下関地域(下関市)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


小学校
1 下関市立 山の田小学校 レッドキャベツ山の田店
職場見学・就業体験

 3年生の社会科「店ではたらく人」の学習の一環として、レッドキャベツ山の田店を訪問させていただきました。

 最初に、店長さんにお話を聞いたり、質問をしたりしました。その後、普段は入れないバックヤードの見学をさせていただき、魚や肉のパック詰めの様子や大きな冷蔵庫などを見て、子どもたちは驚いていました。また、店内のいろいろな売り場や働いている人の様子を見せていただき、商品の並べ方や値段の表示の仕方などの工夫を教えていただきました。最後に、一人300円を持って家の人に頼まれた買い物をしました。夕食材料の野菜や食品、日用品などを、売り場をまわってさがし、レジで支払いをしました。初めて一人で買い物をする子どももいて、ドキドキしながらの買い物でしたが、お店の方が、置いてある場所や値段をやさしく教えてくださったおかげで、無事に済ませることができました。 

 今回の見学で、スーパーマーケットで働く人の工夫や努力、思いを知ることができました。



社会科
スーパーマーケットの見学
2 下関市立 殿居小学校
株式会社 豊田ふるさとセンター 蛍街道西ノ市
職場見学・就業体験

 本校では、「ふるさと殿居」のよさを広く紹介するとともに、地域の方々への感謝の気持ちを表現することを目的に、平成24年度から「殿居小 道の駅」の取組を始めました。

 当初は、学校の玄関ホールに地域の皆様を招待し、無料野菜市のコーナーや地元「一の俣温泉」の湯を使った足湯コーナーなどでもてなす活動を行っていました。平成26年度からは、年2回(夏と冬)、会場を豊田町道の駅「蛍街道西ノ市」に移し、キャリア教育の一環として「学校園で収穫した野菜を販売する活動」を新たに加えました。また、家庭科で学習した料理のふるまいや寸劇と合唱の発表など、日頃の学習の成果を生かしたコーナーでは、より多くの来場者をもてなし、充実したものになるよう改善を図ってきました。
 今年度1回目では、伝統文化「茶道」の学習を指導していただいた講師の方々にも協力していただき、「挽き立て抹茶のふるまいコーナー」を会場に設置しました。また、食生活改善推進委員の方々と一緒に作った「冷製スープ」や「梅ジュース」などもふるまいました。おかげさまで、多くの方々に来場していただき、好評を得ました。

 本校は、今年度末をもって閉校となるため、2月に行う「殿居小 道の駅 ファイナル」が最後の取組となります。全校児童わずか9名ですが、会場である豊田町道の駅「蛍街道西ノ市」の方々をはじめ、保護者、地域の関係者の皆様への感謝の気持ちを込めて、より充実した取組となるよう準備を進めています。

総合的な学習の時間
「殿居小 道の駅」

(「株式会社 豊田ふるさと
センター 蛍街道西ノ市」
での実販売体験)
3 下関市立 王司小学校 山口県漁業協同組合 王司支店
講師や指導者として招へい

 総合的な学習の時間で環境問題について調査している5年生が、漁業協同組合王司支店のみなさんを講師にお招きして、海の環境を守る取組について学びました。

 以前は、王司の浜にもたくさんのはまぐりやあさりがいたそうですが、現在は環境が悪くなりあまりとれなくなっています。漁協のみなさんは、はまぐりやあさりが住みやすい浜にするために、竹を立てたり、あさりの天敵であるツメタガイのたまごの駆除をしたりされています。今回の学習では、漁協のみなさんと一緒にツメタガイのたまごの駆除に取り組みました。干潮で水の引いた浜をトラクターで沖まで走り、たくさんのたまごを駆除することができました。活動を通して一度環境が悪くなると、元に戻すのに大変な努力が必要であることに気付くことができました。

 来年の4月には、全校で貝掘りにいきます。子供たちは、はまぐりやあさりがたくさん採れることを期待しているようです。
海浜学習 〜あさりを守ろう〜
4 下関市立 神田小学校(豊北) 小串警察署
講師や指導者として招へい

小串警察署から指導者をお招きして、全校児童を対象とした自転車教室(交通教室)を実施しました。

 まず、自転車の点検の仕方、乗り降りの仕方、安全確認の仕方などを教えていただきました。次に、運動場にかいた道路コースを使って自転車を運転する練習をしました。発進・停車する時、右折や左折をする時、横断歩道がある時など、いろいろな場での安全確認(声出し)や自転車の乗り方等をご指導いただきました。自転車に乗れない児童は、乗る練習をしたり、歩行者として横断の仕方を練習したりしました。
 小串警察署のみならず、肥中・島戸の駐在所さんや地域の交通指導員さんなど、たくさんの方々にお世話になりました。

 今回の自転車教室を通して、子どもたちは安全に自転車に乗ったり歩いたりする方法を体験的に学ぶことができました。交通安全の意識が高まったと同時に、交通安全を見守ってくださっている方々への感謝の気持ちを確認することもできました。

学校行事:自転車教室
5 下関市立 豊浦小学校
下関市連合婦人会 長府支部
実技や部活等の補助

 5年生のエプロン作りと6年生のナップザック作りの学習に、今年度も長府婦人会の方がたくさん来てくださいました。

 最近は、ミシンを日常的に使う家庭が少なく、ミシンで縫うのが初めての児童が多い中、優しくわかりやすく支援してくださいました。
1学級に4〜5名入って支援していただけることで、スムーズに学習を進めることができました。婦人会のみなさんは、長府中学校にも支援に入っておられるので、中学校に進学してからも安心して支援を受けることができます。

 小中連携の取組の一つとしても、とても大切な時間になっています。
5・6年の家庭科(ミシン)の補助

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中学校
1 下関市立 向洋中学校 東京第一ホテル
職場見学・就業体験

 キャリア教育の一環として行った「職場体験学習」では、2年生が市内各事業所で体験学習を行いました。 
 
 「東京第一ホテル」には男子生徒3名がお世話になりました。体験活動の内容としては、「清掃」や「接客」「施設設備の整備」などです。生徒の感想からは、初めての体験で緊張感をもって3日間を過ごしたことや、仕事の大変さを感じたことなどが多く綴られていました。いろいろな業務について、従業員の立場になって経験したことは、大きな意義のある学習となりました。特に、清掃の大切さや、気持ちのよい挨拶の必要性など、日頃の学校生活や部活動、地域での生活などで指導されている事柄が、実社会の中でも非常に重要である、ということに改めて気付けたことは、今後の学校生活の中でも大いに生かされるのではないかと思います。 

 今回の体験学習を通して、働くことの意義とすばらしさを学ぶとともに、その前段階としての「学び」の意義と必要性についても学習することができ、大変有意義な学習となりました。貴重な体験の場を提供いただき大変感謝しています。


職場体験学習
2 下関市立 垢田中学校 下関消防局 北消防署
職場見学・就業体験

2年生全員が、夏休みに37の事業所に分かれ、職場体験学習を行いました。

 北消防署では、4名の生徒が、車両点検、消防活動体験(ロープ結索、放水訓練)、救助資機材取扱い訓練、救急法(AEDの使用法)などを体験しました。
実際に消防士の人たちが使用している、消防服、ヘルメット、酸素ボンベを着用して行った放水などの消防訓練は、生徒にとって貴重な体験となりました。

今回の職場体験を通して、生徒たちは、火災の消火活動、けが人や急病の人の救急活動、火災や災害現場の救助活動など、人々の命や安全を守る消防士の3つの仕事内容や、時間を守ること、大きな返事をすること、自分の行動に責任をもつこと、仕事をやり抜く体力をつけること、人を助けるという使命感を忘れないことなど、消防士としての5つの心得を学びました。消防署での研修内容が充実しており、生徒は、働くことの意義を実感し、職業についての視野を広げることができました。

キャリア教育:職場体験学習
3 下関市立 豊田中学校 豊浦東消防署
講師や指導者として招へい

 1130日(月)、地震火災避難訓練を実施した際、豊浦東消防署員の方にご指導いただきました。

 今回の訓練は、地震が起きて火災が発生したという設定です。
訓練概要は次のとおりです。
 @地震発生時にはすぐさま机の下に身を隠し揺れが収まるまで待機する。

 Aその後、火災が発生したのでグランドに避難する。

 B指導講話 消火器訓練

 当日は生徒の避難状況と教職員の非常時対応についてもご指導いただきました。


 生徒の避難状況については「ハンカチ等で口を塞いでいる者がほとんどいない」「しゃべりながら避難している」とご指摘いただき「今日は訓練ですが、実際場面では命を落とすことになる。訓練でできないことは非常時にはできない」と厳しくご指導いただき反省を促されました。生徒の自己評価には「しゃべらないようにすべきだった。もしもの場合は、今回お話しいただいたことを実行したい。」と振り返っていた生徒が多かったです。
 教職員へは「初期消火対応は良かった」「非常時はいつもより大きい声で的確な指示を出すように」とご指導いただきました。
 「天災は忘れた頃にやってくる」非常時に対して今一度気を引き締めなければならないと実感した一日でした。
地震火災避難訓練

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高等学校・中等教育学校
1 西市高等学校 豊田町道の駅 蛍街道西ノ市
職場見学・就業体験

 本校への坂の入り口にある「蛍街道西ノ市」。バイキングレストラン有り、温泉有り、新鮮な農産物の販売有りで、県内はもとより全国からも来訪者が多い人気の道の駅です。

 生産流通科のある本校とは、つながりが深く、食品製造専攻の生徒がつくる本校オリジナルのジャムは、常設の販売コーナーが設けられている他、年に数回、野菜や草花、作物専攻の生徒達も、販売実習をさせていただいています。
 自分たちが手塩にかけて作った新鮮な生産物を販売させていただくことは、農業を学ぶ生徒たちにとって貴重な経験となっています。地域の方々と直接触れ合い、喜んでいただくことは、生徒達にとって大きな喜びであると共に、励みにもなる体験です。

 また、インターンシップとして、地域の特産品の販売、パン製造、事務的な仕事など、多彩な就業体験をさせていただき、将来の進路選択に大いに役立ちました。

豊田町道の駅 蛍街道西ノ市での販売実習及びインターンシップ
2 豊浦高等学校 山口大学
職場見学・就業体験

 1年生83名が6月中旬に、山口大学吉田キャンパス(文系)と常盤キャンパス(理系)を見学しました。

 生徒アンケートによると「大学見学は良かった」と答えた生徒が99%と好評であり、高校入学後、まだ2ヶ月しかたっていないこの時期に大学進学について考えさせる機会を持つことで、進学意欲を高めるなど、早期の進路ガイダンスとしての効果がありました。

 昨年度から始めた取り組みですが、来年度も継続して実施する予定です。

3 長府高等学校 もみじ幼稚園
職場見学・就業体験

 総合学科である本校ではキャリア教育の一環として、毎年、1年生全員を対象としたインターンシップを実施しています。将来の進路として幼稚園教諭や保育士を目指す生徒も多く、今年度もやまぐち教育応援団の一員であるもみじ幼稚園に6名の生徒がお世話になりました。

 2名ずつ合計3クラスに入らせていただき、夕方園児が帰ってからの仕事まで体験することができました。こどもと触れ合ううえで「笑顔」が大切だと考え、実習に取り組んだ生徒たちでしたが、それだけでは足りないのだと身をもって学びました。幼稚園の先生方は目の前のこどもたちの対応をしながら、健康状態を確認したり他のこどもの様子まで把握したりしていることに驚き、自分たちの未熟さを実感したようです。子供と関わる仕事に就きたいと思いを新たにした生徒もいます。
 すべての生徒が自分の希望する業種を選べるわけではありませんが、学校とは違う環境の中で、職業人としての厳しさやマナーを指導していただき、大切なことを学んで帰ってきました。

事後指導では、さまざまな事業所に行った生徒たちの発表を聞くことで、生徒自身がこれからの生活や進路について振り返る機会となりました。

インターンシップ
4 下関中央工業高等学校 大田造船
職場見学・就業体験

 地域産業でもある造船業での職場体験風景です。大田造船鰍ヘ、船の前後部の曲りが複雑で製作が困難な部位の製造を中心に行っている会社です。

 生徒たちは、溶接・切断の技術指導をされながら、熟練の技能者の技術を目の当たりにし、未来の自分たちに何が必要なのかを感じながら実習をしています。
労働の厳しさ・安全・達成感等、多くのことをこの3日間で体験したことと思います。

 本校ではキャリア教育の一環として、10月の3日間、2年生全員を対象としたインターンシップを実施しています。工業科(機械・造船・建築・土木・化学)の特性を生かし、多くの事業所(約50社)にご協力をいただいています。毎年、約80%の生徒が就職を希望するため、ミスマッチの無い進路選択に役立てさせたいと考えています。

造船会社でのインターンシップ
5 豊北高等学校 特別養護老人ホーム白滝荘
事業所等での学習

 「生活と福祉」の授業で週1回2時間、やまぐち教育応援団に登録されている特別養護老人ホーム「白滝荘」で実習をさせていただきました。本実習は、高齢者の福祉についての理解を深め、生徒のコミュニケーション能力を高めるため、数年前から継続して実施しているものです。

 生徒の中には、祖父母と同居している者もいますが、介護を必要とする高齢者、寝たきりの高齢者、認知症の高齢者と接するのは初めてという生徒が大半です。そのため、生徒は高齢者に対してどのように接すればよいのか、どのようにして意思疎通を図ればよいのか、緊張し戸惑い、何も出来ないまま過ごすこともありました。しかし、昼食時の配膳の手伝い、高齢者との協働作業等を通じて、回数を重ねるごとに笑顔で楽しく会話をする様子が見られるようになりました。最後の実習の時には、反省会を行いましたが、生徒からは、「高齢化が進展する今日、高齢者福祉の重要性を改めて認識した」、「相手の立場にたって物事を考えるようになった」、「実習を通じて、自分自身も成長していることを実感した」といった感想を数多く聞くことが出来ました。

 実習を通じて生徒は、高齢者の現状と課題について理解し、また高齢者の介護に関する基礎的な知識や技能を習得することが出来ました。将来の社会的・職業的自立に向け、大変貴重な経験になったことと思います。

地域に根ざした高齢者福祉施設での体験学習
6 田部高等学校 Country Sweets 優風 事業主 篠田晴美氏
講師や指導者として招へい

総合生活科2年の科目「フードデザイン」の授業で、地元菊川町で無農薬農産物を使ったお菓子づくりを実践しておられるパティシエ 篠田晴美氏を講師としてお招きし、洋菓子の基礎を教えていただきました。合鴨農法でつくった米粉を使ったカップケーキは、ふわりとした食感で、篠田氏手作りの梨のシロップ煮によく合いました。

<生徒の感想から>
 「今まで食べたケーキの中で、一番フワフワでした。米粉を使っているからもっと重い感じかなと思っていましたが、意外でした。」
 「無農薬の材料を手に入れることは、今の時代ではとても難しいことだということが分かりました。」
 「バターに生地を少し入れて混ぜてから、ボウルに戻すという方法など、プロの方からしか学べないことがたくさんありました。」

 生徒の中には、1年生の時に科目「生活産業基礎」の取材活動で篠田氏にお話を伺った者もおり、より学習が深まりました。


お菓子作りのプロから技術を学ぼう

7 下関西高等学校 山口大学 医学部 医学科 教授
講師や指導者として招へい

生徒に職業についての理解を促進するため、各業種で活躍されている方に講師依頼し、セミナーを実施しました。

 生徒の中には、将来の職業として医師をめざしている者がおり、総合的な学習の時間に調べ学習等を行ってきました。キャリアセミナーは職業研究の中でも重要な位置づけにあり、このセミナーを通して将来の目標が決まる者も少なくありません。講師の先生には、医師になるために必要な資質や医師になるまでの苦労、医師になって、実際の現場での困難や苦しみ、そして医師としての喜びや充実感などを丁寧に分かりやすくお話していただきました。 
 実施後の生徒の感想は、『医師としての責任の重さを痛感した。』『医師として多くの患者さんに必要とされることへのやりがいを感じた。』など医師としての充実感や責任の重さを述べた感想が多く見られました。

 実際の現場で働いておられる方のお話は、説得力があり、生徒の将来を考える上で非常に効果があると思われます。これまで、明確な理由もなく医師をめざしていた者も改めて将来について考え直すきっかけになるとともに働くことの意義を考える機会となり、生徒にとって非常に充実した時間となりました。

キャリアセミナー
8 響高等学校 下関市豊浦西消防署
講師や指導者として招へい

 本校では防災教育の一環として、夏季休業中に、本校を会場とし、希望生徒や教職員を対象として「学校防災講座」を開催しています。この講座の開催にあたっては、やまぐち教育応援団の一員である下関市豊浦西消防署をはじめ、地区消防団の全面的な協力を得ています。

 これは、東日本大震災以降「防災」への意識が高まり、様々な取組が進められる中、身近に何かが起こったときに、身の安全は確保しながらも、高校生にもできる「防災」について考えて欲しいという思いから、平成26年度から行っているものです。

 連日の猛暑の中での実施となりましたが、この講座の中で行った様々な体験活動や学習した内容を今後の生活や、いざという時に是非活かして欲しいと考えています。


学校防災講座
9 下関商業高等学校 アイルモータースクール下関
講師や指導者として招へい

 10月19日()3年生を対象に、自動車の運転に対しての危険性・命の大切さを確認するとともに、交通のルールの遵守と正しい交通マナー実践の意識の向上を図ることを目的として交通安全教室を開催しました。

 自動車事故の実態・安全運転の基本・交通ルールの遵守・交通事故の対応・保険加入の必要性など動画等の映像を交えながらわかりやすく説明をいただきました。

 交通事故の悲惨さや、交通ルールを守ることの大切さを実感するともに自動車運転免許取得前に、運転者の心得と義務を理解する貴重な経験になりました。

高等学校における交通安全教室
10 下関中等教育学校 山口大学
講師や指導者として招へい

 10月28日(水)に、山口大学国際総合科学部のクルッツ・クリスチャン先生(クリス先生)を講師としてお招きして、4回生(高校1年生相当)を対象に講演会を実施しました。

 4回生が総合的な学習「海峡学」においてテーマを設定し研究をスタートするにあたって、国際総合科学部でクリス先生たちが進めておられる「デザイン科学」の視点から研究手法のヒントをいただきました。デザインの背後には目的を達成するためのインターフェイス(関係性)があること、デザインの本質はプロセスであり相互作用であることなどを、具体例を挙げてわかりやすく説明していただきました。

生徒たちはお話の内容の興味深さや先生のお人柄に魅きつけられ、最後には生徒からいくつか質問も出て、先生にていねいに答えていただきました。この日学んだことや感じたことは、これからの生徒たちの研究に生かされていくことでしょう。

大学の先生による研究手法(デザイン科学)についての講義

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特別支援学校
1 下関総合支援学校 潟Cズミ ゆめシティ
講師や指導者として招へい

 本校高等部では、産業現場等における実習(進路指導の充実、実習先との相互理解、進路先を決定するための資料を目的とする)を1年から3年まで1週間から2週間の期間で実施しています。高等部3年生については、現場実習を複数回行い、卒業後の就労に向けて職場定着を図っています。

 ゆめシティさんには、これまでも実習生を多数受け入れていただいています。障害のある生徒への御理解と御支援・御協力をいただき、また、実際的な就労実務を懇切丁寧に御指導いただき、実習を行った生徒の就労意欲の向上につながっています。今回の実習に取りくんだ生徒は、高い評価をいただき潟Cズミさんの他店舗で就業予定です。

 今後も現場実習を通して、生徒一人ひとりの社会自立に向けて一歩を踏み出す機会となることを期待します。

2 豊浦総合支援学校 NPO法人 シンフォニーネット
講師や指導者として招へい

 本校の進路説明会の講師として、生徒、保護者、教職員(約50名)を対象に事業を立ち上げることになった経緯を説明されました。その中では、ご自身の保護者としての思いやNPO法人を始めることになった地域ネットワークや出会いの中から大きなモチベーションをいただいたことや、支援学校での「学びの場」への期待感について、いくつかの事例を交えながら話していただきました。

 保護者の方々にはわかりやすく、生徒には学校で学ぶことの意味を教え、目標や夢を持つことの大切さを話されていました。総括として、「自分の障害を受け止める。ルールをまもる。他の障害者を毛嫌いしない。頑張ることだけを頑張ってきたプライドを高めない。加齢と向き合う。これから大切なのは、ハッピーリタイヤの準備」とまとめられました。

 
また、キラキラ☆クラブ事業・キラキラ☆キッズ事業・チームフォルテシモ事業部等の活動紹介に合わせ、新規事業として就労移行支援事業参画についても思いを話された。参加した保護者に、共感を与え、情熱の伝わる熱い会となりました。


進路説明会
「充実した高校生活と自分らしい進路選択のために」

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