下関地域(下関市)

小学校 中学校 高等学校・中等教育学校 特別支援学校


小学校
下関市立 室津小学校 室津公民館
講師や指導者として招聘
本校で行っている「ふれあい伝統細工教室」は、平成24年度で第22回を迎えました。これは、室津公民館のご協力のもと、昔から伝わる遊びを子どもたちに伝えるものです。

高学年の子どもたちは、使い慣れない小刀を使って竹を削り、竹とんぼを作りました。また、針と糸を使ってお手玉を作った児童もいます。下学年の児童たちは、どんぐりを使ったやじろべえや、竹、松ぼっくり、どんぐり、綿などを使って置物の人形を作ったりしました。

子どもたちは年に1度のこの行事を毎年楽しみにしているとともに、講師として来てくださった方々とのふれあいを通して、多くのことを学んでいます。
伝統細工教室
下関市立 岡枝小学校 自動車教習所
実技や部活動等の捕助
本校3年生17名が、地域の自動車教習所の協力により、実際の教習コースを借りて交通教室を実施しました。

休校日(火曜日)にもかかわらず、6名の教習所職員が手際よく指導してくださり、また、交差点では、実際に教習車を複数台走行させていただきました。

おかげで、まさに本当の道路状況に近い環境で、子どもたちは、緊張感をもちながら、安全確認の大切さを体でも学ぶことができました。
交通教室
下関市立 粟野小学校
(株)ニシエフ
職場見学や就業体験
9月25日、校区の造船会社ニシエフが開発した津波避難シェルターの性能検査に、粟野小学校の全校児童20人が参加しました。

この津波避難シェルターは、長さ6.5メートル、幅2.6メートル、高さ2.8メートルの繊維強化プラスチックの二重構造で、大人26人、幼児なら100人以上入れ、7日分の水や非常食を備蓄できるそうです。今後、高い津波が予測される静岡県の保育園が発注したものです.

児童は、ライフジャケットとヘルメットを着用して順に乗船しました。児童から「中は意外に広かったです。」「もしも、大きな津波がきても、これがあれば大丈夫だね。」「自分の家の近くにこんなすごいものを作っている会社があると知って驚きました。」「会社の中を詳しく説明してもらいました。大きくなったらここで働きたいです。」などが聞かれました。地元の企業を知る貴重な機会になりました。
津波避難シェルターへの
乗船体験

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中学校
下関市立 吉見中学校 水産大学校
職場見学や就業体験
校区内にある水産大学校の生協で2日間職場体験を受け入れていただきました。

食堂では掃除や食器の洗浄、野菜の下ごしらえ、料理の盛りつけなどを体験し、たくさんの食事を準備する大変さと、できることがふえていく喜びを実感していました。

コンビニでは、商品の発注、レジ打ち、POP作り、商品出しなどを体験し、昼のピーク時のレジ打ちの大変さとおもしろさと、ポスターやPOPを自分たちでつくるおもしろさを感じたようです。

大学生が相手の職場ということもあり、相手の反応がすぐに見えるので、レジ打ちで遅れてしまった時も優しい笑顔で応えてくれたことに感謝の気持ちをもっていました。また、食堂で働いている人達が、学生がおいしそうに食べているのを嬉しそうに見ている姿や、コンビニで働いている人が学生のためにいろいろ工夫をしていることに、ふだんは知ることができない働くことの喜びに気づいたようです。
生協での職場体験
下関市立 長府中学校 下関市東消防署
講師や指導者として招へい
平成24年2月16日、6名の講師(獣医師、消防士、小学校教諭、美容師、パティエ会社員)に来校していただき、1年生生徒148名を対象に職業講話を実施しました。

2部形式で、前半・後半1名ずつ、生徒が希望する2名の講師の講話を聴きました。下関市東消防署からも消防士の方に来校していただき、消防士になるまでの道すじ、訓練のようす、火災現場での作業のようす、消防服の重さなどについて話していただきました。

また、事前に生徒にアンケートをとった質問事項にも、丁寧に答えていただきました。実際の火災現場での作業だけではなく、人命を救助するために日々訓練に励んでいるようすや、火災予防のための仕事などにも取り組んでおられることがわかり、生徒たちは、あらためて消防士の仕事の大変さが認識できたようでした。

講話後の生徒の感想には、消防士が人の生命を守る責任のある仕事であることや、同じ目的をもった人たちが協力して、目的を達成するために日々努力することの尊さなどが記されていました。
職場講話

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高等学校・中等教育学校
下関中央工業高等学校 瀬戸崎鉄工所株式会社
職場見学や就業体験
地域の製造、食品加工、サービス、医療関係等様々な企業・機関の方には就業体験事業として本校2年生全員を毎年受け入れていただいています。その中の一例を紹介します。

どこの職場、現場でも同様のことですが、学校では体験できない製造技術や安全への取り組みなど大いに考えさせられる機会となっています。学校の授業科目である「実習」でも安全に対する教育は行っているつもりですが、実際の企業現場では命に関わる事故となるため細かな行動まで徹底した安全行動をとるように指導されています。そのことで最初に驚かされるのが挨拶の言葉です。「ご安全に!」という言葉で日頃からいつも互いに気をつけあうという意識を持たせられていきます。

さらに、製造の技術面すべてにおいて費用が関係しているため、ミスをすると会社に損失を与えることとなり気の張った作業を目の当たりにして、なかなか観ることのできない大人の仕事ぶりに感心していたようです。自分たちが高校を卒業した後、働くということに対して現実的に学ぶことができ、どのようなことに気をつけて今後学校生活を送っていけばよいかが少しずつでもみえてきたと思います。

年末に実施している生徒によるインターンシップの発表会でも共通して「よい経験をさせていただきました」という感想がよく聞かれました。
製造企業でのインターンシップ
西市高等学校 株式会社豊田ふるさとセンター  蛍街道西の市
職場見学や就業体験
接客、製造、販売業を体験できる就業体験先をやまぐち教育応援団で検索し、受け入れていただきました。

生徒は、将来の職業として接客、製造、販売業を考えており、総合的な学習の時間等での取り組みを通してその職務内容について若干の知識を有していました。このことから、接客、製造、販売業が総合的にできる施設での就業体験においてこれまでの経験を生かして、なんとかこなせるのではないかと考えているようでした。

しかし、実施後の生徒の感想は、普段の授業と違い、組織の中で就業する難しさや自分に仕事を任される責任の重さを痛感したという内容でした。 

今回の就業体験は、普段学んでいない内容を実際の現場で体験することができ、生徒にとって自分の課題を発見し、これからの進路の方向性を決める大変貴重な機会となりました。
総合サービス業施設での
インターンシップ
長府高等学校 東京第一ホテル 下関
講師や指導者として招へい
1年次生のインターンシップの事前指導の一環として実施した「職業人講話」の講師3名のうち1名を、やまぐち教育応援団登録事業所から招へいしました。

昨年度までは「卒業生講話」と銘打って、本校卒業生のうち地元に就職している方に講師を依頼していましたが、より実践的な心構えを指導していただくため、卒業生に加えて、市内のホテルで営業部長を務めておられる方に依頼しました。

50分間の講話の中で、現在の仕事に就くまでの経験や思い、営業職として必要な知識や心構えなどを、熱っぽく語っていただきました。140名の生徒たちは、具体的な話に真剣に耳を傾けるとともに、講師から出題されたクイズでは楽しみながら熱心に参加していました。また最後に、同行していた接客担当の社員に、宴席での皿の持ち方を生徒に指導していただくことにより、接客に必要な技術を実体験することができました。

生徒たちは、講話を通して働くことの意味や大変さについて考え、インターンシップ本番に向けて意識を高めることができました。なお、東京第一ホテル下関には本校生徒3名のインターンシップを受け入れていただくと共に、営業部長には事後に行った成果発表会にも参加していただきました。
職業人講話の講師
田部高等学校 Country Sweets 優風
講師や指導者として招へい
平成24年6月21日(木)、総合生活科食物・福祉コース2年生「家庭看護・福祉」の授業で、「Country Sweets 優風」の店長 篠田晴美さんを講師にお招きして、地元菊川町の米粉を原料に、カップケーキを作る実習を行いました。プロの手ほどきを受けたカップケーキの出来映えは、いかがでしょうか。

また、篠田晴美さんには、夏休み中のインターンシップや、総合生活科1年生「生活産業基礎」の「働く人の声取材」でも、大変お世話になりました。
調理実習

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特別支援学校
下関南総合支援学校 マックスバリュウ 長府店
職場見学や就業体験
特別支援学校の現場実習の一環として職場体験をさせていただきました。商品の陳列や補充などを中心に、5日間指導を受けながら貴重な体験をしました。仕事の内容についてはもちろん、社会人としてのマナー、あいさつ、返事、態度なども指導していただき、サービス業で働く心構えをしっかり教えていただきました。この体験を通して自分の適性を知り、働く意義を理解し、自立心を養うことができました。今後の進路選択を考えるうえで大変有意義な実習になりました。
職場体験

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