やまぐち教育応援団TOP> 活用事例の紹介TOP > 平成30年度活用事例の紹介TOP > 柳井地域

柳井地域(柳井市・周防大島町・上関町・田布施町・平生町)

小学校へ  中学校へ  高等学校・中等教育学校へ  特別支援学校へ


小学校
 
1 柳井市立 日積小学校 農事組合法人「あいさいの里」
ひづみ小タイム:日積じまん 〜特産の野菜〜(あいさいの里)
職場見学・就業体験
ひづみ小タイム:日積じまん 〜特産の野菜〜(あいさいの里)

総合的な学習の時間「ひづみ小タイム」で、3・4年生が日積地区特産の野菜の共同栽培について学習をしています。
・9月:キャベツの苗植え
・11月:給食食材の地産地消について「ふるさと食材の会」
・11月:キャベツの収穫と「柳井祭り」での販売

自然に恵まれた日積地区では、農事組合法人「あいさいの里」を中心に大規模な野菜栽培(キャベツ、タマネギ、アスパラガス等)が行われ、保護者や地域の方々が働いておられます。自然を生かした農業について自分たちで調べ学習をするだけでなく、日積特産の野菜栽培に関わっておられる方々が、いかに農薬を減らし、人に優しい野菜作りをしているのか、栽培された野菜はどのような経路で販売されているのか等日積の特産品である野菜を生産する想いや販売の現状の課題を学習することを通して、故郷である日積地区のすばらしさを理解することを目的に毎年学習しています。

また、柳井祭りでの「ちびっ子屋台」での販売体験により、お店を運営する楽しさだけでなく、売り上げを伸ばす工夫や効率よく販売する難しさも学習しています。

 
2 柳井市立 新庄小学校 社会福祉法人 新庄保育園
6年 総合的な学習の時間:「保育体験をしよう」
職場見学・就業体験
6年 総合的な学習の時間「保育体験をしよう」

総合的な学習の時間に、6年生全員が新庄保育園を訪問させていただきました。
【第1回】保育園での園児の様子を見たり、一緒に活動したりして、保育士さんの関わり方から園児への接し方を学びました。
【第2回】グループごとに園児との活動を準備し、実際に、園児のお世話を任せてもらいました。
【第3回】園児を学校に招待し、一緒にさまざまな遊びに取り組みました。

2回目の保育体験の前には、柳井市の社会福祉課長さんや新庄保育園の園長さんから、保育士さんの仕事について具体的な話を聞きました。保育士さんの立場に立って、園児のお世話をすることができたようです。園児との交流を重ねるごとに、園児に対しての思いやりの気持ちが高まり、より主体的に活動に取り組めるようになってきました。学校生活においても、登校班や縦割り班のリーダーとして、相手の気持ちを考えながら活動する姿が多く見られるようになりました。

 
3 柳井市立 小田小学校  三宅鮮魚店  有限会社 重岩石材店
生活科:「町探検」
職場見学・就業体験
生活科「町探検」

2年生が生活科の学習「町探検」の一環として、地域の魚屋や石材店を見学しました。

三宅鮮魚店では、市場から運ばれた新鮮な魚や調理の様子を見学させていただきました。間近で見る店の方の包丁さばきに多くの児童が感動していました。また、店の方からは、早朝の魚の仕入れや、魚の種類、魚の捕れる場所などについても教えていただきました。

重岩石材店では、石を使って作っている物や作業場の様子を見学させていただきました。児童は作業場にたくさんの機械があることに驚いていました。また、店の方からは、石を磨く方法、文字や模様を入れる方法などについても教えていただきました。

今回の見学を通して、身近な地域にある店の様子や仕事の内容について知るとともに、働く人に関心をもつことができました。

 
4 周防大島町立 久賀小学校 フラワー&グリーン藤屋
生活科:町探検
職場見学・就業体験
生活科:町探検

2年生が生活科「町探検」の学習で、フラワー&グリーン藤屋さんを訪問しました。この学習では、久賀の町にどんなところがあるか探検したり、気になることを地域の人に実際にインタビューしたりして、郷土を大切に思う気持ちを養うことをねらいとしました。

まず、子どもたちが久賀の町の好きなお店について話し合い、その中からインタビューに行ってみたいところを選びました、その中の1つとして藤屋さんがあり、お願いをしたところ快く引き受けてくださいました。

次に、クラス全員で質問内容を考えて藤屋さんへ行きました。「お店はいつからあるのか」、「どこから花を仕入れているのか」、「何種類の花があるのか」などの質問に対して、藤屋さんは丁寧にわかりやすく答えてくださいました。このインタビューを通して、子どもたちは、「藤屋さんに花を買いに行ってみたいな」「花屋さんになりたいな」など、いろいろな感想をもつことができました。藤屋さんのおかげで、子どもたちは久賀の町がさらに好きになったようでした。

 
5 周防大島町立 森野小学校 デイサービスセンター 和田苑
和田苑訪問
職場見学・就業体験
和田苑訪問

本校の1・2年生が和田苑を訪問しました。

各学年で趣向を凝らした、合奏や手品や昔話の歌のメドレーなどを披露し、苑の方々に喜んでいただきました。

次に、苑の方々とテーブルを囲み、一緒におやつを食べながらお話をするなど交流を深めました。

帰り際には、苑の方一人ひとりに手作りのプレゼントを渡し、握手を交わして別れを惜しみました。

苑の方々は子どもたちの元気さに感動しておられました。児童にとってもやりがいのある訪問となったことと思います。

 
6 周防大島町立 安下庄小学校 なぎさ水族館
総合的な学習の時間:大島の魅力を伝えよう
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:大島の魅力を伝えよう

安下庄小学校6年生は、今年開催された「ゆめ花博子どもサミット」で自分たちのふるさと周防大島町について発表をしました。話し合いの中で紹介したい魅力あるものの一つにニホンアワサンゴが上がりました。そこで、なぎさ水族館を訪問し、職員の方に詳しく知りたいことや疑問に思ったことについて教えていただきました。

なぎさ水族館には、ニホンアワサンゴの実物も展示されており、いろいろな資料とあわせて周防大島近海が世界最大級のニホンアワサンゴ群生地であることへの理解が深まりました。また、ニホンアワサンゴ以外の生態系の話についてもお聞きすることができました。

発表が終わってからの振り返りでは、自分たちの身近にある環境の素晴らしさが再認識されるとともにこれからも守り続けていきたいという意見が見られました。

 
7 田布施町立 田布施西小学校 マックスバリュ田布施店
社会科:店ではたらく人びとの仕事
職場見学・就業体験
社会科:店ではたらく人びとの仕事

3年生児童35名がマックスバリュ田布施店を見学させていただきました。最初に店長さんからの詳しい説明を受けた後、店内やバックヤードの見学をさせていただきました。

そこでわかった事は、次の3点です
@お客さんが買い物しやすいように、看板や商品の陳列を工夫していること
Aお客さんのために、バックヤードでいろいろな作業をしていること
Bお店の人のお客さんへの思い〜安心・安全なものを提供すること

今回の見学を通して、子ども達はお店で働く人びとは、お客さんが安心して買い物をすることができるように様々な工夫や努力をしていることを理解することができました。

 
8 平生町立 平生小学校 平生町役場
平生町生涯学習まちづくり出前講座 No1「町議会の役割と仕組みについて」
職場見学・就業体験
平生町生涯学習まちづくり出前講座  No1「町議会の役割と仕組みについて」

6年生の社会科学習で町議会議場を訪れました。町役場の議会事務局長さんのお話には、授業では勉強できなかった町議会や選挙についての詳しい情報がいっぱいでした。特に、議員定数や議会の開催、各委員会に分かれての議論などの議会に関することは、全て条例で定められており、条例に則って行われていることをしっかり教えていただきました。

また、今年は議員席や町長席など実際のテーブルに座って講義を聞かせてくださいました(例年は傍聴席)。普段入ることのできない場所に入ることができ、「ここ町長席だって」など、子どもたちは大喜びでした。さらに、選挙権の年齢引き下げにより、六年後となった初投票もにらんで(?)模擬選挙体験もさせていただきました。内容は「好きな給食のおかず選挙」でしたが、本物と同じ様式の投票用紙(紙質だけ違う)に本物の記載台と投票箱で本格的に行われ、子どもたちは「投票ってこうやってやるんだ」と実感を伴った学習ができました。近年若者の選挙離れが進んでいることが社会問題になっていますが、今日体験したことで、子どもたちは「大きくなったら選挙に行こう」という気持ちを持ったのではないかと思います。とても貴重な学習ができました。

 
9 柳井市立 柳井小学校 あさひ製菓株式会社  有限会社 木阪賞文堂  有限会社 山中  
オーロラフラワー 他
総合的な学習の時間:柳井まつりに参加しよう「ちびっこ屋台」
講師や指導者として招聘
総合的な学習:柳井まつりに参加しよう「ちびっこ屋台」

柳井まつりへの「ちびっこ屋台」参加は、今年で11年目となりました。

今年度も屋台実習に向けて、計6回の出前授業をしていただきました。

第1回授業では「商売の基本について」、第2回授業では「仕入れについて」、その後は屋台準備作業が開始され、店舗レイアウト、POP作成講習、包装講習、接客、金銭授受講習、屋台リハーサルなどを教えていただきました。

子どもたちは、教わったことをもとにしながら、自分の個性や能力が活かせる仕事内容を選び、各部に分かれて準備、練習を行いました。自分たちが扱う商品について調べ、アイデアを出し合いながら必要な道具を作り、宣伝や接客の練習を重ねて当日を迎えました。

11月23日の柳井まつりでのちびっこ屋台実習では、クラスごとに、花、柳井特産品、お菓子の販売をしました。企画・準備から片付けまで自分たちの力でやり遂げることができた子どもたちの表情は、みんなで協力し合って一つのものを作り上げてきた達成感に溢れていました。

最後に決算、反省会、報告会をしました。夏休み前からちびっこ屋台の決算まで、長い間、大変お世話になりました。働くことの厳しさや楽しさ、そしてお金の大切さについても学ぶことのできた有意義な活動となりました。

 
10 柳井市立 柳北小学校 政田自然農園
自然薯の植え付け・収穫体験・自然薯調理体験
講師や指導者として招聘
自然薯の植え付け・収穫体験・自然薯調理体験

本校6年生17名は総合的な学習の時間を使って、柳井市の名産の一つである自然薯の栽培に取り組みました。本校校区内には自然薯栽培で有名な政田自然農園があり、年度当初から政田さんに指導をしていただきながら、クレバーパイプを使って、学校の農園で自然薯を栽培しました。

これまでの自然薯栽培の歴史や自然薯について学んだ後、植え付けのやり方を教えていただきました。説明が終わった後には、多くの子どもたちが興味を持ち、率先して質問をしていました。自然薯を植えることが大変楽しみになったようです。「将来、政田農園で働きたいなあ。」と感想をもつ児童もいました。

5月に、自然薯について学習した後、植え付けを行い、12月に収穫しました。収穫した自然薯の重さを量ると、一番重い自然薯が1300グラムありました。子どもたちもとても驚いていました。そして、自然薯を使った料理を、講師の方に保護者と一緒に教えていただきました。自然薯おやき、つみれ汁、とろろかけご飯にして皆でいただきました。大変おいしそうに食べていました。

地域の特産物を知り、さらには、農業にも親しみを持つことができた良い学習となりました。

 
11 柳井市立 伊陸小学校 松岡 睦彦 様 (山口県教育会柳井支部のみなさん)
ふるさと再発見 〜伊陸地区歴史探訪I,U,V〜
講師や指導者として招聘
ふるさと再発見 〜伊陸地区歴史探訪I,U,V〜

本年度は、松岡睦彦様を講師としてお招きし、加えて山口県教育会柳井支部のみなさんとともに本校5・6年生が【伊陸地区歴史探訪】計3回の講座を通して、ふるさとについての理解を深めました。
第1回 7月
伊陸の歴史と昔の街道について講師からお話をうかがいました。
第2回 10月 第3回 11月
「伊陸竪ケ浜往還道」を歩き、書籍「柳井にっぽん晴れ街道」を手に映画にもなった「平和の碑」、今は忘れられてしまった「伊陸駅予定地」「旧伊陸小学校跡」など数多くの有名無名の史跡を訪れました。また、明治・昭和・平成の地図をもとに地域の変容を読み取るなどの学習も行いました。

3回の講座を通して、児童はふるさとを知り、ふるさとへの思いが強くなっていったと思います。なによりも地域のみなさんや保護者のみなさんも参加し、三世代がふるさと伊陸についての思いを共有する機会となったことが収穫でした。

 
12 周防大島町立 明新小学校 周防大島町B&G海洋センター
体験から学ぶ「水辺の安全教室」
講師や指導者として招聘
体験から学ぶ「水辺の安全教室」

周防大島町B&G海洋センターの方を講師として次の活動を行いました。

【着衣水泳】
「自分の命は自分で守る」ために、まず、着衣時の体の不自由さを体感しました。もし溺れそうになったときには、水中でどのような体勢をして待つとよいのか、また、岸にいる友人は、身の回りのものを使ってどのように救助すればいいのかを、実際に体験して学んでいきました。そして、ライフジャケットの有効性を知り、釣りなどの時には活用することを知りました。

【カヌー体験】
 周防大島町沖浦の海岸で、5年生がカヌー体験を行いました。最初にカヌーの特性についての講義を受けた後、防波堤内で、カヌー体験を行いました。なれて、前後に進むことができるようになると、2q先の無人島めがけてこぎ出していきました。カヌー体験をする中で、海の素晴らしさ、恐ろしさを知り、大島で育ったことの良さを感じたようです。

 
13 周防大島町立 沖浦小学校 周防大島町B&G海洋センター
体験から学ぶ水辺の安全教室
講師や指導者として招聘
体験から学ぶ水辺の安全教室

体育科の学習で、水辺における安全教室を行いました。

本校の校区内には、海水浴場が複数あるなど、水辺の事故について学ぶことは、喫緊の課題であるといえます。

今回、周防大島町B&G海洋センターから講師をお招きし、着衣水泳について学びました。ペットボトルなどを使って水に浮く体験や、ジャケットを使っての浮く体験などを行い、身近なものを使って浮くことの大切さについて学習しました。

今回の体験を通して、子どもたちは、身近に潜む危険について学習するとともに、いざというときにどのように行動したら良いかについて学ぶことができました。

 
14 上関町立 上関小学校 山口県漁業協同組合 室津支店
総合的な学習の時間:網で獲れた魚を自分たちで料理して食べてみよう!(山口県漁業協同組合室津支店)
講師や指導者として招聘
網で獲れた魚を自分たちで料理して食べてみよう!(山口県漁業協同組合室津支店)

6年生は総合的な学習「未来の上関を考えよう」で、地元漁業を理解するために、山口県漁業協同組合室津支店青壮年部の方のご指導で、「お魚料理教室」を体験しました。

例年は定置網漁の見学・体験もするのですが、天候不良のために今年は、学校の家庭科室で、アジのさばき方を漁師のみなさんに教えてもらいました。はじめは上手に包丁を入れることができずにいた児童たちも、熱心な指導を受けているうちにどんどん上達していきました。たくさんのアジを三枚におろす体験をさせてもらい、漁師さんたちから「上手にできたよ。これならおうちでしても大丈夫!」とお墨付きをもらうくらいできるようになった児童もいました。さばいたアジは、野菜と一緒にホットプレートで焼き、「アジのちゃんちゃん焼き」にしました。そのほかにも「魚の味噌汁」「サザエのバター焼き」「ハマチの照り焼き」「ハゲの唐揚げ」といった料理を作ってくださり、みんなでおいしく頂きました。その後、漁師さんたちの仕事についての動画や写真を見せてもらいました。

料理した魚の味のおいしさや、上関の海の豊かさに多くの子どもが感動していました。家に帰ってさっそく今日の料理を再現しようとか、今度魚料理の手伝いをしてみよう、という感想がたくさんありました。

 
15 平生町立 佐賀小学校 山口県漁業協同組合 平生町支店
総合的な学習の時間:佐賀の食材に親しもう 〜佐賀の幸 親子料理教室〜
講師や指導者として招聘
総合的な学習の時間:佐賀の食材に親しもう 〜佐賀の幸 親子料理教室〜

平生町漁業協同組合女性部・平生町生活改善実行グループ連絡協議会・平生町役場産業課と連携し、総合的な学習の時間を活用して、佐賀地域の食材を使った親子料理教室を実施しました。5年生児童6名が、地域の方々に温かく指導していただきながら地域食材のよさに触れることができました。地域に対する体感的な理解を通して、「ふるさとを愛する心」の醸成につながりました。

主な献立内容は、けんちょう・ちしゃなます・刺身(イカ・タコ・ブリ)・鰆の南蛮漬け・みそ汁(エソとハモのミンチ)・小イワシのかきあげなどでした。子どもたちは、地域の方に教わりながら調理を進めていました。特に、生きたタコにふれたり、刺身をつくったりするなど、貴重な体験をさせていただきました。

本活動を通して、子どもたちは、生きた食材にふれたり、地域の方と会話をしながら調理をしたりすることで、ふるさとのよさを再認識すると共に、佐賀に住む地域の一員として、自分ができることについて考えることができました。

 
16 平生町立 平生小学校 岩国市ミクロ生物館
われらミクロ探検隊
講師や指導者として招聘
われらミクロ探検隊

岩国市ミクロ生物館から2人の先生をお呼びして特別授業をしていただきました。理科で学習した微生物について、より詳しい映像や標本をもとに、身近な微生物について解説をしていただきました。

ミクロ生物館の先生はその日の朝、瀬戸内海でとってきたばかりの微生物を標本として用意してくださり、スクリーンに拡大して子どもたちが興味を持って学習できるようにクイズ形式で説明してくださいました。さらに、顕微鏡18台分の標本を使ったワークも行い、子どもたちは楽しみながら瀬戸内海の食物連鎖を支える微生物について学習することができました。

また、赤潮などの環境問題についても触れてもらいました。これは、2学期に社会で学習する水産業に通じるものです。どのお話も大変興味深く、子どもたちは目を輝かせて聞き入り、学習を深めることができました。

このページのトップへ


中学校
 
1 柳井市立 柳井中学校 ルンビニ第2保育園  カワノ工業株式会社  トヨタカローラ山口株式会社  
その他18事業所
2年 総合的な学習の時間:「職場体験学習」
職場見学・就業体験
2年 総合的な学習の時間:「職場体験学習」

総合的な学習の時間に、2年生178名が地域の職場を訪れ、3日間の職場体験学習を行いました。

ルンビニ第2保育園には、4名の女子生徒が訪れ、園児たちと一緒に楽しく遊んだり、食事や散歩に行ったりしました。園児が安心して過ごせるように、常に園児の目線に合わせて行動する必要があると感じるとともに、将来の夢や進路を考え、職業や仕事についての関心を高めることができました。

カワノ工業には、3名の男子生徒が訪れ、電柱をつくるための作業を手伝ったり、完成した土管の点検作業や清掃を行ったりしました。お客様のために適切な準備をし、期日を守るために時間を有効に活用する必要性を感じるとともに、仕事をきちんと果たすためには、積極的に行動することが大切であることを理解することができました。

トヨタカローラ山口には、3名の男子生徒が訪れ、自動車のエンジンの仕組みを習ったり、タイヤの脱着の体験を行ったりしました。特に、お客様に喜んでもらうためには、礼儀やマナーが大切であると感じるとともに、勤労の意義や働く人の思いを学ぶ ことができました。

 
2 柳井市立 柳井西中学校 株式会社 藤麻水産
総合的な学習の時間:「働く」ということ
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:「働く」ということ

2年生の総合的な学習の時間では、地域社会を支える職業に着目した学習を行いました。地域の様々な事業所で実際に体験実習を行うことを通して、地域社会が多くの仕事で成り立っていることを理解するとともに、働くことの喜びや苦労を理解しました。1年次には身近な職業調べを行い、職業講話・座談会を実施し、事業所から講師を招聘し仕事で得る喜びや苦労を語っていただき、職業体験につなげてきました。

3日間の実習期間でしたが、生徒は一生懸命活動体験に取り組み、仕事に必要な知識・技能・態度を理解するとともに、働くことの楽しさや喜びを味わうことができました。また、ふり返りをもとに新聞を作成して発表したり、10月の文化祭では、2年生全員が作成した『「働く」ということ』の詩を朗読したりしました。

この学習を通して日頃私たちが暮らしている街の中で様々な職種の人々が働き、それらの人々によって地域社会が成り立っていることを認識することが出来ました。

 
3 柳井市立 大畠中学校 マツダ株式会社 防府工場
事業所等見学
職場見学・就業体験
事業所等見学

事業所見学でマツダの防府工場を訪問しました。見学の目的は、キャリア教育の視点から職業観や勤労観を高めることと、生徒のものづくりへの関心を深めることです。

はじめに、会社の説明やマツダの「車づくり」について、ものづくりマイスターから説明を受けました。特に、マツダは塗装に力を入れていて「ソウルレッド」「マシングレー」はマツダ独自の色だということに、生徒たちは関心を持っていました。説明や質問に対する回答もわかりやすく丁寧にしていただきました。

その後、工場内を見学し、組立ラインを見ながら説明を受けました。流れ作業での組立ラインでは、ロボットや人の手作業によって速く正確に部品の取り付け作業がされていました。

この事業所見学で、自動車ができるまでの工程を知るだけでなく、働いている人の真剣な取り組み・仕事ぶりを感じ、自分の将来への関心を高めることができました。

 
4 周防大島町立 大島中学校 障害福祉サービス事業所「さつき園」
総合的な学習の時間:「福祉体験学習」
職場見学・就業体験
総合的な学習の時間:「福祉体験学習」

1年生が、隣接する障害者福祉サービス事業所「さつき園」で3日間の福祉体験学習を行いました。

事前に園長の古川英希様から、さつき園の施設概要や福祉施設での体験学習に向けての心構えや注意点についてのお話をしていただきました。

3日間の体験学習では5つの班に分かれて、園の利用者の方と一緒に陶芸、手芸、農作業、ウエス加工、パイプの清掃を行いました。はじめは緊張して声をかけることができなかった生徒も、作業の仕方を教えていただいたり、陶芸や手芸の作品作りの補助をしたりすることで、園の利用者の方々と自然に会話ができるようになり、笑顔で触れ合うことができました。

本校では、この福祉体験学習だけでなく、昼休みのスポーツ交流、合同避難訓練、運動会での合同種目、さつき園祭りのボランティアなど様々な場面で交流を深めています。今後も様々な交流の中で、障害のある方への理解を深め、思いやりの心を育てていきたいと思います。

 
5 上関町立 上関中学校 上関相互保育園
ふるさとチャレンジ学習
職場見学・就業体験
ふるさとチャレンジ学習

2年生が3日間、総合的な学習で、職場体験をさせていただきました。

上関相互保育園では、園児と遊んだり、園児のおやつ作りをしたりするなど、様々なことを体験させていただきました。中学生は、園児の安全に気をつけながら楽しく活動をしました。園児たちも、中学生と一緒に楽しそうに遊んでいました。

この体験を通して、園児の様子をよく見て、気を配りながら行動することの大切さを学びました。また、何事も一生懸命に頑張る園児の姿から元気をもらいながら活動することができ、充実した3日間の体験となりました。

 
6 田布施町立 田布施中学校 光地区消防組合東消防署  大晃機械工業株式会社
職場体験学習:地域に学ぼう
職場見学・就業体験
職場体験学習:地域に学ぼう

中学校第2学年では、キャリア教育の一環として、総合的な学習の時間を利用し「職場体験学習」を行いました。普段から利用している場所や店舗など、地元の人々から多くのことを学ぶことができました。

公務員の仕事を体験するグループの生徒たちの中には、光地区消防組合東消防署で体験学習を行った者もおり、普段近くで目にすることのない消火器具などの実演や人命救助などの基礎について教わるなど、命の大切さを改めて感じる良い機会となりました。また、 ものをつくる職業を体験するグループの生徒たちの中には、大晃機械工業株式会社で体験学習を行った者もおり、鉄の加工や3Dプリンターを利用したネームプレート作りを行うなど、大変貴重な体験ができました。

今回の学習を通して、生徒たちは、普段立ち入ることのない場所や裏方での仕事、なかなか経験できないような体験を通して、様々なことを感じ、知ることができました。この経験が将来の進路選択や職業選択につながればと考えています。

 
7 平生町立 平生中学校 大晃機械工業株式会社
『「ひらお」を愛し 心豊かに 生き抜いていく 生徒の育成』に向けて
職場見学・就業体験
『「ひらお」を愛し 心豊かに 生き抜いていく 生徒の育成』に向けて

2年生では、キャリア教育の一環として、11月にチャレンジワーク(職場体験学習)を行っています。その実習を前に、体験事業所の一つとしてご協力いただいた大晃機械工業株式会社 総務部長代理 濱本剛紀 様にお願いして社会人講話を行いました。「職業選択の視点」「仕事の苦労とやりがい」などを具体的に話していただいたうえで、中学生へのアドバイスも送っていただきました。講師ご自身も本校卒業生であり、ご自身の体験に基づく興味深い講話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

その数週間後に、実際に男子生徒2名が大晃機械工業株式会社に職場体験学習に行かせていただきました。2日間の実習では、ポンプの分解・組み立て、製造ロボットの操作、パソコンを使った商品デザイン製作、製品調達書類の作成などの体験をさせていただきました。参加した生徒は、働くことの意義だけでなく、ものづくりの楽しさや地元企業の魅力について深く学ぶことができました。

このように、卒業生や地域の事業所にご協力いただくことは、ふるさと「ひらお」への愛着をより深め、これからの自分の生き方を考える貴重な機会になっています。

 
8 周防大島町立 東和中学校 瀬戸内ジャムズガーデン
「起業された社長さんの話を聞く」地域で活躍している起業された方の講演会
講師や指導者として招聘
「起業された社長さんの話を聞く」地域で活躍している起業された方の講演会

本校では、毎年、2年生の総合的な学習の時間において、「アントレプレナーシップ」(起業家体験学習)に取り組んでいます。生徒が株式会社を設立し、保護者・地域の方に事業計画を示し、株を販売。その資金をもとに販売実習・会計報告を行う学習プログラムです。  

この学習プログラムのひとつに「起業された社長さんの話を聞く」〜地域で活躍している起業された方の講演会〜を行っています。写真は講演会の様子です。講話の中で「この地域ならではのジャムづくり」をめざし、大手企業のジャムとの差別化を図っているというお話をしていただきました。また、会社経営では「チームワーク」の大切さのお話もしていただき、生徒の今後の活動に大きな教えとなりました。

また、この学習では「表現力の向上」のねらいもあり、講演会後には車座になり、社長さんに自分たちの会社経営や事業計画を説明し、アドバイスをいただく場も設定しました。これにより一方的な講演会ではなく、自分たちの伝え、社長さんからのアドバイスや問題点を受け、自分たちの会社経営の参考とし、問題解決能力も高めるきっかけとなりました。

 
9 周防大島町立 安下庄中学校 周防大島町B&G海洋センター
カヌー体験教室
講師や指導者として招聘
カヌー体験教室

7月12日(木)B&G海洋センターでカヌー体験教室を行いました。まずはカヌーやカッターの乗り方や漕ぎ方を教えていただき、施設周辺の海上で練習を行いました。その後は沖合まで艇を漕ぎ進め、無人島へ上陸。半日ではありましたが、天候にも恵まれ、自然の雄大さと海洋スポーツの楽しさを満喫しました。先輩とカヌーを漕いだので足手まといにならないかと心配した生徒や、カッターで何度もミスをしてみんなに迷惑をかけた生徒もいたようですが、優しく声をかけてくれたりみんながフォローしてくれたりしたおかげで楽しく活動ができ、友情や絆も深まったようです。

 
10 周防大島町立 久賀中学校 周防大島町立久賀保育園
家庭科:保育実習
その他 
家庭科:保育実習

家庭科の「幼児とのふれ合い」の学習の一環として、中学校3年生の生徒たちが保育実習を行いました。

はじめは、子どもたちとどう接していいかわからず、硬い表情で立ち尽くす生徒もいましたが、各自が持参したペットボトルボーリング・玉入れ・的当てなどの手作りおもちゃで一緒に遊んだり、外遊びをしたりするうちに、リラックスして自分から積極的に関わることができるようになりました。

実習を終えた生徒たちは、子どもの安全に対する配慮や将来を見通したしつけ等、保育士に求められる職業人としての厳しい面にも目を向けることができるようになりました。

このページのトップへ


高等学校
 
1 周防大島高等学校 安下庄校舎 山口県漁業協同組合 安下庄支店
「安下庄海の市」における地域と連携・協働した取組
職場見学・就業体験
「安下庄海の市」における地域と連携・協働した取組

全国で唯一の学科「地域創生科」を設置する周防大島高校では、地域の活性化をめざし、「島・学・人プロジェクト」と称する地域と連携・協働した取組を、1年から3年までの授業をとおして計画的・継続的に実施しています。

その取組の一つに、山口県漁業協同組合等の後援により地元で毎月第4日曜日に開催される青空市場「安下庄海の市」において実施する地域活性型インターンシップや販売実習があります。接客や店舗の運営等を体験する中で、生徒は望ましい勤労観を培うとともに、積極性やコミュニケーション能力を身に付けています。

また、毎年行われる「安下庄海の市 商品開発コンテスト」にも挑戦しています。今年度も課題食材「鯛」を利用したさまざまなメニューを考案し、応募したところ、「鯛グラタン」や「タイタコス」など6点が入賞しました。発案した生徒はそれぞれ自分たちの取り組んできたことが評価され大変喜んでいました。

今後も海の市や地域の方々の協力を得ながら、生徒の自己有用感や地域肯定感を育むとともに、町唯一の高等学校として地域の活性化に貢献していきたいと考えています。

 
2 柳井商工高等学校 株式会社 西京銀行柳井支店  株式会社 イズミゆめタウン柳井店  
明屋書店柳井店  株式会社華月堂  有限会社 カツラスポーツ  
柳井市立柳井図書館  大晃機械工業株式会社
インターンシップ(就業体験学習)
職場見学・就業体験
インターンシップ(就業体験学習)

本校では総合的な学習の時間の一環として、ビジネス情報科2年の生徒が、インターンシップ(就業体験学習)を体験します。インターンシップでは、仕事の内容、進め方、規律を学ぶだけでなく、職場のもつ社会的な意義を理解し、正しい職業観・勤労観を身に付け、実践する心構えや態度を養います。

生徒達は、4日間のインターンシップをとおして、普段学んでいる商業の知識・技術をより実践的・具体的に体験することで、働くことの大切さや厳しさなどを、身をもって学ぶことができました。また、普段学校では経験できない体験をとおして、あいさつや身だしなみ、職場の方々とのコミュニケーションの大切さが十分理解できたようです。

仕事の内容、進め方、規律を学ぶだけでなく、正しい職業観・勤労観を身に付け、実践する心構えや態度を養うよい機会になりました。今回のインターンシップでの経験は、これからの社会生活で必ず生きてくるものとなり、生徒自身の将来の職業を考えるうえで参考となるよい機会になりました。

 
3 熊毛南高等学校 つばさ保育園
保育園実習
職場見学・就業体験
保育園実習

本校では、キャリア教育の一環として、保育士をめざしている生徒(1〜3年次生の希望者)を対象に夏休みに2日間の保育園での体験実習を実施しています。事前に社会人としてのマナーや言葉遣いを学び、仕事内容や実習時の注意点をよく確認した上で、各自が達成したい目標を立て、体験実習に臨みました。当園には、毎年、生徒の受け入れでお世話になっており、今年度は8名が参加しました。

紙芝居・絵本の読み聞かせ、給食やおやつの配膳、昼寝・プールのお手伝いなど、実際に子どもたちとふれあって、いろいろなことを経験することができました。

生徒は、「子どもの発達と保育」を選択しているものも多く、保育に関する基本的な知識や技能は習得していますが、自分に保育の仕事ができるのかと不安になった時もあったようです。しかし、実習をするうちに子どもの純真さや素直さにふれ、不安や迷いは自然と消えていき、将来は保育士になりたいと強く思うようになりました。  

実施後の生徒の感想では、「保育士の仕事の大変さ、やりがい、楽しさを知ることができ、保育士になりたいという気持ちが強くなった。」「立派な保育士になるためには、勉強はもちろんのこと、人間性を磨いていかないといけない。」など、生徒が自ら課題を見つけ、今後の進路を考える上で大変有意義な体験実習となりました。

 
4 田布施農工高等学校 あさひ製菓株式会社
先進的な食品製造現場の見学
職場見学・就業体験
先進的な食品製造現場の見学

専門性の向上、産業や職業を理解し、自己の進路選択に主体的に取り組む能力と態度を養うことを目的とし、あさひ製菓株式会社に企業見学を引き受けていただきました。

製造現場の見学と共に、衛生管理、地域への貢献、商品開発の進め方等を説明していただきました。また、社員(本校卒業生)の方から、働く上で大切なこと、やりがい、高校生のうちにやって欲しいことなどをお話しいただきました。

研修を通して、食品産業における衛生管理の重要性、マーケティング等、実際の現場で学ぶことができ、食品製造に対する生徒の関心を高めることができました。また、これまで工場で働くことに迷いを持っていた生徒が「社員の方が皆、生き生きとしていて輝いていた。自分も働いてみたいと思った。」と述べ、進路について考える貴重な機会となりました。

 
5 周防大島高等学校 久賀校舎 社会福祉法人さつき会 障害福祉サービス事業所「さつき園」
福祉専攻科、福祉施設実習前の「福祉講話」
講師や指導者として招聘
福祉専攻科、福祉施設実習前の「福祉講話」

周防大島高校久賀校舎:福祉専攻科では、福祉施設実習の前に障害福祉サービス事業所「さつき園」園長 古川 英希 様から「福祉講話」をしていただきました。

福祉専攻生は、福祉現場のリーダーとなれるよう福祉の専門的な知識と技術を身に付けるとともに、1年次生30日間・2年次生35日間の合計65日間の福祉施設での実習を通じて福祉現場の今を学んでいます。

講話では、これから始まる福祉施設での実習に向けての心構えや実習での注意点、将来福祉に携わる職業人としての生き方などについてお話をしていただきました。

今回の講話は、これから始まる福祉施設実習の心構えと福祉専攻科生自身の介護福祉士としての確固たる信念を見直す、大変貴重な機会となりました。

 
6 柳井高等学校 公益社団法人「山口被害者支援センター」
「命の大切さを学ぶ教室」
講師や指導者として招聘
「命の大切さを学ぶ教室」

10月25日(木)、2年次生のLHRの時間に、公益財団法人「山口被害者支援センター」の紹介を受けて高松由美子先生(ひょうご被害者支援センター理事)をお迎えして「命の大切さを学ぶ教室」を開催しました。

講演では、高松先生が息子さんを亡くされた事件を通じて「命を大事にして欲しい。加害者にも被害者にもならないために、命の大切さを真剣に考えて欲しい。」と語っておられました。

生徒たちは、「自分が今こうして普通に学校生活を送っていることは、当たり前ではなくとても幸せなことと分かった。」「命の大切さを考え直すことができた。“命を大切に”という言葉を忘れずに生活していきたい。」と一人ひとりが真剣に命の大切さや人権問題と向き合っていました。

このページのトップへ


特別支援学校
 
1 田布施総合支援学校 株式会社フジマ  Yamaguchi(美味しいパンの店)  株式会社ヤナイ園芸  
山口大島農業協同組合Aコープ久賀店  株式会社丸久
東洋紡株式会社岩国事業所  株式会社徳山車輌整備工場  等
現場実習
職場見学・就業体験

一般事業所就労を目指す生徒の現場実習を上記事業所の協力をいただいて実施しました。

上記事業所には長年にわたってご協力いただいており、本校卒業生を雇用していただいた事業所もあります。卒業生の努力により、学校との関係性が更に良好なものとなり、スムーズな実習受け入れをしていただいています。

このページのトップへ