校区内の介護老人保健施設を訪問し、介護支援専門員と理学療法士にリハビリテーションについて、器具や方法、心得などの説明を受けました。

子どもたちにとって身近なパズルやお手玉、折り紙、歌なども機能を回復するために活用されることを知りました。職員が個人によって違う心身の状態を的確に把握して、リハビリの計画を立てておられることに感動しました。

見学後、通所されている方と交流の時間をもち、子どもたちが準備した歌や合奏を聞いてもらいました。そして、お手玉や独楽、おしゃべりをして楽しんだり、肩たたきをさせてもらったりしました。

１時間程度の大変短い時間でしたが、仕事の大変さを学んだだけでなく、お年寄りの方に喜んでもらい、貴重な体験ができました。

あぶらんど萩　紫福支所の方が、本校の「ふれあい学校田活動」の際に、毎回参加してくださり、「田植え」や「稲刈り」・「脱穀」などの、準備のお手伝いや、技術の指導をしていただきました。

慣れない手つきで作業を行う子どもたちに、コツなどを優しく教えていただき、子どもたちは楽しく活動に取り組むことができました。とれた餅米は、収穫祭で一緒におもちをついておいしくいただきました。今年は豊作で、たくさんのおもちを食べることができました。

また、支援米として気仙沼の小学校に送ることができたので、子どもたちはとても感謝をしていました。

ふれあいフェスタに地域のお年寄りを招待し、音楽や複数の子どもによる朗読などの発表や一緒にゲームをして楽しみました。

また、縄ないを指導していただき、子どもたちは立派な正月のお飾りを作ることができました。その他、もちつきでも、丸め方を教わりました。

これらの交流を通して、伝統文化の大切さと難しさ、お年寄りの優しさや技術の高さを感じ取ることができたと思います。

地域の工房「風の家」へソーセージづくりの見学に行きました。

工場の方から、ソーセージができるまでの過程を説明してもらいました。かたまり肉をミンチにする機械やミンチ肉を押し出して腸詰めにする機械がありました。するすると出てくるミンチ肉を羊の腸に詰めたり、長いソーセージをくるくる回して区切っていったりする見事な手作業に、子どもたちは驚いていました。実際に機械を回す手伝いをさせてもらったところ、思ったより力がいることに気付きました。

見学後、ボイルしたソーセージを試食させてもらい、手作りのおいしさを味わうことができました。そして、安心しておいしい食品を提供するために、こだわりをもち工夫して働いておられる地域の方の熱い思いにふれることができました。

黄波戸地区の主な産業は水産業です。そこで、山口県漁業協同組合黄波戸支店に、施設見学をさせていただきました。

黄波戸地区の水産業に関するお話を聞いたり、施設を見学したりする中で、児童たちは、地元の産業を活性化するために、さまざまな人が苦労や努力をされていることに気づき、自分たちにもできることはないかと考えました。

職場見学を通して、地元で生活する一員として、改めて、地域の産業やそれに携わる人たちの仕事について考えるよい機会になったことと思います。

５・６年生を対象に、山口県漁業協同組合久津支店婦人部の御指導による魚料理教室が開かれました。

この日のメニューは、向津具港で水揚げされた魚を使い、「シラスのお吸い物」、「アジとサワラのフライ」、「エソとイカのハンバーグ」、「イカめし」、「散らし寿司」など盛りだくさんの料理を作ります。メニューごとに５グループに分かれ、その一つ一つの魚の特性や料理の仕方について丁寧に教えていただきました。また、子どもたち一人ひとりが大きなアジをまるごと１匹さばく体験もしました。６年生は２度目の体験にもかかわらず、悪戦苦闘していましたが、婦人部の方に助けていただきながら、なんとかさばくことができました。

作りたての魚料理を、婦人部の方といただきました。婦人部の方々とのふれあいも深まり、子どもたちにとって、とてもよい体験となりました。

地域の公共施設について学ぶ学習で、中央公民館を訪れ、施設の目的や使用方法等について担当者から詳しい話をうかがいました。

日ごろ、イベントや音楽会などで慣れ親しんでいる中央公民館ですが、その背景には、公民館職員の努力があることを３年生児童は感じ取っていました。また、舞台の反響板やピアノの調子を維持するために除湿器にも驚いた様子でした。

町民の生涯教育の推進のために、この中央公民館があることを児童は改めて理解したように思います。

校区内にある保育園を３年生が訪問しました。

まず、知り合うために、保育園児と一緒に踊ったり歌ったりしながら触れあいました。最初はどうしたらよいか分からずに、戸惑っている生徒もいましたが、園児たちを自然に抱っこしたり、手をつないだりしながら互いに慣れていきました。その後、園庭で園児たちと一緒に遊具で遊んだり、ボール投げをしたりするなど楽しい時間を過ごしました。

保育士の方々が常に園児たちの安全に配慮している姿や優しく時には厳しく声をかけておられる姿から、保育士の仕事のやりがいや大変さを学習する機会にもなりました。

１年生の進路指導の一環として、３学期に深川幼稚園から講師を招き、職業に関する講話会を実施しました。

来ていただいた講師には、仕事の内容、今の職業を選択した理由、必要な資格、今の職業に対する考え、働くことの生きがいや苦労、中学生に対するアドバイスなどについて話していただきました。

将来は保育士や幼稚園の教諭の職に就きたいと希望している生徒も多く、とても真剣に聞いていました。

校区内にある介護老人保健施設に５日間、職場体験を受け入れていただきました。

介護士さんからアドバイスを受けながら、介護内容の学習やその体験を行いました。食事介助や食前体操の見学を通して、体の不自由なお年寄りにとって、食事をすることがとても困難であることを実感しました。

また、車いすを押したり、一緒に体操をしたりするなかで、技術だけでなくコミュニケーションの大切さにも気づくことができました。

職場体験を行った後、この男子生徒は、将来、介護福祉士になりたいという思いを強くしています。

年間２回清光苑を訪問して、職場体験を実施しています。また、職場体験だけでなく、福賀中で継続的に取り組んでいる「神楽」を披露したりする活動も行っています。

１２月２８日（水）の訪問では、生徒が餅つきをして高齢者にプレゼントしました。

高齢者の歩くスピードに合わせて自然に寄り添う姿が多く見られました。相手の状況を理解し、思いやることの大切さを学びました。将来、福祉関係の仕事に就きたいという希望を持っている生徒は、真剣な表情で高齢者に接していました。