「利き目に頼りすぎることの危険性」などについて、ワークシートやアクティビティを通じて、楽しく学ぶことができました。 中でも交通事故の現場に関わったご経験に基づいた、「大切な宝物」である命を守ることについてのお話は、強く心を打つものでした。 生徒たちも、自動車や自転車を運転したり、歩行者として道を歩いたりと、さまざまな形で交通に関わっています。今回の講演は、「自分の宝物は何か?」を心にとめて、交通安全を意識する良い機会となりました。 |
|
7 光丘高等学校 | あさひ製菓株式会社 |
進路別ガイダンスの講話 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では、年に3回、上級学校や企業を招いて、職業に関する説明を受けながら、自己の将来について深く考える「進路別ガイダンス」を、総合的な学習の時間に実施しています。 今回は、1・2年生を対象として、職業について理解を深めることを目標としました。生徒は20講座の中から自分の希望する分野を選び、各講座の担当者から説明を受けました。 製造・販売分野では、あさひ製菓の担当者が来校され、10名の生徒に向けて講話をしていただきました。職業に関する話はもちろん、社会人としての心構えなど、自分の体験を交えた内容が盛り込まれており、生徒にとって大変有意義な時間となりました。就職をすることの大変さを知るとともに、今何をすべきかを考えていくうえで貴重な機会をもつことができました。 本校は総合学科であり、生徒の進路希望も多岐にわたっています。企業や上級学校など地域の皆様の御支援が、生徒の心を大きく揺さぶる機会となることをあらためて考えさせられました。 |
|
8 下松高等学校 | 下松市古川町 武居歯科医院 院長 武居 良裕 様 |
歯科保健講話「健康な歯を守るために」 | |
講師や指導者として招聘 | |
平成30年10月18日(木)7校時(15:25〜16:15) 第1学年対象 歯科保健講話「健康な歯を守るために」 歯の2大疾患である虫歯と歯周病についての一般知識と予防方法並びに歯磨き(ブラッシング)の方法について講話をしていただきました。 リラックスした雰囲気の中、パワーポイントを使って写真や映像を投影しながら、ユーモアも交えた大変わかりやすい講話でした。先生も熱が入るあまり、時間が足らないとおっしゃる熱弁ぶりでした。 歯科疾患の予防が適切な生活習慣の確立と疾病の早期発見及び早期治療への認識を深めるという所期の目標を達成することができました。 |
|
9 華陵高等学校 | 下松警察署 |
交通安全講習会 | |
講師や指導者として招聘 | |
交通安全に対する意識の向上を図ることを目的として、全校生徒対象に交通安全講習会を開催しました。講師として下松警察署から2名の方々においでいただきました。 まず、交通安全についての話をうかがい、その後、生徒による携帯・傘さしの「ながら運転」や「二人乗り」等の体験をし、その危険性を体感しました。 次に、自動車には死角があることや交通事故についてのお話をうかがいました。自転車も車両の一つであり、被害者になるだけでなく、加害者になる危険性もあるため、運転する際には細心の注意が必要であることなども学びました。 登下校中の交通マナーについては、地域の方からも何度かご指摘をいただいており、この講習会を通して、交通マナーアップへの自覚を高めることができました。 |
|
10 徳山高等学校 | 株式会社トクヤマ 株式会社西京銀行 |
キャリア教育セミナーにおける講師の派遣 | |
講師や指導者として招聘 | |
本校では、キャリア教育プログラムの一環として、魁講座T〜Vに取り組んでいます。これらのうち、様々な職業分野から社会人講師を招いて実施する魁講座Uでは、職業人として活躍する地域の方々や卒業生から直接、職業に関わる専門的な内容や進路選択の動機・理由、やりがい等を聞くことで、将来の進路選択に役立てることができます。 今年度の講師の分野(職業)は以下のとおりです。
15の職業別講座の中から関心の高い分野について2講座を選択できるよう工夫しており、専門的な仕事の内容や進路を選択でする上で大切になること等を詳しく聞くことができます。生徒にとってこうした体験が夢の実現に向けた手立てを考えるきっかけとなり、日々の学習の大切さを改めて認識するよい機会となっています。 |
1 徳山総合支援学校 | 山口放送株式会社 |
高等部1年による校外学習(職場見学) | |
職場見学・就業体験 | |
KRY山口放送を見学させていただきました。 熱血テレビでおなじみ高橋アナのとてもわかりやすいテレビ局のお話を聞き、そのあと熱血テレビのスタジオを見学しました。 100個を超えているというお話のあった天井のライトを見たり、さいころを転がしてみたり、クイズの「アタリ」「ハズレ」のボードを触ったり。わくわく、どきどきの楽しいひと時を過ごすことができました。 |
|
2 周南総合支援学校 | 株式会社シマヤ |
小学部5年 総合的な学習の時間「食について考えよう」〜味噌作り体験〜 | |
講師や指導者として招聘 | |
総合的な学習の時間「食について考えよう」で取り組んできたバケツ稲作、大豆・かぼちゃ・きゅうりの栽培、豆乳を使った豆腐作り等の食に関する体験活動の一環として、シマヤの出前授業を活用して味噌作り体験を行いました。 はじめに、シマヤの方から味噌の歴史・種類・材料についてクイズ形式で楽しく教えていただきました。地域によって味噌の種類が違うことに大変興味を持ち、3種類の味噌の味を比べながら自分たちが普段何気なく食べている味噌を見つめなおすことができました。 その後、実際に味噌の仕込み作業を体験させてもらいました。「蒸した大豆をつぶす」「つぶした大豆と塩・麹を混ぜる」「味噌玉を作って容器につめる」どの作業も興味をもって楽しく取り組み、味噌作りの工程を理解することができました。最後に味噌を詰めた容器に自分の名前を書き、自分で作った味噌という意識が持てたようです。3か月間シマヤの工場で発酵させた後、学校に届けてくださることを聞き、味噌の完成を楽しみにしていました。 3か月後、シマヤから味噌が届き、家庭科「食べて元気!ご飯とみそ汁」の学習で、バケツ稲作で収穫した米と一緒に、調理実習で使用しました。 |